モダンリビング(MODERN LIVING) 定期購読キャンペーン モダンリビング(MODERN LIVING) 定期購読キャンペーン

モダンリビング(MODERN LIVING) 発売日・バックナンバー

1,900円
1,600円
目次:
●ラグジュアリーマンションの新基準
●最新の住宅実例から「新基準」となるキーワードを分析します
●コーディネーターとつくるマンションインテリア
●至福の拠点で過ごす、愉しむ
●ペントハウスは“天空の戸建て”




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目次
COVER STORY─表紙への思い─
見えていないデザイン・105
織田コレクション Vol.39
NEW STANDARD
21世紀の住居における「ART DE VIVRE」考 vol.10 夜ごとに語るもの
20世紀の名作住宅 File.035 レーモンド夏の家/アントニン・レーモンド
ラグジュアリーマンションの新基準
1 心地よい刺激を携えた新しいシンプリシティ
2 開口を徹底的にコントロールして壁に機能美を集約させた空間
3 約100㎡のファミリー住戸に新たな利用価値を発見!「おもてなし専用スペース」に転用する
4 自然の質感や手仕事のディテールが五感に「上質」を届ける
5 ランダムに生やした美しい柱が圧倒的な開放感を創出
6 土地に根ざした素材やフォルムを探求した「原点に還る」ための穴倉的住居
『モダンリビング』の定期購読のご案内
海外実例に見るインテリアの秀逸アイデア vol.05 色と柄編
建て主の夢の世界を巧みな装飾で実現した邸宅
至高のエレメンツを擁した邸宅づくり
森に佇む美術館のような住まい
クラフトマンシップが競演するラグジュアリーな世界観
建築家の視点で見る サルバトーリの魅力とは?
自然とゆるやかに結びつく都会のなかの浴室空間
デザイナー深澤直人を初起用した イタリアブランドの新境地
伝統と現代が調和する最新コレクションが到着
『モダンリビング』のデジタル版を読もう
音の美学のある暮らし vol.012
21ブランドが集まったVR空間で未来のラグジュアリー空間を創造する
仮想の島「SPACE∞Tokyo」
時を超えてよみがえった「空間を纏う」インテリアテキスタイル
至福の拠点で過ごす、愉しむ
1 海と山──自然と共鳴し合うアーティスティックな建築
2 既存の樹木を生かしたプランニングで自然を五感で享受する週末住宅
3 穏やかな波のような屋根に包まれ海を満喫するリゾートヴィラ
コーディネーターとつくる マンションインテリア
『モダンリビング』のインテリアビジネス・個人邸
ペントハウスは“天空の戸建て”
「テレビ問題」を解決する 美しいモニター+シェルフ
『モダンリビング』のインテリアビジネス・グリーン
次世代の建築家 File:017
建築家が考える 住まいの新発想 vol.9
厳選 強くて美しい木の家21
272号の建築家・デザイナー/取材協力店リスト
次号予告
【別冊付録】海と共に暮らすホテルにもできる別荘をもとう
全124件中 1 〜 15 件を表示
●建築家の思考
●ロケーションを生かす綿密なプランで 山と海の眺めを享受する
●建築家の自邸
●建築家・中村拓志さんがマイレア邸を語る
●海外実例に見るインテリアの秀逸アイデア




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目次
COVER STORY─表紙への思い─
見えていないデザイン・104
織田コレクション Vol.38
NEW STANDARD
21世紀の住居における「ART DE VIVRE」考 vol.9 自問自答の痕跡
20世紀の名作住宅 File.034 旧テーテンス別邸/前川國男
建築家の思考
1 360°恵まれた環境を楽しむ 自然と調和するヴィラのような暮らし
2 ロケーションを生かす綿密なプランで 山と海の眺めを享受する
3 アートと人、街までも包括し 作品として存在する建築
4 滝に見立てたガラスを介して 都市と庭が自然に共存する
5 パースペクティブが重なり合う 街のなかの奥行き感ある暮らし
6 パブリックとプライベートをつなぐ ホテルライクなリノベーション空間
7 伸びやかで開放的な次世代のエネルギーハウス
『モダンリビング』の定期購読のご案内
海外実例に見るインテリアの秀逸アイデア vol.04 アートの飾り方編
『モダンリビング』のインテリアビジネス・個人邸
『モダンリビング』のインテリアビジネス・グリーン
『モダンリビング』のデジタル版を読もう
音の美学のある暮らし vol.011
アイアンが叶える美しい空間
卓越した造作力に見る「至高の邸宅」
ガレージと中庭を有した内外で広がる豊かな暮らし
ホテルにもできる別荘をもとう
建築家の視点で見るサルバトーリの魅力とは?
魅せるコンロと響き合う 暮らしの美学
美しく室内を照らすクリスタルの輝き
愛着をもてる家具でつくる“上質カジュアル”な空間
愛車の美しさが映える邸宅
建築家・中村拓志さんがマイレア邸を語る
建築家の自邸
1 限りなくシームレスに機能がつながるマンションリノベーション
2 街とのつながりが暮らしの広がりを引き出す 都市住宅の新しい形
3 小さなボリュームの集合で森に溶け込む控えめな佇まい
暮らしのさまざまなシーンを演出する サステナブルなテーブルウェア
次世代の建築家 File:016
建築家が考える 住まいの新発想 vol.8
厳選 強くて美しい木の家21
271号の建築家/取材協力店リスト
次号予告
1
●寄り添う庭
数十年前の住宅の庭と、今の住宅の庭、何が違うのでしょうか?
それは、暮らしそのものに自然が介在する程度の深さ。時代を追うごとに世の中は多忙になり、
近年ではコロナ禍を経験したことで、多くの人が住まいに自然の安らぎを切望するようになったからです。
今、建築家は単なる「庭付きの家」ではなく、自然と生活をより強く結び付ける
秀逸で多彩なアイデアやプランを打ち出しています。モダンリビングはそれを
「寄り添う庭」と呼ぶことにしました。大地、居場所、光、時間、趣味…手掛かりは
建築的な方法もあれば、より人の感性に訴えかけるアプローチなどさまざま。
「寄り添う庭」の好例を5つの物件を通じてお届けします。

