目次
特集:発想力・行動力・拡散力──職員・住民起点の政策アプローチ
2015年度、自治体にとって大きな課題になるのが、地方創生の「地方版総合戦略」づくりだろう。地域の特色や地域資源を活かした住民起点の政策をどう発想し、実現していくかが、分権時代の自治体には求められるはずだ。本特集では、職員・住民起点でどう政策にアプローチし、住民福祉の向上につなげていくかを考えてみたい。
■現場に根差した発想力が自治体政策を変える/松下啓一
国を挙げて地方創生に取り組んでいるが、このままでは失敗してしまう。地方創生で一番大事なことは、自治の担い手たちが当事者性を認識し、その力を存分に発揮できるかどうかである。国の動きを追い風にしつつ、現場に根ざした発想力で地方創生のアイディアを出すことができるか、自治体の力量が問われている。
■市民起点の政策は自治体の生命線/福嶋浩彦
■産官学民協働による地域政策と自治体職員/大宮 登
■共感・共鳴のネットワークで自治体の政策力を高める!/元吉由紀子
■ソーシャル・マーケティングを政策に活かす
~女性・消費者(市民)視点の活用/永田潤子
■「対話」をベースにした住民参加型の政策づくりで地方創生を/佐藤 淳
〈取材リポート〉自治体起点の政策が社会を動かす
◆庁内外の多様な連携を基盤に生活困窮者の包括的支援体制を構築/滋賀県野洲市
◆保健師の視点から高齢者虐待防止事業を構築/神奈川県横須賀市
◆自立支援と居宅介護の充実で地域包括ケアを確立/埼玉県和光市
スキルアップ特集:新しい職場であなたの魅力アップ!
新年度を迎え、職場環境が変わった人も多いと思います。異動によって全く違う分野の仕事を担当することになったり、昇任してより責任ある立場で仕事にのぞむなど、期待と不安が入りまじる中、新しい職場に着任したのではないでしょうか。仕事を早く覚えるのはもちろん、一緒に働く新たな職場の仲間との人間関係も大事ですね。新しい環境に早く慣れ、あなたの魅力を発揮して仕事をしていきましょう。
〈窓口職場へ異動したあなたへ〉
■魅力的な笑顔&声をつくる簡単トレーニング/倉島麻帆
〈明るく元気でなくても大丈夫!〉
■内向型人間のコミュニケーション術/渡瀬 謙
〈職員が語る「異動の心得」〉
◇管理職として現場をよく知り、自らの感性を信じる/谷井千絵
◇新たな環境に積極的な関心を持ち、あなたの強みを発揮する/奥山高起
◇どんな事業でも「市民として判断する」ゆるぎないまちづくりの理念/馬袋真紀
新連載スタート
■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ/後藤好邦
ネットワーク活動のはじまりは身近な「知域」から
■自治体政策とアナリティクス/工藤卓哉
政策立案に求められる科学的な知見
■人口減少・地域再生に挑む/阿部亮介・小田切徳美
地方移住の現状──毎日新聞・明治大学合同調査より
■ファシリテーションdeコミュニケーション/加留部貴行
なぜ今、ファシリテーションが求められているのでしょうか?
