油空圧技術 発売日・バックナンバー

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2,300円
■特集:農業機械とフルードパワー①
○農作業で活躍するマッスルスーツ/東京理科大学・㈱イノフィス/小林 宏
空気圧式のMcKibben型人工筋肉を採用した装着型パワーアシスト装置であるマッスルスーツの仕組みや開発の歴史とともに、近年特に需要が伸びている農業分野での活用例と、その実証効果について紹介する。

○枝豆選別機における排出空気の応用/㈱ガオチャオエンジニアリング/髙橋史夫
枝豆生産現場では、調製作業効率化のため画像処理による選別機(以下、選別機)が導入されている。枝豆用として唯一精選別機と呼ばれる高い性能を持つ選別機において、電磁弁通過後の圧縮空気を不良品排出という主目的の使用以外に、空気の清浄化に使用した例を紹介する。

○農業機械用油圧機器/カヤバ㈱/田中大介
稲作用の様々な農作業系機器に用いられる油圧シリンダとそれを駆動する大掛かりな油圧システムに対し、油圧システムを一つのパッケージにまとめた電動油圧シリンダ「ミニモーションパッケージ(MMP)」採用例と、技術の概要、特長、採用メリットについて紹介する。

○土壌圧縮の低減に挑戦する農業機械用タイヤ/日本ミシュランタイヤ㈱/南 誠二・内川 勲
農業機械用タイヤの重要な役割は「土壌圧縮の低減」である。土壌の圧縮は様々な悪影響を及ぼす。低減させるためにはタイヤを適正空気圧で使用することが重要ある。本稿では、農業機械用タイヤに求められる役割や発展の軌跡、および最新技術に関して紹介する。

■特集:水素社会のフルードパワー② 
○水素計測用流量計について/㈱オーバル 小澤貴浩
エネルギーの脱炭素化は喫緊の課題であり、一刻の猶予もない。そんな中、再生可能エネルギー起源の電気を貯蔵、輸送する手段として水素が注目されている。水素は他の気体と異なり、流量測定が困難な側面を持つ。本稿では、水素計測に適した各種流量計を紹介する。

○超高圧水素ガス適合バルブ機器/㈱フジキン 平松浩司
日本と海外の水素ステーションでは、求められる規制/仕様が大きく異なる。海外水素ステーションへの製品展開を進める中での当社の取り組みを紹介する。

■製品と技術
○省エネ・静音・大流量のオイルフリー真空ポンプ/オリオン機械㈱/原 稔
非接触の高効率ロータとエアー消費量に応じた最適運転を実現する省エネ機構により、省エネ化・長寿命化・静音化に貢献する「オイルフリー真空ポンプ」を紹介する。また、大流量真空源向けに開発したインバータと台数制御の複合システム「セントラルバキュームシステム」についても紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第 8回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第 13回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧モータ

2,300円
■特集:水素社会のフルードパワー①
○燃料電池車用高圧水素ガス弁/川崎重工業㈱/鈴木 豊
当社は約20年前から燃料電池車用高圧水素ガス弁の開発を続けており、2018年には海外自動車メーカーの量産車に当社の高圧減圧弁が採用された。今回は、これまでの開発の歴史や開発における技術的な難しさなどについて紹介する。

○高圧充填を可能にする水素ホース/㈱ブリヂストン/水村 康
本稿は、燃料電池車輛へ高圧水素ガス充填に欠かすことができない、水素充填用ホースにおいて、低分子の水素ガスを82MPa×-40℃の環境下で使用するため、ホースの耐圧性能のみならず、耐低温性能、加締部強度・耐リーク性能等、今までの油圧ホースの範疇を超えた水素充填用ホース開発の事例を紹介する。

■特集:超高圧の世界②
○食品加工における高圧処理の基礎及び応用/(国研)農業・食品産業技術総合研究機構/山本和貴・中浦嘉子
食品加工では熱加工が主役を担っていたが、食品高圧加工は1990年に日本で実用化した。600MPaまでの高圧処理により、殺菌、変性、含浸等が非熱的に実現することから、高圧加工は世界に普及した。ここでは、食品高圧加工を概観する。

○高静水圧を用いた生物組織の脱細胞化と医療用材料への応用/東京医科歯科大学/岸田晶夫
ブタやウシの組織を処理して得られる脱細胞化組織は、新しい医療用素材として期待されている。本稿では脱細胞化組織についての概略と高静水圧(HHP)を用いた脱細胞化組織の作製とその特徴・機能について述べる。

○超高圧下での透明ナノセラミックス合成/愛媛大学/入舩徹男
10万気圧を越える超高圧を利用することにより、従来にない新たな物質の合成が可能である。本稿では、筆者らにより多アンビル型超高圧装置を用いて合成された、ナノ多結晶ダイヤモンド及び透明ナノセラミックスの特徴について解説する。

○超高圧合成法を用いた環境機能材料の開発/芝浦工業大学/山本文子
セラミックスを中心とする機能性材料の開発手法の一つである超高圧合成法について概観し、代表的な超高圧合成装置とそれぞれの特徴を紹介する。合わせて、数万気圧程度の超高圧を利用して得られた超伝導材料、熱電変換材料などの環境機能材料を紹介する。

○高圧処理装置の開発と事業展開/㈱東洋高圧/森川篤史
100~ 600MPaの高圧処理装置について小型実験機から生産用大型機を開発するに至った経緯を、また、装置提供に留まらず高圧処理装置を使用した少量試作や商品開発の手伝いから、高圧処理技術を活用した製品を提供するまでに至った事業展開について紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第7 回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第12回)/長谷川和三
■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計
■製品ガイド
○圧力・差圧・真空スイッチ

2,300円
■特集:フルードパワーと作動環境
○製鉄所向け油圧ショベル/日立建機日本㈱/石井基寛
製鉄所内の各作業工程で稼働する油圧ショベルは、作業内容や稼働環境に合わせた特殊仕様となっている。各作業工程の内容とともに、その工程で使用される特殊仕様の油圧ショベルについて紹介する。

○耐圧、耐ダスト・泥水性オイルシールの技術動向/NOK㈱/大塚雅也
回転運動用密封装置の代表であるオイルシールについて、過酷環境下である建設機械・農業機械に使用される耐圧、耐ダスト・泥水性オイルシールの変遷・特長を紹介する。

○世界最高基準の高性能フィルタを活用したスーパークリーンの実現/RMFジャパン㈱/明石武山
ものづくり企業の生産性・製品品質を向上させ、経済活動に寄与するだけでなく、人と地球のクリーン化にも貢献する重要な役割を担い、信頼性の高い設備システムの構築をめざした「高性能フィルタ活用によるスーパークリーン」について紹介する。

