Orthopaedics(オルソペディクス) 発売日・バックナンバー

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2,420円
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Monthly Book Orthopaedics Vol22 No7
(2009年6月号)

特集/人工股関節再置換術

編集/北里大学教授 高平尚伸


<臼蓋側と大腿骨側>
再置換術の適応とタイミング・・・・・・・・・・・・・・・宮西 圭太ほか
<臼蓋側>
十字プレートを用いた再置換術の適応と手技の実際・・・・・・・田中 千晶
Impaction bone graftingとInterface bioactive bone cement(IBBC)を併用した人工股関節再置換術・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・藤田 裕
Impaction bone grafting 法を用いた再置換術の適応と手技の実際・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・片山 直行
ラージソケットを用いた再置換術の適応と手技の・・・・・・・伊藤 浩ほか
Müller RingとBurch-Schneider Reinforcement Cageの適応と手技の実際・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・近藤 宰司ほか
<大腿骨側>
同種骨を併用したステム再置換術の適応と手術手技の実際・・内山 勝文ほか
S-ROM total hip systemを用いた再置換術の適応とその手技の実際・・岡野 徹
Impaction bone grafting法を用いた再置換術の適応と手技の実際・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・兼氏 歩ほか
セメントレスロングステムを用いた再置換術の適応と手技の実際(Huckstepステム、Cannulokステム、S-LOCKステム)・・・・・・・・・・間島 直彦ほか
Cement in cement手技を用いた大腿骨側再置換術のX線学的成績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大塚 博巳ほか
2,420円
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Monthly Book Orthopaedics Vol22 No6
(2009年5月号)


特集/高齢者の腰痛診療


編集/川崎医科大学教授 三河義弘



高齢者の腰痛「診断-問診・診察のポイント」・・・・・・・・・久野木順一

高齢者の腰痛「その評価と鑑別診断(心身医学的問題も含めて)」・・・・・・・・・・・・・・・・海渡貴司ほか

高齢者の腰痛「画像診断」・・・・・・・・・・・・・・・・・・豊根知明ほか

高齢者の腰痛「高齢者に対する生活指導と運動療法」・・・・・・小西宏昭ほか

高齢者の腰痛に対する薬物療法の注意点・・・・・・・・・・・川口善治ほか

高齢者の腰痛(下肢痛を含む)「ブロック療法‐その適応と限界‐」・・佐藤勝彦

高齢者腰椎椎間板ヘルニアの病態と治療・・・・・・・・・・・松本守雄ほか

高齢者腰部脊柱管狭窄症の診断と治療‐特に手術適応とその成績について‐・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻 崇ほか

骨粗鬆症,骨粗鬆症性椎体骨折の診断と治療・・・・・・・・・・松山幸弘ほか

6,270円
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Monthly Book Orthopaedics Vol22 No5
(2009年5月増刊号)


