関節外科 発売日・バックナンバー

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2,640円
関節外科 Vol.32 No.12
●特集:線維筋痛症の病態と治療  企画・編集 小宮節郎
 introduction 小宮節郎
 線維筋痛症の歴史と現状 西岡久寿樹
 線維筋痛症の診断基準 松本美富士
 線維筋痛症と脊椎脊髄疾患の鑑別 井尻幸成ほか
 線維筋痛症と関節リウマチ・膠原病の鑑別 角田慎一郎ほか
 線維筋痛症の心理社会的ストレス 村上正人ほか
 線維筋痛症の疼痛評価−サーモグラフィーの有用性− 濱口眞輔
 線維筋痛症の最新薬物療法 行岡正雄ほか
 線維筋痛症のメンタルケア 長田賢一ほか
 小児における線維筋痛症 伊藤保彦
 線維筋痛症における免疫系異常の基礎研究 佐藤正夫ほか
 線維筋痛症とドパミンシステム 紺野愼一

■原著論文
 変形性膝関節症患者線維芽細胞の細胞外マトリックス分解酵素産生に及ぼすグルコサミンの効果 五味範浩ほか
 人工股関節置換術3次元テンプレートにおけるステム前捻角の計測 楫野良知ほか
 人工膝関節全置換術におけるpatient specific instrumentationの使用経験 樋口貴史ほか

■症例と治験
 第5腰椎椎体後方に脱出した巨大ヘルニアに対しMEDを施行した1例 斉藤洋幸ほか
2,640円
関節外科 Vol.32 No.11
●特集:脊椎鏡視下手術の現状と未来  企画・編集 吉田宗人
 introduction  吉田宗人
 内視鏡手術の特殊器具とその使用工夫-曲がりものとソノペットなど-  長谷川 徹
 migrated herniaおよびcentral herniaに対する手術  江幡重人ほか
 再発ヘルニアに対するMED手術とポイント  野村和教ほか
 腰部脊柱管狭窄症に対する手術  中川幸洋
 腰椎椎間孔狭窄に対する診断と手術  山田 宏ほか
 腰椎椎間関節嚢腫病変に対する手術  伊藤幹人
 頚椎症性神経根症(ヘルニアを含む)に対する手術  田上敦士ほか
 頚椎症性脊髄症(ヘルニアを含む)に対する手術  南出晃人
 経皮的経椎間孔,経椎弓アプローチによる椎間板ヘルニア摘出術の実際  出沢 明
 胸腔鏡下側弯症手術  江原宗平
 化膿性脊椎炎に対する内視鏡手術  伊東 学ほか

■症例と治験
 前脛骨筋ヘルニアの治療経験  福田俊嗣ほか

■原著論文
 変形性膝関節症患者に対するヒアルロン酸架橋体製剤(サイビスクディスポⓇ関節注2mL)の有効性と安全性  西池 淳ほか
5,500円
関節外科 Vol.32 10月増刊号
●特集:四肢骨折治療における問題点と対策  企画・編集 齋藤知行
 序文  齋藤知行
Ⅰ. 上肢
 高齢者上腕骨近位端骨折  中澤明尋
  保存療法
   ・保存療法の適応について
   ・保存療法をどう行うか
   ・早期運動療法が困難
   ・適応の失敗
  手術療法
   ・髄内釘固定法をどう行うか
   ・ロッキングプレート固定をどう行うか
   ・人工骨頭置換術をどう行うか

 上腕骨骨幹部骨折  岩部昌平
  保存療法
   ・橈骨神経麻痺
   ・変形治癒
   ・偽関節
   ・肩関節・肘関節拘縮
  手術療法
   ・橈骨神経麻痺
   ・感染
   ・偽関節
   ・順行性髄内釘使用時の問題-肩関節障害-
   ・逆行性髄内釘使用時の問題-挿入部の骨折-

 小児上腕骨顆上骨折  栗山幸治ほか
  保存療法
   ・転位の進行
   ・入院の長期化(牽引療法の場合)
  手術療法
   ・術前に血行障害がある
   ・コンパートメント症候群
   ・術前に神経麻痺がある
   ・術中の整復困難
   ・術中の医原性尺骨神経障害
   ・術後の循環障害
   ・術後転位
   ・術後に感染が起きた
   ・術後に異所性骨化が起きた

