目次
■特集:災害対策と対応技術の動向
○SIP「レジリエントな防災・減災機能の強化」の概要/東京大学/堀 宗朗
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「レジリエントな防災・減災機能の強化」の概要を紹介する。これは予測・予防・対応の3点から防災・減災の先端技術を研究開発し,併せて社会実装を図ることを目的とした大型研究プロジェクトである。
○リアルタイム地震被害推定システムの開発/(国研)防災科学技術研究所/藤原広行
地震による建物の被害分布をリアルタイムで推定し、初動体制の確立や災害対応に活かすためのシステム開発が進められている。熊本地震では、地震発生後約10分程度で全壊建物数の空間分布が250mメッシュの分解能で推定され、その後の災害対応に活用された。
○首都圏複合災害への対応・減災支援技術/工学院大学/久田嘉章
「レジリエントな防災・減災機能の強化(SIP防災)」における災害情報の利活用を担当する課題⑦.2のテーマ1「巨大都市・大規模ターミナル駅周辺地域における複合災害への対応支援アプリケーションの開発」の概要と、新宿駅周辺地域での震災時駅周辺混乱防止の取り組みを紹介する。
○災害事象の統合VRシステム「maXim(マキシム)」/㈱竹中工務店/片桐 岳
災害に対して強靭な建築やまちをつくるためには専門家のみならず、より多くの関係者がいざというときに何が起きるかを正しく「イメージし」それに「備える」ことが重要である。maXim(マキシム)開発の狙いは、最良の可視化技術の VR(仮想現実感)を活用し、災害現象や避難行動の予測結果を誰もが一目瞭然にイメージできるツールを作ることである。
○IoTによる都市型水害監視サービス/㈱明電舎/中島満浩
局地的な大雨などによる都市型水害リスクが顕在化する中、防災や減災を目的とするマンホールアンテナなどの各種IoTデバイスを活用したクラウド型ソリューションサービスであるIoT都市型水害監視サービスについて紹介する。
■解説
○長寿命化・軽量化のための新たな提案/ネクストパイピング㈱/堀田 侑
建築設備、空調配管等に、配管長寿命化、軽量化による施工性改善のため、従来主に使用されていた炭素鋼鋼管から置き替えてフェライト系ステンレス鋼鋼管「SUS430LX-TP」の採用を提案、特徴、特性の優位性、メリット及び活用方法を紹介する。建設業界で初の使用、納入実績も積み上げ、今後も普及拡大にむけて取り組む。
■最新技術情報
○低温域産業排熱から約2倍の温度差で熱回収が可能な吸収冷凍機/日立ジョンソンコントロールズ空調㈱/武田伸之
○地中熱利用システムの導入コスト削減への取り組み/㈱東亜利根ボーリング/伊藤春彦
○パーパス業務用ハイブリッド給湯システム/パーパス㈱/高杉英樹
○環境共生建築設計用熱負荷シミュレーションシステム「エコシミュレ」/㈱大林組/相賀 洋
○音の可視化装置の開発/㈱熊谷組/大脇雅直
○小規模冷却水向け水処理薬品「カプセルゼロKS」/栗田工業㈱/居安隆志
■竣工事例
○ミツカン本社地区再整備プロジェクト/㈱石本建築事務所/佐川有一/㈱NTTファシリティーズ/竹内義晴
本事例は国土交通省平成24年度第2回住宅・建築物省CO 2先導事業採択プロジェクトとして選定されており、本稿では、提案された施策の中で主に本社棟、及び企業博物館であるMIZKAN MUSEUMに関して報告する。
○日本コカ·コーラ㈱本社ビル/大成建設㈱/近森真洋・安藤直也/Arup/菊地雪代
本プロジェクトはグローバルに展開するザ ・コカ・コーラカンパニーの100%子会社である日本コカ・コーラ㈱の本社ビル建替計画であり、2016年12月にLEED-NC v3において、Platinum認証を取得した。本稿では、建物の概要と採用した技術、LEED認証取得に向けた取り組みについて紹介する。
○気仙沼市立病院 災害時対応に配慮した建物・設備計画/㈱日建設計/金谷 靖・菅原華子
本病院は、地域の中核的な病院である。老朽化による建替計画の立案中に東日本大震災を経験した。その教訓を生かし、災害拠点病院としての機能強化も盛り込んだ計画としている。震災から復興する街のフラッグシッププロジェクトとして、明るく希望に満ちたシンボルとなる計画を目指した。本稿では、その設備計画の内容を紹介する。
■シリーズ
○建築設備・非構造部材の耐震15
建築設備・非構造部材の落下に対する安全対策/東京工芸大学/水谷国男
熊本地震では、地震発生時間帯が夜間であったが、利用者の多い日中に地震が発生していたら、天井などの非構造部材や設備機器・配管等の落下で亡くなる人も多かったのではないかと考えられる。本稿では、非構造部材の落下に対する安全対策について紹介する。
○外国の環境保全および建築設備事情
USGBCが発表したLEED認証の2016年における上位10州/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、USGBC(U.S. Green Building Council、米国グリーンビルディング協議会)が発表したLEED認証の2016年における上位10州の内容を紹介する。
○ビジネスチャンスを掴み取ろう~23兆円の巨大入札マーケットへの参入~第2回
入札資格取得方法と案件情報収集の具体的な方法/㈱うるる/小林伸輔
■連載
○防食鋼管40年の思い出(第42回)/IDE研究所/井出浩司
■Le petit pouce ペットと暮らす162
○睡眠運動/畑建築デザイン/畑 由起子