2
●未来は、自然と共にある ヴィトラ キャンパスが叶えた庭・建築・人が寄り添う居場所
6月のアートバーゼルで初披露された、建築家の田根 剛さんが
ヴィトラ キャンパス内にデザインした「Tane Garden House(ガーデン ハウス)」。
それは「アウドルフ ガーデン」の隣に佇むプリミティブな小屋でした。

3
●最新アウトドア家具カタログ 2023
室内と屋外の世界観をつなぐ、家で過ごす時間を豊かにしてくれるなどの理由から、
近年、多くの家具ブランドが参入し、ますます存在感が高まるアウトドア家具。
素材もデザインも、いかにもアウトドア家具然としたものではなく、
質が高くラグジュアリーなものが増えてきたことも、住宅での導入拡大を後押ししています。
今回は「ウォーターフロント」や「大型テラス」といった空間、「木の家具」や「プレイフル」といった
テイストなど、シーンやスタイルに合わせて屋外をより心地よく、スタイリッシュに彩る家具を提案します。

4
●庭の景色をより豊かに変貌させる +αアイテム
最近ではソファセットやダイニングシーンなど、大きな家具をそろえた屋外空間は
比較的よく見られるようになりました。ここでは、さらにその先を提案! ベーシックな家具以外で、
4つのカテゴリーのグレードアップアイテムが庭をより洗練させ、居心地のよさを叶えます。

5
●海外実例に見るインテリアの秀逸アイデア
建築分野では世界から注目を浴びているものの、インテリアはまだまだ発展の余地がありそうな日本。
そこで、センスあふれるコーディネートを多数掲載する海外のインテリア雑誌に着目し、素敵な事例をピックアップ。
インテリアコーディネーターの清水由美さんが“素敵な理由”を分析し、取り入れるコツを伝授してくれました。
●キッチンを、見直す
●空間構成を見直す キッチンは暮らしのメインステージに
●デザインを見直す「調和させる」のではなく「調和をつくる」存在へ
●もてなしを見直す さらなる“舞台化”を遂げたスタジアムキッチン
●収納を見直す 時短を叶えつつ進化していく収納



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目次
COVER STORY─表紙への思い─
見えていないデザイン・102
織田コレクション Vol.36
WONDERFUL GIFTS
21世紀の住居における「ART DE VIVRE」考
20世紀の名作住宅
キッチンを、見直す
序章 70年余、日本の住宅を見つめてきたモダンリビングが今、改めてキッチンで見直す5つのこと
第1章 空間構成を見直す キッチンは暮らしのメインステージに
家のベストプレイスに設けられた吹き抜けと大開口をもつビューキッチン
インドアとアウトドア、中庭でつながる開放的なダブルキッチン
第2章 デザインを見直す 「調和させる」のではなく「調和をつくる」存在へ
空間に溶け込ませるのでも主張させるのでもない 新しいキッチンデザインの手法
海外実例に見るインテリアの秀逸アイデア vol.02 キッチン&ダイニング編
第3章 もてなしを見直す さらなる“舞台化”を遂げたスタジアムキッチン
エントランスから始まる食のエンターテインメント スタジアムキッチンを中心に広がる軽井沢の別邸
第4章 収納を見直す 時短を叶えつつ進化していく収納
キッチン収納のこれまでと進化の傾向とは?
アイランドキッチンと壁面に造作された“おもてなし”のためのパーソナライズ収納
第5章 設備を見直す 機器の固定化からの解放
機能性と細部に美が宿る フレキシビリティの高い端正なLDK
キッチン設備の見直し方・選び方
願望別設備カタログ
『モダンリビング』のインテリアビジネス・個人邸
大きな空とテラスに憩う都市の住まい
イタリアオーダーキッチンが映える 風格をまとった「至高の邸宅」
真のイタリア製キッチン
光に包まれた極上のリラクセーションバス
春夏秋冬──四季のしつらえ
キッチンの可能性
暮らしの次元を高めるキッチンのポテンシャル
コミュニケーションを促すアイランドと円形テーブル
精度と装飾性を究めたサステナブルなアプローチ
カラフルな日常を叶える北欧流の選択肢とは
『モダンリビング』のデジタル版を読もう
音の美学のある暮らし vol.009
ミラノ・デザイン・ウィークで見つけた最旬デザイン!
照明をアートへと昇華した工芸とクリエイションの融合
マエストロたちと共に生み出す時代を超えたアイコン
サーキュラー素材は快適! とうたう「雲のような」ソファ
日本の手仕事で伝える誠実さと少しの遊び心
「水と身体」を表現した ヘリテージとの華麗なる共演
『モダンリビング』のインテリアビジネス・グリーン
次世代の建築家 File:014
建築家が考える 住まいの新発想 vol.6
コンパクトサイズのスチームホットプレート
厳選 強くて美しい木の家21
『モダンリビング』の定期購読のご案内
269号の建築家/取材協力店リスト
次号予告
1
●自分らしいインテリア
インテリアの素敵なお宅を訪ねると、その住み手は口々に
「自分が美しい、心地よいと思ったことを実践しているだけ」と語ります。
豊かな住まいのキーワードは「自分らしさ」。インテリアはそれを表現する最上のツールなのです。

【インテリア実例】
①ニュートラルな空間に家具やアートが映えるデザインミュージアムのような家
②おおらかな“舞台”のなかで個性豊かな家具やアートが躍動するミックススタイル
③お気に入りをちりばめたアートの“海”を回遊する邸宅