 上腕骨顆部骨折  星 亨
  保存療法
   ・変形性癒合や偽関節が起こった
   ・長期外固定による関節拘縮が起こった
  手術療法
   ・術前の骨折型評価が困難である
   ・誤った体位とアプローチを選択すれば,術中の整復操作や内固定に支障をきたす
   ・関節内粉砕骨折が高度な症例では整復固定がきわめて困難である
   ・高齢者上腕骨通顆骨折では,不適切な固定により偽関節になる可能性が高い
   ・AO分類Type Cは最も治療が困難で,手術手技を熟知する必要がある
   ・肘頭骨切り部のトラブルが意外と多い
   ・ときに開放骨折を合併し,不適切な治療戦略により感染を併発する
   ・高齢者では,骨質や全身状態・合併症,認知症に伴うリハビリテーション意欲の欠如などが影響し,治療成績が劣る傾向にある
   ・関節拘縮が起こった
   ・偽関節になった

 肘頭骨折  池上博泰
  保存療法
   ・手術療法を行わなかった場合のデメリット
  手術療法
   ・肘頭先端切除術は行うべきか?
   ・観血的整復固定術をどう行うか

 橈骨頭骨折  櫻井敦志
  保存療法
   ・保存療法をどう行うか
  手術療法
   ・合併損傷をどう把握するか
   ・アプローチの種類と方法
   ・骨片除去術の適応の見極め
   ・保存療法後の橈骨頭切除をどう行うか
   ・急性期の橈骨頭切除は行うべきか?
   ・骨接合術を行うにあたって
   ・骨接合材料に何を選択するか
   ・プレートの設置位置の見極め
   ・人工橈骨頭置換術をどう行うか
   ・外側側副靱帯の修復
   ・固定の破綻,偽関節,変形治癒が起こった

 前腕骨骨幹部骨折  高畑智嗣
   ・画像診断での見落としが散見される
   ・シーネ固定が安定しない
   ・整復位を維持して外固定するのが難しい
   ・小児の保存療法中に骨折部が転位する
   ・プレート固定のための骨折部への進入はどうすればよいか
   ・主骨片の整復と仮固定はどうすればよいか
   ・プレート内固定はどうすればよいか
   ・骨移植は必要か?
   ・抜釘後の再骨折を防ぐには
   ・プレート固定に適さない症例をどう治すか
   ・髄内釘手術をどうすればよいか

 橈骨遠位端骨折  坂野裕昭
  保存療法
   ・関節拘縮とCRPSが起こった
   ・骨折部や関節面の再転位が起こった
  手術療法
   ・掌側ロッキングプレート固定術の施行前に,患部の手指および手部の高度の腫脹と手指の自動運動制限が認められる
   ・掌側ロッキングプレート固定術中,ロッキングスクリューの関節内誤刺入が起きた
   ・掌側ロッキングプレートが掌側面より浮き上がっている
   ・掌側ロッキングプレートでは十分に掌側の骨折部を保持できないrimの骨折が判明した
   ・掌側ロッキングプレートの近位のスクリューが効かない
   ・ロッキングスクリューの螺子山をなめた
   ・骨折部の固定性が不十分
   ・術後,正中神経領域のしびれが持続する
   ・術後に長母指伸筋腱皮下断裂が起こった
   ・術後に長母指屈筋腱皮下断裂が起こった

 手舟状骨骨折  吉田健治
  診断
   ・正しい診断がつかない
   ・どの分類に従うか?
  保存療法
   ・保存療法で成功するか否か?
  手術療法
   ・小皮切によるスクリュー固定の適応を見極める
   ・掌側アプローチ
   ・背側アプローチ
   ・観血的骨接合術をどう行うか
   ・手術のピットフォールに陥らないためには

 手指骨折  香月憲一
  保存療法
   ・交叉指変形が起こった
   ・手指関節拘縮が起こった
   ・腱の癒着が起こった
   ・偽関節が起こった
   ・CRPSが起こった
  手術療法
   ・中手骨骨折をどう治すか
   ・基節骨骨折をどう治すか
   ・中節骨骨折をどう治すか
   ・末節骨骨折をどう治すか

