目次
特集:いまこそ地域雇用対策を
東日本大震災の発生から1年8か月。被災3県では人口流出が著しい。その大きな要因の一つが地域に雇用の場が少ないことだ。被災地のみならず少子高齢化が進む過疎地域、生活保護受給者やニートが増えている都市部でも雇用創出は最重要課題。一方で国とともに雇用政策を担う自治体では非正規公務員の数・率が急増しており、その雇用の安定と処遇改善が喫緊の課題となっている。そうした中、厚生労働省の「雇用政策研究会」は8月、「まもる」から「つくる」「そだてる」「つなぐ」雇用政策に軸足を移す報告書をまとめた。地域活性化のカギを握る自治体の雇用政策の現状と課題を探ってみたい
〈論文〉
■自治体雇用政策の現状と課題/澤井 勝
■ 震災からの産業・雇用復興/山本 健
■ なぜ非正規公務員は増加しているのか──その現状と課題/上林陽治
〈取材リポート〉 地域雇用政策の最前線
■緊急雇用創出事業を活用し、沿岸被災地の雇用を創出/岩手県+岩手県北上市
■3段階からなる就労支援講座を通じ、生活保護受給者の安定就労を目指す/横浜市中区
■大規模な雇用実態調査を踏まえ、「オール大阪」で若年者等の就職支援へ/大阪府
■障害者雇用の促進に向けて「しごと開拓員」を配置/神戸市
■国の出先機関の地方移管に向けて「ハローワーク特区」を開始/埼玉県
スキルアップ特集:こうすればうまくいく!“募集”の工夫
自治体が主催するイベント・講座への参加者募集、広聴活動としての市民からの意見募集、採用における職員募集、事業提案、アイデアや作品募集など、自治体職員の仕事の中には、様々な募集をする機会があると思います。多くの人に関心を持ってもらい、参加したり、応募してもらうには、どうしたらよいでしょうか。募集の工夫を考えます。
■人や応募が確実に集まるシンプルなコツ/関根典子
〈取材リポート〉
■貴重な市民の声を集める「やまとeモニター」/神奈川県大和市
■採用試験改革とPRの強化で応募者を増やす/兵庫県明石市
──────────────────────────────────────
《スキルアップ連載》
・教えて先輩!ホンネの仕事術/山本雄司
・わかりやすく伝える!?認知心理学のワザ/島田英昭
・間違いだらけの部下指導/本田有明
・基礎からわかる!政策づくりのステップ/八幡紕芦史
・これで万全!部署別クレーム対応(文化振興課)/関根健夫
・職場の悩み相談室/笹氣健治
●Governance Focus
・四半期ごとに重点事業をチェックして修正――独自開発した施策マネジメントを本格導入/広島県
・「おしい!広島県」で、広島の観光資源の認知度向上へ――職員による「全力歓迎課!」もおもてなし/広島県
●Governance Topics
・グローバル化時代に対応した新たな大都市制度を――「新・地方自治フォーラム」シンポジウム
・今、自治体総合計画を考える――「地域づくりフォーラム」シンポジウム/岐阜県多治見市
・グランプリに川勝平太・静岡県知事、倉敷市議会・青空市民クラブ/第7回マニフェスト大賞
取材リポート
●平成にっぽんの首長 自治の自画像
西平良将 鹿児島県阿久根市長
混乱の終息と、対立から対話の市政運営に腐心してきた。
前市長によって2年半にわたる“劇場型地方政治”が繰り広げられた鹿児島県阿久根市。市長リコール運動を展開して自ら市長となり、混乱の終息にあたる西平良将市長に聞いた──。
□新版図の事情──〝縮む社会〟の現場を歩く/葉上太郎
「安全」は「安心」ではない〔福島県伊達市〕揺れる原発自治体の素顔
〔福島県楢葉町〕揺れる原発自治体の素顔⑯
もしまた原発事故が起きたら避難エリアを30キロ圏に想定するかどうかが議論になっているが、実際の事故で政府が設定した避難地点は、60キロ圏の福島県伊達市が最遠だった。その伊達市では「安全」を求めて先行的な除染が進む。ただ、それで本当に「安心」が得られるかというと、なかなかそうとは言えない現実がある。
□逆境を乗り越える!地域の「成長戦略」
世界遺産登録とフードバレーで富士山の価値を発信──静岡県富士宮市
