外交フォーラム 226号 (発売日2007年04月08日) 表紙
  • 雑誌:外交フォーラム
  • 出版社:都市出版
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:B5判
外交フォーラム 226号 (発売日2007年04月08日) 表紙
  • 雑誌:外交フォーラム
  • 出版社:都市出版
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:B5判

外交フォーラム 226号 (発売日2007年04月08日)

都市出版
第1特集
日中関係
――35周年vs.70周年
2006年10月の安倍首相訪中をきっかけに新たな風が吹き始めた日中関係。日中国交正常化35周年、盧溝橋事件から70周年、日中関係史の光と陰の部分を併せ持つ2007年は両国...

外交フォーラム 226号 (発売日2007年04月08日)

都市出版
第1特集
日中関係
――35周年vs.70周年
2006年10月の安倍首相訪中をきっかけに新たな風が吹き始めた日中関係。日中国交正常化35周年、盧溝橋事件から70周年、日中関係史の光と陰の部分を併せ持つ2007年は両国...

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外交フォーラム 226号 (発売日2007年04月08日) の目次

第1特集
日中関係
――35周年vs.70周年
2006年10月の安倍首相訪中をきっかけに新たな風が吹き始めた日中関係。日中国交正常化35周年、盧溝橋事件から70周年、日中関係史の光と陰の部分を併せ持つ2007年は両国にとって大切な年になる。ますます深化する経済・文化面での交流の一方、歴史認識問題は依然として日中関係に陰を落とす。両国を隔てる重い歴史の障壁を越え、「平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展」のため未来志向の土台、信頼関係を築くには

特集解題
35周年vs.70周年
――記憶と未来のマネジメント
/南部義有

日中歴史共同研究の出発
――事実の探求に基づいて
/北岡伸一
日中双方できちんと評価された歴史家が歴史対話することは重要だ。政府の主要な仕事から歴史問題を取り除くことによって、日中両国の外交関係を発展させる余地が大きくなる。共通の歴史認識をもつのは困難だろうが、「アグリー・トゥー・ディスアグリー」に達することは可能だろう

南北戦争、戊辰戦争、国共内戦
――3つの内戦と外国の干渉
/阿川尚之
米国、日本、中国、いずれも近代化の出発点に内線があった。外国勢力が介入を試みたが、それを防いだ日米と防げなかった中国は、国家統一の実現へ向けて異なる道を歩む。近代化の過程で見られた内戦と外国の干渉から、現在の歴史問題を考える

インタビュー
2007「日中文化・スポーツ交流年」実現に向けて
/内田欽也
日中国交正常化35周年を迎える今年、両国の相互理解をより深めるために2007「日中文化・スポーツ交流年」という大規模なプロジェクトが動き始めた。そのイベントを取り仕切る事務局長に、実現に向けた意気込みを聞く

対談
心と心をつなぐ交流の輪
/橋本カツ子/堀 俊雄
2006年9月7日、期待と不安に胸を膨らませ、中国各地から三十数名の高校生が日本にやって来た。彼らは日本でなにを見、なにを感じ、なにを得たのだろう

グラビア
心と心をつなぐ
――日中スーパー・ライブ イン 北京


第2特集
外交を学ぶ
読者のなかには、漠然と「外交」という言葉に魅力を感じて本誌を手にとった学生諸君もおられよう。また、将来外交に携わるために具体的な準備を始めている諸君もおられよう。しかしそれを一生の生業とする前に、なぜ外交か、今外交に何ができるかを、じっくり時間をかけて考えてみてほしい。本特集はそのために、第一線で活躍する外交官、研究者が贈る、外交を学びたい読者のための最良の手引きである

外交とは何か
――異なる社会の共存の作法
/中西 寛
外交とは「交渉による国家関係の処理」(ニコルソン)を意味する。大戦や危機など人類の歴史は常に外交のありようを変化させてきた。しかし、他社との差異を認め、共存の努力を図るという基本精神は決して変わらない

外交官をめざす君に
――読書の真善美
/山内昌之
「外交官になるために必要な本を教えてください」――歴史学者から外交官志望のA君へのアドバイス

外交官の新しいあり方
――自国のスポークスマンとして
/ミッシェル・プランシェール=トマシーニ/聞き手・西川 恵
外交官の役割は「事前の地ならし」である。こう語るルクセンブルク大使がパイオニアとして任務にあたった日本での5年間を振り返る