Ⅱ. 下肢
 大腿骨頚部骨折  野々宮廣章
  保存療法
   ・患者・家族が手術療法を拒否し保存療法を希望
  手術療法(骨接合術-Hansson pin中心-)
   ・手術が待機手術となった!待機期間中の安静はどうすればよいか?
   ・Hansson pinですべて固定可能か?
   ・Garden分類Stage Ⅰは整復するのか?できるのか?
   ・ガイドピンが頚部内側皮質に接して挿入された
   ・若年者の転位型を固定したが骨頭壊死が心配
   ・同側の大腿骨転子下骨折が生じてしまった
   ・脆弱骨で強度短縮が心配

 大腿骨転子部骨折  井上尚美
  手術療法
   ・術前の深部静脈血栓症(deep vein thrombosis;DVT),肺塞栓症(pulmonary embolism;PE)対策
   ・ネイル挿入時の大腿骨外側転位
   ・ネイル挿入時に骨折が起こった
   ・骨頭骨片の回旋転位が生じた
   ・reversed oblique typeをどう治すか
   ・術後のラグスクリューのカットアウトが起こった
   ・骨折による再手術をどう行うか
   ・骨癒合遷延,偽関節が起こった

 大腿骨転子下骨折  正田悦朗
  保存療法
   ・内科的合併症が発生した(肺炎,尿路感染症など)
  手術療法
   ・多発外傷により全身状態が悪化した
   ・軟部組織損傷が存在した
   ・骨折線の走行がよくわからない
   ・深部静脈血栓症が起こった
   ・内固定材料に何を選択するか
   ・フラクチャーテーブルで牽引しても整復できない
   ・フラクチャーテーブルで徒手整復できない
   ・髄内釘を挿入したときに近位骨片の内反変形が残ってしまう
   ・髄腔が狭くてネイルの挿入が困難,前弯が強く長いネイルが挿入できない
   ・無理にネイルを挿入して骨折を起こした
   ・偽関節になった
   ・感染が起こった
   ・変形治癒が起こった

 大腿骨骨幹部骨折  小原 周
  保存療法
   ・短縮・屈曲・回旋転位
  手術療法
   術前
   ・成人呼吸促拍症候群(adult respiratory distress syndrome;ARDS)
   ・同側大腿骨頚部骨折の合併
   術中:髄内釘固定の際の問題点と対策
   ・整復困難
   ・偏心性リーミング
   ・髄内釘打ち込みによる医原性骨折・骨片転位
   ・骨片間の離開
   ・第3骨片の整復不良
   ・アライメント不良
   ・回旋変形
   ・同側大腿骨頚部骨折
   ・逆行性髄内釘による関節軟骨損傷
   ・脂肪塞栓症候群
   術中:プレート固定の問題点と対策
   ・大腿骨軸とプレートの軸が合わない
   術後:髄内釘固定の問題点と対策
   ・術後感染
   ・遷延治癒
   ・偽関節
   ・変形治癒
   ・compartment syndrome
   ・遠位横止めスクリューによる障害
   ・大腿骨頭壊死
   術後:創外固定の問題点と対策
   ・pin tract infection
   ・膝関節拘縮
   術後:プレート固定の問題点と対策
   ・プレート抜釘後の再骨折

 大腿骨遠位部骨折  木浪 陽ほか
  保存療法
   ・適応の見極めと合併症
  手術療法
   ・高エネルギー外傷例にどう対応するか
   ・固定法・固定材をどう選択するか
   ・TKA周囲で骨折が起こった
   ・同側インプラントのある顆部骨折が起こった
   ・術後の合併症

 脛骨プラトー骨折-関節内骨折-  徳永真巳
  保存療法
   ・5mm以上の転位を残してしまったが…
  手術療法
   ・術前の評価法だが…
   ・日常診療で1番みかける外側プラトーのAO/OTA分類41-B(local/split compression)だが…
   ・Schatzker分類Type Ⅵだけど,内側と外側のどちらから内固定するか?どこにプレートを設置するか?
   ・後外側関節面陥没の整復が今ひとつみたいだが…
   ・半月(板)損傷が合併しているが…
   ・十字靱帯損傷が合併しているが…
   ・顆間隆起骨折が合併しているが…
   ・脛骨粗面骨折が合併しているが…
   ・下肢の循環が不良である疑いがあるが…