特集/すぐに役立つ日常整形外科診療に対する私の工夫


編集/広島大学教授 越智光夫



Ⅰ.脊 椎
頚椎疾患の臨床症状‐頚部脊髄症、神経根症の責任高位診断・・・・・・・・星地亜都司

腰痛の診断・治療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・紺野 愼一

化膿性脊椎炎の診断と治療・・・・・・・・・・・・・外立 裕之ほか

腰椎疾患に対するブロック療法の実際・・・・・・・・・・・・・・・矢吹 省司

分離症の保存的・観血的治療・・・・・・・・・・・・・・西良 浩一ほか

Ⅱ.肩関節
五十肩―私の考え方と治療法―・・・・・・・・・・・・・・・・玉井 和哉

上腕骨近位端骨折・・・・・・・・・・・・・・・・飯澤 典茂ほか

腱板損傷・・・・・・・・・・・・・・・・大沢 敏久ほか

肩関節脱臼の保存的治療・・・・・・・・・・・・・・・・佐野 博高ほか

スポーツ肩・・・・・・・・・・・・・・・・・筒井 廣明

Ⅲ.肘・手
上腕骨外側上顆炎の診断と治療・・・・・・・・・・・・・・副島 修

三次元CTによる手領域の屈筋腱,伸筋腱,動脈病変の診断・・・・・・・・・・・砂川 融

TFCC損傷の診断と治療・・・・・・・・・・・・・・・中村 俊康

リウマチ肘関節の治療・・・・・・・・・・・・・・・・稲垣 克記

肘部管症候群に対する超音波診断・・・・・・・・・・・・・清水 弘之ほか
骨欠損に対する治療-人工骨・血管柄付き骨移植・・・・・・・・・・・・鈴木 修身

Ⅳ.股関節
Femoroacetabular impingement (FAI)・・・・・・・・・・・・・・・内藤 正俊

股関節の鏡視下手術について・・・・・・・・・・・・・・杉山 肇ほか

寛骨臼回転骨切り術(RAO)の工夫・・・・・・・・・・・・・・安永 裕司ほか

大腿骨頭後方回転骨切り術の私の工夫・・・・・・・・・・・・・渥美 敬

Ⅴ.形 成
皮膚欠損創に対する保存的治療―創傷被覆剤の選択、使用法―・・・・・・横田 和典

手の血管奇形の治療・・・・・・・・・・・・・・・藤田 忠義ほか

Ⅵ.腫 瘍
全国骨・軟部腫瘍登録について・・・・・・・・・・・・・・・川井 章

軟部腫瘍の吸引細胞診・・・・・・・・・・・・・・・・・・人羅 俊明

外来での転移性骨腫瘍診療要点・・・・・・・・・・・・・・・・・荒木 信人

骨巨細胞腫の診断と治療・・・・・・・・・・・・・・・武内 章彦ほか

筋肉内血管腫の新しい手術手技・・・・・・・・・・・・・・堀田 哲夫

悪性腫瘍の四肢・脊椎転移へのアプローチ・・・・・・・・・・・・杉田 孝ほか

Ⅶ.足関節
先天性内反足に対する診断と治療・・・・・・・・・・・・山本 晴康

外反母趾に対する診断と治療・・・・・・・・・・・・・・・・・井口 傑

足関節・後足部疾患に対する関節鏡視下手術・・・・・・・・・・・・・高尾 昌人

足関節靱帯損傷に対する診断と治療・・・・・・・・・・・・大饗 和憲ほか

距骨軟骨損傷に対する診断と治療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・熊井 司

変形性足関節症に対する診断と治療・・・・・・・・・・・・・林 宏治ほか

Ⅷ.膝関節
前十字靱帯損傷の診断と治療・・・・・・・・・・・・・・宗田 大

後十字靱帯損傷の診断と治療・・・・・・・・・・・・・・・・中田 研

膝蓋骨脱臼に対する診断と治療・・・・・・・・・・・・・・・・出家 正隆ほか

変形性膝関節症に対する装具療法・・・・・・・・・・・戸田 佳孝ほか

変形性膝関節症に対する手術的治療・・・・・・・・・・・・・内尾 祐司ほか

Ⅸ.その他
膠原病各疾患への整形外科的アプローチ・・・・・・・・・・・・・鈴木 修身

2,420円
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Monthly Book Orthopaedics Vol22 No4
(2009年4月号)


転倒骨折予防・診療マニュアル

編集/東京大学大学院教授 武藤芳照



転倒・骨折症例の問診のポイント‐転倒に伴う骨折と骨折に伴う転倒のメカニズムと発生要因‐・・・萩野 浩

高齢者の転倒・骨折のリスクアセスメント‐転倒しやすさ、骨折しやすさの評価‐・・・大高 洋平

高齢者の転倒・骨折予防と薬剤の関係‐問診のポイントと服薬指導の実際‐・・・小原 淳

転倒・骨折予防のための骨粗鬆症の診断と薬物治療の実際・・・・・・・・・・・・・岩本 潤

高齢者の転倒に伴う大腿骨近位部骨折治療後の再発予防・・・・・・・・・・・・松田 達男

ヒッププロテクターの適応と限界‐転倒に伴う大腿骨頸部骨折の予防のために‐・・・小池 達也

在宅高齢者の転倒・骨折予防のための運動・生活指導のポイント・・・・・・・奥泉宏康

高齢者のパーキンソン病の臨床像と転倒と骨折―整形外科医に必要な実践知識―・・・小長谷正明

高齢者の脳疾患と転倒・骨折予防‐整形外科医に必要な実践知識‐・・・・鷲見幸彦

高齢者の前立腺疾患と転倒・骨折予防‐整形外科医に必要な実践知識‐・・・赤倉功一郎

2,420円
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Monthly Book Orthopaedics Vol22 No3
(2009年3月号)

特集/手の外科基本手技

編集/麻生整形外科クリニック院長 麻生邦一


創傷処置の手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田中 克己

屈筋腱損傷の手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大井 宏之

末梢神経手術の基本手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仲尾 保志

血管の手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・普天間朝上

手関節鏡の手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安部 幸雄

骨折の経皮的手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・山中 一良

骨折の観血的手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田嶋 光

側副靱帯の手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・楢﨑 慎二ほか

腫瘍の手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・織田 崇ほか

腱鞘切開の手術手技・・・・・・・・・・・・・・・・・・・加藤 貞利ほか

2,420円
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Monthly Book Orthopaedics Vol22 No2
(2009年2月号)

