外交フォーラム 8月号 (発売日2004年07月08日) 表紙
  • 雑誌:外交フォーラム
  • 出版社:都市出版
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:B5判
外交フォーラム 8月号 (発売日2004年07月08日) 表紙
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  • 出版社:都市出版
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外交フォーラム 8月号 (発売日2004年07月08日)

都市出版
特集
欧州史の再統一――拡大EUの可能性
EUは今年5月1日、中・東欧諸国など10カ国が新規加盟し25カ国体制となった。その内外への政治・経済・社会的インパクトはいかなるものか。また日本は欧州から...

外交フォーラム 8月号 (発売日2004年07月08日)

都市出版
特集
欧州史の再統一――拡大EUの可能性
EUは今年5月1日、中・東欧諸国など10カ国が新規加盟し25カ国体制となった。その内外への政治・経済・社会的インパクトはいかなるものか。また日本は欧州から...

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外交フォーラム 8月号 (発売日2004年07月08日) の目次

特集
欧州史の再統一――拡大EUの可能性
EUは今年5月1日、中・東欧諸国など10カ国が新規加盟し25カ国体制となった。その内外への政治・経済・社会的インパクトはいかなるものか。また日本は欧州から何を学ぶことができるのだろうか……

欧州統合の理念とは――壮大なビジョンは不滅であり続ける
/山口昌子
「だれが60年前にこのように欧州が一つになる日がくると考えただろうか」――たった一本の国境線によって多くの悲劇が繰り返された欧州。ベルリンの壁崩壊から15年後に実現した拡大は、欧州のほぼ全域が共通の価値によって統合されるという、まさに歴史的事件だった

座談会
新生EUが世界を動かす
/田中素香/西川恵/福島清彦/谷崎泰明
EUの拡大により、世界が再び「地域主義の時代」に入ったとの声もある。今後、EUは国際社会におけるプレゼンスを高め、米国やアジアに対抗する勢力となりうるのか。それとも、中・東欧諸国への拡大が深化への妨げとなり、20世紀より続く「偉大な実験」は失敗に終わるのか。あるいはそのどちらでもない、独自の道を歩んでいくのだろうか。拡大EUの行く末を総合的に展望する

EU市場の多様化をチャンスに
/渡辺博史
EUが25カ国に拡大したことは、日本企業にとってどんな意味があるのだろうか。また、これまでの拡大と何が違うのか。欧州進出の実績と傾向を手がかりに、新EUの秘める潜在力と市場の特性に迫る――

データから読み解く拡大EU
/久保広正
中東欧10カ国を迎え、巨大市場を形成する拡大EU。しかしそこでは、新加盟国の持続的成長が見込まれる一方、既加盟国のユーロ圏が低成長率に苦しんでいる。今、拡大を契機に、EUは構造改革に着手し、新たな経済・社会を模索しはじめている

NATOとの協調か競合か――拡大EUの安全保障・防衛政策
/広瀬佳一
欧州独自の安保・防衛政策であるESDPは、最近になって目覚しい発展を遂げている。他方、ESDPの推進は、NATOの空洞化をもたらすのではないかとの懸念もある。NATOを重視する新規加盟国の参加もあり、EUの安保・防衛政策は難しい局面を迎えている

拡大EU 新加盟国のインパクト――ポーランドの事例を中心に
/羽場久 子
中・東欧諸国の参加により、二つのヨーロッパはついに一つに統合された。異なる歴史、社会的基盤をもつ新加盟国の登場により、EUはどのように変化していくのだろうか。ポーランドを通して分析する

拡大EU動かす装置整えた欧州憲法
/刀祢館久雄
欧州統合という壮大なドラマの現在までの到達点と残された課題とは


[現地レポート]
ポーランド 西欧から東欧への進出
/田口雅弘
1989年以降のショック療法を伴った体制移行は、経済を安定路線に乗せ、ポーランドのEU加盟を可能にした。しかしその背後では、経済・社会に大きな歪みが生じ、政治面でも先行き不透明感が増している

スペイン スペイン・サッカーへの未来
/佐伯夕利子
サッカーは生きています。このスポーツが、この世に誕生してから、およそ110年という歳月が経ちました

スロバキア 経済発展に向かって
/牛田肇
拡大EUがこの国にもたらしたものはなにか。現地に赴任して4年目を迎える筆者が新旧のスロバキアをレポート

アイルランド 「ケルトの虎」復活なるか
/武田廣
拡大EUのダイナミズムは、アイルランド経済の再活性化につながるのだろうか

リトアニア 欧州への回帰
/ダイニュス・カマイティス
杉原千畝の「第二の故郷」は、歴史的転換点を迎えている

チェコ チェコ共和国への外国投資――EU加盟の影響と課題―
/中嶋鴻明
短期間で外資誘致に劇的な成功を収めたチェコ。その背景をさぐる

[EU拡大をメディアはどう伝えたか]
米国
中東情勢の安定化にどう作用するか、という視点から
/鈴木将覚

エジプト
乗り遅れた「地域大国」 内なる改革の契機として
/井堂有子


小特集 歴史に残るサミット

地政学的焦点の変遷映す――30回重ねたサミット
/伊奈久喜
シーアイランド・サミットは国際システムとして定着したG8の歴史に残る会議だったろう。イラク戦争を経てイスラム圏との協調を呼びかけ、米欧の構造的対立を埋める試みの場となった。それは世界の地政学的焦点の変遷を映している

シーアイランド・サミットを終えて
/藤崎一郎
2004年6月8日から10日にかけて、アメリカジョージア州シーアイランドでG8サミットが開催された。G8サミットとは何か、今回のサミットの特徴・成果は何か、日本にとって今回のサミットの意義は何であったのか。サミットを陰で支えたシェルパが振り返る

偉大な世界最大の民主主義国
インド新内閣の構造と政策
/西ヶ廣 渉
大方の事前予想に反して、政権交代を招いたインド総選挙。マンモハン・シン首相の新連立内閣の国家運営の舵取りを分析する


連載

WTOからみる国際社会との付き合い方 第2回
WTOが「ワニ」になるとき
/鈴木庸一
WTOの紛争処理制度はそもそもどのようなものなのか、どのような人がそれを動かしているのか

談話室 第75回
世界の紛争地で武装解除、国づくりを手助けしてきた
/伊勢 賢治

カラー・グラビア 大学ゼミ訪問 第68回
明治学院大学 川上和久ゼミ

カラー・グラビア&読み物 第22回
外交としてのワードローブ
腕で時を刻む美しい機械
/中島渉
世界の指導者たちにとって、腕時計は自らのステータスを示す重要なアイテムだ。彼らの時計は、果たしてどのような時を刻んできたのだろうか

悲観・楽観・世界観
/千野境子

巻頭随筆
/川上高司/新井政美

書評フォーラム 選評 添谷芳秀
『戦後日本の防衛と政治』
『戦後の「タブー」を精算するドイツ』
『原理主義とは何か』


読者投稿&INFORMATION

外交フォーラムの内容

  • 出版社:都市出版
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:B5判
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