 脛骨近位部骨折  松村福広
  保存療法
   ・遷延癒合や偽関節などの骨癒合不全が起こった
   ・膝関節拘縮が起こった
  手術療法
   ・水疱形成を伴った軟部組織の高度腫脹が起こった
   ・コンパートメント症候群が起こった
   ・髄内釘固定時に整復位不良が起こった
   ・プレート固定時の固定性が不良だった
   ・プレート固定時に縫合不全が起こった
   ・髄内釘・プレート固定時に感染が起こった
   ・髄内釘・プレート固定時に偽関節が起こった
   ・髄内釘・プレート固定時に変形治癒が起こった

 脛骨骨幹部骨折  衣笠清人
  保存療法
   ・変形治癒(短縮・角状変形・回旋変形)が起こった
   ・コンパートメント症候群が起こった
  手術療法
   ・髄内釘固定法について
   ・MIPO法について

 脛骨遠位部骨折  最上敦彦
  初期治療
   ・水疱形成を伴う重度軟部組織腫脹が起こった
   ・転位を伴う腓骨骨折が合併した
  保存療法
   ・骨折部の再転位が起こった
  手術療法
   ・状況に応じた術式(内固定材料)の選択をどう行うか
   ・整復が困難
   ・閉創が困難
   ・創壊死が起こった
   ・遷延癒合・偽関節が起こった

 足関節骨折  松井健太郎ほか
  診断
   ・外果単独骨折(AO分類44-B)の治療方針の決定
  保存療法
   ・保存療法のプロトコールと合併症
  手術療法
   ・手術合併症を増加させる要因
   ・遠位脛腓骨靱帯結合損傷の診断,治療

 踵骨骨折  林 博志ほか
  保存療法
   ・どのように保存療法を行うか
  手術療法
   ・手術療法をどう行うか
   ・変形性距骨下関節症が起こった
   ・外側インピンジメント症候群が起こった
   ・腓腹神経障害が起こった
   ・皮膚障害・感染が起こった
2,640円
関節外科 Vol.32 No.10
●特集:知る 診る 防ぐ!ロコモティブシンドローム  企画・編集 帖佐悦男
 introduction  帖佐悦男
Ⅰ. 総論
 今なぜロコモティブシンドロームが大切か  中村耕三
 ロコモティブシンドロームの定義と評価法  星野雄一ほか
 ロコモティブシンドロームの構成要素となる運動器疾患の疫学  阿久根 徹
 要支援・要介護  赤居正美
 運動器不安定症:MADS  藤野圭司
 サルコペニア  西脇祐司
 虚弱  原田 敦
Ⅱ. 各論
 ロコモの原因となる疾患①-変形性股・膝関節症-  山本謙吾ほか
 ロコモの原因となる疾患②-変形性脊椎症:腰部脊柱管狭窄・頚椎症性脊髄症など-  渡邉和之ほか
 ロコモの原因となる疾患③―骨粗鬆症性椎体骨折-  稲見 聡ほか
 ロコモの原因となる疾患④-上肢疾患-  大江隆史
 ロコモの啓発活動  泉田良一
 ロコモ予防・治療-ロコトレ・ロコモ体操-  千田益生ほか
 ロコモ予防①-高知県のある地域における対策-  石田健司ほか
 ロコモ予防②-宮崎県における対策-  渡邊信二ほか
付録
 ロコモ度テスト
2,640円
関節外科 Vol.32 No.9
●特集:肩周辺骨折の治療  企画・編集 筒井廣明
 introduction  筒井廣明
 解剖学的事項について  大宮俊宣ほか
 治療法の変遷-歴史-  三笠元彦
 鎖骨骨折(骨幹部)の診断・分類・治療方針  島村安則
 鎖骨遠位端骨折・肩鎖関節脱臼の診断・分類・治療方針  舟崎裕記ほか
 鎖骨遠位端骨折に対する鏡視下手術  高瀬勝己
 鎖骨骨折・肩鎖関節脱臼の運動療法  浅野昭裕
 上腕骨近位端骨折に対するプレート固定法-MIPO法について-  西田一也ほか
 上腕骨近位端骨折①-髄内釘固定-  井上尚美
 上腕骨近位端骨折②-All-in-One nail固定-  矢野雄一郎ほか
 上腕骨近位端骨折に対する人工骨頭置換術  末永直樹ほか
 上腕骨近位端骨折の理学療法  鵜飼建志ほか
 肩甲骨骨折①-floating shoulderの病態と治療戦略-  仲川喜之ほか
 肩甲骨骨折②-肩峰骨折・烏口突起骨折-  内山善康ほか
 肩甲骨骨折の鏡視下手術(関節窩骨折)-鏡視下手術の適応と実際-  永井 英ほか
 肩周辺骨折の鏡視下手術-どこまで可能か?-  河合伸昭ほか