外傷性頚部症候群

編集企画/福井大学教授 馬場久敏

外傷性頚部症候群の分類と臨床病態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小澤浩司ほか

外傷性頚部症候群の臨床徴候学・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田中信弘ほか

外傷性頚部症候群の画像診断・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・松本守雄ほか

外傷性頚部症候群のトリートメント・ストラテジー・・・・・・・・・・・・・小谷善久

外傷性頚部症候群の保存療法・薬物療法・・・・・・・・・・・・・・・米 和徳

外傷性頚部症候群・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・紺野愼一

外傷性頚部症候群の精神身体医学的作業療法・・・・・・・・小久保安朗ほか

外傷性頚部症候群の手術療法(前方法を中心に)・・・・・・・・村上英樹ほか

外傷性頚部症候群の手術療法(後方法を中心に)・・・・・・・・・土井田 稔

外傷性頚部症候群に対する運動器リハビリテーション・・・・・・・加藤真介

2,420円
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Monthly Book Orthopaedics Vol22 No1
(2009年1月号)
編集企画/帝京大学教授 高尾昌人

アキレス腱損傷の原因と診断・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・窪田 誠

アキレス腱皮下断裂の保存療法について―スタンダードな治療とは?・藤井唯誌ほか

新鮮アキレス腱損傷に対する小切開皮下縫合術・・・・・・・・・・・・・・・・仁木久照

新鮮アキレス腱損傷に対する超音波ガイド下経皮的縫合術・・・・・・・・・冬賀秀一ほか

新鮮アキレス腱損傷に対する観血的縫合術―術式の選択と早期スポーツ復帰―・・・吉川泰弘ほか

新鮮アキレス腱損傷に対する観血的縫合術-早期治癒のための補強法-・・・・安田稔人

新鮮アキレス腱損傷に対する保存療法VS手術療法・・・・・・・・・・・・・・・野口昌彦

新鮮アキレス腱損傷術後の後療法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・銅冶英雄ほか

陳旧性アキレス腱断裂に対する治療法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・印南 健ほか

アキレス腱損傷の治療における問題点と新しい治療法・・・・・・・・・・・・・大関 覚

2,310円
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Monthly Book Orthopaedics Vol.21 No.13
(2008年12月号)

クラブ活動における上肢障害の管理
編集企画/びわこ成蹊スポーツ大学教授 大久保 衞

肩関節(肩甲上腕関節)の外傷性脱臼、亜脱臼後の管理・・・・皆川洋至ほか

肩関節内の損傷、特にSLAP損傷の管理・・・・・・・・・・・山崎哲也

投球による肩の障害(投球障害肩)の管理・・・・・・・・・・池上博泰

インピンジメント症候群の管理・・・・・・・・・・・・・・・伊藤陽一ほか

青少年の野球肘障害‐超音波検査を用いたフィールドワークの経験から‐・・・・・・・・・・・・・・・・・渡辺千聡ほか

野球肘の保存治療と予防・・・・・・・・・・・・・・・・・・高原政利ほか

野球肘の観血的療法(適応と限界)・・・・・・・・・・・・・・松浦健司ほか

テニス肘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安藤 亮ほか

変形性肘関節症・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・辻野 昭人ほか

手根不安定症・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・矢﨑尚哉ほか

手関節周辺の腱鞘炎、腱炎・・・・・・・・・・・・・・・・・麻生 邦一

手指の関節靱帯損傷・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長尾 聡哉ほか

手指のスポーツ外傷‐突き指、骨折など・・・・・・・・・・・日高 典昭
2,310円
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Monthly Book Orthopaedics Vol.21 No.12
(2008年11月号)

前足部変形の治療
編集企画/愛媛大学教授 山本晴康

外反毋趾に対する装具療法・・・・・・・・・・・・・・・・・・内田 俊彦
足は荷重、非荷重でその形を変える。足部変形は荷重によって増大するため、非荷重の足サイズに近い靴が履ければ変形は確実におさえられる。大きすぎる靴が足に合わない靴である。

外反母趾に対する運動療法・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐本 憲宏
外反母趾に対する運動療法は母趾外転筋筋力増強を目的としており、それにより外反母趾の増悪の予防、特に若年者では変形の軽減を期待できる。そのエビデンスは母趾外転筋の表面筋電図により明らかにした。

思春期外反母趾の病態と治療・・・・・・・・・・・・・・・・・・田中 康仁思春期の外反母趾の病態と治療について、成人期とは異なる部分を中心に概説した。手術治療を考える場合、術式選択にはDMAAを考慮する必要がある。

外反母趾手術療法の予後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・奥田 龍三
Mann変法およびchevron法の短期成績はおおむね良好であり、中・長期的にもあまり変化することなく維持される。したがって、これら術式の短期成績から中期あるいは長期成績の予測が可能である。

外反母趾に伴う第2MTP関節の亜脱臼・脱臼の治療・・・・坪井 一世ほか
外反母趾に伴う第2MTP関節の亜脱臼・脱臼の病態と治療法および手術成績について記載した。術式の決定に関して、我々の考え方もあわせて述べる。

内反小趾の病態と治療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・仁木 久照
内反小趾の手術に関する文献を比較し、そのエビデンスレベルを参考にしてX線学的特徴、疼痛と胼胝の部位による術式選択のアルゴリズムを示した。

