建築ジャーナル2024年5月号 No.1354
特集■学会賞建築は生き残っているか2 ●表紙絵=坂口恭平
2000年8月号特集「学会賞建築は生き残っているか」の第2弾。先回掲載した日本建築学会作品賞建築リスト129を再追跡。あれから24年を経て、それ以後受賞した59作もあわせ、全188の学会賞受賞作品が、今どうなっているか。加えて日本建築学会賞作品賞の成立と変遷、どこが転機となったかを分析。受賞作品が次々と解体されていく現実を前に、残る建築と残らない建築はどう違うのか、歴史に耐えうる建築とはどのようなものなのかを考えていく。
【特集】 学会賞建築は生き残っているか2……2
■巻頭論文 日本建築学会作品賞の創設と変遷をめぐって|松隈 洋………3
■日本建築学会賞受賞建築の現在 1949年─2023年受賞リスト………7
■学会賞建築を見に行く[倉敷アイビースクエア] 誰のための建築か 50年後の倉敷アイビースクエア|岡北一孝………22
[瀬戸内海歴史民俗資料館]ユートピアから地霊へ|福濱嘉宏………24
[松川ボックス]背景と連続すること、背を向けて歩きだすこと|矢野 瞳+葛谷寧鵬………26
[上勝町ゼロ・ウェイストセンター]残り使われ続ける建築とは|木村 智………28
[郭巨山会所]繋ぎの想像力|木村俊介………30
■考察 時代に耐えられる建築とは何か「残る建築、残らない建築、その背後にあるもの」|鰺坂 徹………32
【特別寄稿】「旧鎌倉近代美術館」の発想の原点をめぐって 担当者が語るその設計過程|藤木忠善………36
【連載】五十嵐太郎の先読み編集局[184]カンボジアのキリング・フィールド|五十嵐太郎…………40
伊藤潤一の児童養護施設全国行脚[26]児童養護施設 神戸長田こどもホーム[前編]|伊藤潤一…………41
状況への発言[9]能登支援 |山本理顕…………42
【情報ポスト】騒音・低周波音が脳に与える影響|中畑 彩…………43
能登半島地震 現地からの報告2 輪島朝市地区を考える|川上光彦…………44
BOOKS 新版『建築設計のデジタル道具箱』刊行にあたって|堀部直子…………46
まちの胃袋[149]アマジャの干物(台湾・新北市)|山崎 亮…………48
【建築】百枝優建築設計事務所(福岡市中央区)…………49
YDS建築研究所(東京都千代田区)…………57
イースタン建築設計事務所(京都市中京区)…………65
moon at.(徳島県徳島市)…………73
プランツアソシエイツ(東京都中野区)…………81
檜山建築設計事務所(栃木県宇都宮市)…………85
小西建築設計事務所(兵庫県小野市)…………93
【掲載設計事務所紹介】
【奥付】
建築ジャーナルの内容
- 出版社:建築ジャーナル
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月1日
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