目次
CONTENTS 10月号
<研究開発情報>
近赤外線吸収色素YKRシリーズ ・・・・・・・・・・・5
Near Infrared Ray Absorbing Dye, YKR Series
熊谷洋二郎
山本化成(株) 研究開発部 メディア材料グループ主管研究員
;グループリーダー
近赤外線吸収色素とは700~2000nmの近赤外線領域に吸収を有する色素で,光を熱に変換
する能力あるいは特定の光を選択的に吸収する能力がある。これらの能力によりいろいろ
な用途に応用されている。当社では光記録材料(CD-R),CTP用光熱変換材を中心に,新し
い用途に対してフタロシアニン化合物およびシアニン化合物について開発・研究を行ってき
た。本稿では当社が開発したYKR シリーズを中心に,具体例,合成方法,および用途につい
ていくつか紹介する。
~目次~
1.はじめに
2.近赤外線吸収色素とその製造法
2.1 フタロシアニン化合物
2.2 シアニン化合物
2.3 その他
3.近赤外線吸収色素を使用する用途
3.1 光記録媒体
3.2 サーマルCTP
3.3 フラッシュ定着
3.4 植物成長調整用フィルム
3.5 有機 太陽電池
3.6 PDP用近赤外線吸収フィルター
4.おわりに
--------------------------------------------------------------------------------
アルキルホスフィン誘導体の展開 ・・・・・・・・・15
Production and Future Development of Alkylphosphine Derivatives
杉矢 正
日本化学工業(株) 有機事業本部 有機研究部 第一グループ マネージャー
アルキルホスフィンの合成は,文献などでは古くからいろいろな方法が報告されているが,
反応の多様性,シンプルな製造プロセスなどから,ホスフィンガスを原料にする方法が工業
的には最も優れている。近年,1級・2級ホスフィン,二座配位ビスホスフィンの工業的な製
造方法も確立され,あらゆる構造のアルキルホスフィン化合物の大量供給も可能となってい
る。今後は,アルキル,アリール,ピリジルなど異なる種類の置換基を有するホスフィン化
合物の工業的な製造技術が求められる。日本化学工業におけるアルキルホスフィン製造技術
と今後の展望について述べる。
~目次~
1.開発の経緯
2.アルキルホスフィンの合成
3.アルキルホスフィンの用途
3.1 Witting Reaction
3.2 Staudinger Reaction
3.3 Mitsunobu Reaction
3.4 Hydroformylation
3.5 Hydrogenation
3.6 Olefin Metathesis
3.7 Coupling Reactions
4.おわりに
--------------------------------------------------------------------------------
副作用の少ない新規抗癌剤の開発 ・・・・・・・・・・28
-DNAをターゲットとした新たな光線力学療法剤-
Development of Selective Antitumor Agents -DNA Targeted Drugs for
Photodynamic Therapy-
戸嶋一敦
慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 教授
副作用のない夢の抗癌剤。本稿では,患者に優しい癌の治療法として期待される光線力学
療法(Photodynamic Therapy)に用いるための新たな薬剤開発として,DNAをターゲットと
し,それ自体では安全で,特定波長の光照射下においてのみDNAを切断し,癌細胞を死滅さ
せる新化合物について解説する。
~目次~
1.はじめに
2.糖-インタ-カレーター複合型人工DNA相互作用分子の分子デザイン
3.キノキサリンのDNA光切断
4.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子の化学合成
5.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子のDNA光切断
6.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子の細胞内DNA光切断
7.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子の抗細胞活性
--------------------------------------------------------------------------------
水溶性高分子の化粧品への応用 ・・・・・・・・・・39
Water-soluble Polymer for Cosmetics
金田 勇
(株)資生堂 マテリアルサイエンス研究センター 主任研究員
~目次~
1.はじめに
2.アセチル化ヒアルロン酸の保湿剤としての応用
3.サクシノグリカンの化粧品増粘剤としての応用
4.寒天の化粧品への応用
5.おわりに
<世界の新薬2003(2)>
世界の新薬2003(2) ・・・・・・・・・・・・・・・49
村上尚道
Hisamichi Murakami
~目次~
3.合成法新薬各論-その2
(6) Bortezomib (Millennium Phamaceuticals)
(7) Carglumic acid (Orphan Europe)
