目次
【胃・食道がん最新特集】
1 食道胃接合部がん
胃がん、食道がんとも異なる食道胃接合部がんとは
監修●瀬戸泰之・東京大学大学院医学系研究科消化管外科学教授
欧米では食道と胃の境目(接合部)にできる食道胃接合部がんが増加傾向にあるが、日本でも将来的には患者数が増える可能性があるとされる。東京大学大学院医学系研究科消化管外科学教授の瀬戸泰之さんによると「これまで、食道胃接合部がんに対しては、世界的にも決まった治療法がなかったのですが、ようやく方向性が示されてきた」という。
2 切除不能進行胃がんに対する新しい手術法
化学療法の進化で可能となったコンバージョン手術
監修●福地 稔・埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科講師
胃がんのステージⅣと診断されると、20年前はかなり厳しい状況だった。しかし今、進化した化学療法と外科手術を組み合わせたコンバージョン手術(conversion surgery)が注目されており、予後を改善する報告が相次いでいる。コンバージョン手術の内容と現状を専門家に聞いた。
3 切除不能進行・再発胃がんの化学療法最前線
広がる選択肢――分子標的薬の適応症例も
監修●山田康秀・国立がん研究センター中央病院消化管内科外来医長
かつて、胃がんは抗がん薬が効きにくいがんの1つと言われた。しかし、1980年代から新しい抗がん薬が使用されるようになったり、近年では分子標的薬も適応となり、生存期間も延びている。切除不能進行・再発胃がんにおける化学療法の最新事情をまとめた。
4 GISTガイドライン解説
GIST診療ガイドライン第3版を刊行 進化する診断と治療を医療現場に
監修●西田俊朗・国立がん研究センター東病院院長
年間に10万に2人ほどにしか発症しないGIST(消化管間質腫瘍)。胃がんとは発生過程が全く異なるが、GISTも胃にできるがんだ。20年ほど前にその概念ができたばかりだが、医師らは研究会を結成するなど治療成績向上に尽力している。2014年4月に、第3版の治療ガイドラインが刊行された。
5 食道がんの治療
「サルコペニア」が教える食道がんの新しい治療戦略
監修●林 勉・横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター
食道がんの術前化学療法を行うと、のどが狭窄したり、抗がん薬による悪心・嘔吐などの副作用で食事量が減って栄養不足になり体重が減少することが多い。中でも進行食道がんの治療中に、筋肉量が減少する「サルコペニア」の状態になる場合は、手術後の合併症リスクを起こしやすく、生存期間も短くなる傾向のあることが明らかになってきた。
6 食道がん治療中の栄養管理
食べることがつらくならないように 食道がん治療中の食事
監修●能勢彰子・東京都立駒込病院栄養科主任技術員
食べ物を飲み込むときに欠かせない食道にがんが発生した場合、本人はもちろん、家族もどのような食事がいいのか、迷うことは多い。どんなものだったら食べやすいのか、食べ方のポイントは――専門家に話を聞いた。
7 ASCO2014リポート
胃・食道がんにおける分子標的薬の臨床試験結果
取材・文●「がんサポート」編集部
今年で開催50回の節目を迎えた米国臨床腫瘍学会2014年年次学術集会(ASCO2014)が、5月30日~6月3日の日程で、シカゴにおいて開催された。今号の特集にちなんで、消化器領域の中から胃・食道がんに関する臨床試験の話題を拾った。
【医療】
凄腕の医療人 日本発の定型手術を伝えるために世界行脚 胃がん手術の向上を目指す
凄腕の医療人●佐野 武・がん研有明病院消化器外科部長
年間の胃がん手術件数日本一というがん研有明病院消化器外科を率い、日々臨床現場で患者を救う。同時に、日本、そして世界の胃がん手術の技術向上を目指して、日本発の定型手術を伝えるために、世界中の医療施設を行脚し続ける。そんな凄腕の医療人の日常である手術室での姿を追った。
がんのチーム医療・施設訪問 抗がん薬の通院治療 院内連携で患者さんとの交流図る
●公立昭和病院(東京・小平市)
東京の西の郊外、小平市の公立昭和病院は、地域のがん診療連携拠点病院。2010年に改築されたばかりのまだ新しい建物の一角に「通院治療センター」がある。抗がん薬治療のために通院してくる患者さんたちを迎えるのは、息の合った医師、看護師、薬剤師の専門家たちだ。
