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住まいとでんき 雑誌の内容
- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月5日
- サイズ:A4変形判
- 参考価格:1,518円
住まいとでんき 2022年5月号 (発売日2022年05月05日) の目次
○事業者連携から生まれるIoT次世代住宅
人を幸せにする住宅づくりを目指して/神奈川工科大学/一色 正男/笹川 雄司
「豊かな住生活」を実現するための住宅造りの基本方針である住生活基本計画に「新しい日常・DXの推進等」が新たな目標として追加された。そしてIoT住宅の推進は住宅のDX化であり、「豊かな住生活」を実現するためには事業者間連携によるデータ活用が重要である。
○住宅生産団体連合会IoT等先進技術活用WGの取り組み/住宅生産団体連合会 IoT等先進技術活用WG
住宅生産団体連合会 IoT等先進技術活用WGは、住生活向上に向けたIoT等の活用に関する検討を行うとともに、政府の動向に関する情報の収集・分析等を行うことを目的に設立された。本稿では会員企業の中から3社(積水化学工業・ミサワホーム・旭化成ホームズ)の最新の取り組み事例を紹介する。
○IoT住宅におけるHEMSの役割と期待/日本電機工業会/金子 秀樹
現在、HEMSの特徴・メリットが世の中に十分に認知されておらず、普及が加速しないという課題がある。そこでHEMS普及に向けて、「HEMSの特徴(機器連携機能)」の周知を目的としてメリットや活用事例を紹介する。また、今後のIoT化に向けた取組や期待について紹介する。
○三菱ルームエアコン霧ヶ峰用スマートフォンアプリ霧ヶ峰“REMOTE”
霧ヶ峰REMOTEで毎日のくらしをもっと便利に、快適に/三菱電機静岡製作所/中川 英知
ルームエアコン霧ヶ峰のセンシング技術とスマートフォンの搭載機能を活用し、リモコンでは実現できない、ルームエアコン霧ヶ峰とスマートフォンの融合だからこそ可能になるエアコン操作を実現したスマートフォンアプリ霧ヶ峰REMOTEについて紹介する。
○カギが自由になる生活を届けるスマートロック「QrioLock」/Qrio
QrioLockとは、ドアの内側に取り付けるだけでスマートフォンによるカギの操作ができるスマートロックである。家のカギに安心と便利をプラスすることでライフスタイルがもっと自由になる。
■トピックス
○都市型戸建てを再構成する。
価値観が多様化する時代のリベーションケーススタディ/アートアンドクラフト/松下 文子
都市に住む人のこれから住まいに着目し、都市型の狭小戸建てをリノベーションしたケーススタディ住宅を題材に、コロナ禍を経て価値観が多様化する時代の都市居住のあり方と、アートアンドクラフトのリノベーション事業について紹介する。
○disch
フレキシブルなワンルーム/ブルースタジオ/石井 健
家族の成長、家族の暮らしに合わせた持ち家2回目のリノベーション。初回の14年前とは世の情勢も家族の暮しも大きく様変わりし、マンションリノベという限られた空間の中に、もう一軒のマイホーム。リノベーションの自由度を改めて感じる家づくりを紹介する。
○暮らし方シフト2020
理想の暮らしを実現させた「暮らし」そのもののリノベーション/リビタ
アパレル関係の仕事をしている夫妻がリノベーションしたのは築34年のヴィンテージの風合いをもつマンション。ますます加速する暮らしや価値観の多様化の中で、固定概念にしばられず好きを追求することで、暮らし自体をリノベーション。家づくりを通して豊かさを手に入れた。
○デマンドレスポンス型料金メニューと実質再生可能エネルギーによる高圧一括受電
住宅業界初の標準採用/三井不動産レジデンシャル/東京電力エナジーパートナー/ファミリーネット・ジャパン
三井不動産レジデンシャルと、東京電力エナジーパートナー、ファミリーネット・ジャパンの3社は、カーボンニュートラル社会の実現に向け協定を締結し、住宅としては国内初となるデマンドレスポンス型料金メニューと実質再生可能エネルギーによる高圧一括受電の標準採用を開始する。
○ビルトイン食器洗い乾燥機「9Plus series(9プラスシリーズ)」
業界初「液体洗剤自動投入」機能搭載 「ナノイーX」を搭載し、庫内のニオイ抑制・除菌を実現/パナソニック
パナソニックは、業界初の「液体洗剤自動投入」で家事の省手間を実現し、「ナノイーX」搭載により清潔性も向上したビルトイン食器洗い乾燥機「9Plusseries(9プラスシリーズ」3機種を発売した。
■プロダクトナビ
○PLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウスタッチ)
外出先から住まいと家族を見守る、間取り連動スマートホームサービス/積水ハウス
積水ハウスは、プラットフォームハウス構想の一環として、外出先から住宅設備の遠隔操作を可能にする間取り連動スマートホームサービス「PLATFORMHOUSEtouch(プラットフォームハウスタッチ)」を発売。
○EV複数台充電時の使用電力を抑制する普通充電器を販売開始/東京電力ホールディングス
東京電力ホールディングスは、電気自動車・プラグインハイブリッド車を複数台充電する際に使用電力を抑制する「多台数対応EV普通充電器(JW-EVSE-TPC01-0340)」の開発を行い、グループ会社を通じて販売を開始した。
○エナジーサプライ株式会社のJ-クレジットサービス
「Enerzit(エナジット)」Next DriveのEcogeni e+ソリューションを採用/NextDrive株式会社
NextDrive㈱は、IoE(InternetofEnergy)プラットフォーム製品群「Ecogenie+(エコジーニープラス)」の新機能としてJ-クレジット制度のプロジェクトモニタリング・管理機能をリリース。エナジーサプライ㈱の新しいJ-クレジットサービス「Enerzit」に採用された。
○NextDriveのゲートウェイ「Atto」と「Cube」にて村田製作所「All-in-One蓄電池システム」との連係を相互に確認/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDrive㈱は、同社が設計・製造・販売するゲートウェイ「Atto」と村田製作所が開発・販売する蓄電池内蔵ハイブリッドパワーコンディショナ「All-in-One蓄電池システム」の相互接続試験を実施し、良好な結果が得られたと発表した。
■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
長時間の苦しい勉強って本当に必要?/わらっく/室 龍二
中学生の子供を持つ親としての大きな疑問があります。勉強は何のためにするのかということです。勉強は何の役に立つのか、どうやったら楽しめるのかといった根本的な問題は何も解決されていません。今回は、まだまだ悩み中の内容を、ご一緒に検証していただきたいと思います。
○社会包摂とデザイン 第17回
障害者雇用とは/九州大学/尾方 義人
障害者雇用は、障害者雇用促進法に基づく「障害者雇用率制度」による雇用のことです。障害者雇用率制度とは、障害のある方を、定められた障害者雇用率以上に雇用しなければならない制度のことです。企業だけでなく国や地方自治体にも適用されています。今回はそんな障害者雇用について紹介します。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 185
いずれ書かなければいけないことの汀へ/藤原 千秋
普通に生活している限り、あまり生き死にのことについて思い巡らす必要性もないし思い巡らせること自体がどこか不穏に感じる。けれども「それ」を目前に呈され生き死にを左右する賭けを強いられる場面がある。実親の急な入院に際し、賭けに動揺する筆者の忘備録。作者および作品の紹介
■表紙イラスト「オランダの暮らし」清武 美桜(愛知県立芸術大学美術学部)
植物も色づくこの季節は、世界各地でガーデンフェアや広々とした公園が開園されます。オランダは自転車による移動が主流で、サイクリングから見られるモチーフはさぞ心弾むものだろうと感じ制作しました。
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○事業者連携から生まれるIoT次世代住宅
人を幸せにする住宅づくりを目指して/神奈川工科大学/一色 正男/笹川 雄司
「豊かな住生活」を実現するための住宅造りの基本方針である住生活基本計画に「新しい日常・DXの推進等」が新たな目標として追加された。そしてIoT住宅の推進は住宅のDX化であり、「豊かな住生活」を実現するためには事業者間連携によるデータ活用が重要である。
○住宅生産団体連合会IoT等先進技術活用WGの取り組み/住宅生産団体連合会 IoT等先進技術活用WG
住宅生産団体連合会 IoT等先進技術活用WGは、住生活向上に向けたIoT等の活用に関する検討を行うとともに、政府の動向に関する情報の収集・分析等を行うことを目的に設立された。本稿では会員企業の中から3社(積水化学工業・ミサワホーム・旭化成ホームズ)の最新の取り組み事例を紹介する。
○IoT住宅におけるHEMSの役割と期待/日本電機工業会/金子 秀樹
現在、HEMSの特徴・メリットが世の中に十分に認知されておらず、普及が加速しないという課題がある。そこでHEMS普及に向けて、「HEMSの特徴(機器連携機能)」の周知を目的としてメリットや活用事例を紹介する。また、今後のIoT化に向けた取組や期待について紹介する。
○三菱ルームエアコン霧ヶ峰用スマートフォンアプリ霧ヶ峰“REMOTE”
霧ヶ峰REMOTEで毎日のくらしをもっと便利に、快適に/三菱電機静岡製作所/中川 英知