○圧縮空気清浄化フィルタと国際規格/SMC㈱/田中崇行
圧縮空気清浄化フィルタは、多様な自動化生産装置に使用され、エア機器の保全管理において重要な役割を担っている。本稿では、圧縮空気清浄化フィルタの捕集性能の測定方法について、国際規格に規定された方法に従い、実際に測定した事例について解説する。

■特集:超高圧の世界①
○六軸型マルチアンビルプレス 「圧姫」を用いたJ-PARC PLANETにおける高圧下中性子実験/(国研)日本原子力研究開発機構/服部高典
油圧技術の応用例として、中性子回折実験用に開発された六軸型マルチアンビル高温高圧発生装置「圧姫」とそれが設置されているJ-PARC 超高圧中性子回折装置PLANETを紹介する。また、それらを用いた研究例として、地球中心核の軽元素に関する研究を紹介する。

○超高圧水の活用を可能としたシール技術/㈱山本水圧工業所/福村卓巳
パイプ耐圧試験機などの如く外径シールでは超高圧を発生させる場合の最大の問題点は、肌荒れした外皮を如何にして耐久性を保ちつつシールするかに掛っている。本稿ではこれらの問題点をどのようにして克服したか例を示しながら詳しく解説する。

○高圧処理の惣菜への応用/キユーピー㈱/中本大介
惣菜の鮮度保持期間延長のため、高圧処理を活用した。高圧処理は静菌効果だけでなく、加工用途でも活用できる。当技術で消費者へ新たな価値を提供するとともに、フードロス削減等環境面へも貢献していく。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第6回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第11回)/長谷川和三

■H&P情報
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○コンプレッサ本体と関連機器

2,300円
■特集:フレッシュメンに贈る・油空圧技術者教育と技術・技能のブラッシュアップ
○巻頭言/横浜国立大学/佐藤恭一

○我が社の空気圧技術者教育/SMC㈱/勝田博行
当社ユーザー向けの空気圧技術の教育への取り組みについて、開催している講習会のコース、内容、スタイルの事例を交えて紹介する。

○空気圧技術教育の動向/㈱コガネイ/髙松信夫
空気圧機器メーカーの技術教育について分類整理するとともに、とりまく環境の変化に対応し、特にコロナ禍においても必要な技術教育をどのようにして確実に実施するかなどについて、オンライン/オフライン教育などの最近の動向を中心に紹介する。

○油空圧用シールの選定/㈱阪上製作所/藤田和久
油空圧用シールの基本特性や基礎知識を解説した上で、代表的な市場ニーズに対するシールの選定について紹介する。

○油圧技術者教育の紹介/東京計器㈱/鎌田遼祐
油圧機器は多種多様な機械装置で使用されている。しかし、「社会人になって初めて油圧装置に触れる」方も多く、学習する機会・効率に課題があるのが実情である。本稿では、その一助となるべく実施中の当社講習会「ハイドロリックスクール」を紹介する。

○産業分野における教育・人材育成/フエスト㈱/桑原秀雄・千葉康司・林 恒
油圧および空気圧技術に関連する教育部門の取り組み、FESTOの教育実習装置等、「産業分野における教育・人材育成」について紹介する。

■特集:リサイクル技術とフルードパワー
○プラスチックリサイクルの現状と将来展望/東北大学/齋藤優子・熊谷将吾・吉岡敏明
近年、海洋プラスチック問題や中国を起点とする廃プラスチック輸入規制、サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルの世界的潮流により、プラスチックリサイクルへの期待が高まっている。本稿ではプラスチック資源循環に関わる近年の国内外政策動向を概観し、プラスチックリサイクルの現状と課題、将来展望について考察した。

○浸炭部品の再利用判定手法の開発/日立建機㈱/金澤智尚
油圧部品に多用される歯車や軸受などの浸炭部品に対して、技術開発した再利用判定手法について解説する。紹介する手法は、渦流探傷法ならびにX線回折(XRD)法の組み合わせ、XRD法による部品の再利用の可否に関する判定手法の2種類である。
■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第5回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第10回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○作動油・潤滑油
2,300円
■特集:オイルの重要性②
○ショックアブソーバにおける作動油の重要性/カヤバ㈱/伊藤義浩
ショックアブソーバは、車両の乗り心地や操縦安定性に影響する重要な部品である。その中で作動油は、製品性能を表す減衰力や製品の耐久性に直結するため、その選定は様々な評価を通じて慎重に行う必要がある。本稿ではこれらについて、実例を交え解説する。

○油圧作動油に求められる基油の特性と展望/出光興産㈱/山本徹朗
油圧作動油はエンジンオイルやギヤオイル等に比べ、基油の持つ化学的・物理的特性が重要で、製品性能に直結する。油圧作動油に求められる鉱物油の特性とその特性を向上させる精製技術を紹介し、加えて基油の将来技術展望について述べる。

○潤滑油基油の種類と特徴/コスモ石油ルブリカンツ㈱/植町ゆかり
油圧作動油を始め、潤滑油の大半は基油と添加剤を混合して製造される。高性能な潤滑油を製造するには、基油、添加剤ともに多岐に渡る高度な性能が要求される。本稿では、潤滑油の基本性能を支配する基油に焦点を当て、その種類及び特徴について解説する。

○オイルフィルタとオイルクーラによる作動油の管理/大生工業㈱/関谷周之・岩見圭悟
国内唯一のオイルフィルタとオイルクーラの専門メーカーとしての立場より、作動油の清浄度管理及び油温管理方法について解説する。また、フィールドでのトラブル事例も紹介し、処置方法も含め適切なメンテナンスの重要性について述べる。

○油圧機器メーカーが作動油に要求する仕様/川崎重工業㈱/中辻 隆・中西貴之
油圧システムにおいて、作動油の選定や管理を誤ると種々のトラブルを招くことになる。本稿では、油圧システム構成油機の一つである油圧ポンプを例に挙げ、作動油に起因するトラブルを紹介するとともに、油機メーカーが作動油へ求める重要項目を紹介する。

○建設機械用油圧作動油の技術的変遷と品質規格/日立建機㈱/杉山玄六
油圧ショベルを主眼とした建設機械作動油に求められる特性と、それに至った歴史的な技術的変遷を説明するとともに、建設機械の油圧システムの故障リスクを低減する油圧作動油品質規格制定の経緯とオンファイル化、及び省エネを目的とした高粘度指数作動油について説明する。