富士山麓に位置する静岡県富士宮市は、世界に誇る富士山の卓越した眺望と富士山信仰によって形成された独自の文化の保存・伝承や情報発信を推進。県や周辺自治体、関係機関と連携し、富士山の世界文化遺産登録をめざした活動を展開している。また、優れた自然環境と湧水から生み出される豊富な食材を活かすため、全国に先駆けて「フードバレー構想」を提唱し、食による産業振興とまちづくりに取り組んでいる。
□「環境」で自治体が変わる!/杉本裕明
県と市町が協力し合い川を「まるごと再生」へ(埼玉県)
都道府県の面積で河川の占める割合が最も高い埼玉県は、積極的に「川の再生」を進めていることでも知られる。2008年度から4年間かけて100か所で再生事業を行い、さらに12年度からは地元の自治体のまちづくりと連携しながらの「まるごと再生」に取り組む。全国でもほとんど例のない試みを見た。
□実践!住民起点の業務カイゼン[防災編⑤]東京都練馬区
災害時に将来予測に応じた対策を提案する「情報分析チーム」を設置
東京都練馬区では、震災や火災が発生した際に、収集された情報に基づき現状を分析し、数時間後に予測される被害に対して先手を打つための「災害対策戦略」を立案する組織「情報分析チーム」を設置した。既に大規模な訓練などを通じて、チームの効果は実証されつつある。
□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
市民との意見交換、ICTで「議会の見える化」を──三重県鳥羽市議会
自治体議会で全国初の議会ツイッターの導入、原則すべての会議のインターネット(ユーストリーム)中継など議会ICTの先進地として知られる三重県鳥羽市議会。同時に全国最多の議会報告会の開催など市民との直接の意見交換も重視する。そこには「議会の見える化」を進めなければ議会に対する市民の評価は高まらないという強い意思が感じられる。
「地方主権」へのビジョン
[湯﨑英彦・広島県知事]
多様性のある地域づくりが日本の発展には不可欠
「おしい!広島県」──今春から始まった広島県の観光プロモーションに度肝を抜かれた人は多いのではないか。「注目されるにはこれくらいのことはやらないと」と湯﨑英彦知事。県政では独自開発した施策マネジメントによって「ひろしま未来チャレンジビジョン」を着実に推進。チャレンジ精神にあふれる湯﨑知事は、多様性のある地域づくりが日本の発展には不可欠だと主張する。
連載
□続・アサノ・ネクスト 浅野史郎 官僚制の打破?
□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 平賀 源内(七) 日本中の大名家から就職おことわり
──────────────────────────────────────
□ザ・キーノート/清水真人
□金丸弘美の「食と地域」の旅日記
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□総合計画の新潮流/新たな総合計画策定モデルの開発に関する研究会
□地域主権改革と自治体実務――政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
□〝危機〟の中から――日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク[ジュリスト]
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□人財を育てる自治体「人事戦略」最前線/稲継裕昭
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『一揆の原理』呉座勇一]
───────────────────────────────────
□この地で生きる/大西暢夫
先祖代々の「土」とともに(熊本県五木村)
□海浜の神々/芥川 仁
漁師集落の粋と意地と伝統が支える「チョーサ」(徳島県海部郡美浜町日和佐地区)
□リアルとネットをつなぐ─ご当地愛キャラ
ときたま(高松市)
□自治CLOSE UP/いま、新たなふるさと政策を問う!
――第2回ふるさと再生・行動する首長会議・政策研究フォーラム
□ミライを創る現場から/西澤 丞
フィクションではない現実の迫力!
□FACE/金子健二
──────────────────────────────────────
■DATA・BANK2012 自治体の最新動向をコンパクトに紹介!