ルームエアコン霧ヶ峰のセンシング技術とスマートフォンの搭載機能を活用し、リモコンでは実現できない、ルームエアコン霧ヶ峰とスマートフォンの融合だからこそ可能になるエアコン操作を実現したスマートフォンアプリ霧ヶ峰REMOTEについて紹介する。
○カギが自由になる生活を届けるスマートロック「QrioLock」/Qrio
QrioLockとは、ドアの内側に取り付けるだけでスマートフォンによるカギの操作ができるスマートロックである。家のカギに安心と便利をプラスすることでライフスタイルがもっと自由になる。
■トピックス
○都市型戸建てを再構成する。
価値観が多様化する時代のリベーションケーススタディ/アートアンドクラフト/松下 文子
都市に住む人のこれから住まいに着目し、都市型の狭小戸建てをリノベーションしたケーススタディ住宅を題材に、コロナ禍を経て価値観が多様化する時代の都市居住のあり方と、アートアンドクラフトのリノベーション事業について紹介する。
○disch
フレキシブルなワンルーム/ブルースタジオ/石井 健
家族の成長、家族の暮らしに合わせた持ち家2回目のリノベーション。初回の14年前とは世の情勢も家族の暮しも大きく様変わりし、マンションリノベという限られた空間の中に、もう一軒のマイホーム。リノベーションの自由度を改めて感じる家づくりを紹介する。
○暮らし方シフト2020
理想の暮らしを実現させた「暮らし」そのもののリノベーション/リビタ
アパレル関係の仕事をしている夫妻がリノベーションしたのは築34年のヴィンテージの風合いをもつマンション。ますます加速する暮らしや価値観の多様化の中で、固定概念にしばられず好きを追求することで、暮らし自体をリノベーション。家づくりを通して豊かさを手に入れた。
○デマンドレスポンス型料金メニューと実質再生可能エネルギーによる高圧一括受電
住宅業界初の標準採用/三井不動産レジデンシャル/東京電力エナジーパートナー/ファミリーネット・ジャパン
三井不動産レジデンシャルと、東京電力エナジーパートナー、ファミリーネット・ジャパンの3社は、カーボンニュートラル社会の実現に向け協定を締結し、住宅としては国内初となるデマンドレスポンス型料金メニューと実質再生可能エネルギーによる高圧一括受電の標準採用を開始する。
○ビルトイン食器洗い乾燥機「9Plus series(9プラスシリーズ)」
業界初「液体洗剤自動投入」機能搭載 「ナノイーX」を搭載し、庫内のニオイ抑制・除菌を実現/パナソニック
パナソニックは、業界初の「液体洗剤自動投入」で家事の省手間を実現し、「ナノイーX」搭載により清潔性も向上したビルトイン食器洗い乾燥機「9Plusseries(9プラスシリーズ」3機種を発売した。
■プロダクトナビ
○PLATFORM HOUSE touch(プラットフォームハウスタッチ)
外出先から住まいと家族を見守る、間取り連動スマートホームサービス/積水ハウス
積水ハウスは、プラットフォームハウス構想の一環として、外出先から住宅設備の遠隔操作を可能にする間取り連動スマートホームサービス「PLATFORMHOUSEtouch(プラットフォームハウスタッチ)」を発売。
○EV複数台充電時の使用電力を抑制する普通充電器を販売開始/東京電力ホールディングス
東京電力ホールディングスは、電気自動車・プラグインハイブリッド車を複数台充電する際に使用電力を抑制する「多台数対応EV普通充電器(JW-EVSE-TPC01-0340)」の開発を行い、グループ会社を通じて販売を開始した。
○エナジーサプライ株式会社のJ-クレジットサービス
「Enerzit(エナジット)」Next DriveのEcogeni e+ソリューションを採用/NextDrive株式会社
NextDrive㈱は、IoE(InternetofEnergy)プラットフォーム製品群「Ecogenie+(エコジーニープラス)」の新機能としてJ-クレジット制度のプロジェクトモニタリング・管理機能をリリース。エナジーサプライ㈱の新しいJ-クレジットサービス「Enerzit」に採用された。
○NextDriveのゲートウェイ「Atto」と「Cube」にて村田製作所「All-in-One蓄電池システム」との連係を相互に確認/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDrive㈱は、同社が設計・製造・販売するゲートウェイ「Atto」と村田製作所が開発・販売する蓄電池内蔵ハイブリッドパワーコンディショナ「All-in-One蓄電池システム」の相互接続試験を実施し、良好な結果が得られたと発表した。
■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
長時間の苦しい勉強って本当に必要?/わらっく/室 龍二
中学生の子供を持つ親としての大きな疑問があります。勉強は何のためにするのかということです。勉強は何の役に立つのか、どうやったら楽しめるのかといった根本的な問題は何も解決されていません。今回は、まだまだ悩み中の内容を、ご一緒に検証していただきたいと思います。
○社会包摂とデザイン 第17回
障害者雇用とは/九州大学/尾方 義人
障害者雇用は、障害者雇用促進法に基づく「障害者雇用率制度」による雇用のことです。障害者雇用率制度とは、障害のある方を、定められた障害者雇用率以上に雇用しなければならない制度のことです。企業だけでなく国や地方自治体にも適用されています。今回はそんな障害者雇用について紹介します。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 185
いずれ書かなければいけないことの汀へ/藤原 千秋
普通に生活している限り、あまり生き死にのことについて思い巡らす必要性もないし思い巡らせること自体がどこか不穏に感じる。けれども「それ」を目前に呈され生き死にを左右する賭けを強いられる場面がある。実親の急な入院に際し、賭けに動揺する筆者の忘備録。作者および作品の紹介
■表紙イラスト「オランダの暮らし」清武 美桜(愛知県立芸術大学美術学部)
植物も色づくこの季節は、世界各地でガーデンフェアや広々とした公園が開園されます。オランダは自転車による移動が主流で、サイクリングから見られるモチーフはさぞ心弾むものだろうと感じ制作しました。
○電気自動車の歴史と現在
1990年代以降の電動車両の開発と新たな役割/次世代自動車振興センター/荻野 法一
地球温暖化問題は人類共通の喫緊の課題として、いわゆる「自動車の脱ガソリンの推進」が世界的に求められている。本稿では、地球温暖化対策として注目される電気自動車の開発の歴史と最近の動向、電気自動車に期待される新たな役割等について紹介する。
○電気自動車(EV)で変わる私たちの暮らし/東京電力エナジーパートナー/小針 聖香・町田 吉弘
「カーボンニュートラル」の実現に向けて世界中、そして、日本でも注目されているのがEV(電気自動車)である。EVは、動力に電気モーターを使うので走行中にCO2を排出せず、さらにその電気を再生可能エネルギーで発電したもので賄えばCO2排出量は名実ともにゼロになる。「未来の車」だったEVが、どんどん「身近な存在」になっている。
○分譲マンションと電気自動車(EV)
なぜ分譲マンションにはEV充電設備の導入が進まないのか。/三菱地所レジデンス/稲川 陽平
需要の高まる電気自動車への対応として、三菱地所レジデンスは、太陽光発電を活用した電気自動車を採用することで、環境負荷がより少ないサービス「solecoEVshare(ソレッコイーヴイシェア)」の導入を進めている。分譲マンションへの電気自動車の普及拡大に向けた現状の課題と今後の展望を紹介する。1
○ZEH+V2H
エネルギーをつくる・ためる・かしこく使う暮らしのご紹介/サンヨーホームズ/廣川 陽奈
2015年のパリ協定以降、地球温暖化対策として世界的に様々な取り組みが進められている。サンヨーホームズでは、環境にやさしく経済的な新しい住まいの在り方「ZEH+V2H」を提案しており、脱炭素社会実現への一助になることを期待している。
○EV充電の基礎知識
意外と知らない?EV充電のしくみから設備の種類など/日東工業/池田 裕之
現在、EVが注目されているが、充電については実はあまり知られていない。本稿では、充電のしくみ、普通充電と急速充電の違い、充電設備の特性や適切な選びかたなど基本的な事項に加え、充電スピードや電費、EV充電でのエネマネなどについても解説する。
○戸建住宅の電気自動車充電設備/パナソニック/飯銅 涼太
パナソニックでは2010年の「EV用屋外コンセント」発売を皮切りに、これまで様々な種類の電気自動車充電設備(ELSEEV)を世に送り出してきた。中でも戸建て住宅向けでは多様なニーズに対応できる豊富なラインアップを築いてきた。特に最新モデル「hekiaSMode3」は好評を得ている。本稿では、一般的なEV充電器のご選定ポイントやELSEEVシリーズそれぞれの特長や利点について紹介する。
○もしもの時に頼れる電気 スマートエルラインライト/日東エルマテリアル/新保 克昌
スマートエルラインライトは、太陽光で発電した電気を有効活用し、電気自動車のみならず、ハイブリッド車、プラグインハイブリッドなども電源として利用することで、一般戸建て住宅においてレジリエンス強化を実現し、かつ新エネルギー普及の促進に貢献する、そんな仕組みを実現した。その概要を紹介する。
○東京電力グループの電気自動車普及に向けた取り組み
法人向け急速充電器の共同利用サービス/東京電力ホールディングスEV推進室
東京電力グループは、電気自動車(EV)普及推進のため、車両の普及啓発と充電インフラ整備にグループ一体で取り組んでいる。法人のEV導入の際の課題解決策として、提供していく「法人向け急速充電器の共同利用サービス」について紹介する。
■トピックス
○SUUMO編集長が解説!