■解説
○ずっと滑らか~潤滑油と超高分子量ポリエチレンの複合部品/福井精機工業㈱/清水一蔵
金属摩耗を低減させる全く新しい製品「CiBs(キッブス)」の技術を解説。50%以上が潤滑油で構成された材料を特殊な生産方法で部品にするため、潤滑油が必要な箇所に予め組み込める。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第4回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第9回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧ポンプ
2,200円
■特集:オイルの重要性1
○油圧作動油に用いられる添加剤/The Lubrizol Corporation/John K. Pudelski/訳:日本ルーブリゾール㈱/富松幸亮
油圧作動油に用いられている添加剤の種類、その名称、特徴、添加剤使用時の留意点等について、代表的な鉱油系亜鉛タイプ油圧作動油の組成をベースに簡潔に説明。また、厳しさを増すEU Reachに代表される化学物質管理の規制への対応の心構えを述べる。

○油圧作動油に要求される性能/エクソンモービル・ジャパン(同)/加藤郁美
潤滑油を構成する基油と油圧作動油の分類について述べ、油圧作動油の要求性能について、適正な粘度、耐摩耗性、キープクリーン性、熱・酸化安定性を中心に紹介する。

○難燃性作動油の特性と保守管理/日本クエーカー・ケミカル㈱/武田健吾
当社は潤滑性、安全性に優れる難燃性作動油として、世界に先駆けて合成脂肪酸エステル系油圧作動油を開発した。今回はその最新バージョンである「クィントルブリック888シリーズ」の特徴を紹介するとともに、難燃性作動油の保守管理について述べる。

○作動油・潤滑油の清浄度管理/日本ポール㈱/難波竹已
流体清浄度は油圧・潤滑機器の信頼性に影響し、システム障害の予兆は流体清浄度の変化として現れる。したがって、油圧・潤滑機器の信頼性向上には流体清浄度管理が重要である。本稿では、管理基準の設定から清浄度測定までの流れを紹介する。

○オイルの性能を維持するために必要な対策/RMFジャパン㈱/柿下孝太
生産設備におけるメンテナンスコストの低減、企業価値の向上に貢献できる、オイルの汚染メカニズムの一つである侵入に焦点を当て、その有効な対策としてのドライヤー付エアブリーザを紹介する。

○油圧装置を長期安定稼働させるための潤滑油管理/三愛石油㈱/服部健哉
油圧装置の長期的な安定稼働のための潤滑油管理について、潤滑油の性能のほか、オイルフィルターなど潤滑油の品質を維持するための要素について解説する。

■特集:フルードパワーの省エネルギー化技術の動向2
○油圧システムの省エネルギー化/川崎重工業㈱/小川恭右
油圧ポンプを回転数制御する「エコサーボ」と、新たに開発した一体型省エネ油圧ユニット「エコサーボパッケージ(ライト・アヴァント)」の特長について解説する。適応事例として、エコサーボパッケージや電力回生を用いた省エネ事例を紹介する。

○見える化による空気圧システムの効率改善/CKD㈱/近藤健元
空気圧システムの動力源であるコンプレッサは工場の使用電力の多くを占めているが、工場の稼働状況に応じた運用により大きな省エネルギー効果が得られる。今回コンプレッサ室の見える化による空気圧システムの効率改善について当社事例を交えて紹介する。

○電界共役流体を用いた液冷システムによる省エネルギー化の可能性/足利大学/桜井康雄
機能性流体の一種である電界共役流体を利用し、パソコンのCPUとLED野菜・植物育成ライトの冷却システムを液冷化したシステムを試作した結果を紹介する。このシステムはファンレスシステムであり、システムの省エネルギー化に寄与している。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第3回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第8回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧シリンダ
 
2,200円
■特集:フルードパワーの省エネルギー化技術の動向①
○SDGsにおける油圧機器の役割と課題/ダイキン工業㈱/河田健一
「SDGs(持続可能な開発目標)」が目指す社会の実現に向け、 生産性、コストダウンを最優先に改善に取り組んできた製造業は、もう一つの大きな課題を突き付けられている。本稿では、SDGsにおいて油圧機器の解決すべき課題と当社の取り組みについて紹介する。

○コンパクト・省エネ・低騒音・一体型油圧ユニット/ボッシュ・レックスロス㈱/進藤 健
サイトロボックスは、サーボモータ駆動による油圧ポンプ可変速ドライブシステムを行う一体型コンパクト、省エネ、低騒音油圧ユニットである。設置面積わずか0.54m2の省スペースながら最大流量160L/min、最高圧力31.5MPa、30kw動力仕様を有する。IoTに活用頂ける各種センサーを用意したIoT Readyシステムである。

○低炭素化社会に向けた油圧コンポーネントメーカーとしての取り組み/油研工業㈱/三枝直人
昨今、低炭素化社会の実現に向けて様々な取組みが推し進められている。油圧要素機器が低炭素化社会に対してどのように貢献できるか、当社製品を例に挙げながら紹介する。

○省エネルギーを追求したソレノイドバルブ/㈱不二越/角谷圭太
近年、世界的にあらゆる分野でエネルギー効率の改善による省エネルギー化が求められている。当社では、従来品の最高使用圧力・最大流量はそのままに、消費電力を大幅に低減した、ウエット形ソレノイドバルブ「SS/SA-G01-40デザイン」を開発した。ユーザーの設備の省エネ・コスト削減に貢献する。

○ピーク圧を利用したエアブロー/SMC㈱/佐々木博章
様々なところで使用され、工場の空気消費量の約40%以上を占めるといわれている。本稿では、エアブロー効率化の新しい手法として、ピーク圧を利用したエアブローと、その代表製品であるインパクトブローガン・インパクトブローバルブについて紹介する。

○重力方向に移動する搬送システムにおける電気駆動、及び空気圧駆動の消費エネルギーの比較/九州工業大学/肥後 寛・田中和博
エアブローはエアブローガンや設備の清掃など本研究では、空気圧及び電動システム、それぞれの重力方向に往復駆動する際の消費エネルギーを測定し、比較を行った。また、空気圧システムを構成する各要素の消費エネルギーの状況、空気圧システムのエネルギー消費の改善方法について提案する。

○磁気粘性流体の流動特性の省エネ制御/横浜国立大学/佐藤恭一
磁気粘性流体自体の流動粘性制御の省エネルギー化に焦点を当て、磁気粘性流体にかかる磁界の強さを省エネで任意に制御する永久磁石・電磁石併用ハイブリッド界磁機構、および電磁石を用いずに永久磁石だけで制御する非電磁式界磁機構を解説する。