副作用対策 ~「プラークフリー」で臨もう~
抗がん薬・放射線治療による口腔粘膜炎 事前準備で症状は緩和できる
監修●古賀陽子・東京医科大学病院歯科口腔外科・矯正歯科助教
がん治療では、抗がん薬や放射線による治療の副作用として口腔粘膜の炎症が起こりやすい。ひどい場合は口からの食事ができない状態になってしまう。しかし、事前の準備で発症可能性を抑えたり、症状を緩和させることができる。
メディカル・レポート 保険適用拡大後のピロリ除菌療法の展開
監修●上村直実・国立国際医療研究センター国府台病院院長
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が確認されれば、胃炎の段階でも除菌療法に保険が適用されるようになったのは 2013年2月。世界に先駆けて日本で制度化された。それから1年半、ピロリ除菌療法はどのような展開をしているのか。
患者のためのがんの薬事典 イクスタンジ(一般名エンザルタミド)
監修●湯浅 健・がん研有明病院泌尿器科担当副部長
ホルモン療法後に治療抵抗性を示す、去勢抵抗性前立腺がんには、これまで抗がん薬のタキソテール(一般名ドセタキセル)でしか打つ手がありませんでした。そこに新たな一手として登場したのが、抗アンドロゲン薬のイクスタンジです。タキソテールの治療効果が消失した患者さんにも、生存期間を延長するなどの効果が確認されています。
【対談】
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
こちらの世界だけで考えているからつらくなる
●矢作直樹さん(東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長)
日本の救急医療の最前線をリードする東京大学病院で、救急医療の責任者として活躍している矢作直樹さんは、「魂と向き合う臨床医」として知る人ぞ知る存在だ。霊魂とのつながりの重要性を説く本も相次いで出している。最近、医療とスピリチュアルなものとの関係にも着目している鎌田實さんと語り合ってもらった。
【生き方】
私の生きる道 現実を受け入れて強敵と闘う 地球を救ったミラーマンのように
●石田信之さん(俳優)
「インベーダー(侵略者)撲滅作戦に行ってきます」――。俳優の石田信之さんはブログで、自身のがん治療について、かつて主人公を務めた特撮ドラマ「ミラーマン」の世界に重ねて発信している。大腸がん、肝臓への転移、胃がん……闘う相手は次々に現れるが、その口調には暗さが微塵もない。
がんと生きる 声が出ない不自由さは想像をはるかに超えていました
●今坂和子さん(元編集者)
煙草を1日20本、日本酒を2合~3合を飲んでいた今坂さん。2009年ごろから喉に痛みを覚えて病院を転々と。しかし、痛みはひどくなる一方。昨年の秋、大学病院でステージⅢの喉頭がんと診断され「仕方ない、お灸をすえられたな」と喉頭全摘を覚悟する。しかし想像を超えるつらさは喉頭全摘手術後から始まった……
【患者サポート】
がん相談 口腔がん・脳腫瘍・皮膚がん
口腔がん●回答者・岸本誠司・亀田総合病院頭頸部外科部長
脳腫瘍●回答者・福田 直・千葉徳洲会病院脳神経外科部長
皮膚がん●回答者・高橋 聡・国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科医師
がんとボクと先生と (2)ようやく「がん」と自覚する
●福原正美(言語学講師)/織畑剛太郎(王子病院外科部長)
ある日、突然がん患者になった言語学講師の福原正美さんが、主治医の織畑剛太郎さんとどうコミュニケーションを取りながら、がんと向き合っていったのか──。緊急入院、治療方針の決定、織畑医師の執刃で直腸切除術が行われた。
わたしの町の在宅クリニック その人らしく生き切るために全力でサポート
●ふじもと在宅緩和ケアクリニック
埼玉県所沢市にがんの在宅緩和ケアに特化したクリニック「ふじもと在宅緩和ケアクリニック」がある。院長の藤本肇さんは、大学病院の外科医勤務時代に、再発患者さんの診療を担当することが少なくなかった。当時、在宅緩和ケアを提供する医療機関は少なく、最期は家で過ごしたいと患者さんが希望したとき、受け入れ先を探すのに苦労した。そんな経緯もあり、藤本さんは2005年にクリニックを開設した。
聞いて! 私たち患者の声 神経内分泌腫瘍(NET)に専門医と検査機器と治療薬を!