DXで変わる、住宅・不動産業界の新常識/リクルート/池本 洋一
あらゆる産業でデジタルトランスフォーメーション(DX)が活況である。なかでも紙の書類や現地現物を重視した接客などアナログなプロセスが多かった住宅・不動産業界でもDXが加速しており、業界にとって今が大きな変わり目と言える。本稿では、長年にわたって住宅検討者と住宅・不動産会社の両者に向き合ってきたリクルートの視点で、住まい探しや集客・接客プロセスにおけるDXのポイントを解説する。
■プロダクトナビ
○HEMS ゲートウェイ「Atto」ならびに「Cube」が出光興産株式会社のエネルギーマネジメント実証実験に採用/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveが設計・製造・販売する、IoEプラットフォームの中核となるゲートウェイ「Atto」ならびに「Cube」が、出光興産株式会社のエネルギーマネジメントの実証実験に採用された。
○ルームエアコン「ReLaLa」2022年モデル発売
業界初!ウインドエアコンでR32冷媒を採用/コロナ
コロナは、ルームエアコン「ReLaLa」の2022年モデルとして、フラグシップモデルの「Zシリーズ」をはじめ、暖房能力に優れた「Wシリーズ」、基本性能重視の「Nシリーズ」、エアコンは冷房しか使わない方にお勧めする「冷房専用シリーズ」、窓に取り付ける「ウインドエアコン」の6シリーズ22機種を発売する。
○エコキュートAY5シリーズ発売
「ソーラーモードアプリ」で太陽光発電の余剰電力を有効活用、レジリエンス機能を強化/コロナ
コロナは、太陽光発電の余剰電力を沸き上げ運転に有効活用する「ソーラーモードアプリ」を新たに搭載したほか、災害時の備えとして生活用水の確保を行うレジリエンス機能を強化したエコキュート20機種を2022年6月から順次発売する。
■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
災害発生後の避難生活のこともきちんと考えておかないと!/わらっく/室 龍二
前回の連載では防災に関する先人たちの知恵をご紹介しました。いつ、どこで災害が起きてもおかしくない日本。今回は、災害発生後の避難生活にフォーカスして検証していきたいと思います。
○社会包摂とデザイン 第16回
しあわせの測り方/九州大学/尾方 義人
国民総幸福量という言葉はご存知でしょうか。国民総幸福量とは、第4代ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクが提唱した概念です。GDP、GNPに対して、批判的視線から、さまざまな新しい指標の検討がされています。GNHもそれに相当します。「しあわせ」を多様性と包摂性からのアプローチする様々な取り組みを紹介します。
○IHクッキングヒーターで毎日おいしくcooking! 第17回
IHのきほん 話題の味をIHで手作り!/Office OKUAKI/奥秋 曜子
IHのきほん。話題の味をIHで手作り!フルーツグラノーラ、ふわふわパンケーキ、から揚げの作り方を、IHポイントを交え紹介します。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考184
肉を千切る/藤原 千秋
50年弱の人生を振り返って子供の時分を含め、対外的に「努力をした」と胸を張って言える出来事は何であったかと思案する筆者。結果を期待しないでする努力の難しさ、ほとんど恐怖に近い努力の忌避を自覚する。親として子の努力を見守ることの苦しさも。「春」を前にした小文。
○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第99回
新鮮!初ベトナムのノート/静岡県立大学/内海 佐和子
研究室の片づけをしました。断捨離ブームに乗ったわけでなく、コロナ禍で時間を持て余したわけでもなく。必要に迫られて。その片付けの際にノートの束を発見。それらは調査毎に新調して持参するノートです。そこには初めてベトナムへ調査に行った、1994年の自分がいました。作者および作品の紹介
■表紙イラスト:清武 美桜(愛知県立芸術大学美術学部)
■作品名:「日本の暮らし」時代が移り変わるにつれて、身の回りの暮らしにも少しずつ変化が訪れます。しかしながら、変わらない日本の季節の循環は人々を安心させてくれるものです。その中でもとりわけ穏やかで新鮮な春を感じるモチーフを描きました。
○ここ数年で大きく変わった家づくり
家づくりの今後はどう変えるのか?/一級建築士事務所 マツザワ設計/松澤 静男・松澤 有紗
設計事務所として家づくりに関わってきて、特にここ数年の変化は著しいと感じている。不景気感、少子化、職人の高齢化などの直接的原因に加え、価値観の変化という見えづらい原因も存在する。ここで時代の流れに合わせるか?別の道を探るか?大きな分岐点に立っている。時代を読むのは大切だが、周りの動きに遅れまいと合わせていては先が無い。何が出来て何がしたいのかが問われている。
○設計事務所と工務店のコラボレーション
~協働で生まれる新しい住宅設計の可能性~/BUILTLOGIC/石黒 隆康
工務店と設計事務所が協働するケースが増えている。これまでの、単なる工務店の下請けを設計事務所が行うというスタイルから、両社が一緒になって仕事を受注し、まとめ上げるようなケースについて考察した。
○2020年度低層住宅供給動向調査
~住宅会社の規模別競争力を分析~/住宅産業研究所/脇田 茂樹
コロナ禍による住宅市場への影響は当初見込みより小さく、住宅着工は回復基調にある。しかし、ニューノーマル仕様や郊外シフト等、住宅需要の中身はコロナ前とは変化している。住宅供給業者にも変化の兆しがあり、住宅会社の競争力関係の動向を分析する。
○アトリエ設計事務所+工務店の上質な住まい/前田工務店/前田 哲郎
アトリエ系設計事務所と同等以上の設計力を持つ工務店をアトリエ工務店と呼んでいる。「住まいに必要なものは何か」という問いに答え続ける工務店を目指し、アトリエ工務店として前田工務店が普段考えていること、今後、アトリエ工務店に求められるものを独自の視点で紹介する。
○「産直住宅」から歴史的な木造建築物まで
自然に生きるをモットーに、木造にこだわる生き方を続けたい。/中島工務店/中島 紀于
岐阜県中津川市加子母に本社を置き、木曽ひのき、東濃ひのきなどの森林資源を背景に、自然豊かな環境の中で道路・水道を拓き、木造住宅、社寺・仏閣の建造、歴史的建造物の修復さらに農林業を続け、地元住民の雇用を創出し、地域とともに奔走してきた中島工務店。その取り組みを紹介する。
■事例紹介
○末永く京都に生き続ける住まい
住まい手の「想い」を大切に、一生涯のお付き合い/デザオ建設
1965年の創業以来、京都で注文住宅を中心に快適な住まいを作り続けてきた㈱デザオ建設。「幸せで快適な暮らしの礎となる住まいを、一棟一棟丁寧につくる」という想いで年間100棟以上の注文住宅を手がけている。そんなデザオ建設の住まいについて紹介する。
○お客さまの暮らしに寄り添った住まい
完全自由設計型の家づくり/勝美住宅
創業以来、兵庫県の播磨地域を中心に建設・不動産事業を手掛けきた㈱勝美住宅。注文住宅をメインに地域のお客さまに寄り添った家づくり行っている。完全自由設計型の家づくりで、お客さまに喜びと豊かさを提供し、高い評価を得ている勝美住宅の住まいを紹介する。
■トピックス
○歴史ある港町の暮らしを感じられる宿
分散型宿泊施設 鞆 港町/桐谷建築設計事務所/桐谷 昌寛
歴史ある港町の暮らしを感じられる宿古くからの港町である広島県福山市鞆の浦でのリノベーション。町全体をひとつの宿に見立て、宿部屋を町に分散させるとともに、滞在中の食事や買い物、体験等といった機能を既に町にあるものと連携して利用することで地域全体を活性化させていくプロジェクトを紹介する。
○重ねの家
~愛着を持って暮らす~/オノコム デザインセンター/松原 正和
40代夫婦二人と子供二人、設計者の自邸リフォームを紹介する。築50年の2階建ての木造住宅を購入し、耐震改修を行った。古い住宅の年数を経た粗削りの無垢材を室内に表しにすることで、素朴で力強く趣のある空間になるだろう、と期待した。補強で追加される新しい木材は、時間の経過とともに並置(=等価)されたものへ変わり、時を重ねた、小さいながらも豊かな空間になるだろうと考えていた。
○伝統的な主屋をサポートする耐震改修
伝統構法の住宅改修の現状と設計・施工上のポイント/田村真一建築設計事務所/田村 真一
姫路の市川が流れるほとりの集落に増築、改築を繰り返しながら100年以上前から建っていた伝統構法の木造住宅の耐震改修。集落の大切な景観の一部であり、非常に大切に住まわれてきたことがわかる住宅の主屋を今の様子のまま残す耐震改修の様々な工夫を紹介する。
○昭和の木造賃貸アパート 2in1リフォーム
木賃アパートを令和にアップデートする/前川亮建築設計事務所/前川 亮