■原著論文
 セメントレスカップ設置後の臼蓋骨欠損に対して行ったリーミング骨移植の生着率の検討  津田亮二ほか
2,640円
関節外科 Vol.32 No.8
●特集:人工関節周囲骨折の診断と治療  企画・編集 齋藤知行
 introduction  齋藤知行
 人工関節周囲骨折増加の背景・傾向  原田 繁
 人工肩関節周囲骨折の診断と治療  三好直樹ほか
 上腕骨近位端骨折に対する人工骨頭置換術後の上腕骨骨折の治療  中澤明尋
 人工肘関節周囲骨折の診断と治療  池上博泰
 人工肘関節置換術後のインプラント周囲骨折の治療-術前のプランニングと術中留意点-  伊藤 宣ほか
 人工肘関節置換術時の合併肘周辺骨折の対処法  持田勇一ほか
 人工膝関節周囲骨折の診断と治療①-分類と術前計画-  山川泰明ほか
 人工膝関節周囲骨折の診断と治療②-骨折型に応じた治療・顆部粉砕骨折・内固定材の選択など-  徳永真巳
 TKA後の膝蓋骨骨折の治療  山田邦雄
 UKAにおける術中・術後骨折  井上紳司ほか
 人工股関節周辺骨折の診断と治療  馬場智規ほか
 THA後のステム周辺骨折の治療-特に骨接合術について-  牧田浩行
 THA後のステム周囲骨折に対する再置換術  内山勝文ほか
 BHA・THA後の寛骨臼骨折  難波良文ほか
2,640円
関節外科 Vol.32 No.7
●特集:骨脆弱性骨折に対する手術療法の適応と実際  企画・編集 加藤博之
  introduction  加藤博之
Ⅰ.上腕骨
  上腕骨近位端粉砕骨折に対する髄内釘固定  井上尚美
  上腕骨近位端骨折に対するPHILOSを用いたプレート固定  衣笠清人
  上腕骨近位端骨折に対する人工骨頭置換術  井手淳二ほか
  上腕骨遠位端骨折に対するロッキングプレート固定  河野友祐ほか
  高齢者の上腕骨遠位端骨折に対する手術療法-ONI Elbow SystemTMを中心に-  今谷潤也
Ⅱ.橈骨遠位端
  橈骨遠位端骨折に対する積極的保存療法  高畑智嗣
  橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定  長田伝重ほか
  橈骨遠位端骨折に対するコラムコンセプトと軟骨下骨支持に基づくロッキングプレート固定法  泉山 公
  橈骨遠位端骨折に対する鏡視下手術  山崎 宏
Ⅲ.椎体
  骨粗鬆性椎体骨折に対する後方インストゥルメンテーション  川口善治ほか
  インストゥルメンテーション併用の椎体形成術  織田 格
  バルーン・カイフォプラスティー  戸川大輔ほか
  骨粗鬆性椎体圧潰に対する前方除圧固定術  井上 玄ほか
Ⅳ.大腿骨近位部
  大腿骨近位部骨折における観血的骨接合術  北原 淳
  大腿骨近位部骨折に対する人工骨頭置換術の適応と問題点  土井口祐一ほか
2,640円
関節外科 Vol.32 No.6
●特集:外来で見逃さない軟部腫瘍 企画・編集 尾﨑敏文
 introduction  尾﨑敏文
 軟部腫瘍の分類と頻度  丹沢義一ほか
 軟部腫瘍の好発年齢と発生部位  久保忠彦ほか
 軟部腫瘍の大きさ,局在,性状と良性・悪性  平賀博明
 軟部腫瘍の症状と臨床検査  石井 猛
 軟部腫瘍とX線,CT,超音波エコー  荒木信人ほか
 軟部腫瘍診療におけるMRI検査の意義  西田佳弘
 軟部腫瘍とPET  人羅俊明ほか
 軟部腫瘍生検の注意点  岡田恭司
 軟部腫瘍と分子生物学的解析の臨床応用-特に補助診断法としての有用性について-  国定俊之ほか
 軟部肉腫の手術  松本誠一ほか
 軟部腫瘍の化学療法  田仲和宏
 軟部腫瘍放射線治療における整形外科医の役割  生越 章ほか

