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神戸市でバイオガス施設を竣工
来年1月から本格稼働へ
- コベック -
神戸環境クリエート(神戸市、山本宏光社長)と神鋼環境ソリューション(同市、佐藤幹雄社長)が出資するコベック(同市)は、同市内で食品廃棄物由来のバイオガス発電施設「バイオガスKOBE」を竣工した。総工費は約33億円。民間企業では神戸市内で初、全国でも数少ない都市型のバイオガス発電施設として、顧客の運搬コスト低減やCO2排出量削減等に貢献していく。6月から廃棄物を受け入れて試運転を開始し、来年1月からの発電・売電を含めた本格稼働を目指す。
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2社で協働、実証実験を開始
使用済み油付きPETボトルの資源循環で
- キユーピー/日清オイリオグループ -
キユーピーと日清オイリオグループはこのたび、ドレッシングや食用油に使用されるPETボトルの資源循環に向け協働を開始し、5月29日から千葉市内の「イオン」「イオンスタイル」8店舗で、使用済み油付きPETボトル回収の実証実験を開始した。「2社の知見を組み合わせた技術検証の実行」と「技術検証を進めるための効率的なサンプル収集」を目的としており、「資源循環のための技術の確立」、「使用済みプラスチック回収の仕組み作り」を目指す。
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PFAS浄化に効果
独自技術で99%除去
- 流機エンジニアリング -
フィルター技術を核に、空気や水といった流体の処理に取り組む流機エンジニアリング(東京・港、西村聡社長)は、高精度水処理技術「LFP法」を開発した。低コストかつ低環境負荷で、有機フッ素化合物(PFAS)を99%以上除去が可能。PFASによる環境汚染や健康リスクが懸念されるなかで、浄化技術による汚染対策に寄与する。
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産廃と一廃の許可取得
消化液の燃料化も検討 / 出力1000kWのバイオガス発電
- コベック -
神戸市内でバイオガス発電施設を新設したコベック(神戸市、山本宏光社長)は5月、産業廃棄物と一般廃棄物の処理業許可を取得した。出力は1000キロワット、年間発電量は一般家庭約1500世帯分に相当する約5000キロワット時を見込む。電力はFITを利用して関西電力に全量売電。処理能力は1日当たり60トンで、主に神戸市内の事業系一般廃棄物や近畿圏の産業廃棄物を受け入れる。副産物で発生する消化液の固形燃料化も検討していく。
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花巻の新リサイクルセンターが竣工
破砕施設やRPFプラントなど
- 藤工 -
住宅系の建廃を主軸に産業廃棄物の中間処理・リサイクルおよび収集運搬を手掛ける藤工(盛岡市、藤原正基社長)は、花巻市内で整備を進めてきた新中間処理施設「フジコウ・リサイクルセンター花巻」(岩手県花巻市)を竣工。5月15日に花巻市内の会場で協力業者や顧客、行政関係者等を集めて落成祝賀会を行った。藤原社長は代表あいさつで「前身のハウスクリーニング業の頃を含め、さまざまな仲間と出会い取引会社に支えられ、ここまで成長できた」等と語った。
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50人が今後の活躍を誓う
環境産業合同入社式を開催
- 埼玉県/埼産協 -
埼玉県と(一社)埼玉県環境産業振興協会(亀井寿之会長)は5月20日、さいたま市内で「2024年度環境産業合同入社式」を開催した。新たに埼玉県内の環境企業に入社した50人が会場とオンラインで参加し、今後の活躍を誓った。
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コットンとPP混合の新素材開発
2027年に年間3億円の売上へ
- シキボウ -
繊維メーカーのシキボウは、コットンの廃材を再利用したバイオマスプラスチックペレット「CottResin」を開発した。コットン素材をミクロサイズまで細かく破砕し、PP樹脂と混合したもの。PP100%の素材よりも強度が増すのが特徴だ。自動車部品、電化製品、建材など幅広い用途での利用を見込む。現在はラボレベルであるリサイクル技術を事業化レベルにまで高め、2027年には年間3億円の売上を目指す。
週刊循環経済新聞の内容
- 出版社:日報ビジネス
- 発行間隔:週刊
- 発売日:毎週月曜日
- サイズ:ブランケット版
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