昭和の木造賃貸アパート2in1リフォーム。住人自ら提案した隣室を取り込む2in1リフォームにオーナーが賛同。オンオフのゾーニングでテレワークに対応させ、HOME IoTを採用するなどしてアップデート。BIMを活用した設計・施工プロセスのDXにもチャレンジした。
■連載
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
日本の先人たちは偉い!地震・津波編/わらっく/室 龍二
自然災害のオンパレードな日本。地震・津波は起きてしますと大きな被害が発生するため、先人たちからいろいろな知恵を伝授されていることをご存じですか?好奇心を持って、楽しみながらお聞きください。
○社会包摂とデザイン第15回
色覚多様性/九州大学/尾方 義人
遺伝学的に残っている“不利”や“病気”と言われるものはたくさんあります。生物的には劣勢や障害・病気ではなく、それを劣勢や障害・病気に似してしまっているのは、私達の社会の仕組みかもしれません。優か劣かではなく、社会全体の多様性として捉えていかないといけないのかもしれません。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考183
探し物は何ですか/藤原 千秋
最近、蔵書のPDF化が1,500冊に至った筆者。本という実体を無くしても情報は残る。家にあるモノの去就と情報としてのモノに対して消えぬ執着。子育てにも絡むそれらの割り切れなさを思う小文。
■表紙イラスト「暖かいハル」日本大学芸術学部美術学科/杉山 理香
冬から春へと移り変わる温度感や情景と共に、住まいが建築されてから刻まれる歴史を同時に再現した表紙に仕上げました。桜が満開に咲き、道を彩るような構成、また工具を組み合わせることで丈夫な印象を与えられるように描きました。
○気候変動時代に生きる気候変動に備える緩和と適応/法政大学/田中 充
気候変動時代に生きる地球温暖化が進行する中で、世界各地で気候変動が拡大し、国内でも深刻な気象災害が発生している。科学的知見に基づく21世紀末の気候変動の予測結果を紹介するとともに、気候変動対策である緩和策と適応策の考え方を説明し、とくに重要となる適応策の必要性を述べる。
○CASBEE-レジリエンス住宅チェックリストの活用について/東京大学大学院/清家 剛
住宅のレジリエンスは、住まいと住まい方で対応が必要である。CASBEE-レジリエンス住宅チェックリストは、CASBEEシリーズのチェックリストとして、健康を支え災害に備える住まいと暮らしを考えるきっかけとなるよう、気づきのツールとして作られた。それに関わる一般的な項目について、本チェックリストでとりあげている。今後はさらなるチェックリストによる啓蒙活動などの運用が、より重要であるといえる。
○地下室×屋上の複合提案「MultiShelter with Resilience」
防災と日常を両立させた新たな住宅提案のご紹介/サンヨーホームズ/廣川 陽奈
近年激甚化・頻発化する自然災害や、コロナ禍で生まれた働き方、生活様式の変化を受け、サンヨーホームズでは、防災と普段使いの両立を実現した地下室と屋上の複合提案「MultiShelterwithResilience」の提案を開始した。今後新たな住宅提案として地下室が普及していくのではないかと期待している。
○セキスイハイムの最新「スマート&レジリエンス」技術を実証開始
環境省の支援を受け、実邸で環境性・快適性を評価/積水化学工業/住宅カンパニー
セキスイハイムは、環境省の支援を受け、2021年より共同実施者3機関とともに「エネルギー自給自足ユニットの技術開発・実証」の技術開発を開始。「新スマートパワーステーションFRGREENMODEL」でモニター邸を募集し、その評価・実証を行う。この取り組みをもとに、エネルギー自給自足を推し進める本技術のさらなる強化と普及を図る。
○災害時の在宅避難における課題と電源対策
地震や風水害への備えを考える/東京電力エナジーパートナー/三井 博隆
近年、自然災害の広域化・激甚化が進む中、避難所に行くのではなく、在宅避難や車両避難を志向する人や自治体が増えている。筆者が、東京電力で行った2019年台風15号等の停電地域支援の経験やその後の検討を踏まえ、在宅避難の課題と電源対策について解説する。
■トピックス
○『ダイキンエコキュート』2022年モデル(W型)20機種を新発売
多彩な遠隔操作、節水サポート、エアコン連動、業界最高の給湯圧力で利便性と快適性を実現/ダイキン工業
ダイキン工業は、『ダイキンエコキュート』の2022年モデル(W型)を発売した。スマートフォンアプリとの連携で利便性を向上させたほか、業界最高の給湯圧力でシャワーや洗い物を快適にする。
○先客万来庵~新しくて懐かしい、床座と土間キッチン/マンションフルリノベーション/祐建築設計事務所/上田 眞樹
玄関から庭(バルコニー)まで続く土間空間、素材へのこだわり(MDF多用と石油製品の排除)、ものや生活に対する価値観の再認識、温故知新(日本家屋の特徴と古来からの道具に学ぶ)をテーマに行ったマンションフルリノベーション事例を紹介する。
○家の性能と、1年365日の生活の質を上げる。
一人住まいになった父を思う、娘からのリフォーム提案/育暮家ハイホームス/杉村 喜美雄
高齢期のリスクは何と言っても健康リスク。リスクを予知し備えることは資産価値を高め、QOLも向上する。リフォームを通してどのように住宅ストックに向き合えばいいのか、そこに私たちがどう役割を果たすか。遠く離れても絆を深めるご家族に接し、答えと勇気をもらったリフォームを紹介する。
■プロダクトナビ
○HEMS/IoT/IoEゲートウェイ「Atto」がModbus RTUとModbus TCP/IPを標準サポート/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveのHEMS/ IoT/IoEゲートウェイ「Atto」が、ModbusRTU通信とModbusTCP/IP通信の標準サポートを開始した。事例紹介
■事例紹介
○お客さまとのきづなを大切にした住まい
地域密着で創業115年/大野建設
埼玉県行田市を中心に地域密着型企業として古きよき伝統を守りながら先端の住まいを提供してきた大野建設。今年創業115年を迎え、埼玉の地になくてはならないビルダーとなっている。そんな大野建設の住まいづくりについて紹介する。
○心から楽しめる家づくりをお客さまとともに
栃木商圏建築着工棟数13年連続1位/丸和住宅
栃木県の街と人と暮らしをみつめ、誰もが建てられ、誰もが楽しめる家づくりをモットーに上質な住まいを提供してきた丸和住宅。地域密着でつねにお客さまの立場に立った真摯な姿勢が評価され栃木商圏建築着工棟数13年連続1位という実績を誇っている。
○家づくりのプロが考える「本当に必要なもの」を標準装備した住まい
お客さまのために実現したハイグレード仕様/泉北ホーム
大阪を中心に関西地域で45年に渡り良質な住まいを提供してきた泉北ホーム。お客さま目線で行き着いた「フル装備の家」はハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジーにおいて2014年から7年連続受賞するなど高い評価を得ている。そのハイグレードな住まいを紹介する。
○人を大切にした笑顔あふれる家づくり/高垣工務店
和歌山県田辺市で地域密着をつらぬき田辺市になくてはならない工務店である高垣工務店。地域に特化した工法を取り入れ、高気密・高断熱仕様、地震・台風に備えた耐久性・耐震性の高い住まいを基本にしながら、なにより人を大切にした住まいづくりを行っている。
■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第60回
ポット&コーヒー/生活家電研究家/大西 正幸
家庭に、保温ポットとコーヒーメーカーがあれば、保温ポットの湯をそのままコーヒーメーカーに注げば、早くコーヒーを入れることができる。1991年(2月)「二つの商品を、一つに合体した使いやすい商品の企画」を進め、「ポット&コーヒー」が誕生した。マイコンとセンサーで、丁寧な抽出ができ、約4分で素早くできる。
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
日本は自然災害のオンパレード?本当ですか?/わらっく 室 龍二
寒い日々が続きます。さて、今回は、基本に立ち返って日本の自然災害について検証していきたいと思います。本当に自然災害が多い!そして、種類も…。いつ起こるかわからない災害について、もう一度整理をしておきたいと思います。
○社会包摂とデザイン 第14回
アダプテッド・スポーツ/九州大学/尾方 義人