■原著論文
 反復性膝蓋骨脱臼に対するcrosse de hockey法の長期成績  大島健史ほか
 ステロイド性大腿骨頭壊死症に対するBipolar型人工骨頭置換術-平均19.6年の成績-  市堰 徹ほか

■症例と治験
 下肢複合変形に対するdouble osteotomyの経験  重本顕史ほか
2,640円
関節外科Vol.32 No.5
●特集:頚椎症性脊髄症の最新の知見  企画・編集 野原 裕
 introduction  野原 裕
 頚椎神経根の解剖  小林亮一ほか
 脊髄圧迫の形態別応力解析  西田周泰ほか
 椎弓形成術と術後上肢麻痺ー病態の把握と予防・治療についてー  太田 敬ほか
 椎弓形成術と術後上肢麻痺ー術中運動誘発電位モニタリングー  中前稔生ほか
 椎弓形成術と術後軸性疼痛  植松義直ほか 
 深層伸筋を温存した低侵襲頚椎後方手術ー低侵襲ナビゲーション手術とskip laminoplastyー  松川啓太朗ほか
 内視鏡下頚椎後方除圧術  南出晃人
 経皮的頚椎椎弓根スクリューを用いた頚椎後方固定術  染谷幸男ほか
 片開き式と両開き式頚椎椎弓形成術の比較検討  中島宏彰ほか
 頚椎多椎間前方除圧固定術  相庭温臣ほか 
 頚椎椎弓形成術の術後除圧範囲内再狭窄による再手術例の検討  前原秀二ほか
 高齢者の頚髄症術後の生命予後  板橋泰斗ほか

■原著論文
 セメントステム使用人工股関節置換術におけるIBBCテクニックと大腿骨海綿骨化  福井清数ほか
5,500円
関節外科  Vol.32 4月増刊号

■特集:若手整形外科医のための画像診断-症例から学ぶ治療方針の立て方-  企画・編集  帖佐悦男
  序文 帖佐悦男
Ⅰ.総論  臨床に必要な画像診断の基礎
  単純X線,MRI,CT  杜若陽祐
  超音波,シンチグラフィー,PET  小林直実ほか
Ⅱ.各論  画像診断と治療方針の立て方
  外傷(1):総論―AO分類,骨端線損傷など  佐々木 孝
  外傷(2):上肢-肩・鎖骨・上腕  玉井和哉
     鎖骨骨折
     肩鎖関節脱臼
     外傷性肩関節前方脱臼
     上腕骨近位部の骨折
  外傷(3):上肢-肘周囲  衣笠清人
     上腕骨遠位部骨折(成人)
     Monteggia骨折
     小児の上腕骨顆上骨折
     小児の上腕骨外顆骨折
  外傷(4):脊椎  金村徳相
     脊椎圧迫骨折
     脊椎破裂骨折
     中下位頚椎損傷(骨折・脱臼)
     仙骨骨折
  外傷(5):上肢-前腕・手関節・手指  香月憲一
     Monteggia骨折
     Galeazzi骨折
     舟状骨骨折
     PIP関節脱臼骨折
  外傷(6):骨盤・下肢-股関節・大腿骨近位  中村嘉宏ほか
     大腿骨頚部骨折
     大腿骨転子部骨折
     大腿骨転子下骨折
     股関節脱臼骨折
  外傷(7):下肢-膝周囲  佐藤 徹
     大腿骨遠位部骨折
     膝半月板損傷
     膝十字靱帯損傷
     脛骨近位部骨折
  外傷(8):下肢―下腿・足関節・足部  篠原靖司ほか
     足関節果部骨折
     踵骨骨折
     アキレス腱断裂
     足関節外側靱帯損傷
  変形性疾患(1):肩  櫻井 真ほか
     変形性肩関節症
     腱板断裂
     変形性肩鎖関節症
  変形性疾患(2):肘  伊藤恵康
     変形性肘関節症
     肘離断性骨軟骨炎に続発した変形性肘関節症
     上腕骨外側顆偽関節による変形性肘関節症
  変形性疾患(3):手  森谷浩治ほか
     遠位指節間関節変形性関節症
     遠位橈尺関節変形症
     母指手根中手関節症
  変形性疾患(4):脊椎  吉本三徳ほか
     腰椎椎間板ヘルニア
     腰部脊柱管狭窄症
     頚椎症性脊髄症
  変形性疾患(5):股  伊藤 浩
     関節リウマチ
     亜脱臼性股関節症
     特発性大腿骨頭壊死症
  変形性疾患(6):膝  西森 誠ほか
     変形性膝関節症
     初期変形性膝関節症における膝内側半月板損傷
     大腿骨内側顆特発性骨壊死
  変形性疾患(7):足関節・足趾  仁木久照
     外反母趾
     強剛母趾
     変形性足関節症
  小児・先天性疾患(1):上肢  堀井恵美子
     母指多指症
     三指節母指
     母指形成不全(typeⅡ)
     短指症
     合指症
     先天性橈尺骨癒合症(橈骨頭脱臼)
  小児・先天性疾患(2):脊椎  滝川一晴
     環軸椎回旋位固定
     脊髄空洞症
     脊髄係留症候群
  小児・先天性疾患(3):下肢  小林大介
     先天性股関節脱臼
     先天性内反足
     Perthes病
  関節リウマチ  宮原寿明
     環軸椎亜脱臼
     関節リウマチの肩関節病変
     関節リウマチの股関節病変
     関節リウマチの足関節病変
  スポーツ障害  松本秀男ほか
     野球肘(骨端障害)
     疲労骨折
     Osgood-Schlatter病
     分裂膝蓋骨
  骨粗鬆  楊 鴻生
     骨粗鬆症における椎体骨折
  骨軟部腫瘍  瀬戸口啓夫ほか
     内軟骨腫
     神経鞘腫
     骨肉腫
     軟骨肉腫

