目次
■特集:樹脂製熱交換器を活用した再生可能エネルギーの熱源利用
○地中熱を含む再生可能エネルギーの熱利用用途への展開/(国研)産業技術総合研究所/冨樫 聡
再エネを巡る世界の潮流や、国内のエネルギー消費動向を紹介し、再エネ熱の利用拡大に向けた課題を解説した。地中熱および未利用の再エネ熱の利用は今後需要が高まると予想される。また、樹脂製熱交換器市場の拡大のために認知度向上につながる情報発信が期待される。
○合成樹脂製熱交換器の市場開発状況/樹脂管コンサルタント/長谷川清
低温域の熱供給において、化石燃料に替えて再エネ熱を活用することが検討されている。本稿では、再エネ熱の活用に必要なHPの現況を俯瞰し、対となる熱源機器(熱交換器)の開発状況から、合成樹脂製の液-液熱交換器について、最新の動向を示す。
○合成樹脂製熱交換器の製品開発状況/ジオシステム㈱/髙杉真司
NEDO事業を通じて、従来の樹脂製投げ込み熱交換器よりも熱交換特性が優れ、低圧力損失、安価な樹脂製熱交換ユニット(G-HEX)が開発された。これらは、①ヒートポンプの熱源としての利用(アクティブ利用)および②工場廃水などからの熱回収の利用(パッシブ利用)でされている。
○新型形状地中熱交換器「扁平U-ポリパイ」/㈱イノアック住環境/大江基明・安江伸二・落合義人
NEDO委託業務「再生可能エネルギー熱利用技術開発」により開発した新型形状地中熱交換器「扁平U-ポリパイ」の製品特長、性能評価等を本稿で紹介する。
○樹脂製熱交換器G-HEXによる地中熱空調システム/㈱成宏電機/夏梅大輔
太陽熱コンデンサとも言える地中熱の効率利用に着目し、樹脂製熱交換器G-HEXを用いた井水による空調システムを自社工場内に導入した。当工場は天井が高く容積が大きいものの、エア搬送ファンを用いた空調エリアの区分化や、吹出ホースを複数設けることで効率良く作業者に冷温風を向けられるなど多くの工夫がなされいる。これらの事例について紹介する。
○地中熱交換器内蔵既製コンクリート杭工法「Hybrid Pile MS」/三谷セキサン㈱/佐々木貴史
「Hybrid Pile MS」は、建築物や橋脚の基礎で用いられる既製コンクリート杭の中空部に地中熱交換器を設置する工法である。熱交換器を杭工事の工程内で設置するTypeⅠと杭工事の後に設置するTypeⅡがあり、工期短縮とコスト低減などの特長がある。
○地中熱と太陽熱を組み合わせた農業ハウスの暖房ヒートポンプシステム/農研機構九州沖縄農業研究センター/奥島里美/ジオシステム㈱/舘野正之
再生可能エネルギーとして地中熱と太陽熱を組み合わせた農業ハウスの暖房ヒートポンプシステムの施工事例を紹介する。本事例では、太陽集熱にシート状の樹脂製熱交換器、地中熱にシート状およびスリンキー型の樹脂製熱交換器を利用した。
○施設排水を熱源としたパッシブ方式での設備導入事例/㈱角藤/前田敬文
2020年4月に供用開始した長野市の給食センターにおいて、操業時の排水(約30℃)を利用した路面融雪設備を施工した事例を紹介する。
○ベトナムでの工場排熱回収の検討/㈱アサノ大成基礎エンジニアリング/志賀 剛・山本達将
東南アジアでは経済成長に伴いエネルギー需要が高まり、省エネルギー対策が喫緊の課題で各国は省エネ技術の利用促進を進めている。㈱ジオシステムが開発した樹脂製製熱交換器(G-Hex)を用いて、ベトナムでの工場排熱有効利用を検討した事例を紹介する。
■最新技術情報
○スプリンクラー巻き出しフレキ“SP-X”/㈱テクノフレックス/関 浩司
高層建築におけるスプリンクラー消火設備に欠かせない巻き出しフレキの特性を、新たに発売した製品/SP-Xを基に紹介する。
○RFIDを利用した排水管通球試験システム/㈱長谷工コーポレーション/鈴木哲矢・森山知之