2
●MLスタイリングとは?
MLスタイリングは、『モダンリビング』とインテリアのプロが協業するコーディネートサービスです。
ここで紹介するのは、住み手のFさんから依頼を受け、建築家と共にチームを組みながらコーディネートを進めた事例。
Fさんの感性をベースにしながら、建築とインテリアが高いレベルで融合しています。

3
●コレクターから学ぶモノ選びの真髄
多岐にわたりさまざまなモノを蒐集してきた徳尾さん。
そのコレクションの一部が凝縮した空間は、建物自体が大きなショーケースのよう。
コレクターとして得た多方面に及ぶエピソードを披露いただきつつ、モノを蒐集する喜びの本質を語っていただきます。
この空間を訪れた人にしかわからなかった、想像を超える世界を本邦初公開。

4
●タイムレスな美しさを放つ建築と家具
世界的に知られる建築家、谷口吉生のデビュー作「雪ヶ谷の家」。
1975年に竣工したこの名作住宅が、新しいオーナーを迎えて美しくよみがえりました。
フランス人デザイナーのピエール・ポランの家具をディスプレーする展覧会が昨年秋に開催され、
新しい暮らしのビジョンを思い描きながら創造に取り組んだふたりの感性が、
心地よい調和をつくり出していました。その空間の魅力をひもときます。

5
●アート×インテリアの愉しみ
インテリアショップの壁面を彩る現代アートや、アートのあるスタイリングに憧れを抱く方は多いもの。
わが家にも素敵な作品があったなら…と思いつつも、その一方で手に入れるための一歩が
なかなか踏み出せないでいるのは、インテリアのなかでもアートが最難関テーマといえるからです。
そこで今回は、自らも長年にわたり住空間のインテリアスタイリングを手掛けてきた
『モダンリビング』編集長・高坂敦信がベイスギャラリー代表の大西量明さんをゲストに迎え、
アートの魅力から作品を自分の空間に掛ける醍醐味までお伺いしました。





【モダンリビングno.267の内容】

●豪邸、拝見!2023
豪邸特集がモダンリビングのレギュラーになって11年。
毎回最上級の邸宅を集めてきましたが、年を追うごとにその質を
左右する大きな要素になっていると感じるのは「住み手の熱意」。
そこに、建築家の英知が掛け合わせられていくことで、
住文化の質や豊かさの基準はさらなる飛躍を遂げていく――。
今号も建築家×住み手の相乗効果によって生み出された豪邸が多数。
「どう暮らしたいか」を追求した5つの美邸をご覧に入れます。


●NEXT豪邸の条件は「環境との共生」
コロナ禍を経て大きく変化した私たちの社会と暮らし。
豪邸のあり方も変化のときです。彦根アンドレアさんが設計したのは
私たちが日々大切にしたいものを穏やかに、美しく守る住まい。
これからは「自慢の豪邸」ではなく、「共感の豪邸」に暮らしたい。

●サステナブルな豪邸設備 2023
「豪邸」が豪邸たる定義とは──?
いかに日々の暮らしでストレスがなく、心地よさが実現できているか。
そのためには、住宅設備が充実していることが必要不可欠です。
今回、2023年の豪邸特集における設備機器企画では、「サステナブル」がキーワード。
各ブランドが取り組んでいる自然環境への負荷を減らす姿勢にもフォーカスしました。


●デザインの発展を担った4脚の木の椅子
デザイナーの頭の中にある、まだこの世のどこにも存在しないイメージを形にするために技術の力は欠かせません。
長いデザイン史の中でも国や時代にかかわらず、さまざまな名作と呼ばれるものがある木の椅子。
ここでは、あまたある木製チェアの中から、テクノロジーの発展によって可能になり、
そしてデザイン界に影響を与えた四つの椅子をそのヒストリーとともに紹介します。


●連載「見えていないデザイン」100回記念・特別版
深澤直人[デザイナー]×藤井 保[写真家]

純粋にモノに向き合うことができた「デザインの時代」は終わりを迎えようとしています。
これからは、デザインに使われた「ひらめき」の正体を探る必要があるのだと感じています。
環境に散りばめられた情報を、手繰り寄せる力。それをひらめきと呼ぶとするなら、
誰しもにその能力が備わっているのではないか。
それを科学的に証明することが、自分の仕事だと思っています。
──深澤直人

●発表!第18回モダンリビング大賞
日本の優れた住宅とそれを手掛けた人々をたたえるために2005年に設立されたモダンリビング大賞。
2022年の授賞式パーティは12月7日(水)、東京・赤坂にあるHIDEO TOKYO、JAXSON TOKYOを表彰会場に、
リアルとオンラインを交えた初のハイブリッド形式で開催され、盛り上がりました。

※内容の一部は変更になることがございます。
1
●ラグジュアリーマンション 新章
モダンリビングでマンションを特集するのは15年ぶり。マンション市場の活況は
今に始まったことではない状況でなぜ今なのか――。モダンリビングは70年以上、
日本の住文化を見つめ、その発展の一端を担ってきたメディアとして、
今このタイミングだと直感しました。理由はあります。
建築家によるマンションリノベーションの事例が年々増えてきたこと、
グローバルな市場を見据えた開発、インテリアショップからの情報…など。
新たなラグジュアリーマンションの扉が今、まさに開こうとしています。
今号ではこの新章を物語る4つの特集を展開。モダンリビングはこれから数年、
マンションの動向を注視し、良質な情報を皆さんにお届けし続けます。