■特集:油空圧ロボットとアクチュエータ②
○空気圧人工筋肉を用いた生物型のソフトロボットの実用化へ/中央大学/中村太郎
一般的な空気圧人工筋肉より大きな力を出力することができる軸方向繊維強化型人工筋肉の紹介と、これを応用したミミズ型ロボットや蠕動運動型ポンプの開発状況、およびその実用化への応用例について解説する。

○油圧人工筋/㈱ブリヂストン 大野信吾
McKibben型ゴム人工筋の特徴を解説し、新たな取り組みである油圧駆動ゴム人工筋の基本特性について紹介する。また、収縮型のゴム人工筋をベースとした油圧駆動の湾曲型ゴム人工筋についても構造、および基本特性について紹介する。

■製品と技術
○電磁比例弁用小型多機能デジタルコントロールアンプERD-20/㈱不二越/丸山 章
近年の油圧機器の自動化、IoT化の対応の要求を受けて、当社では産業用ネットワーク EtherNet/IPTMに対応した電磁比例弁用の小型多機能デジタルコントロールアンプERD-20を商品化した。その特徴について紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第2回/西海孝夫
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第7回)/長谷川和三

■H&P情報
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧シリンダ

2,200円
■特集:油空圧ロボットとアクチュエータ①
○2足ヒューマノイド向け油圧直接駆動システムの開発/㈱日立製作所/清水自由理
2足ヒューマノイドロボット向けに開発した油圧直接駆動システムと、2足機構の構造的・運動的な特徴に着目して考案した連動回路について解説し、歩行シミュレーションによる既存の機械駆動システムとのモータ出力の比較事例を紹介する。

○油圧アクチュエータ開発とロボットへの応用/東京工業大学/髙倉隆大・馮 雲皓・木口皓介・難波江裕之・鈴森康一
著者らの研究室で開発された3種類のロボット(油圧駆動4脚ロボット“タフランナー”、7軸油圧ロボットアーム、油圧人工筋肉を用いたパワーソフトロボット)について、使用されたアクチュエータおよびロボットの構成について解説する。

○空気圧人工筋肉/㈱コガネイ/山内武志
Pneumuscle(ニューマッスル)のブランドで展開する空気圧人工筋肉について、その基本原理と応用展開例を紹介するとともに、空気圧人工筋肉の制御を簡便に行うことができるコントローラ「PMCシリーズ」をあわせて紹介する。

○空気圧駆動型細径配管内点検ロボットの開発/(国研)産業技術総合研究所/山本知生
配管内の点検作業においてロボットを用いた省力化が期待されているが、細い配管内はロボットにとって未だチャレンジングな環境である。本稿では、柔軟材料を活用した新しい運動生成手法に基づく細径配管内点検ロボットについて、その動作原理や運動生成手法を中心に紹介する。

■特集:フルードパワーのシミュレーション技術②
○ジャーナル軸受設計におけるフロントローディング/サイバネットシステム㈱/三浦孝広
設計初期段階において、より俯瞰的に課題を発見して設計後工程での手戻りを少なくするため、3D-CADやCAEを取り入れたフロントローディングと呼ばれる手法がある。本稿では、3D-CADと連携したジャーナル軸受解析ツールを利用した軸受設計フロントローディングを紹介する。

○フルードパワーのシミュレーション技術/㈱JSOL/成田一行
電磁弁の応答性には、鉄心の磁気的非線形性、渦電流、残留磁化、制御/流体負荷/機構系などが複雑に絡み合っている。電磁界解析を中心としたシステムレベルシミュレーションで現象を解明することができる。また、応答性向上を目的とした多目的最適化による設計案導出の事例を紹介する。

○シミュレーションによるポンプのガス溶解ダイナミクス影響の考察/Siemens Digital Industries Software/Francesca Furuno体積要素内の圧力ピークとステータリングに加えられる力の観点から、溶解時間、液体が飽和状態になるまでガスを吸収する時間、そして容積式ベーンポンプの動作に与える影響についてSimcenter.Amesim.softwareのシミュレーションアプローチを用いて理論から実例までその影響を考察する。

○空気圧システムの機器選定プログラム/SMC㈱/楊 春明
当社が開発した設計支援ツールの中で、空気圧システムの代表的なものとして、シリンダ駆動システム選定プログラム、真空吸着搬送システム選定プログラムおよびエアブローシステム選定プログラムについて、主な機能、計算方法および計算例を紹介する。

■解説
○気体および液体粘度の単一マイクロ流路測定/(国研)物質・材料研究機構/柴 弘太
粘度は流体が有する代表的な特性の一つであり、粘度を測定することで流体を識別することも可能である。気体と液体の一方の粘度を測定するための技術は多数存在するが、一般に気体と液体とではその性質に著しい差があり、それゆえに両者の粘度は大きく異なる。こうした理由から、単一の方法で気体と液体の両方の粘度を測定することは困難である。本稿では、我々が開発した、気体・液体に関わらず任意の流体の粘度を測定するための簡便な手法について紹介する。

■連載
○イチから学ぶ油圧のメカニズム 第1回/西海孝夫
○機械技術者の晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第6回)/長谷川和三

■H&P情報
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧バルブ
2,200円
■特集:フルードパワーのシミュレーション技術①
○粒子法による鋳造過程シミュレーション/富士通㈱/諏訪多聞・風間正喜
COLMINA CAE粒子法鋳造解析は粒子法の一つであるSPH法を用いたシミュレータである。本稿では、粒子法の特徴を活かし、鋳造過程における溶融金属の流動挙動や気泡の巻き込み、表面酸化膜のモデル化などを扱った計算事例を紹介する。

○油空圧分野向け流体CAEソリューション/サイバネットシステム㈱/津田俊幸・森 正明
近年、DXのキーワードを頻繁に耳にするように、油空圧分野でも高度なCAE解析のニーズがより高まっている。本稿では、Ansys CFDを中心とした油空圧分野における流体解析事例や流体構造連成解析事例、およびシステム全体を想定したシステムシミュレーションの事例について紹介する。

○シミュレーションからデジタルツインへ/MathWorks Japan 遠山 巧
油空圧機器開発におけるシミュレーションを用いたMATLABの統合開発環境、モデルベースデザインによるソフトウェア開発から、そのモデルを流用したデジタルツインによるIoTと連携した予知保全・最適化アルゴリズム開発ワークフローについて紹介する。