アダプテッド・スポーツという言葉をご存知でしょうか。アダプテッド・スポーツは、性別、年齢、体力、能力、障害や経験の有無に関係なく、やりたい人すべてが参加して楽しむことができるよう、道具や場所(コート)、ルールをデザインし、適合(adapt)させたスポーツのことです。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考 182
ラビリンス/藤原 千秋
コロナ禍がため、他家との行き来の機会が一気に喪われたこの二年弱。一方子ども時代、近所の老人の元に預けられ過ごした時間の不可思議だった記憶を辿る筆者。この時代に育つ、自身の子どもたちの行く末を憂い記す小文。
○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第98回
エアメールの想い出/室蘭工業大学/内海 佐和子
「エアメール」って、なんとなくロマンチックに感じませんか?昨今は手紙すら来ない。ダイレクトメールまでもがメールやライン。こんな渡航が難しい今だからこそ、物理的に外国から届くエアメールはことさら嬉しい。今回は、そんなエアメールにまつわる思い出です。
■表紙イラスト「日常」/日本大学芸術学部美術学科/杉山 理香
春に少しずつ近づいている2月らしい柔らかな色彩で構成するとともに、それぞれの窓から人々の温かい日常が感じられるように制作しました。また、私達を守る住まいと豊かにする電気が様々な形で生活を支えていることを表紙から伝えられるように描いています。
○ZEH-M(ゼッチ・マンション)の普及状況と補助事業の概要
カーボンニュートラル社会の実現に向けた今後の展望/環境共創イニシアチブ/宮川 昌己
政府は第6次エネルギー基本計画の中で、我が国の2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、建築部門においては「既築住宅・建築物についても、省エネルギー改修や省エネルギー機器導入等を進めることで、2050年に住宅・建築物のストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネルギー性能が確保されていることを目指す」ことなど示した。補助事業の執行状況から見るZEH-Mの概要と、ZEH-M入居者によるアンケート集計の分析を元に、今後のZEH-M普及に向けた展望について語る。
○大京および穴吹工務店におけるZEH-M最新動向
ライオンズ茨木総持寺ステーショングランを具体的事例に挙げて/大京/三木 優子/高橋 昂平
大京および穴吹工務店は、展開する全ての分譲マンションにおいて、「原則ZEH-MOriented」を満たす仕様での開発を推進している。本稿では、ライオンズ茨木総持寺ステーショングランを具体的な取組み事例として、ZEH-Mに関する最新動向を紹介する。
○脱炭素社会の実現へ・CO2排出量削減の取組み
ZEH-M Ready「ザ・パークハウス新浦安マリンヴィラ」第一工区竣工/三菱地所レジデンス/渡辺 尚子
三菱地所レジデンスはCO2排出量削減のためZEH-Mに取組み、創エネありのZEH-MReadyザ・パークハウス新浦安マリンヴィラを竣工させた。暮らし方の急速な変化により在宅時間が増え、断熱性能の向上による「快適性」が実際に住んだ時の体感をもって評価される注目物件である。
○集合住宅におけるZEH-Mの環境設計手法
躯体の高断熱化・機器の高効率化・建築設計の側面から見た/日本大学/二瓶 士門
脱炭素社会の実現のため、集合住宅において出来ることの一つに、ZEH-Mを目指すことが挙げられる。ZEH-Mを作ることは技術的には難しくないこと、さらにはコストをかけずに平面計画や住棟配置計画による工夫も重要であることを報告する。
○オール電化の高圧一括受電マンションを実現する「三菱エコキュート群制御システム」
三菱エコキュート最新動向/三菱電機/野澤 朋宏
サイズがコンパクトでメーターボックス内にも設置可能なエコキュートと、IoT技術を利用し、エコキュートを最適制御することで電力負荷分散が可能な「三菱エコキュート群制御システム」を活用した、オール電化の高圧一括受電マンション実現に向けた取組を紹介する。
○超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)
Brillia Tower聖蹟桜ヶ丘BLOOMING RESIDENCE/東京建物/飯髙 聡
BrilliaTower聖蹟桜ヶ丘BLOOMINGRESIDENCEは、緑豊かな多摩丘陵に程近い自然環境の中で超高層マンションである。省エネルギー化による環境負荷低減が重要と考え、平成31年、経済産業省により公募が開始された「超高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)実証事業」に応募し、首都圏初・唯一の事業として採択された。その概要を紹介する。
■プロダクトナビ
○NextDrive「1%のエネルギー節約」イベント開始
台湾電力と共同で環境に優しいエコライフを提案/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDrive㈱の台湾法人であるNext-Drive(聯齊科技)は、「全ての電力を賢く使う」というビジョンから台湾電力と連携し、地球のための「1%のエネルギー節約」無料体験イベントを共同で開催した。
■トピックス
○空気清浄機搭載家庭用ルームエアコン「Airest(エアレスト)」
24時間365日使用できるエアコンを目指して/シャープ/水野 琢馬
新型コロナウイルスの流行によるニューノーマル生活への移行に伴い、ルームエアコンに対して空気清浄やエアコン自体の清潔性がますます求められている。本稿では、これらのニーズに応える新しいエアコンの形として開発した「Airest(エアレスト)」について詳しく紹介する。
○太陽光発電システムとEVを備えた店舗付賃貸住宅
再生可能エネルギーを最大限に自家消費/大東建託
大東建託グループの大東建託パートナーズ株式会社は、2021年10月、大阪府松原市と奈良県大和郡山市に、同社初となる太陽光発電システムとEVを備えた店舗付賃貸住宅を完成させた。それぞれ建物1階の店舗には、同社の藤井寺営業所と奈良営業所が入居。2階以上は居住用マンションとなっている。
■事例紹介
○高い住宅性能を誇る健康・安心・省エネで快適な住まい
オール電化採用の先進の住まい/アーバンコキタ
大阪府守口市を中心に注文住宅を手掛けお客さまからの信頼も高い㈱アーバンコキタ。経済産業省・環境省のZEHビルダー評価制度で六つ星認定を取得するなど、その先進的な取り組みには定評がある。今年創立32年を迎えさらなる進化をするアーバンコキタの住まいを紹介する。
○設計士と直接つくる世界でひとつだけの家
住まい心地を支えるオール電化/ルポハウス
滋賀県で設計士と二人三脚で「ちょっとかっこいい家づくり」を行い、住まい手から高い評価を得ている㈱ルポハウス一級建築士事務所。お客さまを自分の大事な友人と考えてデザインから住み心地まで考え抜いた家づくりの秘訣を紹介する。連載
■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート-第59回
ソフトクリーマー/生活家電研究家/大西 正幸
1989年、家庭で比較的手軽にソフトクリームが作れる「ソフトクリーマー」を発売した。それを可能にしたのが、新たに開発された「蓄冷容器」である。「容器」は、アルミ材を2重にして、内部に特殊な蓄冷材を入れたものである。冷凍庫に12時間以上入れて、材料を撹拌すると、冷やす力でソフトクリームが出来上がる。
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
結局勉強って何のためにするのだろう??/わらっく/室 龍二
今回はなんと教育論!子供たちだけではなく、大人も含めて、もっと長期にわたる生涯学習に近い内容を検証してみたいと思います。と言うのも、実は最近、小学生の息子と一緒に勉強しているのですが、30年以上経った今だから分かることがいろいろあるなと感じているからです。今、子供に寄り添う中で感じたことを率直に検証していきます。
○社会包摂とデザイン 第13回
低出生体重児/九州大学/尾方 義人
子育ての仕組みとして日本には昔からとても良いシステムがあります。「母子手帳」です。子育てに不安や戸惑いを感じるのは当然のことですが、ひとりで抱え込むのではなく、社会で共有して行こうということが大切で、それを具体的にする仕組みが母子手帳だといえます。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考181
極楽の荷物/藤原 千秋
片付けても片付けても続く亡父の遺品整理。数十年分の背広のほか、先日は社会人になりたての頃の筆者の思い出が父の手で仕舞われていたことに気づく。子である筆者の成長、老いを父はどう思っていたのだろう。答えのない問いを綴る小文。
■表紙イラスト「初日の出」/杉山 理香(日本大学芸術学部美術学科)
