◇ 世界初の熱処理施設
PVRラインが竣工
- 新菱/リサイクルテック -
三菱ケミカルグループで環境リサイクルなどサステナブル事業を展開する新菱(福岡県北九州市、土山正明社長)と子会社のリサイクルテックは2月9日、北九州市のPVR工場で使用済み太陽光パネルの熱処理リサイクルラインを竣工した。同日には関係者や来賓を招いて竣工式を開催し、施設の前途を祝った。熱処理方式による太陽光パネルリサイクルの実用化は世界初。
◇ 建信佳人社とライセンス契約
ポリエステルのケミカルリサイクル技術
- RePEaT -
RePEaT(本社・東京、宮坂信義社長)は、浙江建信佳人新材料有限公司(本社・中国浙江省紹興市、孫国君董事長、以下「建信佳人」)と、ポリエステル(PET)製品のケミカルリサイクル技術に関するライセンス契約を締結した。RePEaTにとって、建信佳人は初の技術ライセンスの提供先となる。
◇ PVパネルR技術を開発
ウォータージェットで剥離
- 新虎興産 -
変電機器の撤去やリサイクルを中心に事業展開する新虎興産(大阪市、木村高士社長)は、ウォータージェット工法を活用した太陽光パネルリサイクル技術を新たに開発した。パネルに高圧水を噴射することで、セルシート部分だけを粉砕し、原形を保ったままパネルガラスを分離。すでに特許を取得しており、5月にも試験機の運用を開始、8月の本格稼働を目指す。
◇ 国内肥料資源利用拡大へ
全国推進協議会を設置
- 農林水産省 -
農林水産省は2月22日、「国内肥料資源の利用拡大に向けた全国推進協議会」を設置した。関係事業者間のマッチングなどを通じて、関係者が連携した取り組みを推進し、原料供給から肥料製造、肥料利用までの一貫した多様な取り組みの創出を支援することで、輸入原料に過度に依存した肥料利用からの転換を図る。当面は会費を徴収せず、幅広い関係者の参加を呼び掛ける。
◇ 可燃物の選別・破砕ライン導入
光学選別など、品質向上
- タケエイ -
タケエイは2月13日、川崎リサイクルセンター(川崎市)において施設内の一棟(SP棟)をリニューアルし、光学選別機を含む可燃物の選別・破砕設備ラインを導入して稼働を開始したことを明らかにした。
◇ さんぱいフォーラム開催
人材確保とDXテーマに
- 大阪循環協 -
(公社)大阪府産業資源循環協会(片渕昭人会長)は2月17日、エルおおさか(大阪府立労働センター)大ホールで「さんぱいフォーラム」を開催した。“持続可能な資源循環のための人材確保とDX”をテーマとして3人の講師が発表。当日は感染症対策のもと約200人が参加し、廃棄物処理・リサイクル業界におけるDXのポイントや、人材確保・育成で先進事例について知見を深めた。
◇ 九州エリアで焼却炉事業拡大へ
中型タイプを主力に納入進む
- 憲翔技研工業 -
焼却設備の製造・メンテナンス等を手掛ける憲翔技研工業(熊本県御船町、榎田東洋國社長)は、業務用中型焼却炉「HIK‐AB・HI」の拡販に力を入れている。近年、年間2台ペースで販売実績をあげており、九州エリアの自治体やダム管理センター、廃棄物処理業者など累計50件以上の納入実績を持つ。処理能力は1時間当たり最大192キログラム。高温燃焼に加え、作業性・メンテナンス性に優れる点を強みに提案を進めていく。
週刊循環経済新聞の内容
- 出版社:日報ビジネス
- 発行間隔:週刊
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- サイズ:ブランケット版
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