(8) Emtricitabine (Gilead Sciences)
(9) Enfuvirtide (Roche/Trimeris)
(10) Fosamprenavir (Glaxo SmithKline)
(11) Fosfluconazole (Pfizer)
<マーケット情報>
紙・パルプ用化学薬品工業の市場動向 ・・・・・・・57
Market Trend on Paper Chemicals
2002年の紙および板紙の生産は,国内経済情勢の低迷により全般的に低水準で推移し,
これを反映して紙薬品需要も全体的に減少となった。しかし古紙の再利用率のアップによ
り紙力増強剤などが堅調で,この傾向は今後も続くものとみられる。
~目次~
1.パルプ,紙・板紙の生産概要
2.パルプ,紙・板紙用薬品の需要動向
2.1 パルプ用薬品
2.2 古紙処理行程用薬品
2.3 抄紙行程用薬品
2.4 二次加工用薬品
2.5 紙行程障害抑制薬品
3.メーカー動向
<ケミカルプロフィル>
・1,3-プロパンジオール ・・・・・・・・・・・・・・・65
(1,3-Propanediol)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
--------------------------------------------------------------------------------
・N,N-ジアルキルアミノエチルアミン ・・・・・・・・・67
(N,N-Dialkylaminoethylamine)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
--------------------------------------------------------------------------------
・サリチルアルデヒド ・・・・・・・・・・・・・・・・・69
(Salicyl aldehyde)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
--------------------------------------------------------------------------------
・塩化第2スズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71
(Stannic chloride)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
<ニュースダイジェスト>
・海外編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73
・国内編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77
<研究開発情報>
近赤外線吸収色素YKRシリーズ ・・・・・・・・・・・5
Near Infrared Ray Absorbing Dye, YKR Series
熊谷洋二郎
山本化成(株) 研究開発部 メディア材料グループ主管研究員
;グループリーダー
近赤外線吸収色素とは700~2000nmの近赤外線領域に吸収を有する色素で,光を熱に変換
する能力あるいは特定の光を選択的に吸収する能力がある。これらの能力によりいろいろ
な用途に応用されている。当社では光記録材料(CD-R),CTP用光熱変換材を中心に,新し
い用途に対してフタロシアニン化合物およびシアニン化合物について開発・研究を行ってき
た。本稿では当社が開発したYKR シリーズを中心に,具体例,合成方法,および用途につい
ていくつか紹介する。
~目次~
1.はじめに
2.近赤外線吸収色素とその製造法
2.1 フタロシアニン化合物
2.2 シアニン化合物
2.3 その他
3.近赤外線吸収色素を使用する用途
3.1 光記録媒体
3.2 サーマルCTP
3.3 フラッシュ定着
3.4 植物成長調整用フィルム
3.5 有機 太陽電池
3.6 PDP用近赤外線吸収フィルター
4.おわりに
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アルキルホスフィン誘導体の展開 ・・・・・・・・・15
Production and Future Development of Alkylphosphine Derivatives
杉矢 正
日本化学工業(株) 有機事業本部 有機研究部 第一グループ マネージャー
アルキルホスフィンの合成は,文献などでは古くからいろいろな方法が報告されているが,
反応の多様性,シンプルな製造プロセスなどから,ホスフィンガスを原料にする方法が工業
的には最も優れている。近年,1級・2級ホスフィン,二座配位ビスホスフィンの工業的な製
造方法も確立され,あらゆる構造のアルキルホスフィン化合物の大量供給も可能となってい
る。今後は,アルキル,アリール,ピリジルなど異なる種類の置換基を有するホスフィン化
合物の工業的な製造技術が求められる。日本化学工業におけるアルキルホスフィン製造技術
と今後の展望について述べる。
~目次~
1.開発の経緯
2.アルキルホスフィンの合成
3.アルキルホスフィンの用途
3.1 Witting Reaction
3.2 Staudinger Reaction
3.3 Mitsunobu Reaction
3.4 Hydroformylation