2
●上質なマンションの新基準を知る
モダンリビングが考える「上質」とは、マンションならではの課題といえる、梁を目立たなくする工夫や
窓まわりのデザイン処理、間取りの制約を感じさせないプランニング、洗練されたインテリアをかなえていることです。
そのうえで「新基準」とは、「上質」のレベルが高いこと。思わず膝を打ってしまう細部にわたる光る工夫と
丁寧なつくり込み、インテリアを備えた6軒を厳選。デザインのポイントもぜひ参考にしてください。

3
●マンションを上品に彩るマテリアル
開口部が限られ空間構成の変化に乏しいマンションは、マテリアル使いがポイントに。
人と素材の距離が近いからこそ質感豊かなもの、華やかでありながら主張しすぎないものがいいでしょう。
壁を壊せないなどの制限も逆手に取り、マテリアルで上手く演出すれば劇的に変化させることができます。
ここでは、4つの空間で選ぶ基準を設け、厳選して紹介します。

4
●マンションインテリア Idea16
今号は、巻頭や第1特集で新築やリノベーションによって
美しい空間を実現したマンション実例を多数掲載してきましたが、
このテーマではもう少し身近な内容をお届け。今暮らしている
マンションに取り入れやすいインテリアのアイデアを
紹介します。よく耳にするマンンションならではの課題を、
インテリアの力で素敵に変身させましょう!

5
●羨望のデュアルライフ
コロナ禍の影響による働き方・暮らし方に対する意識や社会通念の変革と、それに伴う通信技術の発達により、
生活の拠点や働く場所の選択が格段に自由になりました。これまで休日を楽しむためのものだった別荘が、
暮らしの中心の場になるケースもあり、デュアルライフが身近なものになっています。そして場所の選択も自由に。
日本のどこでも「自分の場所」になり得る――3つの事例はその大きな可能性を示しています。
1
●家は究極の自己表現
理想の家をつくるために必要なことはたった一つ。
「こんな家に暮らしてみたい」という夢を建築家に伝えることです。
どんなに小さな願いでも、その一言が建築家のアイデアの種になり、
設計プランが生まれます。今回の特集では住み手と建築家が重ねた
対話に焦点を当て、その家がどのようにして完成したのかを取材。
究極の自己表現である家は、住み手と建築家の
理想的なコラボレーションから生まれます。

2
●安藤忠雄とクライアントの幸せな関係
建築家として活動を始めてまだ間もない頃、安藤さんは人生の恩師のひとりに「すぐれた建築が生まれる原動力の半分はクライアントだ」と言われたそうです。実際安藤さんは、その後、数多くの“突き抜けたクライアント”に出会い、住み手の心に深く刻まれる建築をつくり続けてきました。それは安藤さんの美しい作品であると同時に住み手の強固な意志の表現です。クライアントとのエピソードと共に安藤さんの住宅に込めた思いを振り返ります。

3
●一万年先も暮らしがある洞窟のような家とレストラン
山口県宇部市に完成した、石上純也さん設計の住居兼レストラン。
世界に類を見ない、洞窟を思わせる建築は、プロジェクト段階から
多くの注目を集めました。実際に訪れると、
そこには暮らしを温かく包む、人に寄り添う空間がありました。

4
●壁を知的に彩るコーディネート
視覚に訴える「色」は、住み手の嗜好を理屈抜きでインテリアに表し、
コーディネートへの影響も大きい要素です。そこに「素材」が加わることで、
彩られた壁が設計プランの意図を補完する担い手にもなります。

5
●さまざまな行為が誘発される長い長い土管のゲストハウス
この「土管のゲストハウス」は、国内外で活躍するデザイナー佐藤オオキさん率いる
デザインオフィスnendoが、宿泊機能を備えた自社の作品保管庫としてつくりあげたものです。
軽井沢に近い長野県の御代田町に完成しました。まずは「保管庫」が欲しいというスタートから、
必要となる機能を徹底して突き詰めていく先に見えてきたのは、人が過ごすことができる心地よさも備え、
さまざまな行為を誘発するシンプルな建築。nendoが考えると「保管庫」はこんなに美しいものになりました。
1
●暮らしとアクティブに交わる庭
自然や緑が暮らしを豊かに彩ってくれるということは、もはや説明するまでもないでしょう。
モダンリビングで庭特集がレギュラー化したのも、もう10年以上も前のこと。
「過ごすための庭部屋」や「屋内外がボーダーレスな庭」など、そのときどきで潮流を捉え、
目指すべき方向性を示してきました。しかし、今は住まいも多様性の時代。答えは一つでなくなっています。
では、庭のある住宅は無数に存在するなかで、なぜこれらの実例を選び、紹介したいと思ったのか。
それはこの5軒が単なる「庭付き」の家ではなく、「庭と暮らしとの深いつながり=アクティブな交わり」を
強く感じさせる家だからです。居場所としてのつくり込みによるもの、建築的な工夫によるもの、
あるいは人の意識や精神性に働きかけるものなど――それぞれの方法や理由を
キーワードで挙げながら、多様な“交わり”の在り方をご覧に入れます。
この特集を読み終わったとき、あなたはどんなふうに自然との“交わり”をもちたいと思うでしょうか。

2
●場所の広さとアイテムで変わる4つの自然の楽しみ方
住まいでの自然の楽しみは人それぞれ。たとえばお茶や食事、デイベッドで日光浴を満喫したり、
ゲストを迎えた屋外でのパーティも魅力的です。その居心地のよさの違いは、人と自然の距離感=過ごす場所の
広さと家具や小物が生む効果から。4サイズの屋外スペースでの過ごし方の提案と共に、
それにふさわしいスケールとアイテムのベストバランスを探ります。

3
●緑をより美しく、たっぷりと感じるためのレイヤード・グリーン・インテリア
p.050~の第一特集では、庭という外部空間が充実した住宅を掲載しました。
ここではもっと身近なインドアグリーンに着目。モダンリビングが考える最旬のスタイリング術
「レイヤード・グリーン・インテリア」を提案します。レイヤード=複数の植物を1カ所にまとめ
“重なるように”配置する、そのメリットやコツを6つのコーディネート例と共に紹介。
照明や小物、アートと組み合わせることでグリーンがインテリアになります。

