目次
特集:新体制と自治体のガバナンス
総務省が4月10日に発表した「平成27年統一地方選挙執行予定団体に関する調」によれば、今回の統一地方選の統一率は27.52%。少なくなったとはいえ、4分の1強の自治体で首長選・議員選が行われ、多くの新人首長・新人議員が誕生した。その多くの自治体では5月から新体制がスタートする。「鉄は熱いうちに打て」の言葉は自治体にも通じる。新体制における首長、議員、職員の心構え、自治体のガバナンスについて考えてみたい。
■新人首長の心構えと自治体のガバナンス/片山善博
統一地方選を経て、各地で新しい首長が誕生した。現下自治体は多くの困難な課題に直面しており、それをうまく切り盛りするのは容易なことではない。新しい首長には、住民の期待に応えるべく、是非今の清新な気持ちを忘れないで、職務に精励してもらいたい。鉄は熱いうちに打てという。自治体の切り盛りも同じである。初めが肝心だと肝に銘じておくにこしたことはない。
■仕事(仕えること)を私事(わたくしごと)にかえよう!
──新人首長を迎える自治体職員の心構え/定野 司
■新人首長と自治体組織・風土/大杉 覚
■首長にとっての予算編成と財政運営/小西砂千夫
■長と議会の新しい関係の構築──二元代表制の機能に向けて/新川達郎
■新体制の議会のガバナンス/江藤俊昭
■新人議員の心構えと議会事務局体制の提案/牧瀬 稔
■議会局「軍師」論──議会事務局のサポート体制と議員との関係/清水克士
スキルアップ特集:ベテランに学ぶ・若手に学ぶ
職場には、若手からベテランまでさまざまな年代の職員がいます。経験豊富なベテラン職員に学ぶ点が数多くあるのはもちろん、先輩が若手に学ぶこともあるでしょう。しかし、中には世代間のコミュニケーション・ギャップを感じるといった声を聞くこともあります。うまくコミュニケ-ションを図りながら、それぞれのよさや得意分野を活かして学び合い、仕事の質の向上、職場の活性化につなげていきましょう。
■ベテランと若手がともに学ぶ「学習する組織」のつくり方/本田有明
〈取材リポート〉
◇初任者もベテランも学び合う下水道場を設立/栃木県
◇部長級と新人職員のコラボで人口減少にストップ!/茨城県稲敷市
スキルアップ連載
■ガンバレ新田くん!新米係長の仕事術/山本雄司
■ファシリテーションdeコミュニケーション/加留部貴行
■モチベーション・マネジメント/太田 肇
■クレーム対応駆け込み寺/関根健夫
──────────────────────────────────────
●Governance Topics
□議会改革の次のステージは?──「地方議会のあり方」をテーマにセミナーを開催
/日本自治学会
□政治・行政を「自分事」に──構想日本がフォーラム開催
□さらに進化し、広がる自治体の“カイゼン”
/「越後三条カイゼン工房」&「カイゼンサミットin新潟」
□「地方創生」を国民運動に──石破茂・地方創生大臣
短期集中連載
□市民社会の寄付と資金調達/近藤由美
広がる寄付・資金調達の手法
取材リポート
□平成にっぽんの首長 自治の自画像/鈴木義孝 福島県三春町長
国や県の指示がなくとも、町民の生命を守るためには何をすべきか。
日本三大桜のひとつ「滝桜」で知られる福島県三春町。原発事故直後、福島県内の自治体では唯一、独自の判断で町民にヨウ素剤の服用を指示した。その鈴木義孝町長(75)に聞いた。
鈴木義孝・福島県三春町長。日本三大桜のひとつ「三春滝桜」は樹齢1000年を超え、毎年20万人を超える花見客を集める。まだつぼみの滝桜を前に「震災で落ち込んでいた花見客も震災前に戻った。滝桜があるから三春町がある。三春町の宝物ですよ」と語る。
□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
双葉牛の最後のエース【奇跡の種牛「高百合」1・福島県川内村(上)】
原発事故、続く苦悩
福島県の種牛「高百合」の故郷は川内村である。村内でも家畜が殺処分された原発から20キロ圏内で生まれた。しかし、原発事故前に県に引き取られていたため、生き延びる。そして震災の混乱の中でも、めきめきと力をつけ、県史上かつてない肉質を生み出すエース種牛に上り詰めた。壊滅した〝双葉牛〟の最後の生き残りとも言える「奇跡の種牛」。復興の切り札になるだろうか。
□現場発!自治体の「政策開発」
高齢者の力と里山の魅力で着地型観光の確立を
──大月ウエルネスネットワーク事業(山梨県大月市)
山梨県大月市は、高齢者の積極的な参加を得て、里山と農業体験の魅力を活かした着地型観光をめざす「大月ウエルネスネットワーク事業」を展開している。総務省の実証事業に採択され、産学官民連携で進めたのが特徴で、ICTを活用して高齢者の健康づくりや都市住民への情報発信を行った。実証事業終了後も市と住民が主体となり、高齢者の生きがいづくりと都市住民との交流促進に向けて事業の継承・充実を図っている。