■霞が関エクスプレス
図書分類
東日本大震災の発生から1年8か月。被災3県では人口流出が著しい。その大きな要因の一つが地域に雇用の場が少ないことだ。被災地のみならず少子高齢化が進む過疎地域、生活保護受給者やニートが増えている都市部でも雇用創出は最重要課題。一方で国とともに雇用政策を担う自治体では非正規公務員の数・率が急増しており、その雇用の安定と処遇改善が喫緊の課題となっている。そうした中、厚生労働省の「雇用政策研究会」は8月、「まもる」から「つくる」「そだてる」「つなぐ」雇用政策に軸足を移す報告書をまとめた。地域活性化のカギを握る自治体の雇用政策の現状と課題を探ってみたい
〈論文〉
■自治体雇用政策の現状と課題/澤井 勝
■ 震災からの産業・雇用復興/山本 健
■ なぜ非正規公務員は増加しているのか──その現状と課題/上林陽治
〈取材リポート〉 地域雇用政策の最前線
■緊急雇用創出事業を活用し、沿岸被災地の雇用を創出/岩手県+岩手県北上市
■3段階からなる就労支援講座を通じ、生活保護受給者の安定就労を目指す/横浜市中区
■大規模な雇用実態調査を踏まえ、「オール大阪」で若年者等の就職支援へ/大阪府
■障害者雇用の促進に向けて「しごと開拓員」を配置/神戸市
■国の出先機関の地方移管に向けて「ハローワーク特区」を開始/埼玉県
スキルアップ特集:こうすればうまくいく!“募集”の工夫
自治体が主催するイベント・講座への参加者募集、広聴活動としての市民からの意見募集、採用における職員募集、事業提案、アイデアや作品募集など、自治体職員の仕事の中には、様々な募集をする機会があると思います。多くの人に関心を持ってもらい、参加したり、応募してもらうには、どうしたらよいでしょうか。募集の工夫を考えます。
■人や応募が確実に集まるシンプルなコツ/関根典子
〈取材リポート〉
■貴重な市民の声を集める「やまとeモニター」/神奈川県大和市
■採用試験改革とPRの強化で応募者を増やす/兵庫県明石市
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《スキルアップ連載》
・教えて先輩!ホンネの仕事術/山本雄司
・わかりやすく伝える!?認知心理学のワザ/島田英昭
・間違いだらけの部下指導/本田有明
・基礎からわかる!政策づくりのステップ/八幡紕芦史
・これで万全!部署別クレーム対応(文化振興課)/関根健夫
・職場の悩み相談室/笹氣健治
●Governance Focus
・四半期ごとに重点事業をチェックして修正――独自開発した施策マネジメントを本格導入/広島県
・「おしい!広島県」で、広島の観光資源の認知度向上へ――職員による「全力歓迎課!」もおもてなし/広島県
●Governance Topics
・グローバル化時代に対応した新たな大都市制度を――「新・地方自治フォーラム」シンポジウム
・今、自治体総合計画を考える――「地域づくりフォーラム」シンポジウム/岐阜県多治見市
・グランプリに川勝平太・静岡県知事、倉敷市議会・青空市民クラブ/第7回マニフェスト大賞
取材リポート
●平成にっぽんの首長 自治の自画像
西平良将 鹿児島県阿久根市長
混乱の終息と、対立から対話の市政運営に腐心してきた。
前市長によって2年半にわたる“劇場型地方政治”が繰り広げられた鹿児島県阿久根市。市長リコール運動を展開して自ら市長となり、混乱の終息にあたる西平良将市長に聞いた──。
□新版図の事情──〝縮む社会〟の現場を歩く/葉上太郎
「安全」は「安心」ではない〔福島県伊達市〕揺れる原発自治体の素顔
〔福島県楢葉町〕揺れる原発自治体の素顔⑯
もしまた原発事故が起きたら避難エリアを30キロ圏に想定するかどうかが議論になっているが、実際の事故で政府が設定した避難地点は、60キロ圏の福島県伊達市が最遠だった。その伊達市では「安全」を求めて先行的な除染が進む。ただ、それで本当に「安心」が得られるかというと、なかなかそうとは言えない現実がある。
□逆境を乗り越える!地域の「成長戦略」
世界遺産登録とフードバレーで富士山の価値を発信──静岡県富士宮市