■モチベーション・マネジメント/太田 肇
迫られる、職員のモチベーション・アップ
■クレーム対応駆け込み寺/関根健夫
何度話してもわかってくれないお客さまへの対応
──────────────────────────────────────
●Governance Topics
□協力隊員の活躍で地域を元気に!/地域おこし協力隊全国サミットを開催
□被災地の視点から“復興”の今を考える
/東北まちづくりオフサイトミーティング第19回勉強会in南三陸町
□大都市の単身化・未婚化の実像を探る──新宿区自治フォーラム2015
□「自治体職員の魅力~総合計画づくりを通じて~」を開催
/自治体学会関東フォーラムin三郷
□タイの国際フォーラムで健康福祉政策などを講演/静岡県藤枝市
取材リポート
□平成にっぽんの首長 自治の自画像/戸田善規 兵庫県多可町長
風土や文化に根差した地域資源を活かす風土産業を創生する。
合併で3つの個性ある町が1つになった兵庫県多可町。地域ならではの地域資源を活かした地方創生に取り組む戸田善規町長(62)に聞いた。
戸田善規・兵庫県多可町長(62)。酒米・山田錦の発祥地で町長室には多可町産の山田錦を使った全国の吟醸酒が並ぶ。昨年から多可町版『まち・ひと・しごと創生本部』を設置し、産業振興に取り組む。「独自の地域資源を活かした、いわば風土産業ともいうべきもの」と話す。
□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
味の魔術、基準の魔術【あんぽ柿、自粛と再開の間で・福島県伊達市】
原発事故、続く苦悩
甘くて、とろりとした食感が、世界でも類を見ない干し柿「あんぽ柿」。福島県北の特産品だ。ところが、原発事故で加工が自粛され、発災から丸4年が過ぎた今も全面再開にこぎ着けていない。理由は不条理な食品基準だが、高齢化した生産者にとっては、廃業の引き金になりかねず、後継者不足にも拍車をかけている。産地としての将来に不透明感が漂う。
□現場発!自治体の「政策開発」
利用者目線の放置対策で自転車先進都市をめざす
──総合自転車対策(東京都江戸川区)
通勤・通学時の最寄駅までの自転車利用が活発な東京都江戸川区は、“放置自転車ゼロ”を掲げて総合自転車対策を推進している。駅前広場の地下などに大規模駐輪場を整備するとともに、自転車業務の駅別一括業務委託方式を導入したのが特徴だ。また、駐輪場の有効活用に向け、レンタサイクル事業も本格実施した。これらの取り組みによって放置自転車はピーク時の97%も減少するなど、大きな成果を上げている。
□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
継続的な議会改革を行うため議会評価を実施
──岩手県滝沢市議会
岩手県滝沢市議会は村制から市制に移行した2014年1月1日に議会基本条例を施行。条例では継続的な議会改革を行うため議会評価の実施、議会改革推進会議の設置を盛り込んだ。条例の施行から1年3か月。市議会では議会改革推進会議を中心に議会評価のあり方が検討され、4月に開催する議会フォーラムで市民に公表する予定だ。
連載
□続・アサノ・ネクスト 浅野史郎 フレッシュ地方公務員へ
□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 山田方谷(八) 幻の連合政権構想
──────────────────────────────────────
□ザ・キーノート/清水真人
□ガンバレ新田くん!新米係長の仕事術/山本雄司
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之
□「域学連携」のすゝめ/飯盛義徳
□政策法務の視線/提中富和
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□地方分権改革と自治体実務――政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
□“危機”の中から――日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク【四国OM】