マンション建設を主力とする当社は、業務へのICT活用を開始した。これまで手作業で行われていた竣工時の排水管通球試験にRFIDを活用した結果、この検査に関連する業務時間の約3割を削減することに成功した。
■解説
○竣工設備データにみる空調衛生設備配管の管種選定事例(8物件)/IDE研究所/井出浩司
昨今ウエルネス志向による快適な空気質、空間の開放性・意匠性への配慮など多様に求められる中、スケルトン空間で一様な気流と温度分布が得られる快適な空調確立とできる機能性と設計自由度が高くシンプルなデザイン性を融合させた魅力ある展開性の高い吹出器具を開発しました。
■シリーズ:第18回 環境・設備デザイン賞
○スケルトン天井用吹出口/鹿島建設㈱/矢島大督
美しい杉林と落葉広葉樹林からなる周辺の山並み。背後の山々を借景として、建築とランドスケープが一体となった里山の風景の一部となる。いずれか片方だけでは決して満たされない、双方が不可分なものとして、周囲の雄大な自然の清々しさに呼応する空間を目指した。
○猿倉山ビール醸造所鹿島建設㈱/星野時彦/㈱ランドスケープデザイン/石浦邦章
シリーズ解説の第12回。今回のテーマは革新的なコンピュータである「量子コンピュータ」である。量子コンピュータはその動作原理から、今までのコンピュータとはけた違いの計算速度を達成するが、実用化は不可能といわれてきた。その量子コンピュータの製造技術、ソフトウエア技術が急速に進化し、現在実用化に向かっている。我々の社会を変えてしまう可能性を持つ量子コンピュータの概要を紹介する。
■シリーズ:いま知っておきたいIoT・AI関連情報
○第12回「量子コンピュータ?とは」/高砂熱学工業㈱/倉田昌典
■Le petit pouce ペットと暮らす 198
○見えざる敵/畑建築デザイン/畑 由起子
○地中熱を含む再生可能エネルギーの熱利用用途への展開/(国研)産業技術総合研究所/冨樫 聡
再エネを巡る世界の潮流や、国内のエネルギー消費動向を紹介し、再エネ熱の利用拡大に向けた課題を解説した。地中熱および未利用の再エネ熱の利用は今後需要が高まると予想される。また、樹脂製熱交換器市場の拡大のために認知度向上につながる情報発信が期待される。
○合成樹脂製熱交換器の市場開発状況/樹脂管コンサルタント/長谷川清
低温域の熱供給において、化石燃料に替えて再エネ熱を活用することが検討されている。本稿では、再エネ熱の活用に必要なHPの現況を俯瞰し、対となる熱源機器(熱交換器)の開発状況から、合成樹脂製の液-液熱交換器について、最新の動向を示す。
○合成樹脂製熱交換器の製品開発状況/ジオシステム㈱/髙杉真司
NEDO事業を通じて、従来の樹脂製投げ込み熱交換器よりも熱交換特性が優れ、低圧力損失、安価な樹脂製熱交換ユニット(G-HEX)が開発された。これらは、①ヒートポンプの熱源としての利用(アクティブ利用)および②工場廃水などからの熱回収の利用(パッシブ利用)でされている。
○新型形状地中熱交換器「扁平U-ポリパイ」/㈱イノアック住環境/大江基明・安江伸二・落合義人
NEDO委託業務「再生可能エネルギー熱利用技術開発」により開発した新型形状地中熱交換器「扁平U-ポリパイ」の製品特長、性能評価等を本稿で紹介する。
○樹脂製熱交換器G-HEXによる地中熱空調システム/㈱成宏電機/夏梅大輔
太陽熱コンデンサとも言える地中熱の効率利用に着目し、樹脂製熱交換器G-HEXを用いた井水による空調システムを自社工場内に導入した。当工場は天井が高く容積が大きいものの、エア搬送ファンを用いた空調エリアの区分化や、吹出ホースを複数設けることで効率良く作業者に冷温風を向けられるなど多くの工夫がなされいる。これらの事例について紹介する。