4
●自然と人、文化の共生と原点回帰を体現したシラカバの林に抱かれる湖畔の宿
北海道・白老町(しらおいちょう)は、かつてアイヌ民族の集落「ポロトコタン」があった地。
アイヌ語で「大きな湖」を意味するポロト湖の湖畔には、四季折々の豊かな自然が広がり、天然林には野鳥も多く飛来します。
今年、この湖のほとりに「温泉」という大地の恵みをポロトコタンの建築から着想を得た空間で堪能できる「界 ポロト」が誕生しました。
建築家・中村拓志さんの設計によるこの宿は、食事や温泉だけにとどまらず、美しい建築空間を体感し、
その地の文化や歴史への理解を深めるといった、さらなる旅の楽しみや目的に気付かせてくれる存在といえます。

5
●ミラノ・デザイン・ウィークで感じたデザインのNew Power
6月、ミラノは懐かしい活気、彩りに包まれました。パンデミックからの再出発に向けた業界関係者の結束力により、
さらなるインテリジェンスとしなやかさをまとったデザインウィークが復活したのです。サステナビリティや本質的なデザイン、
人の幸福に迫る多様なアイデアが結集し、デザイン界の転換期、激変する未来の兆しを感じた現場をリポートします。
●「食」以外の機能をもつキッチンのコーディネート術
●大の料理好き&著名デザイナーのビスポークなキッチンを拝見!
●キッチン設備比較
●暮らしのグレードを高める“スペシャルキッチン”
●インテリア特集「クラフト・ラグジュアリー」



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目次
COVER STORY
見えていないデザイン・96
織田コレクション Vol.30
WHAT’S NEW & EXCITING
21世紀の住居における「ART DE VIVRE」考 vol.1 来るべき場面のために
藤森照信の「日本のモダン建築」20世紀の名作住宅 File.028 三岸アトリエ/山脇 巌
「食」以外の機能をもつキッチンのコーディネート術
1 ゲストを迎えるエントランスにキッチンを配したマンションリノベーション―― 谷口幸平 + 北沢 迅
2 空間から家具、小物まで同じ世界観で構成されたLDK―― 堀内 雪
3 アートピースのようなキッチンが空間、家具と引き立て合う―― 田主健二
4 クリエイティビティ 多様な創作や対話を生み出す住まいの中心に設けたキッチン―― 加藤匡毅 + 廣瀬 蒼
5 リビングカウンター KとLDの中間に設けたカウンターが家族が集う第二のリビングに―― 齊藤美紀
大の料理好き&著名デザイナーのビスポークなキッチンを拝見!
かしこいキッチン設備の選び方
『モダンリビング』のインテリアビジネス
ドラマチックなアプローチのある家
イタリアンモダンを堪能する上質な住まい
『モダンリビング』のデジタル版を読もう
変形敷地を逆手に取ったサプライズに満ちた都市型住宅
家は「建築家コンペ」で建てる!Vol.2 仕事用倉庫とプライベート空間のスマートな共存
空を望む優美なバスルーム
庭とLDKがひと続きになるナチュラルラグジュアリーな住宅
そばにあるから習慣になるL・W+F(フィットネス)
オリジナルのキッチンや家具で実現する、感性に訴えるインテリア
緑豊かな環境に溶け込む優しい表情の木の家
暮らしのグレードを高める“スペシャルキッチン”
偉大なクリエイターに触発された優美に“交差”するキッチン
多彩な機能とデザインでかなう「オートクチュールキッチン」
空間に静かに佇む彫刻のようなキッチンが登場
新たな洗練を纏うマテリアルと美しく共鳴する存在感
先進の技術が無二のフォルムに響く新時代にフォーカスした冷蔵庫
音の美学のある暮らし vol.003
インテリア特集 クラフト・ラグジュアリー
アートディレクターhideya流 ある休日のおもてなし
次世代の建築家 File:008 Eureka/稲垣淳哉 佐野哲史 永井拓生 堀 英祐
ザラホーム×ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン 穏やかな空気をまとう家具
身近な建築家 vol.78
厳選 強くて美しい木の家14
『モダンリビング』の定期購読のご案内
263号の建築家・デザイナー/取材協力店リスト
次号予告
1
●今、暮らしに豊かさをもたらす──素材と色
日本の住宅建築では「素材」と「色」は装飾の一部として捉えられ、
建築設計の美しさを損なうものとして敬遠される傾向がありました。
使用する「素材」と「色」の数を抑えて極力シンプルに――。
この価値観は日本の住宅建築に長く根付くひとつのスタンダードですが、
もっと暮らしに彩りが欲しい! とモダンリビングは考えます。
ここでは「素材」と「色」が建築家の設計意図をより際立たせ、
雄弁に語る事例を6軒集めました。触覚と視覚に強く訴えることで
建築に対する愛着が増し、それが暮らしの豊かさにつながります。

2
●インテリア特集 「パウダーカラー」+素材感
表紙のメインタイトルになっている「素材と色」。このインテリア特集は、「色」のパートになります。インテリアに色を取り入れるのは難易度が高くウェブで検索しても参考になる事例が少ない…。モダンリビングがこれまで企画したインテリア特集や個人邸のインテリアスタイリングの経験、そして流行の分析などの結果出した答え――。それは「パウダーカラー(彩度を抑えた中間色)」をメインアイテムに取り入れることです。そこに「素材感」のあるアイテムが加わることで、インテリアに一体感と深みが生まれる――。
4つの事例を挙げながら、この新しいインテリアのセオリーを検証します。