●しまうまサークル@関西
神経内分泌細胞に発生する「神経内分泌腫瘍」は、希少な悪性腫瘍です。大腸、膵臓、腎臓などさまざまな臓器の神経内分泌細胞にできますが、診断までに時間がかかることも多く、症状が出ないタイプの場合は、診断時には転移していることも少なくありません。有用な検査機器が未承認であるなか、適切な治療を早く始められるようにと患者さんたちは要望しています。
私が目指すがん医療
さまざまな疼痛コントロール法を組み合わせて がんの痛みで動けなくなる患者さんを減らしたい
●上島賢哉・NTT東日本関東病院ペインクリニック科医長
海外の医療機関と比べると、日本ではがんに伴う痛みのケアはまだまだ十分とはいえない。そんな中、NTT東日本関東病院のペインクリニック科では、神経ブロック療法を中心にがんの痛みのコントロールを行うかたわら、骨転移に対する新しい治療法も模索している。同科の上島賢哉さんに、がん疼痛ケアについて話を聞いた。
がん哲学外来 よけいなお節介より偉大なるお節介(2)
●樋野興夫・順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授
医師のお節介が煩わしい(H・E さん、38 歳)
1 食道胃接合部がん
胃がん、食道がんとも異なる食道胃接合部がんとは
監修●瀬戸泰之・東京大学大学院医学系研究科消化管外科学教授
欧米では食道と胃の境目(接合部)にできる食道胃接合部がんが増加傾向にあるが、日本でも将来的には患者数が増える可能性があるとされる。東京大学大学院医学系研究科消化管外科学教授の瀬戸泰之さんによると「これまで、食道胃接合部がんに対しては、世界的にも決まった治療法がなかったのですが、ようやく方向性が示されてきた」という。
2 切除不能進行胃がんに対する新しい手術法
化学療法の進化で可能となったコンバージョン手術
監修●福地 稔・埼玉医科大学総合医療センター消化管・一般外科講師
胃がんのステージⅣと診断されると、20年前はかなり厳しい状況だった。しかし今、進化した化学療法と外科手術を組み合わせたコンバージョン手術(conversion surgery)が注目されており、予後を改善する報告が相次いでいる。コンバージョン手術の内容と現状を専門家に聞いた。
3 切除不能進行・再発胃がんの化学療法最前線
広がる選択肢――分子標的薬の適応症例も
監修●山田康秀・国立がん研究センター中央病院消化管内科外来医長
かつて、胃がんは抗がん薬が効きにくいがんの1つと言われた。しかし、1980年代から新しい抗がん薬が使用されるようになったり、近年では分子標的薬も適応となり、生存期間も延びている。切除不能進行・再発胃がんにおける化学療法の最新事情をまとめた。
4 GISTガイドライン解説
GIST診療ガイドライン第3版を刊行 進化する診断と治療を医療現場に
監修●西田俊朗・国立がん研究センター東病院院長
年間に10万に2人ほどにしか発症しないGIST(消化管間質腫瘍)。胃がんとは発生過程が全く異なるが、GISTも胃にできるがんだ。20年ほど前にその概念ができたばかりだが、医師らは研究会を結成するなど治療成績向上に尽力している。2014年4月に、第3版の治療ガイドラインが刊行された。
5 食道がんの治療
「サルコペニア」が教える食道がんの新しい治療戦略
監修●林 勉・横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター
食道がんの術前化学療法を行うと、のどが狭窄したり、抗がん薬による悪心・嘔吐などの副作用で食事量が減って栄養不足になり体重が減少することが多い。中でも進行食道がんの治療中に、筋肉量が減少する「サルコペニア」の状態になる場合は、手術後の合併症リスクを起こしやすく、生存期間も短くなる傾向のあることが明らかになってきた。
6 食道がん治療中の栄養管理
食べることがつらくならないように 食道がん治療中の食事
監修●能勢彰子・東京都立駒込病院栄養科主任技術員