強剛母趾の治療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野口 昌彦
強剛母趾(hallux rigidus)は母趾MTP関節の変形性関節症であり、grade Ⅰ、gradeⅡに対してはcheilectomy(関節唇切除術)が非常に有効である。

Freiberg病の治療・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大関 覚
キーポイントアト

関節リウマチの足趾変形に対する切除関節形成術・・・・・・服部 宏行ほか
関節リウマチの前足部変形に対する切除関節形成術は術後経過中にある程度の矯正損失が生じるが、簡便な術式で、比較的長期にわたり安定した成績を得ることが可能であり、推奨される術式のひとつである。

関節リウマチの足趾変形に対する関節温存術式・・・・・・・・・・・大脇 肇
薬物療法の進歩に伴い関節リウマチの手術術式も見直されるべき時代になった。除痛のみでよいとした時代は終わり、機能と外観の向上を目指した関節温存術式を紹介したい。
4,510円
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Monthly Book Orthopaedics. Vol.21 No.11
上肢障害・外傷後療法マニュアル

上腕骨頚部骨折(人工骨頭)の後療法 清水 弘之ほか
後療法のポイントは,骨片の固定性にもよるが,回旋介助運動から開始し,他動前挙運動,等尺性運動,自動運動を段階的に行い,抵抗運動に移る.肩外転運動を早期に行うことは,大結節のチーズカットの危険性もあり,禁忌と考えてよい.

上腕骨頚部骨折に対する横止め髄内釘手術後療法 綿谷美佐子ほか
上腕骨頚部骨折後の後療法は,骨折型,術中の固定性,認知症の有無などにより個々の症例に応じ,適切なプログラムを計画することが大切である.

反復性肩関節脱臼(鏡視下)の後療法 望月 由ほか
反復性肩関節脱臼に対する鏡視下Bankart修復術術後の後療法について紹介した.術後3か月からスポーツに復帰し,術後6か月でコンタクトスポーツに復帰できることを目標にしている.

反復性肩関節脱臼(open Bankart-Bristow変法)の後療法 尼子 雅敏
Bankart-Bristow変法術後の高い安定性とパーフォーマンスの獲得のために後療法は重要な要素である.肩関節内外旋筋力を後療法のプログラムに生かすことで,早期に安定した肩関節機能が獲得できる.

鏡視下腱板修復術の後療法 黒川 純ほか
鏡視下腱板修復術後療法では,初期は疼痛・リスク管理に重点をおき,徐々に機能訓練を中心としたアプローチへと移行していく.腱板訓練においては棘上筋と棘下筋の停止部を考慮した訓練を行う.また,体幹・肩甲胸郭関節の固定性と動的安定性の評価・治療も重要視する必要がある.

腱板断裂(mini-open法)術後の後療法 鈴木 一秀ほか
腱板断裂の術後運動療法に対する考え方とポイントを中心に詳述した.術後運動療法は術中所見と組織の修復過程を考慮しながらリスク管理を行い,個々の症例に適した訓練を選択することが重要である.

肩鎖関節脱臼の後療法 多嶋 佳孝ほか
保存療法の場合はIII度でも三角巾固定での安静後,早期に運動療法を開始する.手術法はNeviaser変法を選択しているが,絶対適応はない.

腕神経叢麻痺の後療法 土井 一輝
腕神経叢麻痺に特異的な手術方法は,神経交叉縫合術(神経移行術)と筋肉移植術である.神経移行術における後療法は,移行する神経の元の機能を再建する機能への転換である.筋肉移植はこれに
加えて,早期他動訓練による移植筋腱の癒着予防が重要である.

肘離断性骨軟骨炎の後療法 戸祭 正喜
筆者が行っている上腕骨小頭離断性骨軟骨炎の術後後療法を紹介し,後療法のポイントと注意点について記述した.

肘部管症候群の後療法 西田 淳ほか
肘部管症候群術後の後療法として,術後3週まで肘が約80°屈曲位となるように三角巾で保持しつつ,神経の癒着制御のため1日2回,肘の最大自動屈伸運動をゆっくり行わせている.

リウマチ肘(滑膜切除)の術後成績と後療法 石井 隆雄ほか
術後1週までに屈曲角90°を目標に,できるだけ早期よりCPMなどを使用しながら肘関節可動域訓練を開始し,ある程度根気よく時間をかけてリハビリを継続することが重要である.

関節リウマチに対する人工肘関節形成術の後療法 羽生 忠正
可動域訓練は,重力下垂法で行う.患者様自身の反対の手で手首を持ってもらい,前額部に手の平を置かせ,前額から鼻そして口へと移動させる.次に肘立ての位置から伸展動作を行わせる.

スポーツによる肘関節不安定症の後療法 伊藤 恵康ほか
肘関節内側側副靱帯損傷術後のリハビリテーションの実際につき,時期,種目,強度,指導上の注意を具体的に述べた.

上腕骨外側上顆炎の後療法 新井 猛ほか
上腕骨外側上顆炎の理学療法では病期のどの時期であるかによってプログラムを組む必要がある.病期ごとに分けて理学療法の要点を記載した.