○粉体解析ソフトウェア/プロメテック・ソフトウェア㈱/山井三亀夫
粉体のハンドリングには、付着・凝集、固結、閉塞、偏析、粉塵、帯電、摩耗などのトラブルがある。トラブル解決の際の試行錯誤を低減するため、粉体シミュレーション技術の活用の期待は非常に高い。本稿では、粉体解析ソフトウェア「Granuleworks」、流体解析ソフトウェア『Particleworks』の概要を解説し、代表的事例を紹介する。

○バルブ産業のDXを加速するCAE/CFD/エムエスシーソフトウェア㈱/金井孝訓
バルブ産業はパラダイムシフトを迎えており、急激な変化を伴うDXに対応する必要がある。意思決定を加速し付加価値の高い成果を持続的に創出する価値創造プロセスの確立が求められるなか、デジタルツインやAIなどの新技術を組み合わせたデジタル革新についてCAEからのアプローチを紹介する。

■特集:産業用オープンネットワーク②
○オープンネットワークMECHATROLINK/MECHATROLINK協会/鎌田秀朗
近年、FA装置に使用されるコンポーネント製品の高度化に伴い、FA装置内における各種フィールドネットワークの採用率は、ますます増加している。本稿では、モーションコントロールに適したオープンネットワーク“MECHATROLINK”の概略、および新規格MECHATROLINK-4について紹介する。

○異メーカー・異機種間通信を実現する産業用オープンネットワークFL-net/(一社)日本電機工業会/本田裕次郎
FL-netは、異メーカー・異機種間の接続で一般的なイーサネットをベースにしたフレキシブルでオープンな産業用コントローラ間ネットワークである。FL-netの特長および仕様、適用事例や今後の取り組みなどについて紹介する。

○IO-Linkを用いた製品/SMC㈱/瀬尾 誠
IO-Linkは国際標準規格IEC61131-9で規定されたオープンな通信インターフェースである。IOLinkを用いた製品の具体例として対応機器を紹介する。

○デジタル電空レギュレータ/CKD㈱/長崎 功
電空レギュレータは発売以来、生産設備の多機能化・自動化・省力化に貢献してきた。その中でもデジタル電空レギュレータは多機能に特化しており、最近ではIO-Link通信の追加対応と同時に予知保全などに繋がる機能の追加を行うことで、市場要求として声の大きいIoT化への対応を行ったことについて紹介する。

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油圧バルブ
2,200円
■特集:産業用オープンネットワーク①
○「ものづくり」を支え将来も見据えて進化し続ける“EtherNet/IP”/ODVA TAG Japan/今井敬祐
産業用オープンネットワークとしてグローバルで高いシェアを獲得している“EtherNet/IP”の特長、そのベースとなるCIPネットワークの歴史や現状を解説し、油空圧システムから電動アクチュエータへの代替え事例を紹介する。

○PROFIBUS・PROFINETの動向/(特非)日本プロフィバス協会/元吉伸一
工場の中で稼働する制御機器とさまざまな現場機器を相互接続し、現場のデータ・情報をより使いやすい形で収集し、工場の生産性を上げるためのオープンフィールドバス・PROFIBUSと産業用Ethernet・PROFINET、およびその普及団体のPROFIBUS & PROFINET Internationalについて説明する。

○IO-Link~インダストリー4.0の実現に貢献/IO-Linkコミュニティ ジャパン/若命敬一
インダストリー 4.0で要求される相互接続とデータ活用を現場のセンサ、アクチュエータに対し可能とするデジタル通信技術、IO-Link。既存の配線、メディアの活用で効果的な導入が可能。産業用イーサーネット上のリモートIOターミナルから接続されるデバイスの見える化と上位クラウドレベルからのセンシングデータの活用を実現。

○EtherCATを活用するための基礎知識と拡張機能/EtherCAT Technology Group/小幡正規
EtherCATは高効率・高速通信な産業用イーサネットであり、ネットワークモデルに忠実な基本設計と、互換性を維持した将来性ある拡張機能について解説する。

○省配線フィールドバスシステム/SMC㈱/瀬尾 誠
フィールドバスの利点とオープンネットワーク化、産業用イーサネットと従来フィールドバス、末端機器にまで広かるデジタル化、無線によるフレキシブル性、機能安全対応について紹介。省配線フィールドバスシステムは時代と共に大きく変化してきている。

○ネットワーク対応ステッピングモータードライバ/オリエンタルモーター㈱/近藤大生
各種FAネットワークに対応しているバッテリレスアブソリュートセンサ搭載「αSTEP AZシリーズ」を例に、IoT化や予防保全・予知保全への対応の要求が高まる中、生産設備設計に役に立つ内容に焦点をあてて解説する。

■解説
○ミドルウェアORiN(オライン)/ORiN協議会/吉田幸重
一般にシステム構築する上では、必要な機器やソフトウェアを繋いで連携させる必要があるが、自前で“つなぐ”ことは容易ではない。また、繋ぐことが目的では無く、その先にやるべき本質があるから簡単に実現したいものである。この課題解決の一つとしてORiNを紹介する。

■製品と技術
○耐ブリスター材料 BLISTANCEのシリーズ化/㈱バルカー/西原亮平
高圧状態から急減圧が繰り返し行われる環境下で、汎用のエラストマーシール材を使用した場合、ブリスターと呼ばれる不良が発生する。当社ではブリスターの発生しづらいエラストマーシール製品を新たにBLISTANCEとしてシリーズ化したので本稿にてその特徴を紹介する。

○耐熱性アクリルゴムL6070/㈱バルカー/圖師浩文
アクリルゴムは、オイルシールやホースとして、自動車のエンジン周辺部で使用されてきたが、近年のエンジン近傍の高温環境下では仕様を満足できなくなってきている。今回、耐油性を維持したまま、耐熱性を向上させたアクリルゴムL6070を開発したので、各種特性について紹介する。

■連 載
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 (第5回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○空気圧フィルタ
2,200円
■特集:微小流量を捉える
○コリオリ式流量計の最新技術動向/EZ-Japan/黒田 誠
流体の物性や混合比率の変動に左右されない質量流量計=コリオリ式流量計の微小流量域への挑戦が製造プロセスでのゲームチェンジャーとして高く評価されている。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン製造ライン等で採用される微小流量化技術に関して解説を行う。