3
●暮らしを彩るアート
好みや空間、季節ごとに変えられるアートは、空間に色を
取り入れられる手段です。その効能は「色」だけでなく
観る人の心に深く入り込み、人生を豊かにするもの。
今回は、10年以上にわたり、モダンリビング誌上でアートの提案と
数多くのコーディネートのアドバイスをいただいた
ベイスギャラリーの大西量明さんに監修・執筆を依頼しました。
過去号のアートのコーディネート例をピックアップしながら、
暮らしを「彩る」アートの魅力について考えてみます。

4
●“色の魔術師”が手掛けるインテリアアイテム
あるときは気分をポジティブに、またあるときは気持ちをリラックスさせてくれる、
「色」は空間を彩るだけではなく見る人の心にも変化をもたらしてくれる、大切な要素です。ここではML編集部が選んだ、
色を巧みに取り入れたデザインで世界を魅了するデザイナーと彼らの手掛けたアイテムを紹介します。

5
●空間の印象を変える素材図鑑
木や石、タイルや左官材など、空間の中で大きな面積を担う建材は、住まいの雰囲気を決める上で
重要な存在です。ML編集部が厳選した魅力的な建材のほか、
多彩なマテリアルを設計に取り入れる4名の建築家に伺った素材選びや取り入れ方のヒント、
実際に見に行ける魅力的な素材が使われているショップの情報を紹介します。


1,980円
1,600円
1
豪邸、拝見!2022

2022年、豪邸の傾向は「多様性の加速」と言えます。この条件に合う7つの事例を
ラグジュアリーな住宅の代表として厳選しました。今年11回目を迎える「豪邸、拝見!」の中で、
初めてリノベーションしたラグジュアリーマンションを3パターン紹介しています。
住まいの形態だけでなく、家造りのプロセスもさまざま。建築家だけが家造りをリードするのではなく、
多くのプロフェッショナルの力が結集して豊かな暮らしのステージをつくり上げていきます。
その中心となるのが住み手。豪邸の「多様性」=「個性の表れ」と言えるでしょう。
家は人任せでなく住み手が中心――本来あるべき姿をさまざまな方法で実現できる環境が整っています。


2
最上級の戸建て&マンション実例 7

1) ギャラリーのようなコートハウス―― 岡田哲史
2) 居場所がいくつもある贅沢―― 森山善之+柯 文堅(コ・ウェンチェン)
3) 繊細で奥行きのある和洋の融合―― 片山正通 Wonderwall
4) 切り取られた空と海が最大のアート―― 城戸崎博孝
5) 上質な素材がもたらす静謐な美しさ―― 芦沢啓治建築設計事務所+ノーム・アーキテクツ
6) スカンジナビアと日本の美の融合―― OEO Studio
7) 3000冊の本で知性を育む空間―― 池貝知子


3
豪邸に効くインテリアアイデア 25

家具ブランドのショールームは「ソファを選ぶ」「テーブルを買う」といったモノを単体で見に行く場所ではありません!そこは、美しく豊かなインテリアづくりのヒントの宝庫です。ML編集部が都内のショールームを巡り、上質な邸宅にふさわしい25のアイデアを厳選しました。


4
ハイエンド設備 2022

「豪邸」の居住性の高さとラグジュアリーな世界観を実現させるうえで、優れた住宅設備機器選びは絶対に外せない要素です。
今回は、安定した人気を誇るロングセラーや各ブランドから発表された最新アイテムなど、幅広くピックアップしました。
それぞれの商品には、ブランド自体の価値観や魅力が反映されており、そのストーリーをたどるのもまた、機器選びの楽しみでもあります。
これまでのライフスタイルが激変したコロナ禍を経て、さらに進化し続けている住宅の機器アイテムをぜひチェックしてください。


5
未来の名作

良いものと、長く付き合う。その価値観は美しい空間だけでなく、
豊かな暮らしや精神的な充足をもたらしてくれます。
では、人生に寄り添う道具として、どんなものが本当に良いデザインと言えるのか――。
本企画では、「未来の名作」と題し2000年以降に発表・復刻された作品に絞って目を向けることで
「これからのもの選びの基準」を探ります。デザインに精通する
土田貴宏さんに、4つのポイントを挙げながら語っていただきます。
1
住宅が向かう未来

創刊70周年を迎えた2021年は、住まいの在り方を改めて考える年になりました。
『モダンリビング』は周年記念として、1年を通してさまざまな特集を展開してきましたが、最後に掲げたテーマは「住宅の未来」。
p.056‑059の7つのキーワードとともに、5つの特集でこれからの住宅や暮らしの在り方について考えます。


2
住宅から考える「サステナブル」

今、人と地球のためにできることとは?
最近、世の中でよく話題に挙がる「サステナブル」という言葉。
何となくわかったつもりでいて、実はよく理解していなかったり、わからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、私たちのいちばん身近な住まいや暮らしといったモダリンビング独自の視点から「サステナブル」を考えました。
これから家を建てたいと検討している方に限らず、すでに完成した住宅や集合住宅でも実践できることがあります。
今回は、三浦秀一さん、彦根アンドレアさん、佐藤欣裕さんという3名のエキスパートの方たちへの取材を通して、快適で楽しく、難しくない「住まいのサステナブル」を紹介します。


3
「住宅が向かう未来」の芽生えとなる−− 理想を形にした実例5

『モダンリビング』が創刊した1951年、例えばここで紹介している住宅のような発展を予測できていなかったはずです。
コロナ禍という予期せぬ事態になり、テレワークの急速な普及、それに伴う住環境の変革があったように、住宅の未来を軽々と語ることはできません。
ここで紹介する5つの住宅事例は、少し未来の理想を形にしたもの。
住宅は住み手の人生の喜怒哀楽を包み込む場所であることは変わりません。
しかし「夢のマイホーム」という言葉のように個人の所有物という価値観は変わりつつあります。
ある程度予測できる温暖化や少子化と、より向き合わなくてはならないなか、住宅は個人主義から他への配慮へ――。
自然を尊び地域との関わりと共に生きるというかつて日本の住宅が大切にしていた価値観が見直されています。