肘変形性関節症(関節授動術)の後療法 坪川 直人
肘関節授動術後の後療法ではCPMを用いた運動療法が有効である.強い他動運動は筋の緊張,異所性骨化を引き起こし満足する可動域が得られない.装具療法を用いて手術中に得られた可動域を維持することが必要である.

手指拘縮の後療法 越智 健介ほか
外傷後の手指は,容易に拘縮に陥ってしまう.手指の拘縮は治療に抵抗することが多いため,予防に勝る治療法はないことを肝に銘じ,あらゆる手段を用いて拘縮の予防に努めて頂きたい.

リウマチ性尺側偏位矯正術後の後療法 南川 義隆ほか
尺側偏位の術後には,ダイナミックスプリントを用いた矯正位での運動訓練とナイトスプリントによる矯正位の保持が重要.ソフトスプリントは術後3か月以上の装着が望ましい.

母指CM関節OAの後療法 副島 修ほか
術後の腫脹は拘縮や痛みの原因となることを,患者本人だけでなくスタッフにも認識させ,腫脹予防に努めることが重要である.

手根骨骨壊死の術後後療法について 松橋 智弥ほか
手根骨の代表的な骨壊死症であるKienböck病とPreiser病に注目し,その分類から手術療法,各々の手術法に対応した後療法について説明する.

RAによる遠位橈尺関節障害(伸筋腱断裂を含む)の後療法 松下 和彦ほか
拘縮を予防するため,Sauvé-Kapandji法では,一日に2回外固定をはずして,手・肘関節の軽い自動運動を,伸筋腱断裂合併例は減張位早期運動療法を行うことが重要である.

遠位橈尺関節障害に対する術後後療法 中村 俊康
遠位橈尺関節障害のうち,遠位橈尺関節拘縮,手関節TFCC損傷術後,Sauvé-Kapandji手術術後の後療法について述べた.遠位橈尺関節の動態を考慮し,尺骨頭の掌背可動性を意識した他動可動域訓練が重要である.

血行障害(切断指再接着を含む)の後療法 普天間朝上ほか
皮弁あるいは切断指の形態,色調,皮膚温,毛細血管の再充盈,皮弁辺縁(切断端)からの出血などから血行障害を早期に察知し直ちに処置を施すことが重要である.

舟状骨骨折の後療法 矢島 弘嗣
舟状骨骨折においてギプス固定を行った場合,固定中においてもMP関節の運動や肩,肘の自動運動が重要である.スポーツや重労働への復帰は,観血,保存療法ともX線で骨癒合が確認されてからにする.

橈骨遠位端骨折の後療法
―掌側ロッキングプレート固定術後早期運動療法を中心に― 金城 養典ほか
不安定型橈骨遠位端骨折に対して掌側ロッキングプレート固定を用いた場合,術後早期運動療法が可能になる.術直後は浮腫の軽減に努め,術後1週頃より,積極的な自動・他動運動訓練を行う.

指節骨・中手骨骨折の後療法 石黒 隆
手における骨折の治療では,MP関節の側副靱帯の短縮による伸展位拘縮,骨折部での腱との癒着および回旋変形などを防止するための早期運動療法が極めて重要である.

側副靱帯損傷(MP,PIP)の後療法 池田 和夫
隣接指とのテーピングを行い,早期に可動域訓練を開始することが重要である.MP関節では伸展拘縮を,PIP関節では屈曲拘縮を残しやすいことを認識し,必要なら早期に装具療法を行う.

腱損傷の後療法 石田 治
屈筋腱損傷の後療法には固定法のほか,Kleinert法を中心とした種々の早期運動療法が報告されている.施設によっては教科書通りの早期運動療法ができない場合があるので,施設に合った無理のない後療法を選択する必要がある.
2,310円
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Monthly Book Orthopaedics. Vol.21 No.10
肩関節に対する実践的保存療法のコツ
 
非外傷性肩関節不安定症の保存療法
―肩甲骨装具を併用した腱板・肩甲帯周囲筋強化運動の効果― 前田  智ほか
肩関節不安定症の治療はまず保存的治療が原則である.本疾患に対する肩甲骨装具を併用した運動療法について述べた.

外傷性肩関節脱臼の保存療法 皆川 洋至ほか
肩関節脱臼の治療は,脱臼時の治療(整復)と整復後の治療に分けて考える.整復後は関節支持機構損傷,特に40歳以下では下関節上腕靱帯,40歳以上では腱板の損傷に対する治療が重要となる.

肩甲骨骨折の治療 水掫 貴満
肩甲骨は特殊な形態がゆえに,骨折する部位によって様々な特徴を持っている.骨折形態の早期把握とその特徴を十分に理解し,全身状態のゆるす範囲で早期に対応していくことが重要である.