○微小な液体流量を高精度に測定しプロセスの品質改善・向上に貢献/アズビル㈱/千崎昌彦
近年、製造プロセスの高度化や品質要求の高まりにより、微小な流量の高精度計測が求められている。当社では、熱式MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)センサと石英ガラス管を組み合わせた最小0.1~最大50mL/minの流量を高精度に計測できる液体微小流量計形F7Mを開発、販売している。形F7Mの概要及び特徴を説明する。

○コリオリ流量計の最新の応用例/ITWジャパン㈱/荻尾卓也
Brooks Instrumentコリオリ式流量QUANTIMRシリーズは、これまで液体流量の微小計測・精密制御が求められる様々な産業において実績を残している。本稿では、その最新の応用例について、その製品概要とともに紹介する。

■特集:コンプレッサ2
○新たに進化した給油式コンプレッサとオイルフリースクロールコンプレッサ/アネスト岩田㈱/岩田洋平
当社より新たに販売した、コンパクト化し省エネ性にすぐれた給油式スクリューコンプレッサ及び、静音・低振動を極めたプレミアムモデルが更に進化したオイルフリースクロールコンプレッサの二つの製品について紹介する。

○協働用ロボット用小型コンプレッサの開発/SMC㈱/篠原一宏
協働用ロボットは圧縮空気源があるところで使用されるとは限らず、軽量・コンパクトが利点であるエア機器を使用するためにはコンプレッサが必須となる。当社では協働用ロボット搭載の小型コンプレッサの開発に着手、その状況や課題について紹介する。

○新型オイルフリースクロール空気圧縮機/㈱日立産機システム 渡部裕介
空気圧縮機のモニタリングやメンテナンス容易化のニーズに対応するため、スマートデバイス用アプリ「ベビコンモニタ」を使用することで、空気圧縮機から離れた場所でも稼働状況のモニタリングを可能とした、新型オイルフリースクロール圧縮機(1.5~30kW)を発売したので、紹介する。

○脱炭素化社会におけるコンプレッサー環境/ベコテクノロジーズ㈱/芳賀準之介
日本が脱炭素社会を宣言したことにより今後はコンプレッサーやその周辺機器にもCO 2の削減や省エネが求められてくる。そこで、エアロスを削減し、脱炭素化社会に貢献するドレントラップEKOMATについて紹介する。

○エアコンプレッサの廃熱利用/三浦工業㈱/井上陽貴
熱回収式電動エアコンプレッサで従来棄てられていた圧縮熱を高温水に変換し、高温水の使用先としてボイラシステムと組み合わせることで未利用熱を有効活用することができる。新しくバイパス弁制御を採用し、従来よりも熱回収性能を向上した新製品を紹介する。

○水潤滑インバータオイルフリーコンプレッサ/三井精機工業㈱/鎌田弘一
水潤滑式オイルフリーコンプレッサi-14000Xシリーズは、独自の圧縮機構「Zスクリュー」を極限に高め、クラス最大の吐出し空気を実現。圧縮過程で潤滑水を噴射するため、無理のない等温圧縮状態に近くなり、低速から高速域まで高効率な理想の圧縮を行ことができる。

○各社紹介
オリオン機械㈱/ヴァイサラ㈱/コベルコ・コンプレッサ㈱/CKD㈱/日機装㈱/日本エアードライヤー販売㈱/日本精器㈱/㈱フクハラ/ベコテクノロジーズ㈱/㈱前田シェルサービス

■製品と技術
○樹脂加工に特化した水溶性切削油の特徴と効果/㈱RAISER MOON 根本達広

■連載
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第4回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○油空圧用シールとパッキン
2,200円
■特集:コンプレッサ
○環境負荷低減に貢献するターボコンプレッサの製品開発/㈱IHI回転機械エンジニアリング/湯田盛仁
高効率ターボコンプレッサとしてユーザーから好評頂いているTRAシリーズ増風量機(最大約28%アップ)をリリースした。サイズをそのままに風量を増加することで、導入コストの削減と製品資源削減による環境負荷低減に貢献する製品である。増風量機の開発内容について紹介する。

○パージ不要な次世代型吸着式ドライヤ /アトラスコプコ㈱/田中幸子
脱炭素化に寄与するパージ(大気放出)ゼロの省エネ吸着式ドライヤの最新技術と概要について解説し、ヒートレス式、ヒータ式、排熱利用式などドライヤ種類別の電力消費量比較を紹介する。

○クリーンエアシステム/オリオン機械㈱
当社は、圧縮エアーの品質向上のため多彩なラインナップの製品開発・製造を行っている。オリオンクリーンエアーシステムは、省エネで用途に応じたクリーンエアーの供給からドレン処理までの一貫したシステム。その中の代表的な製品を紹介する。

○エンジニアリング&コンサルティング/ケーザー・コンプレッサー㈱/三浦孝夫
当社の基幹事業はスクリュコンプレッサーの製造販売である。近年は、コンプレッサーの持つ性能を最大限に引き出すためのソリューション提供にまで事業の領域を拡大した。本稿では、事業ドメインに着目し当社の提供できるソリューションを紹介する。

○IoTシステムの新画面概要/コベルコ・コンプレッサ㈱/森 雄大・瀧野康浩
当社製品の汎用空気圧縮機向けIoTシステムKobelink(コベリンク)では、この度2021年7月にユーザーの使いやすさ・見やすさを追求した大幅な画面刷新と新機能の追加を行ったので、その概要について紹介する。

○圧縮空気の高品質化とサイクロン式気水分離器によるエアトラブル改善/㈱セイロアジアネット/岡 俊彦
近年、圧縮空気を動力源とする工作機械や装置等は高品質なエアを必要とするが、製造現場ではまだまだ水分・油分・粉塵等のエアトラブルも多い。本稿では、サイクロン技術を応用した気水分離器を中心にその効果や使用用途を事例とともに紹介する。

○内部ヒーター式ドライヤーで脱炭素社会に貢献/日機装㈱/飯塚友紀
内部ヒーター式ドライヤーDEAシリーズ。ヒートレスドライヤーや外部ヒーター式ドライヤーと比べ、圧倒的に省エネとなり、脱炭素社会に貢献する。

○無給油式スクリュー圧縮機の開発と製品化/㈱日立産機システム/矢部利明
省エネルギー化に加え、近年では稼働状況の見える化や稼働データの活用による効率の良い保守が求められている。今回、省エネルギー性能の向上、クラウド監視「FitLive サービス」の機能強化を図ったオイルフリースクリュー圧縮機DSP Gシリーズ(出力22 ~ 37、90 ~ 120kW)を発売した。