富士山麓に位置する静岡県富士宮市は、世界に誇る富士山の卓越した眺望と富士山信仰によって形成された独自の文化の保存・伝承や情報発信を推進。県や周辺自治体、関係機関と連携し、富士山の世界文化遺産登録をめざした活動を展開している。また、優れた自然環境と湧水から生み出される豊富な食材を活かすため、全国に先駆けて「フードバレー構想」を提唱し、食による産業振興とまちづくりに取り組んでいる。
□「環境」で自治体が変わる!/杉本裕明
県と市町が協力し合い川を「まるごと再生」へ(埼玉県)
都道府県の面積で河川の占める割合が最も高い埼玉県は、積極的に「川の再生」を進めていることでも知られる。2008年度から4年間かけて100か所で再生事業を行い、さらに12年度からは地元の自治体のまちづくりと連携しながらの「まるごと再生」に取り組む。全国でもほとんど例のない試みを見た。
□実践!住民起点の業務カイゼン[防災編⑤]東京都練馬区
災害時に将来予測に応じた対策を提案する「情報分析チーム」を設置
東京都練馬区では、震災や火災が発生した際に、収集された情報に基づき現状を分析し、数時間後に予測される被害に対して先手を打つための「災害対策戦略」を立案する組織「情報分析チーム」を設置した。既に大規模な訓練などを通じて、チームの効果は実証されつつある。
□議会改革リポート【変わるか!地方議会】
市民との意見交換、ICTで「議会の見える化」を──三重県鳥羽市議会
自治体議会で全国初の議会ツイッターの導入、原則すべての会議のインターネット(ユーストリーム)中継など議会ICTの先進地として知られる三重県鳥羽市議会。同時に全国最多の議会報告会の開催など市民との直接の意見交換も重視する。そこには「議会の見える化」を進めなければ議会に対する市民の評価は高まらないという強い意思が感じられる。
「地方主権」へのビジョン
[湯﨑英彦・広島県知事]
多様性のある地域づくりが日本の発展には不可欠
「おしい!広島県」──今春から始まった広島県の観光プロモーションに度肝を抜かれた人は多いのではないか。「注目されるにはこれくらいのことはやらないと」と湯﨑英彦知事。県政では独自開発した施策マネジメントによって「ひろしま未来チャレンジビジョン」を着実に推進。チャレンジ精神にあふれる湯﨑知事は、多様性のある地域づくりが日本の発展には不可欠だと主張する。
連載
□続・アサノ・ネクスト 浅野史郎 官僚制の打破?
□童門冬二の日本列島・諸国賢人列伝 平賀 源内(七) 日本中の大名家から就職おことわり
──────────────────────────────────────
□ザ・キーノート/清水真人
□金丸弘美の「食と地域」の旅日記
□自治・分権改革を追う/青山彰久
□市民の常識VS役所のジョウシキ/今井 照
□総合計画の新潮流/新たな総合計画策定モデルの開発に関する研究会
□地域主権改革と自治体実務――政策法務型思考のススメ/分権型政策法務研究会
□〝危機〟の中から――日本の社会保障と地域の福祉/野澤和弘
□もっと自治力を!広がる自主研修・ネットワーク[ジュリスト]
□市民と行政を結ぶ情報公開・プライバシー保護/奥津茂樹
□公務職場の人・間・模・様/金子雅臣
□人財を育てる自治体「人事戦略」最前線/稲継裕昭
□「自治体議会学」のススメ/江藤俊昭
□リーダーズ・ライブラリ
[著者に訊く!/『一揆の原理』呉座勇一]
───────────────────────────────────
□この地で生きる/大西暢夫
先祖代々の「土」とともに(熊本県五木村)
□海浜の神々/芥川 仁
漁師集落の粋と意地と伝統が支える「チョーサ」(徳島県海部郡美浜町日和佐地区)
□リアルとネットをつなぐ─ご当地愛キャラ
ときたま(高松市)
□自治CLOSE UP/いま、新たなふるさと政策を問う!
――第2回ふるさと再生・行動する首長会議・政策研究フォーラム
□ミライを創る現場から/西澤 丞
フィクションではない現実の迫力!
□FACE/金子健二
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