4
今、安藤忠雄さんに問う── 文化の継承と建築の行方

工事中に遭遇したコロナ禍を乗り越え、ブルス・ドゥ・コメルスがついに完成しました。
壮麗なドーム建築を舞台に、新旧を鋭く対峙させながら未来へと時をつないでいく安藤忠雄さん。
文化の継承とは何か、その中で建築はどのような役割を果たすのか、お話を聞きました。


5
選択肢の多さが豊かさをつくる

住宅が向かう未来――。表紙に掲げたタイトルと7つのキーワードは建築設計だけではなく、インテリアについても触れています。
コロナ禍を経たNew Lifeのためのインテリアをつくるためにモダンリビングが現在、必要だと思うこと――それは選択肢の多さです。
●住み手×建築家の感性で創る「自由」を叶える住宅
この特集で厳選した10の事例(戸建て8、集合住宅2)は、
同じ住宅というジャンルとは思えないほど多様です。
読者の皆さんが漠然と描いていた“住宅像”とは、異なるものもあるでしょう。
しかしそれも住まいの“理想像”。多様化する住み手のライフスタイルや
感性と、建築家の創造力とのコラボレーションによって生まれた純度の高いものです。
固定観念を捨て自由に創る――。その一歩を踏み出した先に、住むことの真の高揚感は待っています。


●住まいにアートな家具を!
目を引くユニークなフォルムや、気持ちが華やぐカラフルな色、魅力を引き出す素材使い…。
個性的なインテリアはひとつあるだけで空間の印象を変える力があります。
機能性だけを求めていては得られない心に豊かさをもたらすオブジェのような家具をご紹介します。


●ボーエ・モーエンセンが名作家具を生んだ自邸
人々の暮らしを第一に考えた、実用的で美しい家具を数多く生み出した
デンマークの巨匠、ボーエ・モーエンセン。1958年に彼が自ら設計し、
家族と暮らしたゲントフテの自邸は、今も当時の面影を残している。


●新しい住まい方を探求する 未来を担う若手建築家 2021
2018年から始まった40歳以下の若手建築家にスポットを当てた本企画。
応募作品の中から建築家の窪田勝文さんとMLが選出した4人が勢ぞろいして、
熱気あるプレゼンを展開しました。5時間に及んだオンライン談議の一部をご紹介します。


●『モダンリビング』創刊70周年記念連載 建築家に訊く、これからの住居Vol.5
これからの理想の住居とは――?全世界が予期せぬ新型コロナウイルスの脅威に見舞われた2020年。
新しい年を迎えてもなお、いまだ不安に包まれています。
そんななか、2021年に『モダンリビング』は創刊70周年を迎えました。
この70年間、人間の暮らしの根本にある住宅について考え続けてきたMLが
今だからこそ、建築家の方々に尋ねたいこと──。それが1行目の問いです。
1年間、70周年記念企画に関わってくださる建築家の皆さんのお答えはいかに?
連載の第5回、今回も6名の方々からお話を伺いました。


●藤森照信の「日本のモダン建築」20世紀の名作住宅
モダンリビングが創刊された頃、敗戦による住宅不足は著しかった。
しかし、今はそれも満たされ、住宅のテーマは量から質へと移ったというのに、質はなかなか上がらない。
質を上げるためには、よい実例を見て目を肥やすことが欠かせない。日本の建築の歴史は長く、優れた住宅はたくさんあるが、
今の住宅をよくするには、近代化の中でつくられた住宅遺産でなければ役に立たない。
そうした住宅を、本誌馴染みの二人組で訪れ、ひもとき、その魅力を写真と文で伝えたい。
そして第25回は…。
●自然と建築は相思相愛 「庭」と響き合う家
更地には木も草花もありません。そこに家が建ち庭が生まれ、住み手は暮らしの中で自然の豊かさを享受できるようになります。
まさに設計力のたまものといえますが、ここ10年以上続いていた、庭を部屋のように過ごす場としてプランする傾向が変わりつつあります。
庭で過ごすだけでなく、庭を意識しなくても当たり前のように自然を身近に感じられる――。
庭と家が響き合い、自然と人が交わる事例が見られるようになりました。
建築家のアイデアが光る6軒の住まいから、自然と建築の相思相愛の関係を分析します。

●建築家と造園家の対話で生まれる家造り 建築と緑が共鳴する唯一無二の住まいができるまで
広島を拠点に活躍するUIDの前田圭介さんの建築にはいつも傍らに緑があります。
建物と植物が互いを引き立て、美しく響き合う家はどのようにして作られるのか?長きにわたり
前田さんの作品の造園を手掛ける荻野寿也さんとの対談から、そのプロセスを探りました。

●2021年に求められる、庭での過ごし方をかなえる「マルチ・チャーム」な屋外家具
庭と家が共鳴し人と自然が交わるためには、建築家のプランが要になります。さらに屋外ならではの心地良さを味わうために必須なのが屋外家具です。
そのバリエーションは屋内の家具と同レベルで多種多様。ここでは2021年に求められる屋外での7つのシーンをモダンリビングが想定し、
それに合う多くの魅力を備えた家具を「マルチ・チャーム」として厳選しました。
ショップや展示会で家具をチェックする機会が減ってしまった昨今、「GARDEN FURNITURE SALONE」と称し、植物や小物と共に誌面上で見本市を開催します。

●庭を楽しみ尽くすアウトドアアイテム20
庭ではいろいろな過ごし方ができます。リビングのように椅子に座ってくつろいだり、食事をしたり、ゆっくりとコーヒーを味わったり…。
ここでは庭時間の楽しみ方を広げる、おすすめアイテムを紹介します。