食べ物を飲み込むときに欠かせない食道にがんが発生した場合、本人はもちろん、家族もどのような食事がいいのか、迷うことは多い。どんなものだったら食べやすいのか、食べ方のポイントは――専門家に話を聞いた。
7 ASCO2014リポート
胃・食道がんにおける分子標的薬の臨床試験結果
取材・文●「がんサポート」編集部
今年で開催50回の節目を迎えた米国臨床腫瘍学会2014年年次学術集会(ASCO2014)が、5月30日~6月3日の日程で、シカゴにおいて開催された。今号の特集にちなんで、消化器領域の中から胃・食道がんに関する臨床試験の話題を拾った。
【医療】
凄腕の医療人 日本発の定型手術を伝えるために世界行脚 胃がん手術の向上を目指す
凄腕の医療人●佐野 武・がん研有明病院消化器外科部長
年間の胃がん手術件数日本一というがん研有明病院消化器外科を率い、日々臨床現場で患者を救う。同時に、日本、そして世界の胃がん手術の技術向上を目指して、日本発の定型手術を伝えるために、世界中の医療施設を行脚し続ける。そんな凄腕の医療人の日常である手術室での姿を追った。
がんのチーム医療・施設訪問 抗がん薬の通院治療 院内連携で患者さんとの交流図る
●公立昭和病院(東京・小平市)
東京の西の郊外、小平市の公立昭和病院は、地域のがん診療連携拠点病院。2010年に改築されたばかりのまだ新しい建物の一角に「通院治療センター」がある。抗がん薬治療のために通院してくる患者さんたちを迎えるのは、息の合った医師、看護師、薬剤師の専門家たちだ。
副作用対策 ~「プラークフリー」で臨もう~
抗がん薬・放射線治療による口腔粘膜炎 事前準備で症状は緩和できる
監修●古賀陽子・東京医科大学病院歯科口腔外科・矯正歯科助教
がん治療では、抗がん薬や放射線による治療の副作用として口腔粘膜の炎症が起こりやすい。ひどい場合は口からの食事ができない状態になってしまう。しかし、事前の準備で発症可能性を抑えたり、症状を緩和させることができる。
メディカル・レポート 保険適用拡大後のピロリ除菌療法の展開
監修●上村直実・国立国際医療研究センター国府台病院院長
ヘリコバクター・ピロリ菌の感染が確認されれば、胃炎の段階でも除菌療法に保険が適用されるようになったのは 2013年2月。世界に先駆けて日本で制度化された。それから1年半、ピロリ除菌療法はどのような展開をしているのか。
患者のためのがんの薬事典 イクスタンジ(一般名エンザルタミド)
監修●湯浅 健・がん研有明病院泌尿器科担当副部長
ホルモン療法後に治療抵抗性を示す、去勢抵抗性前立腺がんには、これまで抗がん薬のタキソテール(一般名ドセタキセル)でしか打つ手がありませんでした。そこに新たな一手として登場したのが、抗アンドロゲン薬のイクスタンジです。タキソテールの治療効果が消失した患者さんにも、生存期間を延長するなどの効果が確認されています。
【対談】
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
こちらの世界だけで考えているからつらくなる
●矢作直樹さん(東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長)
日本の救急医療の最前線をリードする東京大学病院で、救急医療の責任者として活躍している矢作直樹さんは、「魂と向き合う臨床医」として知る人ぞ知る存在だ。霊魂とのつながりの重要性を説く本も相次いで出している。最近、医療とスピリチュアルなものとの関係にも着目している鎌田實さんと語り合ってもらった。
【生き方】
私の生きる道 現実を受け入れて強敵と闘う 地球を救ったミラーマンのように
●石田信之さん(俳優)
「インベーダー(侵略者)撲滅作戦に行ってきます」――。俳優の石田信之さんはブログで、自身のがん治療について、かつて主人公を務めた特撮ドラマ「ミラーマン」の世界に重ねて発信している。大腸がん、肝臓への転移、胃がん……闘う相手は次々に現れるが、その口調には暗さが微塵もない。