○オイル・バスターでミスト除去と電力省エネ/㈱フクハラ/清野祐一
「オイル・バスター」と「給油式エアコンプレッサ」によるオイルミストの除去と電力削減、および日本が推し進める「2050年までに温室効果ガスをゼロにするカーボンニュートラル(=脱炭素)」への実現について紹介する。

○各社紹介
㈱IHI回転機械エンジニアリング/㈱日立産機システム/アトラスコプコ㈱/北越工業㈱/アネスト岩田㈱/三浦工業㈱/ケーザー・コンプレッサー㈱/三井精機工業㈱/東亜潜水機㈱/㈱明治機械製作所/東芝産業機器システム㈱

■連載
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備(第3回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○潤滑管理機器

2,200円
■特集:安定感を追及するフルードパワー
○極微低速域高減衰ショックアブソーバの開発/KYB㈱/安井 剛
ショックアブソーバの作動速度が極めて遅く作動油流量が微小である領域では油圧力を発生することが困難であった。本技術はこの領域で油圧力を発生させ、コントロールする技術である。これにより、自動車の良路走行時の乗心地を向上することができる。

○耐圧金属ベローズ使用の小型車両用空気ばね/横浜国立大学/新堀武儀・佐藤恭一
金属ベローズに粘弾性リングを装着し、気密で大変位と耐圧性を兼ね備えた耐圧ベローズを開発した。耐圧ベローズを使用した機器の試作と試験結果、省エネルギで制御性の良い気密システムとその利用よる車両姿勢制御装置を開発試作したので紹介する。

■特集:油圧ポンプの基礎と実用
○〔総論〕油圧ポンプの基礎(種類と制御法)/油研工業㈱/安田義成
動力発生源である油圧ポンプの種類と作動原理の概略について解説する。また、省エネルギーの観点から利用分野を広げている可変容量形ポンプ(特に斜板式ピストンポンプを例に)の各種制御方式についても簡単に紹介する。

○建設機械用ピストンポンプ/KYB㈱/松浦明夫
ミニショベル用斜板式ピストンポンプにて採用されている主なポンプ制御システムの概要と、近年の省エネや操作性向上の要望に対するポンプ制御技術の高機能化への取り組みについて、当社ポンプでの実例を踏まえて一例を紹介する。

○定容量形ベーンポンプの基礎/東京計器㈱/古賀裕武
定容量形ベーンポンプは、射出成形機・ダイカスト機械・鉄鋼設備機械・工作機械・車両機械と幅広い分野で使用されているポンプである。本稿では、定容量形ベーンポンプの構造、作動原理、容積効率低下・騒音・振動対策について紹介する。

○制御性に優れた高圧内接ギヤポンプ/住友精密工業㈱/大西孝明
新たに開発した内接ギヤポンプであるQSポンプについて紹介する。QSポンプでは、低騒音・低脈動及び優れた耐久性に加え、小型・軽量化を実現した。また、制御性にも優れ、サーボモータ等を用いた可変速運転により省エネルギー性に優れた運用も可能とした。

○外接ギヤポンプ/KYB㈱/杉本香織
外接ギヤポンプは最もポピュラーな油圧源として、様々な分野で使われている。本稿では、代表的なギヤポンプの基本原理・構造・特徴と、ギヤポンプの特性で重要視されている低脈動化・低騒音化の活動経緯及び手法について紹介する。

○油圧駆動システムの変遷と回転数制御ポンプ/油研工業㈱/寺沢達士
近年社会的要求の高い省エネ化技術の視点で、油圧機器、システムにおける駆動方式の変遷を紹介するとともに、省エネ形油圧駆動システムならびに各種産業分野におけるニーズと対応する油圧技術動向などについて紹介する。

○回転数制御システムとポンプ/東京計器㈱/榊原大祐
近年、油圧装置では省エネルギ対策が急務とされており、回転数制御システムが広く採用されている。回転数制御システムとはモータの回転数で油圧ポンプの圧力と流量を制御するシステムである。本稿では、回転数制御システムの構成と適用例を紹介する。

○斜板形アキシャルピストンポンプ/川崎重工業㈱/中西貴之
建設機械をはじめとする用途で使用される斜板型アキシャルピストンポンプへの要求仕様は、脱炭素化や自動化等の流れを受け、より高度化している。本稿では、斜板ポンプの特長や作動原理を説明するとともに、最新の市場要求事項に対する当社の取り組みを紹介する。

■連載
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 (第2回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計

■製品ガイド
○油圧モータ

2,200円
■特集:生分解性作動油
○環境対応型油圧作動油/松村石油㈱/石田 宗一郎
当社では環境対応型油圧作動油として、生分解性・水可溶性油圧作動油「バーレルハイドロリックオイル BIO-46W」販売しており、本製品の特徴・各種性能を紹介するとともに、使用上の注意点についての説明を行う。

○生分解性作動油に使用するゴムシール材の選定指針/㈱バルカー/鈴木 憲
現在様々な機器に用いられている潤滑油は鉱物油系が主であるが、世界的な環境配慮により、今後、環境配慮型難燃性作動油である生分解性作動油が、鉱物油系作動油から置き換わる可能性が指摘される。生分解性作動油の使用を検討する場合、シールメーカーとして、従来使用されてきたNBR系シール材が、問題なく使用できるかを検証する必要がある。脂肪酸エステル系の生分解性潤滑油について、クィントルブリック822-300J、クイントルブリック888-46を選定し、NBRとの適合性を調査し、結果を解説する。

■製品と技術
○セミアブソリュート型ストロークセンサ付き油圧シリンダ/KYB㈱/永井勇冴
昨今、油圧機器や輸送機器に使用される油圧アクチュエータや油圧ダンパの電動化が進んでいる。油圧機器は振動、温度範囲など、厳しい環境下で使用されることが多いため、アブソリュート出力は油圧機器の制御において必須機能として求められる。ストローク量の絶対値の基準点を検出可能な磁気スケールを採用し、磁気スケール方式でありながらストローク量のアブソリュート出力が可能なストロークセンシングシリンダを開発した。

○ダム・水門用油圧装置の設計指針と高付加価値の採用/油研工業㈱/大塚宏行
ダム・水門用油圧装置の設計指針を紹介する。基本的な内容を理解・反映し、最適な提案し、安全を考慮した設計指針と、高付加価値製品を使用した油圧装置、その事例も合わせて紹介する。

○EMSのためのクランプオン超音波流量計/関西電力㈱/西口博史
ビルや工場でのガスエネルギー消費の管理のために、ガス管を加工することなくガス消費量を計測できる流量計があると便利である。このため、低圧都市ガス用のクランプオン超音波流量計の開発を目指しており、その研究状況について紹介する。