新年の初日の出を背景に住まいと人との新たな幕開けとなるようなものをイメージしました。1月の寒い空気感と太陽の暖かい光が対比し合う様子が住まいをより引き立てるように描かれています。
○健康住宅が当たり前の社会を実現するために/わらっく/室 龍二
人生100年時代、テレワークの普及による自宅滞在時間の延長、脱炭素社会に向けた取り組みの加速など、社会を取り巻く大きな変化の中で、健康住宅の重要性は増すばかりである。今回の特集では、健康住宅に必要な技術・サービスなどを紹介するが、そもそもなぜ健康住宅が必要なのか、普及させるためには何が必要なのかについて説明しておきたい。
○ハウスダストとアレルギーの関係
環境を整えて、アレルギー対策を/広島大学大学院/荻野 龍平
ハウスダストには人の生活に伴うゴミに加え、ダニやカビ、ペットの毛などが含まれている。近年、環境中に存在する食物由来ではないアレルゲンの一部が、食物アレルギーの原因となることも分かってきた。ハウスダストによるアレルギーと、その対応を概説する。
○高齢期リフォームのこれから
住宅のバリアフリー化とヒートショック対策促進の観点から/横浜国立大学/藤岡 泰寛
なかなか進まない住宅のバリアフリー化やヒートショック対策。自治体が独自に工夫を進める改修支援制度に着目し、少額補助でも改修促進効果がみられる浴室まわりの改修から手がける人が多い。自治体が関わることへの安心感が大きい。住まい全体の改修へ広げていく視点や仕組みが重要である。
○パナソニックルームエアコンEolia(エオリア)
冷暖房だけでなく、換気と加湿・新除湿技術でお部屋の空気を整える/パナソニック/山本 弘志
パナソニックは「健康で快適な空気と暮らそう」というコンセプトのもと、快適性に加え、部屋の空気やエアコン内部の清潔性にこだわって開発を進め、独自技術の進化により快適・健康な空気づくりを行ってきた。本稿では、冷暖房だけでなく空気の清潔性や快適性にこだわり進化を遂げた、2021年11月発売のルームエアコン「エオリア」LXシリーズの「快適」「健康・清潔」機能について紹介する。
○日立ルームエアコン「白くまくん」プレミアムXシリーズ
「凍結洗浄ヒートプラス」搭載/日立ジョンソンコントロールズ空調
社会情勢の変化に伴い、自宅時間をより快適に過ごすことへの関心が高まっている。快適に過ごすためには、部屋の空気環境向上が大切である。エアコンの使用において、部屋に心地よい空気を届けるためには、エアコン内部を清潔にすることが重要である。「白くまくん」新プレミアムXシリーズは、「凍結洗浄」を進化させた「凍結洗浄ヒートプラス」を搭載した。
○三菱ルームエアコン霧ヶ峰FZ・Zシリーズ
新しい生活様式にあわせて快適空間を提供する/三菱電機/杉山 大輔
ルームエアコン霧ヶ峰は、1967年の発売当初から、時代と共に変わりゆく人々の生活に合わせて新たな快適を追求し、製品の開発に取り組んできた。赤外線センサ活用した独自のセンシングとAIの技術を進化させ、室内温度変化の先読みや、一人ひとりの温冷感の違いに対応するなど、快適な空間を提供してきた。2021年11月以降発売する「霧ヶ峰FZ・Zシリーズ」の新しい生活様式にあわせて快適空間を提供する機能について紹介する。
■トピックス
○新スマートパワーステーションFR GREENMODEL
新大容量蓄電池「e-PocketGREEN」が実現する、エネルギー自給自足型の暮らし/積水化学工業
積水化学工業株式会社住宅カンパニーは、セキスイハイム誕生50周年記念商品として、『新スマートパワーステーションFRGREENMODEL』を全国で発売を開始した。今回の『新スマートパワーステーションFRGREEN-MODEL』は、エネルギー自給自足型の暮らしをさらに普及するため、「環境貢献」「経済性」「レジリエンス」を追求した最新モデルである。
○LIXILの災害対策への取り組み
いつもと同じみんなのトイレ。「レジリエンストイレ」/LIXIL
災害時、避難所で問題となった設備を見ると、トイレに関することが上位である。避難所での人々の負担やストレスを減らし、衛生的な環境を構築するLIXIL「レジリエンストイレ」で、災害時でも「いつもと同じように、誰でもみんなが、使うことのできるトイレ」を実現する。
○アニマル・セラピーとは何か
求められる実践者たちの「意識と知識」/アニマル・リテラシー総研/山﨑 恵子
アニマル・セラピーという言葉は、しばしば耳にするがその本当の内容や定義を知る人は少ない。アニマル・セラピーという言葉自体が正確なものではなく、正式にはアニマル・アシステッド・セラピー(AAT)とアニマル・アシステッド・アクティビティ(AAA)という2つ概念を指し、アニマル・セラピーとはその2つを合わせたものを略した用語である。アニマル・セラピーに求められる実践者たちの「意識と知識」について紹介する。
■プロダクトナビ
○NextDrive株式会社のIoEプラットフォームEcogenie+ソリューション
株式会社エフエネの新しい電力プラン「エフエネでんきwith Smart House」に採用/NextDrive
エネルギー管理とクラウドサービスの開発・提供に取り組むNextDriveの、IoEプラットフォーム製品群「Eco-genie+(エコジーニープラス)」がエフティグループの連結子会社で小売電気事業を行なうエフエネの新しい電力プラン「エフエネでんきwithSmartHouse」に採用、サービス提供が開始された。
○家庭用エコキュート8機種を発売/日立グローバルライフソリューションズ
日立グローバルライフソリューションズは、業界トップクラスの年間給湯保温効率(JIS)4.2を実現した家庭用エコキュート[水道直圧給湯]標準タンク(高効率)BHP-FV37TDなど全8機種を発売した。
■連載
○暮らしに生きるこだわりの生活家電-昭和・技術ノート.第58回-
電気コンロ/生活家電研究家/大西 正幸
わが国の電気コンロは、大正時代に輸入され、1922年(大正11)年ころ、芝浦製作所が量産化したものである。電源は「ニクロム線」と、ニクロム線を金属パイプ内にマグネシアなど絶縁粉末でくるまれた「シーズ線」とがあり、ニクロム線が相当安価であった。当初、「電気七輪」と呼ばれたが、戦後「電気コンロ」に変わった。
○常識?非常識?暮らしのなんでも研究室
宇都宮市は自然災害が少なく、非常に安全なまち!それ本当??/わらっく/室 龍二
前回、岡山市の災害リスクについて紹介しました。今回は宇都宮餃子で有名な宇都宮市。2022年にはLRTの開通も控える活気のある都市です。宇都宮市のハザードマップや災害の歴史をいろいろ調べて、確かに災害リスクが他の地域に比べて少ないように感じました。ただ、災害リスクが少ない(=災害が起こりにくい)ことと起こらないことはまったく違います。
○社会包摂とデザイン第12回
安全な高齢者の運転/九州大学/尾方 義人
安全な高齢者の運転について考えます。単に高齢者の免許返納を促すのではなく、運転人口=経済人口を地域に合ったものにしていくためにできるだけ長い期間安全に運転できる方法を考えることも重要です。安全な高齢者の運転を促す仕組みを作ることで、地元経済への影響はもとより、地元コミュニティの新たな形成に繋がり、認知症予防活動から加害者になりうる可能性のある高齢者を減らすことが期待できます。
○子育て真っ最中!団塊Jr.の住まい考180
形なきもの/藤原 千秋
例年になく家計簿の記載が滞りなくできている今年の筆者。振り返ってみると自身個人の出費のほとんどが「形なきもの」に支払われていたことに改めて気づき驚いた。お金、モノ、価値、そして人生、生老病死に思い及ばせ、神妙に綴った小文。
○にっこり・びっくり・たっぷりアジア 第97回
Short Good bye, SAMURAI/室蘭工業大学/内海 佐和子
30年近く調査対象にしているベトナムのホイアンで大変お世話になった侍キッチンの店主・侍が帰国。帰国の原因はコロナ。志半ばで帰国となった侍も無念だけど、突如、侍と縁が切れかかっている私も無念。早くコロナが収束しホイアンに観光客が戻りますように。侍も店を再開できますように。私もホイアンへ調査に行けますように。
■表紙イラスト:「長く一緒にいられるように」/水野 里香(グラフィックデザイナー)
大切な人とより長く過ごせるような、そんな家を想像して描きました。今月の特集テーマが、この絵から伝われば幸いです。
住まいとでんきを買った人はこんな雑誌も買っています!
テクノロジー・科学 雑誌の売上ランキング
日経サイエンス
日経サイエンス
2022年04月25日発売
目次:
【特集:時空の起源】
創発する時空 量子情報がもたらしたパラダイム
「時空の創発」ってどういうこと? 細谷曉夫氏に聞く
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【特集:コロナで世界はどう変わったか】
データ解説 コロナ禍の社会変化?