鎖骨骨折の保存療法 西村 岳洋ほか
鎖骨骨折は保存的治療が原則とされる.坐位整復法で転位を整復し,鎖骨バンドで整復位を保持する.しかし,全例に保存的治療が有効ではなく,症例によっては手術治療を選択しなければならない.

上腕骨近位端骨折の保存療法 高瀬 勝己ほか
高齢者の上腕骨近位端骨折では,高度の変形治癒が残存しても保存治療で満足すべき結果が得られる.活動性の低い症例では,転位の高度な症例でも観血的治療の選択を再考すべきである.

肩関節周囲炎の保存療法 今田 光一ほか
肩関節周囲炎の治療は,病態,病変部位の把握と治療の反応を確認しながら進めていく必要があり,いくつかの戦略を持つべきである.経過では,関節拘縮と肩手症候群を常に念頭におかなければならない.

凍結肩の保存療法 橋本  卓ほか
凍結肩に対しては関節造影によるジョイント・ディステンション,内圧が低くなる肢位での安静および鎮痛,拘縮に対する筋・関節包のストレッチングが効果的である.

五十肩と太極拳 王  文超ほか
太極拳の概要と,五十肩に対する効果を述べた.

肩石灰沈着性腱板炎の保存療法 田島 康介
石灰沈着性腱板炎の保存療法について,H2ブロッカーや体外衝撃波治療などの新しい治療も紹介し,病態や病因について詳述した.

投球障害肩の保存治療 中溝 寛之
投球障害肩に対する保存治療であるリラクセーション,可動域訓練,筋力訓練,注射療法および下肢・体幹の機能評価について解説した.
2,310円
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Monthly Book Orthopaedics. Vol.21 No.9
見逃さないための骨軟部腫瘍診断のABC
 
A.骨腫瘍

 骨腫瘍の一般知識 加谷 光規ほか
骨腫瘍を見逃さないためには,骨腫瘍の発生年齢,発生部位の特徴を理解する必要がある.典型的な画像所見を身に付けること,一度の外来診療で結論を出すのではなく,繰り返し診察することも重要である.

 骨腫瘍の可能性がある臨床所見とその対応 村田 博昭
骨腫瘍は整形外科日常診療で遭遇する機会は少ないが,診断の誤りや遅れを防ぐためには特徴的な臨床所見や病歴をおさえ,常に骨腫瘍の可能性を念頭において診療することが重要である.

 気をつける単純X線所見 羽鳥 正仁ほか
良性・悪性骨腫瘍の鑑別には,骨皮質の状態,腫瘍辺縁部の状態,骨膜反応パターン,骨外増生の有無をチェックすることが大切である.良性疾患でも悪性骨腫瘍類似の骨膜反応を呈することがある.

 気をつけるMRI所見 国定 俊之ほか
MRIは空間解像能が優れており,骨腫瘍の診断に有用な検査である.MRIを読影する際には,悪性骨腫瘍を示唆する特徴的なMRI所見がいくつかあり,これらに注意して読影することが重要である.

 骨腫瘍と鑑別を要する疾患 西田 佳弘
骨腫瘍類似の画像所見を呈する疾患は多い.外傷,炎症,変性など一般整形外科臨床で遭遇する疾患には腫瘍と鑑別を要するものがあるため注意を要する.


B.軟部腫瘍

 軟部腫瘍の一般知識 中  紀文
軟部腫瘍の診療において初診医の果たすべき役割は大きい.とりあえず手術してみるという態度は慎むべきである.切除した腫瘍が万一悪性であった場合は,即座に腫瘍専門施設に相談するという責務を怠ってはならない.

 臨床所見 松原 孝夫
軟部腫瘍をその組織由来を考え分類し整理することで,臨床診断をより容易にし,さらなる検査治療を的確に指示することを目的とする.

 画像診断 X線 武田  健ほか
軟部腫瘍の診断において,MRI検査が重要であるが,依然X線検査(単純X線,CT)は有用であり,腫瘍によっては特徴的な所見を呈する場合がある.本稿では症例を提示し,X線検査の意義について述べた.

 画像診断 MRI
  ―まずは良性軟部腫瘍のMRI所見をマスターしよう― 生越  章
悪性を疑わせるMRI所見とは良性と言い切れない画像所見であり,脂肪腫,ガングリオン,アテローム,血管腫などよくみる良性疾患のMRI所見をマスターすることが重要である.

 鑑別を要する病変 伊原公一郎
軟部腫瘍と鑑別を要する類似病変を診療する機会は少なくない.嚢腫,炎症,リンパ節腫脹,外傷,あるいは原因不明の腫瘍類似病変の特徴,診断・治療のポイントについて述べた.


