新涼 夜長 身に入む 渡り鳥
鰯雲 待宵 天の川 稲雀
初潮 新蕎麦 灯籠 桐一葉
落鮎 鈴虫 朝顔 木槿
桃の実 蜻蛉 柳散る
□特集1・型紙 かみのちょうこく
型紙・千の彩り……●素材に寄り添い、道具として健気に働く型紙が生む豊かな意匠世界と、
型紙そのものの魅力を楽しむ。
□特集2
奥能登、風土の食卓……●古来、人々は海山の恵をいただき、暮しは 神と共にあった。
●奥能登には、日本の食の原風景がある。
●能登半島は、優れた食材を産する自然と地形の環境に、恵まれてきた。
●山が海に落ちる地形は、耕作面積の少ない、棚田を作る。
苦労の多い棚田の収穫は少量で報われない。
●しかし、能登の土質と水と気候が、隠れ日本一の良米を産する。
意外にも米作期間の日照時間は太平洋側よりも長く、昼夜の温度差が、
旨みを添加する。……中室勝郎
□植物畫 ボタニカルアート
学術の森、小石川植物園・画工、竹斎の見つめた一木一草……
●近代植物学の
黎明期に秀麗緻密な植物画を残した、謎の画工を追う。
□窯庭 やきもの
ドクトル細石、本日休診・京都、加藤清允の遊々楽々……
●心赴くままに土に、筆に遊ぶ人の本業は小児科医。
●僕はもともと初源のものが好きです。美術工芸でも、思想でも、
初源のものは力強いまじめな明解さがあります。
●美術品は古格のあるもの、枝が伸びてゆくときのものが好きです。
●枝が心を越えてしまうともういけません。……京都・加藤静允( 湯川書房刊『窯庭遊話』)
□沖縄
よみがえった、沖縄・知花花織の衣……
●復元なった祭りの衣裳を身にまとう古老たちは、心を天とまっすぐ結び、
粛々と舞い続けた。
●花織に使う木綿糸は県外から入れていますが、できれば、
自分たちで綿花を栽培し、染料も自前で賄えればと考えています。
●百年の眠りから覚めた知花花織が百年後にも引き継がれ、
どこ何処の家からも機音が響いてくるそんな町になってくれたら、
もう言うことはありません。……沖縄・幸喜 新
□遊
●その他の内容……●「陶芸家、林みちよの珈琲ショップで」
●野州麻紙紙漉き人、大森芳紀の仕事」
●「華麗なる挿絵、西洋服飾版画」
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