ついに始まったmRNA 医薬の時代
変異株を追跡 暴かれたオミクロン株の正体
コロナ後遺症が変えた慢性病のとらえ方
実験室から現場へ 検査を革新したPCR技術
なおも消えないウイルス起源の陰謀論
遠のく脱格差社会
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アンドロメダとの衝突 天の川銀河の最後の姿
トランスジェンダーの人々を守った最初の医師
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★このほかにも魅力的な記事がいっぱいあります。
◇フロントランナー挑む
人間はなぜ攻撃的なのか 愛憎の根源に迫る:黒田公美(理化学研究所)
◇SCOPE:AIフェイクの攻防/木質バイオマス発電への疑問/鉄剣,隕石から低温鍛造
カーボンナノチューブで“ 脱炭素”/スプレーで植物を一時的に改変
◇ADVANCES:極小の虫の飛翔法/過密で加速/温暖化でアホウドリが離婚/
期待高まる超低磁場MRI/圧力かけても流れない/満腹を感じる脳/海洋生物の重さ/
社会性昆虫の社会的距離/ニュース・クリップ/視野の外を見る
◇From Natureダイジェスト
核融合のエネルギー発生量で新記録/CAR-T細胞療法実施から10年
◇グラフィック・サイエンス:ダイナモ機構を探る
◇パズルの国のアリス:拠点巡り
◇BOOK REVIEW
『情報発信者の武器』 鈴木光太郎,
『がんは裏切る細胞である』 丸山 敬,
<連載>森山和道の読書日記 ほか
◇サイエンス考古学
◇今月の科学英語
科学の「先端」「発見の快感」を伝える一般向けの総合科学誌
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2022/03/25
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2022/02/25
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ニュートンプレス.
Newton(ニュートン)
2022年04月26日発売
目次:
Newton Special
ゼロからよくわかる
数学教養教室 指数・対数編
監修 小山信也
執筆 山田久美
スマホの「ギガ」,地震の規模をあらわす「マグニチュード」,ウイルスの感染者数の増加曲線など,指数・対数は身近にひそんでいる。指数・対数の基本をゼロからやさしく解説しよう。
Newton Special(2)
防災・減災のための第一歩
天気と気象の科学知識
異常気象や気象災害にそなえるためには,天気や気象のしくみを正しく知ることが重要だ。実際におきた気象現象や災害を通じて,天気と気象のメカニズムをやさしく解説する。
監修 筆保弘徳
執筆 今井明子
FOCUS Plus
工学
「第6の指」がひらく身体拡張の未来
協力 宮脇陽一/ゴウリシャンカー・ガネッシュ
執筆 山本尚恵
Super Vision
世界で最も完全なトリケラトプス
監修 林 昭次
執筆 中作明彦
Topic
灼熱の物理学
300℃から5兆℃まで,私たちを取り巻く高温の世界
監修 鎌田 裕/川岸京子
執筆 中野太郎
Topic
世界の最新ロケット
超大型から小型まで。官民がしのぎをけずる開発競争
監修 森田泰弘
執筆 加藤まどみ
Topic
嫌悪の心理学
私たちの心に消しがたく存在するネガティブな感情の正体とは
監修 岩壁 茂
執筆 前田 武
Topic
最期の閃光─超新星爆発
宇宙の大爆発がもたらす,星々の輪廻転生
監修 戸谷友則
執筆 小熊みどり
Topic
進化をつづける「地図」の科学
人工衛星やデジタル化,地理情報システムによって,地図はここまで進化した
監修 若林芳樹
執筆 北原逸美
Nature View
南アメリカ─動物の楽園
多様性に富んだ生物たちが暮らす大陸
監修 幸島司郎
執筆 薬袋摩耶
驚きと興奮のサイエンスマガジン 『ニュートン』
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2022/03/26
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2021/10/26
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日経ナショナル ジオグラフィック社
ナショナル ジオグラフィック日本版
2022年04月30日発売
目次:
【特集】
○まるごと一冊 未来に残す 世界の森林
●森林の未来
世界各地で、猛暑と干ばつによって森林の木が次々に枯れている。しかし、世界の国々が力を合わせれば、被害を最小限に抑えることができる。
●火をもって火を制す
オーストラリア先住民の人々が伝統的な火入れを復活させて、増加傾向にある大規模な森林火災を抑えようとしている。
●マルミミゾウの森
ガボンの森林では、夜の気温上昇や降雨量の減少によって果実の量が減り、マルミミゾウが脅かされている可能性がある。
●森林を救う四つの方法
別の土地へ移植するか、植林を進めるか、DNAを改変するか、それとも、何もせずに自然に任せるか?炭素を吸収してくれる森林を助けるには、どの方法がベストだろう?
○特製付録:消える世界の森林/熱帯雨林のバランス
数十年の間に世界の森林がどのように変化してきたかを、詳細なグラフィックと地図で見てみよう。
【コラム】
●PROOF 世界を見る「春を告げる霧幻の森」
山形県の白川ダム湖では、雪解け水が流れ込み、1か月だけ、水の中から木々が生えているかのような幻想的な光景が現れる。写真家の小関一成が記録した。
●EXPLORE 探求するココロ
「伐採されなかった森」「3.6億年前の森は?」「森づくりで豊かな漁場を」「白いセコイアの木」
●読者の声
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年「干潟に立つ大鳥居」
●今月の表紙:デンマークの首都コペンハーゲンの郊外にある森につくられた高さ45メートルのらせん形の通路。新しい視点で森を眺めて、楽しむことができる。
テレビや新聞では報道されない、世界の“いま”を知ることができます。
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2022/03/30
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2022/02/28
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2022/01/28
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2021/12/28
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2021/11/30
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2021/10/29
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誠文堂新光社
天文ガイド
2022年05月02日発売
目次:
【特集】
〇手軽なシステムで迫力の天体像を観る
自宅ではじめる電視観望/Sam
特集は「自宅で始める電視観望」。最近注目されている新たな観望スタイルが「電視観望」です。市街地の空からでも星雲などの天体を色味のある姿で観察することができ、かつ手軽な機材で始められるため、人気が高まっています。電視観望とはどのようなものかを紹介しながら、まずは自宅で楽しむための具体的な方法をじっくりと紹介します。
〇天体観望が変わる!?
デジタル望遠鏡 eVscope 2/沼澤茂美
ニコンとユニステラ社のコラボレーションによる新時代の望遠鏡「eVscope 2」。ワンタッチで見たい天体を視界に入れることができ、眼視で見にくい天体も明瞭な姿として観望することができる、新時代の望遠鏡です。フィールドでの試用インプレッッションを紹介します。
〇5月27日 昼間の金星食/早水 勉
5月27日の昼間に金星食が起こります。食が見られるのは九州南部~南西諸島で、九州南部の限界線の近くでは金星の一部がかくされます。そのほかの地域でも27日と28日の明け方に月と金星の接近を楽しむことができます。注目の現象を詳しく紹介します。
〇コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMAオープン/塚田 健
3月24日に横浜のみなとみらいエリアにオープンした「コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMA」。昨秋オープンの「コニカミノルタ プラネタリウム満天NAGOYA」と同じく自発光するドームシステムを採用した同社直営の最新型プラネタリウムです。プラタリアYOKOHAMAの目玉は番組投影中にプラネタリウムの空を視聴者がスマホで撮影できること。オープン初日に取材、注目のプラネタリウム館を紹介します。
毎月の天文現象と、新製品のニュースをお伝えします。
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2022/04/05
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2022/03/03
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2022/02/04
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2022/01/05
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ネイチャー・ジャパン株式会社
世界No.1総合科学ジャーナル 『Natureで、最先端の科学に出会う!』
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環境ビジネス
2022年03月15日発売
目次:
トップリーダーに訊く「環境配慮型経営」
第9回
経済合理性と環境が正しく循環する社会を目指して
カルビー株式会社代表取締役社長兼CEO伊藤秀二 氏
特集1
株式市場再編で加速するカーボンニュートラル
2022年4月より、東京証券取引所は「プライム」「スタンダード」「グロース」体制へ
東京証券取引所
TCFD賛同企業No1の日本 環境立国として、世界をリードできるか
一橋大学CFO教育研究センター長 TCFDコンソーシアム会長 伊藤邦雄氏
CO2排出量算定・削減クラウドサービス+ SXコンサル支援の両方を提供
アスエネ
サステナビリティ戦略の強化が企業成長のカギ
みずほリサーチ&テクノロジーズ