3.5 Hydrogenation
3.6 Olefin Metathesis
3.7 Coupling Reactions
4.おわりに
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副作用の少ない新規抗癌剤の開発 ・・・・・・・・・・28
-DNAをターゲットとした新たな光線力学療法剤-
Development of Selective Antitumor Agents -DNA Targeted Drugs for
Photodynamic Therapy-
戸嶋一敦
慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 教授
副作用のない夢の抗癌剤。本稿では,患者に優しい癌の治療法として期待される光線力学
療法(Photodynamic Therapy)に用いるための新たな薬剤開発として,DNAをターゲットと
し,それ自体では安全で,特定波長の光照射下においてのみDNAを切断し,癌細胞を死滅さ
せる新化合物について解説する。
~目次~
1.はじめに
2.糖-インタ-カレーター複合型人工DNA相互作用分子の分子デザイン
3.キノキサリンのDNA光切断
4.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子の化学合成
5.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子のDNA光切断
6.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子の細胞内DNA光切断
7.糖-キノキサリン複合型人工DNA相互作用分子の抗細胞活性
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水溶性高分子の化粧品への応用 ・・・・・・・・・・39
Water-soluble Polymer for Cosmetics
金田 勇
(株)資生堂 マテリアルサイエンス研究センター 主任研究員
~目次~
1.はじめに
2.アセチル化ヒアルロン酸の保湿剤としての応用
3.サクシノグリカンの化粧品増粘剤としての応用
4.寒天の化粧品への応用
5.おわりに
<世界の新薬2003(2)>
世界の新薬2003(2) ・・・・・・・・・・・・・・・49
村上尚道
Hisamichi Murakami
~目次~
3.合成法新薬各論-その2
(6) Bortezomib (Millennium Phamaceuticals)
(7) Carglumic acid (Orphan Europe)
(8) Emtricitabine (Gilead Sciences)
(9) Enfuvirtide (Roche/Trimeris)
(10) Fosamprenavir (Glaxo SmithKline)
(11) Fosfluconazole (Pfizer)
<マーケット情報>
紙・パルプ用化学薬品工業の市場動向 ・・・・・・・57
Market Trend on Paper Chemicals
2002年の紙および板紙の生産は,国内経済情勢の低迷により全般的に低水準で推移し,
これを反映して紙薬品需要も全体的に減少となった。しかし古紙の再利用率のアップによ
り紙力増強剤などが堅調で,この傾向は今後も続くものとみられる。
~目次~
1.パルプ,紙・板紙の生産概要
2.パルプ,紙・板紙用薬品の需要動向
2.1 パルプ用薬品
2.2 古紙処理行程用薬品
2.3 抄紙行程用薬品
2.4 二次加工用薬品
2.5 紙行程障害抑制薬品
3.メーカー動向
<ケミカルプロフィル>
・1,3-プロパンジオール ・・・・・・・・・・・・・・・65
(1,3-Propanediol)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
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・N,N-ジアルキルアミノエチルアミン ・・・・・・・・・67
(N,N-Dialkylaminoethylamine)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
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・サリチルアルデヒド ・・・・・・・・・・・・・・・・・69
(Salicyl aldehyde)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
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・塩化第2スズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71
(Stannic chloride)
(1)概要
(2)毒性
(3)製法
(4)生産
(5)需要
(6)価格
<ニュースダイジェスト>
・海外編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・73
・国内編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77
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