C.転移性骨腫瘍を見逃さないために 杉原 進介ほか
骨転移を見逃さないためのポイントは,常に日常診療で中高齢者の診察時にはその存在を念頭におき,既往歴の確認と,増悪する症状の変化などがあればCTやMRIなどによる検査をいつでも追加して行う診療姿勢を保つことである.
2,310円
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Monthly Book Orthopaedics. Vol.21 No.8
成人における股関節痛の診療
 
股関節痛の診断(問診,診察) 高取 吉雄
患者の訴えが歩行あるいは股関節の動きと関連づけられれば,股関節疾患を念頭におくことになる.運動痛と主訴の類似が確認され,可動域制限を伴っていれば,股関節疾患の可能性は高い.

股関節痛の診断(画像診断) 藤井 玄二ほか
股関節痛を呈する疾患の画像診断では正常画像を熟知することが重要である.画像を定性的あるいは定量的に評価する必要がある.重要な計測値と日本人正常値について述べた.

股関節以外の疾患による股関節部痛の診断―腰椎疾患― 岡野 邦彦
整形外科外来では疼痛を主訴に来院する患者がほとんどである.罹患頻度が低い股関節の変性疾患を見逃さないためには,それが股関節由来か否かを判断できる最低限の知識と知恵を持っていなければならない.

股関節以外の疾患による股関節部痛の診断―骨盤輪疾患― 平山 光久ほか
股関節周囲の痛みを訴えPatrick testなどが陽性であった場合,股関節疾患だけを想定してしまうと骨盤輪疾患を見逃す危険性がある.骨盤負荷テスト時は必ず疼痛部位を確認しよう.

股関節以外の疾患による股関節部痛の診療―腹部内臓器疾患― 大橋 寛憲ほか
股関節領域の疼痛は,鼡径部のヘルニアでも発生しうる.股関節部痛を有していて,筋骨格系疾患が原因として見当たらない場合には,鼡径部ヘルニアの可能性を念頭において診察する必要がある.

股関節疾患由来の股関節痛の治療―変形性股関節症― 山田 治基ほか
変股症は骨・軟骨の自己修復能が期待できる疾患であるので保存療法や臼蓋形成不全に対する骨切り術により末期に進行することを防止するのが基本である.人工股関節置換術では摩耗粉による骨融解への取り組みがなされている.

特発性大腿骨頭壊死症 安永 裕司ほか
本疾患のtype C1・C2においてはその多くが骨頭圧潰を生じるため,骨頭圧潰のないstage2あるいは圧潰の小さいstage3Aの病期に関節温存手術を考慮することが望ましい.

股関節疾患由来の股関節痛の治療―急速破壊型股関節症― 森  諭史
急速破壊型股関節症は,明らかな基礎疾患のない高齢者のほぼ正常な股関節が急激に破壊される症候群で,大腿骨頭壊死症とは病態が異なる.

股関節疾患由来の股関節痛の治療
―股関節に起こる関節炎や腫瘍性疾患― 馬渡 太郎ほか
股関節痛をきたす疾患のうち,頻度は高くないが念頭においておくべき関節炎,全身性疾患,腫瘍性疾患について記載した.

人工股関節置換術後の疼痛 杉森 端三
人工股関節置換術後に生じる疼痛にはいくつかの原因があるが,それぞれに特有な症状や他覚所見また診断方法があり,早期に病態を把握し適切な対策を講じることが重要である.
2,310円
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Monthly Book Orthopaedics. Vol.21 No.7
肘関節脱臼・骨折治療マニュアル
 
外傷性肘関節脱臼の治療 田嶋  光
外傷性肘関節脱臼での脱臼型,手術適応,手術手技,殊に内・外側側副靱帯両側の修復,早期運動による拘縮予防と上肢使用の労働者,アスリートでの修復術の必要性を述べた.

治療に難渋する肘関節陳旧性脱臼・脱臼骨折,
上腕骨下端変形治癒骨折・偽関節 伊藤 恵康ほか
肘関節外傷の中で特に治療に難渋する変形治癒,偽関節症例を中心に,その手術的治療の要点を述べた.

不安定型肘関節脱臼・骨折の治療戦略
―尺骨鉤状突起骨折からみた肘複合不安定症― 稲垣 克記
尺骨鉤状突起骨折を中心に,バイオメカニクスの視点から肘関節複合骨折・脱臼に伴う肘不安定症の概念と治療原則を紹介した.

肘関節脱臼後遺障害の治療 正富  隆
脱臼後遺障害として拘縮は機能的に重大な問題であるが,愛護的リハビリテーションにより解決できる.観血的授動術の成績も安定しており,いかに異所性骨化を予防し,最小限に抑えるかが重要である.

上腕骨遠位端骨折の治療・新鮮例(AO分類C型を中心に) 今谷 潤也
上腕骨遠位端骨折のうち,関節内骨折合併型の手術的治療の原則はatraumaticな手術手技,関節面の正確な整復,強固な内固定,術後早期からのリハビリテーションである.

陳旧性上腕骨遠位端骨折の治療(成人例)
―遠位端骨折偽関節を中心に― 佐藤 和毅
成人上腕骨遠位端骨折の陳旧例,特に偽関節に対する筆者の治療法について述べる.偽関節の接合を原則とするが,高齢者で軟骨損傷が著しい例などでは人工関節置換術も選択肢になると考える.