○水とテクノロジーの可能性に挑戦/㈱キナン/土田 徹
「アイ・ゼッター」は、公害対策の振動杭打機との併用および無振動杭打工法である油圧圧入機との併用により貫入不可能と言われたN値30以上の地盤に杭を容易に打ち込む。様々な機種を揃え、多様な現場に対応。本稿では、現場事例や最新モデル「VⅢ」について紹介する。

○ミニショベル搭載用大割用油圧圧砕機/古河ロックドリル㈱/小六陽一
当社は、解体市場向けに、油圧ショベルのアタッチメント製品である油圧圧砕機『Vシリーズ』として異なる機能をもった4タイプの製品を市場投入してきた。本稿では、当社の豊富な経験と技術力の結集によりミニショベル搭載用大割用油圧圧砕機を開発したので紹介する。

○省エネ支援システム/三菱電機㈱/中山大輔
当社のAI技術Maisartを搭載し、エネルギーロス抽出やエネルギーロス要因診断により省エネ活動のPDCAをトータルサポートする省エネ分析・診断アプリケーションの販売を開始した。本稿では、ユーザーの要望や市場の課題から開発したEcoAdviser省エネ分析・診断アプリケーションについて主に紹介する。

■連載
○機械技術者が晩年を楽しく生きる為の中年からの準備 (第 1回)/長谷川和三

■H&P情報
○油空圧機器出荷統計
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○圧力・差圧・真空スイッチ

2,200円
■特集:新素材・機能材料の適用事例
○セルロースナノファイバーを原料とするセルロース単繊維の高強度・高靭性化/東北大学/高奈秀匡
カーボンニュートラル材料であり、環境適合型材料として注目を集めるセルロースナノファイバー(CNF)に対し、交流電場と伸長流動場を組み合わせた革新的配向制御法を開発した。本手法により、従来法で不可能であったCNF配向度の飛躍的な向上に成功し、セルロース単繊維の高強度・高靭性化を実現した。

○鋳鉄と同等の高強度でアルミ並みの軽さを実現/アドバンスコンポジット㈱/佐々木英人
当社は高圧鋳造をキーテクノロジーにアルミニウム基複合材を市販している。鋳鉄(FC250)と同等の引張強度とヤング率を有し、アルミニウム並みの軽さの「AC-Albolon」を紹介する。当材料は切削性、放電加工性も良く、振動減衰性も鋳鉄並みに良好である。

○示温材料による温度の可視化/㈱十川ゴム/角田卓也
示温材料は、温度によって色調が変わる材料であり、危険を予知し、安全性を向上させる要素技術として効果を発揮する。本稿では、示温材料とその性能を利用した製品と特長を紹介する。

■特集:フルードパワーで活躍する清浄度管理機器
○高性能フラッシング・フィルタカート(ボーダブル)/RMFジャパン㈱
当社が開発した、VARIPURE/高性能フラッシング・フィルタカートは、コンパクト、ポータブルユニットでありながら、大流量(可変式)、かつ高効率(高精度)の濾過技術を実現した。さらにエレメントのDHC(コンタミ補足容量)も大きく、ランニングコストにも大きく貢献する。

○品質管理としての粘度・密度、および動粘度測定/㈱アントンパール・ジャパン/大竹秀幸
本稿では、石油製品等の品質管理における常設機器としての粘度、密度、動粘度測定の課題および代替案としての測定技術を紹介しながら、その優位性と今後の展望を紹介する。

○作動油の清浄度を数値化して品質管理を行い安心、安全なものづくりを実現/ジャパンマシナリー㈱/大室光輝
本稿では、作動油や洗浄層などの液体の清浄度を数値化する計測器「PAMAS社パーティクルカウンター」を紹介する。業界問わず注目されている製品で、世界標準の規格で清浄度管理が可能。

○メンテナンスフリーを目指したラインフィルタ“勝手にろ過”/大生工業㈱/岩見圭悟
オイルフィルタは、油圧装置の安定稼働とトラブル防止に必要不可欠な機器である。技術の発展によってメンテナンスフリー化が進んでいる昨今でフィルタエレメントの交換、洗浄は人の手の介在に頼らざるを得ない作業である。本稿では、オイルフィルタのメンテナンスフリーを目指した“オートドライブフィルタ”について紹介する。

○清浄度管理に欠かせない清浄度分析機器/日本ポール㈱/難波竹已
流体清浄度は油圧・潤滑機器の信頼性に影響し、システム障害の予兆は流体清浄度の変化として現れる。したがって、油圧・潤滑機器の信頼性向上には流体清浄度管理が重要であり、そのためには流体清浄度を継続的に測定しなければならない。流体の清浄度測定には自動粒子計数器が用いられるのが一般的だが、濁った流体や気泡、水滴が流体中に存在する場合は自動粒子計数器では正確な流体清浄度測定が出来ない。本稿では、そのような流体の清浄度を分析できる流体清浄度モニターを紹介する。

○パーティクルカウンターを用いた作動油・潤滑油の清浄度管理/ベックマン・コールター㈱/阿部将人
作動油・潤滑油の清浄度管理の重要ポイントであるコンタミネーション(ゴミ・異物)と水分の管理・モニタリングは、最新のパーティクルカウンターを用いることで簡便に計測が可能となった。その新機能の生み出すソリューションについて紹介する。

■連載
○機械設計の楽しい人生(最終回)/長谷川和三

■H&P情報
○建設機械出荷金額統計

■製品ガイド
○コンプレッサ本体と関連機器

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商品情報・内容

  • 出版社:日本工業出版
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • サイズ:B5判

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油圧技術と空気圧技術は、ともに流体のエネルギーを利用する動力伝達に関する技術です。油圧技術の本格的な導入は1950年以降で、この優れた生産性と経済性はあらゆる産業において注目され、その領域も広げてきました。空気圧技術は、経済性と機能性に優れた技術で、今日では生産ラインにおいて不可欠な技術であり、宇宙開発、海洋開発、医療、レジャー産業から工具まで幅広く利用されています。本誌は、この油圧・空気圧は勿論、電子技術、真空技術を含めた流体応用技術の専門誌として、実務面の解説、システムの設計、研究開発、機器の選定、メンテナンス、経済効率、技術資料等を提供します。対象読者は生産技術関係、設計者を中心に、開発、管理部門まで読者層の広がりがあり、30歳代を中心に安定した読者層を持っております

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