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『パーソナルデータの衝撃──一生を丸裸にされる「情報経済」が始まった』城田真琴]
カラーグラビア●[新連載]自治・地域再興
[上田健作・高知大学地域協働学部長・教授]
地域協働型産業人材の育成で、地域の未来を切り拓く
高知大学は4月、地域をフィールドに教育・研究を行い、地域協働型産業人材の育成をめざす「地域協働学部」を新設する。専門課程の柱が過疎地域などでの実習。「地域協働」で教育・研究を実践する学部は全国で初めてだ。初代学部長に就任する上田健作教授は、地域協働型産業人材の育成によって「高知から日本のイノベーションを」と抱負を語る。
□[新連載]山間海間/芥川 仁
谷へゆったり流れる「駄賃つけ節」(宮崎県東臼杵郡椎葉村松尾畑)
□[新連載]手業手技/大西暢夫
「曲げ」の匠(曲げわっぱ職人・佐々木悌治)
□[新連載]ドキュメントW──戦火の日常を撮る/綿井健陽
勇気の先にあるもの
□人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/らとちゃん(島根県大田市)
□クローズアップ
南三陸町、4年目の春
──────────────────────────────────────
■DATA・BANK2015 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
2015年度、自治体にとって大きな課題になるのが、地方創生の「地方版総合戦略」づくりだろう。地域の特色や地域資源を活かした住民起点の政策をどう発想し、実現していくかが、分権時代の自治体には求められるはずだ。本特集では、職員・住民起点でどう政策にアプローチし、住民福祉の向上につなげていくかを考えてみたい。
■現場に根差した発想力が自治体政策を変える/松下啓一
国を挙げて地方創生に取り組んでいるが、このままでは失敗してしまう。地方創生で一番大事なことは、自治の担い手たちが当事者性を認識し、その力を存分に発揮できるかどうかである。国の動きを追い風にしつつ、現場に根ざした発想力で地方創生のアイディアを出すことができるか、自治体の力量が問われている。
■市民起点の政策は自治体の生命線/福嶋浩彦
■産官学民協働による地域政策と自治体職員/大宮 登
■共感・共鳴のネットワークで自治体の政策力を高める!/元吉由紀子
■ソーシャル・マーケティングを政策に活かす
~女性・消費者(市民)視点の活用/永田潤子
■「対話」をベースにした住民参加型の政策づくりで地方創生を/佐藤 淳
〈取材リポート〉自治体起点の政策が社会を動かす
◆庁内外の多様な連携を基盤に生活困窮者の包括的支援体制を構築/滋賀県野洲市
◆保健師の視点から高齢者虐待防止事業を構築/神奈川県横須賀市
◆自立支援と居宅介護の充実で地域包括ケアを確立/埼玉県和光市
スキルアップ特集:新しい職場であなたの魅力アップ!
新年度を迎え、職場環境が変わった人も多いと思います。異動によって全く違う分野の仕事を担当することになったり、昇任してより責任ある立場で仕事にのぞむなど、期待と不安が入りまじる中、新しい職場に着任したのではないでしょうか。仕事を早く覚えるのはもちろん、一緒に働く新たな職場の仲間との人間関係も大事ですね。新しい環境に早く慣れ、あなたの魅力を発揮して仕事をしていきましょう。
〈窓口職場へ異動したあなたへ〉
■魅力的な笑顔&声をつくる簡単トレーニング/倉島麻帆
〈明るく元気でなくても大丈夫!〉
■内向型人間のコミュニケーション術/渡瀬 謙
〈職員が語る「異動の心得」〉
◇管理職として現場をよく知り、自らの感性を信じる/谷井千絵
◇新たな環境に積極的な関心を持ち、あなたの強みを発揮する/奥山高起
◇どんな事業でも「市民として判断する」ゆるぎないまちづくりの理念/馬袋真紀
新連載スタート
■「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ/後藤好邦
ネットワーク活動のはじまりは身近な「知域」から
■自治体政策とアナリティクス/工藤卓哉
政策立案に求められる科学的な知見
■人口減少・地域再生に挑む/阿部亮介・小田切徳美
地方移住の現状──毎日新聞・明治大学合同調査より
■ファシリテーションdeコミュニケーション/加留部貴行
なぜ今、ファシリテーションが求められているのでしょうか?