  付録
  大腿骨頚部内側骨折の分類(Garden)
  変形性膝関節症の分類(Kellgren & Lawrence)
  変形性股関節症のX線像の評価(JOA)
  橈骨末端の形態
  脊椎すべり症の程度分類(Meyerding)
  環椎歯突起間距離
  大腿骨転子部骨折の分類(Evans)
  頚椎後縦靱帯骨化症
2,640円
関節外科Vol.32 No.4
●特集:上肢のリウマチ診断と治療  企画・編集 別府諸兄
 introduction  別府諸兄
Ⅰ.診断・画像診断
 関節リウマチの早期診断―ACR/EULARによる2010年の分類基準を参考に―  桃原茂樹
 リウマチ画像診断の進歩―関節リウマチ患者評価におけるFDG-PET/CTの応用―  岡邨興一ほか
 リウマチ画像診断の進歩―RAの早期診断における関節超音波検査の有用性―  大野 滋
Ⅱ.治療
 生物学的製剤が与えたリウマチ関節外科手術の変化  那須義久ほか
 リウマチのリハビリテーション  影近謙治
 リウマチの手・手関節に対するスプリンティング  大森みかよ
 リウマチボタン穴変形の治療  中川夏子
 リウマチスワンネック変形の治療  秋田鐘弼
 リウマチ手指の尺側偏位変形の治療  正富 隆
 リウマチ母指変形の治療  石川 肇
 表面置換型PIP人工指関節(SLFJ)アップデート  南川義隆
 新規人工手関節の開発研究と臨床応用  三浪明男ほか
 リウマチ症例に対する人工肘関節のこれまでとこれから  羽生忠正