□人口減少・地域再生に挑む/小田切徳美・阿部亮介
地方移住促進策の課題
地方、特に農山村移住をめぐっては、量的かつ質的な変化が生まれている。その際、なによりも強調されるべきは、移住者の多様化である。求められているのは、移住者ごとのオーダーメイドの支援策であり、それを可能とする行政の機動性や責任感ではないだろうか。
□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
議会による自己評価に加え、外部有識者による検証を実施──北海道旭川市議会
北海道旭川市議会は2010年12月に可決・施行した議会基本条例19条で「議会運営の評価及び検証」を規定。評価・検証は議会による自己評価と外部有識者による検証からなり、今年2月9日には第2回目の外部による検証結果の報告書が議長に提出された。自己評価に加えて外部検証を行っている議会は全国でもほとんど例がない。議会改革の客観性を一定程度担保し、改革を継続させる取り組みとして注目される。
連載
□続・アサノ・ネクスト 浅野史郎 フレッシュ地方公務員へ
□「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ/後藤好邦
ネットワーク活動のはじまりは身近な「知域」から
──────────────────────────────────────
□ザ・キーノート/清水真人
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□「域学連携」のすゝめ/飯盛義徳
□自治体政策とアナリティクス/工藤卓哉
□政策法務の視線/提中富和
□地方分権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
□“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『被災弱者』岡田広行]
カラーグラビア□自治・地域再興[木村俊昭・東京農業大学教授]
超プラス思考で、モチベーションを高めてまちづくりを実現!
北海道小樽市、内閣官房・内閣府、農林水産省職員としてまちづくりに手腕を発揮し、「スーパー公務員」として知られた木村俊昭氏。現在は、東京農業大学教授、コミュニティープロデューサー等として年間120か所超の地域で講演、アドバイスを行っている。4月からは内閣官房のシティマネージャー(自治体・特別参与)として地方創生の地方版総合戦略などを担当。木村氏に、「できない」を「できる!」に変える地方創生のポイントなどを聞いた。
□山間海間/芥川 仁
「うたせ船」讃歌(熊本県葦北郡芦北町計石)
□手業手技/大西暢夫
廃材を生活の刃に(カニマン鍛冶工房・知名定順)
□ドキュメントW──戦火の日常を撮る/綿井健陽
映像は何を映し出すのか~あのフセイン像倒しをめぐって
□人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/ひのじゃがくん(東京都檜原村)
□FACE
ルイーズ・デンディ
──────────────────────────────────────
■DATA・BANK2015 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
[特別企画]
□タブレットとクラウドで議会と行政が劇的に変わる!/東京インタープレイ㈱
□安全・安心で経済的な庁舎づくりを支援
──自治体庁舎の課題をオフィスづくりのプロの技術とノウハウで解決/㈱イトーキ
*連載「童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝」「もっと自治力を!」は休みます。
総務省が4月10日に発表した「平成27年統一地方選挙執行予定団体に関する調」によれば、今回の統一地方選の統一率は27.52%。少なくなったとはいえ、4分の1強の自治体で首長選・議員選が行われ、多くの新人首長・新人議員が誕生した。その多くの自治体では5月から新体制がスタートする。「鉄は熱いうちに打て」の言葉は自治体にも通じる。新体制における首長、議員、職員の心構え、自治体のガバナンスについて考えてみたい。
■新人首長の心構えと自治体のガバナンス/片山善博
統一地方選を経て、各地で新しい首長が誕生した。現下自治体は多くの困難な課題に直面しており、それをうまく切り盛りするのは容易なことではない。新しい首長には、住民の期待に応えるべく、是非今の清新な気持ちを忘れないで、職務に精励してもらいたい。鉄は熱いうちに打てという。自治体の切り盛りも同じである。初めが肝心だと肝に銘じておくにこしたことはない。
■仕事(仕えること)を私事(わたくしごと)にかえよう!