■モチベーション・マネジメント/太田 肇
迫られる、職員のモチベーション・アップ
■クレーム対応駆け込み寺/関根健夫
何度話してもわかってくれないお客さまへの対応
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●Governance Topics
□協力隊員の活躍で地域を元気に!/地域おこし協力隊全国サミットを開催
□被災地の視点から“復興”の今を考える
/東北まちづくりオフサイトミーティング第19回勉強会in南三陸町
□大都市の単身化・未婚化の実像を探る──新宿区自治フォーラム2015
□「自治体職員の魅力~総合計画づくりを通じて~」を開催
/自治体学会関東フォーラムin三郷
□タイの国際フォーラムで健康福祉政策などを講演/静岡県藤枝市
取材リポート
□平成にっぽんの首長 自治の自画像/戸田善規 兵庫県多可町長
風土や文化に根差した地域資源を活かす風土産業を創生する。
合併で3つの個性ある町が1つになった兵庫県多可町。地域ならではの地域資源を活かした地方創生に取り組む戸田善規町長(62)に聞いた。
戸田善規・兵庫県多可町長(62)。酒米・山田錦の発祥地で町長室には多可町産の山田錦を使った全国の吟醸酒が並ぶ。昨年から多可町版『まち・ひと・しごと創生本部』を設置し、産業振興に取り組む。「独自の地域資源を活かした、いわば風土産業ともいうべきもの」と話す。
□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
味の魔術、基準の魔術【あんぽ柿、自粛と再開の間で・福島県伊達市】
原発事故、続く苦悩
甘くて、とろりとした食感が、世界でも類を見ない干し柿「あんぽ柿」。福島県北の特産品だ。ところが、原発事故で加工が自粛され、発災から丸4年が過ぎた今も全面再開にこぎ着けていない。理由は不条理な食品基準だが、高齢化した生産者にとっては、廃業の引き金になりかねず、後継者不足にも拍車をかけている。産地としての将来に不透明感が漂う。
□現場発!自治体の「政策開発」
利用者目線の放置対策で自転車先進都市をめざす
──総合自転車対策(東京都江戸川区)
通勤・通学時の最寄駅までの自転車利用が活発な東京都江戸川区は、“放置自転車ゼロ”を掲げて総合自転車対策を推進している。駅前広場の地下などに大規模駐輪場を整備するとともに、自転車業務の駅別一括業務委託方式を導入したのが特徴だ。また、駐輪場の有効活用に向け、レンタサイクル事業も本格実施した。これらの取り組みによって放置自転車はピーク時の97%も減少するなど、大きな成果を上げている。
□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
継続的な議会改革を行うため議会評価を実施
──岩手県滝沢市議会
岩手県滝沢市議会は村制から市制に移行した2014年1月1日に議会基本条例を施行。条例では継続的な議会改革を行うため議会評価の実施、議会改革推進会議の設置を盛り込んだ。条例の施行から1年3か月。市議会では議会改革推進会議を中心に議会評価のあり方が検討され、4月に開催する議会フォーラムで市民に公表する予定だ。
連載
□続・アサノ・ネクスト 浅野史郎 フレッシュ地方公務員へ
□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 山田方谷(八) 幻の連合政権構想
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□ザ・キーノート/清水真人
□ガンバレ新田くん!新米係長の仕事術/山本雄司
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之
□「域学連携」のすゝめ/飯盛義徳
□政策法務の視線/提中富和
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□地方分権改革と自治体実務――政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
□“危機”の中から――日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク【四国OM】
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『パーソナルデータの衝撃──一生を丸裸にされる「情報経済」が始まった』城田真琴]
カラーグラビア●[新連載]自治・地域再興
[上田健作・高知大学地域協働学部長・教授]
地域協働型産業人材の育成で、地域の未来を切り拓く
高知大学は4月、地域をフィールドに教育・研究を行い、地域協働型産業人材の育成をめざす「地域協働学部」を新設する。専門課程の柱が過疎地域などでの実習。「地域協働」で教育・研究を実践する学部は全国で初めてだ。初代学部長に就任する上田健作教授は、地域協働型産業人材の育成によって「高知から日本のイノベーションを」と抱負を語る。
□[新連載]山間海間/芥川 仁
谷へゆったり流れる「駄賃つけ節」(宮崎県東臼杵郡椎葉村松尾畑)
□[新連載]手業手技/大西暢夫
「曲げ」の匠(曲げわっぱ職人・佐々木悌治)
□[新連載]ドキュメントW──戦火の日常を撮る/綿井健陽
勇気の先にあるもの
□人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/らとちゃん(島根県大田市)
□クローズアップ
南三陸町、4年目の春
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■DATA・BANK2015 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
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