○地中熱交換器内蔵既製コンクリート杭工法「Hybrid Pile MS」/三谷セキサン㈱/佐々木貴史
「Hybrid Pile MS」は、建築物や橋脚の基礎で用いられる既製コンクリート杭の中空部に地中熱交換器を設置する工法である。熱交換器を杭工事の工程内で設置するTypeⅠと杭工事の後に設置するTypeⅡがあり、工期短縮とコスト低減などの特長がある。
○地中熱と太陽熱を組み合わせた農業ハウスの暖房ヒートポンプシステム/農研機構九州沖縄農業研究センター/奥島里美/ジオシステム㈱/舘野正之
再生可能エネルギーとして地中熱と太陽熱を組み合わせた農業ハウスの暖房ヒートポンプシステムの施工事例を紹介する。本事例では、太陽集熱にシート状の樹脂製熱交換器、地中熱にシート状およびスリンキー型の樹脂製熱交換器を利用した。
○施設排水を熱源としたパッシブ方式での設備導入事例/㈱角藤/前田敬文
2020年4月に供用開始した長野市の給食センターにおいて、操業時の排水(約30℃)を利用した路面融雪設備を施工した事例を紹介する。
○ベトナムでの工場排熱回収の検討/㈱アサノ大成基礎エンジニアリング/志賀 剛・山本達将
東南アジアでは経済成長に伴いエネルギー需要が高まり、省エネルギー対策が喫緊の課題で各国は省エネ技術の利用促進を進めている。㈱ジオシステムが開発した樹脂製製熱交換器(G-Hex)を用いて、ベトナムでの工場排熱有効利用を検討した事例を紹介する。
■最新技術情報
○スプリンクラー巻き出しフレキ“SP-X”/㈱テクノフレックス/関 浩司
高層建築におけるスプリンクラー消火設備に欠かせない巻き出しフレキの特性を、新たに発売した製品/SP-Xを基に紹介する。
○RFIDを利用した排水管通球試験システム/㈱長谷工コーポレーション/鈴木哲矢・森山知之
マンション建設を主力とする当社は、業務へのICT活用を開始した。これまで手作業で行われていた竣工時の排水管通球試験にRFIDを活用した結果、この検査に関連する業務時間の約3割を削減することに成功した。
■解説
○竣工設備データにみる空調衛生設備配管の管種選定事例(8物件)/IDE研究所/井出浩司
昨今ウエルネス志向による快適な空気質、空間の開放性・意匠性への配慮など多様に求められる中、スケルトン空間で一様な気流と温度分布が得られる快適な空調確立とできる機能性と設計自由度が高くシンプルなデザイン性を融合させた魅力ある展開性の高い吹出器具を開発しました。
■シリーズ:第18回 環境・設備デザイン賞
○スケルトン天井用吹出口/鹿島建設㈱/矢島大督
美しい杉林と落葉広葉樹林からなる周辺の山並み。背後の山々を借景として、建築とランドスケープが一体となった里山の風景の一部となる。いずれか片方だけでは決して満たされない、双方が不可分なものとして、周囲の雄大な自然の清々しさに呼応する空間を目指した。
○猿倉山ビール醸造所鹿島建設㈱/星野時彦/㈱ランドスケープデザイン/石浦邦章
シリーズ解説の第12回。今回のテーマは革新的なコンピュータである「量子コンピュータ」である。量子コンピュータはその動作原理から、今までのコンピュータとはけた違いの計算速度を達成するが、実用化は不可能といわれてきた。その量子コンピュータの製造技術、ソフトウエア技術が急速に進化し、現在実用化に向かっている。我々の社会を変えてしまう可能性を持つ量子コンピュータの概要を紹介する。
■シリーズ:いま知っておきたいIoT・AI関連情報
○第12回「量子コンピュータ?とは」/高砂熱学工業㈱/倉田昌典
■Le petit pouce ペットと暮らす 198
○見えざる敵/畑建築デザイン/畑 由起子
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