○SIP「レジリエントな防災・減災機能の強化」の概要/東京大学/堀 宗朗
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「レジリエントな防災・減災機能の強化」の概要を紹介する。これは予測・予防・対応の3点から防災・減災の先端技術を研究開発し,併せて社会実装を図ることを目的とした大型研究プロジェクトである。
○リアルタイム地震被害推定システムの開発/(国研)防災科学技術研究所/藤原広行
地震による建物の被害分布をリアルタイムで推定し、初動体制の確立や災害対応に活かすためのシステム開発が進められている。熊本地震では、地震発生後約10分程度で全壊建物数の空間分布が250mメッシュの分解能で推定され、その後の災害対応に活用された。
○首都圏複合災害への対応・減災支援技術/工学院大学/久田嘉章
「レジリエントな防災・減災機能の強化(SIP防災)」における災害情報の利活用を担当する課題⑦.2のテーマ1「巨大都市・大規模ターミナル駅周辺地域における複合災害への対応支援アプリケーションの開発」の概要と、新宿駅周辺地域での震災時駅周辺混乱防止の取り組みを紹介する。
○災害事象の統合VRシステム「maXim(マキシム)」/㈱竹中工務店/片桐 岳
災害に対して強靭な建築やまちをつくるためには専門家のみならず、より多くの関係者がいざというときに何が起きるかを正しく「イメージし」それに「備える」ことが重要である。maXim(マキシム)開発の狙いは、最良の可視化技術の VR(仮想現実感)を活用し、災害現象や避難行動の予測結果を誰もが一目瞭然にイメージできるツールを作ることである。
○IoTによる都市型水害監視サービス/㈱明電舎/中島満浩
局地的な大雨などによる都市型水害リスクが顕在化する中、防災や減災を目的とするマンホールアンテナなどの各種IoTデバイスを活用したクラウド型ソリューションサービスであるIoT都市型水害監視サービスについて紹介する。
■解説
○長寿命化・軽量化のための新たな提案/ネクストパイピング㈱/堀田 侑
建築設備、空調配管等に、配管長寿命化、軽量化による施工性改善のため、従来主に使用されていた炭素鋼鋼管から置き替えてフェライト系ステンレス鋼鋼管「SUS430LX-TP」の採用を提案、特徴、特性の優位性、メリット及び活用方法を紹介する。建設業界で初の使用、納入実績も積み上げ、今後も普及拡大にむけて取り組む。
■最新技術情報
○低温域産業排熱から約2倍の温度差で熱回収が可能な吸収冷凍機/日立ジョンソンコントロールズ空調㈱/武田伸之
○地中熱利用システムの導入コスト削減への取り組み/㈱東亜利根ボーリング/伊藤春彦
○パーパス業務用ハイブリッド給湯システム/パーパス㈱/高杉英樹
○環境共生建築設計用熱負荷シミュレーションシステム「エコシミュレ」/㈱大林組/相賀 洋
○音の可視化装置の開発/㈱熊谷組/大脇雅直
○小規模冷却水向け水処理薬品「カプセルゼロKS」/栗田工業㈱/居安隆志
■竣工事例
○ミツカン本社地区再整備プロジェクト/㈱石本建築事務所/佐川有一/㈱NTTファシリティーズ/竹内義晴
本事例は国土交通省平成24年度第2回住宅・建築物省CO 2先導事業採択プロジェクトとして選定されており、本稿では、提案された施策の中で主に本社棟、及び企業博物館であるMIZKAN MUSEUMに関して報告する。
○日本コカ·コーラ㈱本社ビル/大成建設㈱/近森真洋・安藤直也/Arup/菊地雪代
本プロジェクトはグローバルに展開するザ ・コカ・コーラカンパニーの100%子会社である日本コカ・コーラ㈱の本社ビル建替計画であり、2016年12月にLEED-NC v3において、Platinum認証を取得した。本稿では、建物の概要と採用した技術、LEED認証取得に向けた取り組みについて紹介する。
○気仙沼市立病院 災害時対応に配慮した建物・設備計画/㈱日建設計/金谷 靖・菅原華子
本病院は、地域の中核的な病院である。老朽化による建替計画の立案中に東日本大震災を経験した。その教訓を生かし、災害拠点病院としての機能強化も盛り込んだ計画としている。震災から復興する街のフラッグシッププロジェクトとして、明るく希望に満ちたシンボルとなる計画を目指した。本稿では、その設備計画の内容を紹介する。
■シリーズ
○建築設備・非構造部材の耐震15
建築設備・非構造部材の落下に対する安全対策/東京工芸大学/水谷国男
熊本地震では、地震発生時間帯が夜間であったが、利用者の多い日中に地震が発生していたら、天井などの非構造部材や設備機器・配管等の落下で亡くなる人も多かったのではないかと考えられる。本稿では、非構造部材の落下に対する安全対策について紹介する。
○外国の環境保全および建築設備事情
USGBCが発表したLEED認証の2016年における上位10州/元㈱森村設計/前島 健
本稿においては、USGBC(U.S. Green Building Council、米国グリーンビルディング協議会)が発表したLEED認証の2016年における上位10州の内容を紹介する。
○ビジネスチャンスを掴み取ろう~23兆円の巨大入札マーケットへの参入~第2回
入札資格取得方法と案件情報収集の具体的な方法/㈱うるる/小林伸輔
■連載
○防食鋼管40年の思い出(第42回)/IDE研究所/井出浩司
■Le petit pouce ペットと暮らす162
○睡眠運動/畑建築デザイン/畑 由起子
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