がんと生きる 声が出ない不自由さは想像をはるかに超えていました
●今坂和子さん(元編集者)
煙草を1日20本、日本酒を2合~3合を飲んでいた今坂さん。2009年ごろから喉に痛みを覚えて病院を転々と。しかし、痛みはひどくなる一方。昨年の秋、大学病院でステージⅢの喉頭がんと診断され「仕方ない、お灸をすえられたな」と喉頭全摘を覚悟する。しかし想像を超えるつらさは喉頭全摘手術後から始まった……
【患者サポート】
がん相談 口腔がん・脳腫瘍・皮膚がん
口腔がん●回答者・岸本誠司・亀田総合病院頭頸部外科部長
脳腫瘍●回答者・福田 直・千葉徳洲会病院脳神経外科部長
皮膚がん●回答者・高橋 聡・国立がん研究センター中央病院皮膚腫瘍科医師
がんとボクと先生と (2)ようやく「がん」と自覚する
●福原正美(言語学講師)/織畑剛太郎(王子病院外科部長)
ある日、突然がん患者になった言語学講師の福原正美さんが、主治医の織畑剛太郎さんとどうコミュニケーションを取りながら、がんと向き合っていったのか──。緊急入院、治療方針の決定、織畑医師の執刃で直腸切除術が行われた。
わたしの町の在宅クリニック その人らしく生き切るために全力でサポート
●ふじもと在宅緩和ケアクリニック
埼玉県所沢市にがんの在宅緩和ケアに特化したクリニック「ふじもと在宅緩和ケアクリニック」がある。院長の藤本肇さんは、大学病院の外科医勤務時代に、再発患者さんの診療を担当することが少なくなかった。当時、在宅緩和ケアを提供する医療機関は少なく、最期は家で過ごしたいと患者さんが希望したとき、受け入れ先を探すのに苦労した。そんな経緯もあり、藤本さんは2005年にクリニックを開設した。
聞いて! 私たち患者の声 神経内分泌腫瘍(NET)に専門医と検査機器と治療薬を!
●しまうまサークル@関西
神経内分泌細胞に発生する「神経内分泌腫瘍」は、希少な悪性腫瘍です。大腸、膵臓、腎臓などさまざまな臓器の神経内分泌細胞にできますが、診断までに時間がかかることも多く、症状が出ないタイプの場合は、診断時には転移していることも少なくありません。有用な検査機器が未承認であるなか、適切な治療を早く始められるようにと患者さんたちは要望しています。
私が目指すがん医療
さまざまな疼痛コントロール法を組み合わせて がんの痛みで動けなくなる患者さんを減らしたい
●上島賢哉・NTT東日本関東病院ペインクリニック科医長
海外の医療機関と比べると、日本ではがんに伴う痛みのケアはまだまだ十分とはいえない。そんな中、NTT東日本関東病院のペインクリニック科では、神経ブロック療法を中心にがんの痛みのコントロールを行うかたわら、骨転移に対する新しい治療法も模索している。同科の上島賢哉さんに、がん疼痛ケアについて話を聞いた。
がん哲学外来 よけいなお節介より偉大なるお節介(2)
●樋野興夫・順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授
医師のお節介が煩わしい(H・E さん、38 歳)
商品情報・内容
- 出版社:エビデンス社
- 発行間隔:月刊
■ 信頼度NO.1のがん実用誌!がんと生きるすべての人を応援します。
がんサポートは、世界最新の科学的根拠(エビデンス)に基づいた視点から、良質な正しい医療情報を厳選し、提供していきます。エビデンス(Evidence)とは、根拠があって明白な証拠、を意味する英語。常に信頼の置ける情報と知識を提供することを使命と考えます。がんサポートは、がん患者さん・ご家族の方々の求めに応えるために、がん患者さんやがん患者団体の代表の方に企画に参加していただき、と同時にがん患者(読者)参加記事をできるだけ多くして、患者さんと共に考え編集していく考えです。患者さんにやさしい雑誌にしようと、できるだけ軽くて、環境にもやさしい用紙を用い、文字も大きくしました。「役立つ・読みやすい・わかりやすい・支え・癒し」をモットーに編集していきます。
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