──新人首長を迎える自治体職員の心構え/定野 司
■新人首長と自治体組織・風土/大杉 覚
■首長にとっての予算編成と財政運営/小西砂千夫
■長と議会の新しい関係の構築──二元代表制の機能に向けて/新川達郎
■新体制の議会のガバナンス/江藤俊昭
■新人議員の心構えと議会事務局体制の提案/牧瀬 稔
■議会局「軍師」論──議会事務局のサポート体制と議員との関係/清水克士
スキルアップ特集:ベテランに学ぶ・若手に学ぶ
職場には、若手からベテランまでさまざまな年代の職員がいます。経験豊富なベテラン職員に学ぶ点が数多くあるのはもちろん、先輩が若手に学ぶこともあるでしょう。しかし、中には世代間のコミュニケーション・ギャップを感じるといった声を聞くこともあります。うまくコミュニケ-ションを図りながら、それぞれのよさや得意分野を活かして学び合い、仕事の質の向上、職場の活性化につなげていきましょう。
■ベテランと若手がともに学ぶ「学習する組織」のつくり方/本田有明
〈取材リポート〉
◇初任者もベテランも学び合う下水道場を設立/栃木県
◇部長級と新人職員のコラボで人口減少にストップ!/茨城県稲敷市
スキルアップ連載
■ガンバレ新田くん!新米係長の仕事術/山本雄司
■ファシリテーションdeコミュニケーション/加留部貴行
■モチベーション・マネジメント/太田 肇
■クレーム対応駆け込み寺/関根健夫
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●Governance Topics
□議会改革の次のステージは?──「地方議会のあり方」をテーマにセミナーを開催
/日本自治学会
□政治・行政を「自分事」に──構想日本がフォーラム開催
□さらに進化し、広がる自治体の“カイゼン”
/「越後三条カイゼン工房」&「カイゼンサミットin新潟」
□「地方創生」を国民運動に──石破茂・地方創生大臣
短期集中連載
□市民社会の寄付と資金調達/近藤由美
広がる寄付・資金調達の手法
取材リポート
□平成にっぽんの首長 自治の自画像/鈴木義孝 福島県三春町長
国や県の指示がなくとも、町民の生命を守るためには何をすべきか。
日本三大桜のひとつ「滝桜」で知られる福島県三春町。原発事故直後、福島県内の自治体では唯一、独自の判断で町民にヨウ素剤の服用を指示した。その鈴木義孝町長(75)に聞いた。
鈴木義孝・福島県三春町長。日本三大桜のひとつ「三春滝桜」は樹齢1000年を超え、毎年20万人を超える花見客を集める。まだつぼみの滝桜を前に「震災で落ち込んでいた花見客も震災前に戻った。滝桜があるから三春町がある。三春町の宝物ですよ」と語る。
□新版図の事情──“縮む社会”の現場を歩く/葉上太郎
双葉牛の最後のエース【奇跡の種牛「高百合」1・福島県川内村(上)】
原発事故、続く苦悩
福島県の種牛「高百合」の故郷は川内村である。村内でも家畜が殺処分された原発から20キロ圏内で生まれた。しかし、原発事故前に県に引き取られていたため、生き延びる。そして震災の混乱の中でも、めきめきと力をつけ、県史上かつてない肉質を生み出すエース種牛に上り詰めた。壊滅した〝双葉牛〟の最後の生き残りとも言える「奇跡の種牛」。復興の切り札になるだろうか。
□現場発!自治体の「政策開発」
高齢者の力と里山の魅力で着地型観光の確立を
──大月ウエルネスネットワーク事業(山梨県大月市)
山梨県大月市は、高齢者の積極的な参加を得て、里山と農業体験の魅力を活かした着地型観光をめざす「大月ウエルネスネットワーク事業」を展開している。総務省の実証事業に採択され、産学官民連携で進めたのが特徴で、ICTを活用して高齢者の健康づくりや都市住民への情報発信を行った。実証事業終了後も市と住民が主体となり、高齢者の生きがいづくりと都市住民との交流促進に向けて事業の継承・充実を図っている。
□人口減少・地域再生に挑む/小田切徳美・阿部亮介