積極的な情報開示で脱炭素系技術を投資家にアピール
経済産業省
第24回環境ビジネスフォーラムレポート
脱炭素経営の実践へ
CO2削減とエネルギーの効率化
CO2削減と事業の進化・創出を
ボストンコンサルティンググループ
緩和と適応で多角的な対策を推進
カルビー
カギは手法・削減量・費用の明確化
ソコティック・サーティフィケーション・ジャパン
特集2
環境先進企業が取り組むCO2排出削減量の可視化
カーボンニュートラル社会に向けた企業の長期戦略の重要性
三菱総合研究所
国内外サプライヤーの排出削減意識と調達側企業の意識との間に温度差
ジェトロ
カゴメはサプライヤーの削減努力をスコープ3に反映する算定方法を探る
カゴメ
配合飼料トップメーカーが業界を牽引し、 ESG/SDGsに取り組む
フィード・ワン
温室効果ガス排出量削減につながる可視化から実行まで伴走で支援
NTTデータ
特集3
COP26で注目が集まる市場メカニズムとビジネスチャンス
パリ協定6条運用ルールが合意 世界共通の巨大な COクレジット市場が誕生
環境省
クレジットの質が問われる時代 国内外の状況を見極めた戦略が重要
伊藤忠総研
拡大するカーボン・クレジット市場
需要と供給、守りと攻めのバランスがビジネスのポイント
ボストンコンサルティンググループ
クレジットの本質を見極め正しい価値観でビジネスを行うことが重要
みずほリサーチ&テクノロジーズ
特別企画
洋上風力に課せられる地域固有の産業支援・創生
三菱商事FIT上限の 1/2価格で総落札 洋上風力発電事業の根底を覆す
環境ビジネス編集部
洋上風力発電の入札上限額 29円の不具合 2040年30~45GW達成に早くも赤信号
環境ビジネス編集部
三菱商事は洋上風力の再エネ電力を産業界全体でフル活用する
環境ビジネス編集部
水揚げ日本一銚子漁港の 30年後を見据え 漁業との共生と新産業の創出を探る
銚子市
特別企画
太陽光発電の現状と
2030年稼働目標達成へ“課題と重点施策”
公共建物50%に太陽光発電を導入し公共部門全体で 60GW導入を見込む
環境省
市場が急縮小の中、野心的な目標を掲げる JPEA
太陽光発電協会
2030年に7円/kWhを達成し太陽光発電の自立化を実現するには、
事業者の開発意欲と市場規模の維持が必要
環境ビジネス編集部
巻頭グラビア
未来環境都市 Smart DOTS and Soft MOBS
オーガニック花火 SPARK
水上移動式住居 Floating Habitat
気候原理主義?欧州社会にしっかり根をおろすグレタ世代
スペシャル対談
企業の脱炭素経営と働き方改革をオフィス面からサポート
EPSON×オウルズコンサルティンググループ 羽生田慶介氏
TOPICS
洋上風力発電で「国内・地域サプライチェーン」
環境キャリア
デジタルとグリーンの融合で、新領域を開拓していくコンサル部隊
NTTデータ経営研究所
FOCUS
企業の脱炭素に、“オンリーワン”のソリューション提供
関西電力
自己治癒コンクリートで脱炭素化モデル構築へ
會澤高圧コンクリート
絶縁型双方向DC -DCコンバータ『 EZAシリーズ』
TDKラムダ
高度な制御技術で充放電容量 15%向上、コストも 20%削減
ファーウェイ・ジャパン
独自技術を社会実装し、脱炭素・循環型社会の構築に貢献
放電精密加工研究所
データ入力作業なしで、 CO2排出量を自動算出
e-dash
BUSINESS CASE
百貨店が挑戦する環境配慮型の売り場づくり
COLUMN
日本文明を環境から解き明かす 第19回
「初めての都市のダム」
元国土交通省河川局長竹村公太郎氏
日本文明を環境から解き明かす 第20回
「平和から生まれた国土と共同体-260年間の江戸時代-」
元国土交通省河川局長竹村公太郎氏
Circular Economy リーディングカンパニーの挑戦
SDI
ハダニの薬剤抵抗性が教えてくれた多様性の意義
国立環境研究所五箇公一氏
GREEN ECONOMY
国際協力銀行佐藤勉氏
リーガルチェック!
株式会社タイムマシーンアンダーライターズ稲田行祐氏/シティユーワ法律事務所齋藤崇氏
森田正光の一体何が問題なの!?
気象予報士森田正光氏
洋上風力発電と漁場
農林水産政策研究所上席主任研究官梶脇利彦氏
Offshore Wind
日本気象高祖研一氏
洋上風力発電を成功に導くために
渋谷潜水工業渋谷正信氏
漁業と洋上風力との共存の道を探る
一般社団法人海洋産業研究・振興協会塩原泰氏
再エネ海域利用法と漁業との関係
前水産庁計画課計画官(現加工流通課課長補佐)冨樫真志氏
新刊案内
GREEN CREATIVE TRANSFORMATION
一般社団法人炭素回収技術研究機構( CRRA)代表理事・機構長村木風海氏
2050年脱炭素社会の現場
ジャーナリスト桃田健史氏
GREEN ESSAY
在独ジャーナリスト田口理穂氏
環境推進のための実務誌
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2021/12/15
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2021/09/15
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2021/06/15
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2021/03/15
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2020/12/15
発売号 -
2020/09/15
発売号
オーム社
設備と管理
2022年05月11日発売
目次:
「設備と管理」創刊55周年 記念企画号
1967(昭和42)年3月に創刊した「設備と管理」は,
2022年4月号で創刊55周年を迎えました.
今月の記念号では,5月20日(金)に行われる
記念セミナー「高圧受電設備の操作・保守体験講座」の
補佐資料としても役立つ「受変電設備の基礎と操作」を特集としました.
時代は移り,ビル管理業界を取り巻く社会の情勢も,
ビル管理業務で用いられる技術や製品も大きく変化してきましたが,
今後も読者の皆様に役立つ記事を発信してまいりますので,
引き続きご愛読賜りますようお願い申し上げます.
■付録
ポケット版 4月1日改正対応版
ビル管理実務資料集 Part13[建築物衛生法編]
■ライセンス
法改正で正解が変わる!? ビル管理試験の過去問題
建築物衛生法施行令と施行規則が昨年に改正され,2022年4月1日に施行された.
改正された内容が今年のビル管理試験で出題される可能性があることをふまえ,
過去の問題がそのまま出題された場合,政省令改正が正解や解説内容に影響を及ぼす
13問を2012~2021年にわたって抽出し,解説した.
■特集
・受変電設備の基礎と操作[前編]
皆川 邦雄(第一種電気主任技術者)
受変電設備の構成を知り,具体的な操作方法や注意点,過去のトラブル事例を学ぶ.
それによって,維持管理者の知識・技能の向上を図り,
作業効率の向上や安全性を確保することを目的とする.
・換気設備のイロハ
換気設備の必要風量を計算してみよう[後編]
松本 健一,吉田 友夫(三機工業株式会社)
新型コロナウイルスとの共存が現実的になった昨今,
換気による空気清浄の知識は,ビル管理者にとって必須である.
換気・空気調和設備・排煙設備について,法規の確認と有効換気量法の計算方法について解説する.
■解説
現場DXを実現する スマートグラス最前線
編集部
人材不足に悩む中,ビル管理・建設業界では人材の確保とともに重要なのが
AI・IoTを利用した省人化の推進・技術継承である.
昨今,進化のスピードが目まぐるしいスマートグラスを使った最新の現場DXを紹介する.
■インタビュー
新製品ができるまで 技術の原点!
アイデアや技術を組み合わせて,これまでになかった製品をつくる.
その発想はどこからやってくるのか.製品の核となる「技術の原点」を探る.
■ニュースラインナップ
・二酸化炭素消火設備事故の検討結果報告書を公表
・除じん型床面清掃ロボットのJISを制定
・屋外設備の耐風設計の基本的考え方を公開
・2021年度空気調和・衛生工学会賞
■フォトギャラリー
東京都公文書館
■道草の拾い読み
東京・港区 微熱山丘 SunnyHills
■連載
・事例に学ぶ設備お悩み相談室/92. 改修提案の作成方法(その2)
・のぞき窓を閉めないで/人類はホントに進化しているのだろうか?!
・完全図解 電子回路とディジタル回路の基礎知識/第1編 電子回路/第4章 パルス回路
10. フリップフロップ回路とシュミット・トリガ回路
・マンションを100年持たせる再生シナリオ(実践編)/58. 大型店舗を保有するマンションの耐震化(前編)
・現場ではたらくビル管INTERVIEW/129. 谷口 亘さん(株式会社サンケイビルマネジメント)
・けろさんの設備探訪記/9. 設備が見える! 歴史的建造物
・ビル管 キャリアUPガイド/10. 資格vs実務経験,試験取得vs認定取得
ビル・工場の設備を管理するエンジニアとマネージャのための専門誌
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2022/04/11
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2022/03/11
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2022/02/10
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2022/01/11
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2021/12/10
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2021/11/11
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電気書院
電気設備の保守管理。電験・管理士受験指導
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2022/04/12
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2022/03/11
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2022/02/12
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2021/11/12
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