■原著論文
 内側半月板後角部横断裂の臨床的特徴  福田昇司ほか
2,640円
関節外科Vol.32 No.3
●特集:成長期のスポーツ外傷の診断と治療 企画・編集 吉矢晋一
 introduction 吉矢晋一
 成長期スポーツ外傷・障害の特徴 鳥居 俊
 成長期スポーツ外傷の診断上の注意点 一戸貞文
 成長期における疲労骨折の診断と治療 亀山 泰
 頚椎の成長期スポーツ外傷 竹内大作ほか
 腰椎の成長期スポーツ外傷 加藤真介ほか
 肩の成長期スポーツ外傷 上原大志ほか
 肘の成長期スポーツ外傷 戸祭正喜
 手・手指の成長期スポーツ外傷 笹 益雄
 骨盤・股関節・大腿部の成長期スポーツ外傷・障害 帖佐悦男
 成長期における半月板損傷 米谷泰一
 成長期の膝靱帯損傷の診断と治療―脛骨顆間隆起骨折と骨端線閉鎖前前十字靱帯損傷― 石橋恭之ほか
 成長期における膝外傷―膝蓋骨脱臼・骨軟骨損傷― 出家正隆ほか
 足部の成長期スポーツ外傷 林 宏治ほか
2,640円
関節外科 Vol.32 No.2
●特集:整形外科におけるVTE 企画・編集 松野丈夫
 introduction 松野丈夫
Ⅰ.総論
 整形外科手術・外傷におけるVTE予防のup to date 冨士武史
 患者リスクレベルに応じたVTE予防対策 高平尚伸ほか
 チームで取り組むVTE対策-肺塞栓対策チーム3年間の活動を振り返って- 小北直宏
Ⅱ.股関節・THA
 股関節手術後のVTE発生頻度と予防対策 山中康裕ほか
 股関節手術周術期VTE発生状況と物理的VTE予防 松原正明ほか
 THA後のVTE予防における抗凝固薬投与―使用量・使用法― 川路博之ほか
 股関節手術に対する抗凝固薬を用いないPE,DVT予防策 阿部裕仁ほか
 大腿骨近位部骨折時におけるVTE予防対策 伊藤 浩ほか
Ⅲ.膝関節・TKA
 TKA後VTEの発生頻度と予防対策 眞島任史
 TKA後VTE予防における抗凝固薬の使用意義 森 成志
 TKA後の抗凝固療法に伴う出血 真鍋尚至
 鏡視下ACL再建術におけるVTE発生率と予防対策 井上雅之
2,640円
関節外科 Vol.32 No.1
●特集:足趾の疾患 企画・編集 田中康仁
 introduction 田中康仁
Ⅰ.小児足趾障害
 curly toe 倉 秀治
 浮き指 内田俊彦
 中足骨短縮症 稲垣弘進
 Freiberg病 平野貴章
Ⅱ.成人母趾障害
 外反母趾 嶋 洋明ほか
 強剛母趾 佐本憲宏
 陥入爪 町田英一
 母趾種子骨障害 橋本健史
Ⅲ.成人lessor toe障害
 第2中足趾節(MTP)関節脱臼 白仁田 厚
 槌趾,ハンマー趾,鉤爪趾 渡邉耕太
 内反小趾 谷口 晃ほか
 糖尿病による足趾病変 辻 依子ほか
2,640円
関節外科 Vol.31 No.12
●特集:肩鏡視下手術の最前線 企画・編集 井樋栄二
 introduction 井樋栄二
 肩鏡視下手術に必要な肩の機能解剖 二村昭元ほか
 肩鏡視下手術に役立つバイオメカニクスの知識 山本宣幸ほか
 グレノイド骨欠損を伴う外傷性前方不安定症に対するハイブリッドLatarjet&Bankart法 末永直樹ほか
 JuggerKnotTMソフトアンカーを用いたTAFF(twin anchor footprint fixation)法による鏡視下Bankart法  米田 稔
 大きな骨欠損を伴う外傷性肩関節前方不安定症に対する鏡視下腸骨移植術 菅谷啓之ほか
 大きなHill-Sachs損傷に対する鏡視下Remplissage法 岩噌弘志
 ブリッジング法による鏡視下肩腱板修復術 下川寛一
 bone tunnel法による鏡視下腱板修復術 望月 由
 鏡視下上方関節包再建術-コツとピットフォール- 三幡輝久
 腱板広範囲断裂に対する関節鏡視下大腿筋膜移植術 小林尚史
 肩甲上神経麻痺に対する鏡視下肩甲横靱帯切離術 山門浩太郎
 肩鎖関節脱臼に対する鏡視下烏口鎖骨靱帯再建術 橋口 宏

●原著論文
opening-wedge高位脛骨骨切り術における開大部の骨形成に関する検討 井上大輔ほか
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関節を中心とした整形外科最新のトピックスを紹介する専門誌
第一線で活躍中の整形外科医が注目する関節を中心とした整形外科最新の研究・知見を、各分野のエキスパートが臨床に直結した鋭い視点から毎号お届けします。また、巻頭のカラー連載「Net Surgery」は、インターネットでの動画配信と連動している新しいタイプの連載企画です。年2回(3月・9月)増刊号を発行しています。

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