●いま、改めて考える“人・建築・環境の良い関係”自然の恩恵を未来の暮らしへ――
自然を眺めたり、植物に触れると、人はリラックスした気分になります。ではなぜ、自然に触れると心地よいと感じるのでしょうか。
長年、自然が人にもたらす効果について研究してきた宮崎良文さん、建築家の末光弘和さん、造園家の齊藤太一さんのお三方をお招きし、
これからの自然と人、建築の良い関係について考えました。

●バスルームから暮らしをデザインする 今、「HIDEO」が見つめる世界
2021年、ラグジュアリーな置き型のバスタブの新ブランド「HIDEO(ハイデオ)」の発表と、東京・赤坂に旗艦店「HIDEO TOKYO」がオープンしたニュースは、
コロナ禍で人々の住まいへの関心が高まる中、久しぶりの明るい話題として注目を集めました。その立役者となったのが、
世界のラグジュアリーなバスルームスタイルをけん引し、数々の秀逸なバスタブを創り出してきたデザイナーの清水秀男さんです。
今回、充電期間を経て、満を持して展開する新しいブランドへの思いや創造力の源を探ります。

●未来へつながる建築家との家造り 宮脇 檀さんと2つのボックスハウス
「かっこよければ、すべてよし」が口癖で、住宅設計を愛してやまなかった建築家の宮脇 檀さん。
1970年代から1980年代前半にかけて展開したのが「ボックスシリーズ」です。
初期作品の「ブルーボックスハウス」と「かんのぼっくす」は今年、竣工から50年を迎えます。
半世紀の間、住まいは家族とともにどのように成長してきたのでしょうか。
2つのボックスハウスの歩みには、未来へつながる家造りのヒントがありました。

●『モダンリビング』創刊70周年記念連載 建築家に訊く、これからの住居Vol.4
これからの理想の住居とは――?
全世界が予期せぬ新型コロナウイルスの脅威に見舞われた2020年。新しい年を迎えてもなお、いまだ不安に包まれています。
そんななか、2021年に『モダンリビング』は創刊70周年を迎えました。この70年間、人間の暮らしの根本にある住宅について考え続けてきたMLが
今だからこそ、建築家の方々に尋ねたいこと――。それが1行目の問いです。1年間、70周年記念企画に関わってくださる建築家の皆さんのお答えはいかに?
連載の第4回、今号も6名の方々からお話を伺いました。
●“K”DLの時代到来!2021年 キッチン中心主義
モダンリビングが「集まれリビングキッチンへ」という趣旨の特集を掲載したのがおよそ20年前。
その当時から主流はオープンキッチンであり、その後アップデートを繰り返し、成熟期を迎えたように思えます。
しかし、コロナ禍により“食の場”がエンターテインメントやコミュニケーション、インテリアの要にも。
5つのコンテンツの中に、住まいの中心=コアになりつつある、2021年のキッチンの姿があります。


●暮らしの中心になる!キッチン実例5
かつて「台所」として日当たりの悪い場所に追いやられていたキッチンが、
半世紀ほどで住まいの表舞台にあがり、現在ではリビングやダイニングに代わり、
住まいのコア(中心)にまでなりつつあります。それでは直近の傾向は?
より大型化しているのか、家具化が進むのか、広い範囲に拡張していくのか――。
2021年、キッチン中心主義を体現する5つの事例を厳選しました。


●愛され続ける理由がある 古くて新しい日用品
今年70周年を迎えたモダンリビングは1951年の創刊当時から、建築だけでなく暮らしを豊かにする
日用品も数多く紹介してきました。中には現在でも変わらず販売されているロングセラーのアイテムも。
古くから多くの人に親しまれ、今でも日々の生活に新鮮な魅力を与えてくれる名品を集めました。


●プロと改めて考える 新・キッチン中心主義の教科書
住まいのなかで、最も進化しているといえるキッチン。デザインや機能は更新され、
作業する場から居心地の良さを求められる、家族やゲストと共に長く時間を費やす場になりつつあります。
この特集では、なぜ新たにキッチンが中心なのか――。
9つのコンテンツで、キッチンのスペシャリストたちに取材を敢行。
膨大な経験から、さまざまな視点でキッチンを分析していただきました。
プロの知見に基づく発送は、少し先のキッチンを中心とした住まいの新しい在り方にまで広がりを見せています。


●新時代に美しく、安心・安全に住まう──「備蓄」キッチン収納を考える
災害やパンデミックに備えて、「買い置き」がこれまで以上に一般化し、新時代を迎えた現在。
暮らしの核となる食のスペースをいかに賢く、美しく収納するか──?について、料理研究家の松田美智子さん、
そして、ライフオーガナイザーの鈴木尚子さんのお二人に、それぞれプロの観点からお話を伺いました。
食品を「美しく、おいしく」保存する技術や住み手の個性に合わせた整理術、グッズ紹介まで多方面からアプローチ。
ライフスタイルが激変し、それに伴い変化や進化が進むキッチン収納の最前線を探ります。



●創刊70周年記念連載 建築家に訊く、これからの住居 Vol.3
これからの理想の住居とは──?全世界が予期せぬ新型コロナウイルスの脅威に見舞われた2020年。
新しい年を迎えてもなお、いまだ不安に包まれています。
そんななか、2021年に『モダンリビング』は創刊70周年を迎えました。
この70年間、人間の暮らしの根本にある住宅について考え続けてきたMLが
今だからこそ、建築家の方々に尋ねたいこと──。それが1行目の問いです。
1年間、70周年記念企画に関わってくださる建築家の皆さんのお答えはいかに?
連載の第3回も、6名の方々からお話を伺いました。

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