対談
外交は結局、人
/アフターブ・セット/高久 裕
日本への留学経験を持つセット氏が駐日大使に赴任したのは2000年から3年間。インド核実験実施のあと冬の時代にあった日印関係を再建し、インドブームにまで発展させた。このときの活動を支えたのが日本留学時代からの友人たちであった。民間非営利の国際政治交流活動を続けボランティアで大使の人脈拡大を支援した高久裕氏がセット氏の大使奮闘ぶりを聞く

なぜ私は外交史を学ぶのか
/細谷雄一
外交史の魅力は、過去の黴びた文書を開くことそれ自体にあるのではない。通常は覗くことのできない、外交の最前線の舞台での大国間の緊張感溢れる交渉を、あらゆる角度から熟視できる醍醐味にあるのだ


カントリー・イン・フォーカス
スウェーデン

スウェーデンの外交力
――「内なる旅」の積み重ねによって
/レナートソン中満 泉
人口にしてわずか900万足らずの中堅国家スウェーデン。しかし、同国は平和や人権の分野において多くの逸材を輩出するなど、国力以上の存在感を発揮している。そこには、スウェーデン人の民主主義に対する高度な意識、そして、個人の幸福追求に対する尊重が存在する

ヴィ エー テゴマス(テゴマスです)!
――スウェーデンの少女たちを魅了する日本のアイドル・デュオ
/マリータ・リンドクヴィスト
いま、スウェーデンの音楽シーンがゆれている。テゴシ・ユウヤとマスダ・タカヒサによる日本人デュオ「テゴマス」はその登場とともにスウェーデン女性の心を強くつかんだ。ライブで泣き、叫ぶ少女たち。彼らが日本人アイドルに熱狂する理由とは何なのか。そこには欧米のスターたちにはない魅力が潜んでいた

インタビュー
PKO訓練体験記
――スウェーデン軍国際センターに学んで
/篠田英一郎
スウェーデン軍国際センター。そこでは平和維持活動(PKO)任務に携わる人材が日々育成されている。そんな同地に昨年一人の若き自衛官が派遣された。彼がそこで体験したこととは。今後、いっそう重要性を増すであろうPKO教育のいまとスウェーデンの取り組みについて考える

資料
スウェーデン王国を知る(Kingdom of Sweden)


特集外
外交のインフラ、ODA
――メディアの時代の課題
/草野 厚
ODAは日本の外交を展開するうえでのインフラ、つまり日本の発言権確保、影響力保持という意味で日本外交の基盤整備の役割を果たしている。量的削減に歯止めを掛けることがなにより必要である

反自由貿易化するアメリカの中産階層
――所得格差と貿易交渉
/鈴木庸一
OECDの貿易委員会における米国政府代表の悩みは所得格差の問題である。貿易自由化は、政治過程を通して、それとは一見関係のなさそうな所得格差の問題抜きには解決できない問題となりつつある


連載
悲観・楽観・世界観
/千野境子

巻頭随筆
マ・フランス(私のフランス)
/山口昌子
経済効率優先の神話が終わるとき
/生駒芳子

談話室 第97回
日本はイノベーションで発達した社会です
/薬師寺泰蔵

映画から見る世界のいま 第6回
戦争映画がヒットするわけ
/朴木浩美
近年増え続け、ヒットする戦争を題材にした映画。受ける背景とそれに期待する役割とは…

洋書百遍、意自ずから通ず 第10回
Friends in High Places, the rise and fall of Clark Clifford
by Douglas Frantz and David McKean,
/徳川家広
米国政界・財界・官界・社交界に精通している人々にも計り知れない闇の世界がある

書評フォーラム 選評・川島 真
『台湾における一党独裁体制の成立』
『現代中国政治と人民代表大会』
『「氷点」事件と歴史教科書問題』

INFORMATION&読者投稿

外交フォーラムの内容

  • 出版社:都市出版
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:B5判
日本で唯一の外交問題・国際関係論専門のオピニオン誌
国際社会の中で、日本の外交はどうあるできか。内外の著名な筆者が問題の核心を鋭く分析、世界の動きがリアルにつかめる情報を満載。研究者・ビジネスマン・官界・学生をはじめ国際問題に関心ある人々の必読誌として1988年の創刊以来、高い評価を得る。

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