地方移住促進策の課題
地方、特に農山村移住をめぐっては、量的かつ質的な変化が生まれている。その際、なによりも強調されるべきは、移住者の多様化である。求められているのは、移住者ごとのオーダーメイドの支援策であり、それを可能とする行政の機動性や責任感ではないだろうか。
□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
議会による自己評価に加え、外部有識者による検証を実施──北海道旭川市議会
北海道旭川市議会は2010年12月に可決・施行した議会基本条例19条で「議会運営の評価及び検証」を規定。評価・検証は議会による自己評価と外部有識者による検証からなり、今年2月9日には第2回目の外部による検証結果の報告書が議長に提出された。自己評価に加えて外部検証を行っている議会は全国でもほとんど例がない。議会改革の客観性を一定程度担保し、改革を継続させる取り組みとして注目される。
連載
□続・アサノ・ネクスト 浅野史郎 フレッシュ地方公務員へ
□「後藤式」知域に飛び出す公務員ライフ/後藤好邦
ネットワーク活動のはじまりは身近な「知域」から
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□ザ・キーノート/清水真人
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□新・地方自治のミ・ラ・イ/金井利之
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□「域学連携」のすゝめ/飯盛義徳
□自治体政策とアナリティクス/工藤卓哉
□政策法務の視線/提中富和
□地方分権改革と自治体実務──政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
□“危機”の中から──日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『被災弱者』岡田広行]
カラーグラビア□自治・地域再興[木村俊昭・東京農業大学教授]
超プラス思考で、モチベーションを高めてまちづくりを実現!
北海道小樽市、内閣官房・内閣府、農林水産省職員としてまちづくりに手腕を発揮し、「スーパー公務員」として知られた木村俊昭氏。現在は、東京農業大学教授、コミュニティープロデューサー等として年間120か所超の地域で講演、アドバイスを行っている。4月からは内閣官房のシティマネージャー(自治体・特別参与)として地方創生の地方版総合戦略などを担当。木村氏に、「できない」を「できる!」に変える地方創生のポイントなどを聞いた。
□山間海間/芥川 仁
「うたせ船」讃歌(熊本県葦北郡芦北町計石)
□手業手技/大西暢夫
廃材を生活の刃に(カニマン鍛冶工房・知名定順)
□ドキュメントW──戦火の日常を撮る/綿井健陽
映像は何を映し出すのか~あのフセイン像倒しをめぐって
□人と地域をつなぐ─ご当地愛キャラ/ひのじゃがくん(東京都檜原村)
□FACE
ルイーズ・デンディ
──────────────────────────────────────
■DATA・BANK2015 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
[特別企画]
□タブレットとクラウドで議会と行政が劇的に変わる!/東京インタープレイ㈱
□安全・安心で経済的な庁舎づくりを支援
──自治体庁舎の課題をオフィスづくりのプロの技術とノウハウで解決/㈱イトーキ
*連載「童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝」「もっと自治力を!」は休みます。
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