上腕骨顆部骨折の治療 梅田 弘胤ほか
上腕骨顆部骨折では,3DCTなどを使った詳細な術前評価,適切な手術アプローチ,適切な内固定材料の使用,そして症例に応じたリハビリプロトコルのすべての要素が重要である.

橈骨頭・頚部骨折の治療 澤泉 卓哉ほか
橈骨頭・橈骨頚部骨折の治療成績は,近年開発された手術法や手術機材により飛躍的に向上した.本稿では筆者らの手術の実際を骨折型に応じて記載した.

肘頭骨折の治療―手術適応と手術のポイント 佐々木 勲ほか
最も使用頻度の高いTBWは予想外に合併症が多い.粉砕骨折は関節面の正確な整復固定と尺骨長の維持が重要である.手術で使用する内固定具は多岐にわたり,念入りな術前の準備が必要である.

Monteggiaおよび類縁骨折の治療 山中 一良
Monteggia骨折およびその類縁損傷について,分類,診断法,および新鮮例と陳旧例に対して現在行われている治療を概観する.

Essex-Lopresti骨折の治療戦略 中村 俊康
Essex-Lopresti骨折は橈骨頭骨折に遠位橈尺関節脱臼を同時に発症する前腕の脱臼骨折である.本稿ではその受傷機転,臨床症状,治療戦略について概説した.
2,310円
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Monthly Book Orthopaedics. Vol.21 No.6
腰痛に対する予防指導と運動指導
 
腰痛に対する予防的アプローチのEBM 五十嵐 環ほか
EBMの概念・手法と腰痛に対する予防的アプローチのEBMについて述べた.

腰痛とQOL―その評価法および腰痛とQOLの関係,
予防という観点もふまえて― 松平  浩ほか
慢性腰痛では除痛のみにこだわらず,患者の立場に共感しつつ活動性およびQOLを改善する術をともに探り励ます態度が,患者満足度の向上および難治性の慢性痛症への移行の予防になる.

運動器生活習慣病からみた腰痛予防 中村英一郎ほか
肥満,運動不足,喫煙という生活習慣要因は腰痛と関連する因子である.特にdisuse typeの腰痛に生活習慣要因の関与が強い.また,ダイエットと運動は肥満者の腰痛を軽減しQOLを改善する.

作業姿勢と腰痛 宮本 雅史ほか
日常生活や仕事の中で不適切な姿勢や動作,重量物の扱いなどが原因で腰痛を起こす場合があり,正しい姿勢や動作についての知識を持つことが重要である.

腰痛予防としてのストレッチング
―「腰磨き」の一環としての重要性― 山副 孝文ほか
腰痛症発症要因の一つに,不良姿勢から生じる生理的な脊柱アライメントの乱れがある.生理的脊柱アライメントを獲得するためには体幹・下肢筋の柔軟性が求められる.腰痛症予防にどのようなストレッチングを行うべきか詳述した.

腰痛予防としての筋力増強訓練 千田 益生ほか
腰痛に対する筋力強化訓練としては,Williams体操,Pheasantの体操,Active Lumbar Stabilization,アメリカ整形外科学会の体操,および日整会推奨の体操などがあり,慢性腰痛には有効性が証明されている.

腰部脊柱安定化エクササイズによる腰痛治療と再発予防 伊藤 俊一ほか
腰部脊柱安定化エクササイズの理論背景と具体的アプローチに関して概説した.腰部脊柱安定化エクササイズは,急性腰痛から慢性腰痛まで適応可能な効果的運動療法のひとつである.

腰痛予防としての腰椎伸展運動
―主としてMcKenzie法について― 豊田耕一郎
腰痛の運動療法の中でMcKenzie法は力学的作用を利用した評価・診断と治療法である.適切な方向への運動を診断し,最終可動域まで反復して動かすことで効果をあげることができる.自己マネージメント,患者教育にも有用であり,運動を継続することで腰痛の再発の予防にも効果的である.

腰痛予防としての全身調整運動(フィットネス運動) 吉川 一郎ほか
心肺機能向上を含めた運動療法が慢性腰痛の治療にも用いられ,その運動はフィットネス(Fitness)と称されている.それにはウォーキング,ジョギング,自転車こぎなどがある.

チームアプローチによる腰痛予防 矢部 嘉浩ほか
当院で行っている『腰痛クリニック』は,チームアプローチによるNBMを重要視した治療体系であり,患者自身が積極的に治療に取り組み,腰痛管理に臨むことが,再発防止につながる.
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毎号、日々の臨床に即した1つのテーマにしぼり、全ページにわたって様々な角度から解説している。一つ一つの論文に図表を多用し、多くのページを割いているため、読者の「ここまで知りたかった」という要望に応える。若手の先生方、開業の先生方から絶大な支持を受けている。

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