がんサポート 1月号 (発売日2014年12月16日) 表紙
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がんサポート 1月号 (発売日2014年12月16日)

エビデンス社
メンタルケア/心のケア特集

がんサポート 1月号 (発売日2014年12月16日)

エビデンス社
メンタルケア/心のケア特集

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2014年12月16日発売号単品
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目次

【メンタルケア/心のケア特集】

1 メンタルケアの現状 精神的苦痛から解放されるには
精神腫瘍科医の役割とメンタルケアの必要性
監修●小川朝生 国立がん研究センター東病院臨床開発センター精神腫瘍学開発分野分野長/精神腫瘍科長
がん患者さんには不安、苛立ち、孤独感などがつきまとい、ときにはQOL(生活の質)を低下させ、治療さえもできなることがある。こうした精神的苦痛は早期に対応することが大切だが、実際に治療を受ける患者さんは多くない。精神腫瘍科医を含む緩和ケアチームの対応と現状、課題について聞いた。

2 看護師による対応 マニュアルではない対話力でサポート
院内連携で心の問題を解決する看護師の役割とは
監修●川名典子 杏林大学医学部付属病院リエゾン精神看護師
がん患者さんが抱える心理的負担は大きい。がん罹患で人生が変わってしまったという焦り、この先どんな治療をするのか、それによって普段の生活がどう変わるのかも見えない不安――。このような心理的背景にある患者さんへの対応には、配慮が必要だ。看護師を中心とした院内での対応の現状と課題を聞いた。

3 うつ症状のスクリーニング 心のケア実現の第一歩
うつ症状をすくいあげるシステムの確立を
監修●清水 研 国立がん研究センター中央病院精神腫瘍科科長
がんを告知された際に、心理的動揺のない人はいないだろう。しかし、その心理的、精神的な変化を「当たり前」としてやり過ごしてはいけない。きちんとしたケアに結びつければ、がん自体の治療効果も高まる。国は2014年にその発見を義務化する方針を示した。がん患者さん本人すら気づかない精神疾患を早期に発見しようという取り組みを紹介する。

4 不眠治療 日常生活を見直すことで不眠解消につながることも
たかが不眠、されど不眠――がん患者の不眠からの解放
監修●吉内一浩 東京大学医学部附属病院心療内科科長
がん患者さんによく聞かれる、夜眠れないといった不眠の声。「眠れないくらいで医療者に相談していいものか」と、そのまま我慢している人は多い。しかし、「1人で抱え込まないで、医療者に相談して欲しい」――専門医はそうアドバイスする。ここでは薬物療法はもちろんのこと、自分でできる対処法についても紹介する。

5 うつ病、せん妄、不眠の薬物療法 精神腫瘍科医にぜひ相談を
がん治療薬との相互作用にも注意!うつ病、せん妄、不眠の薬物療法の進め方
監修●佐伯吉規 がん研有明病院緩和治療科副医長
がん患者さんに現れることのある心の病としては、うつ病、せん妄、不眠などがあげられる。通常の治療と異なり、がん治療という疾患があるが故に、薬物治療を行う際には、抗がん薬などとの相互作用に注意が必要だ。

6 家族外来・遺族外来 家族や遺族の精神症状を医学的にケア
苦しいのは患者だけではない 家族に「第2の患者」以上の位置づけが必要
監修●大西秀樹 埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授
監修●石田真弓 埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科助教
がんを宣告され、つらい治療を受け続ける患者さんの精神的負担は大きい。一方で、闘病を支える家族も大きな心理的負担に襲われる。そして、大切な人を亡くしてしまった後の心理的苦痛も非常に大きなものである。全国で初めて「遺族外来」を開設した埼玉医科大学国際医療センターの専門家に、現況と対策のあり方を聞いた。

7 患者側からの要望 1人で悩む患者さんがいなくなるように
もっと気軽に患者さんが心のケアを受けられるには
監修●神奈川県立がんセンター 患者会「コスモス」
がん患者さんは、あらゆる時期において気持ちが落ち込んだり、悲観的になったりすることがある。患者さんたちは心のケアについて、どう受け止めているのだろうか。神奈川県立がんセンターの患者会「コスモス」のみなさんに、その現状と要望について聞いた。

8 子どもの心のケア チャイルド・ライフ・スペシャリストの重要性
緩和ケアを受ける家族の子どもにも目を向けて欲しい
監修●徳原 真 国立国際医療研究センター緩和ケア科医長
監修●小川弘美 同センター副看護師長/リエゾン精神看護専門看護師
監修●大曲睦恵 チャイルド・ライフ・スペシャリスト
父母が病気になると、子どもは親と離れることや、生活が変わっていくことに対して不安になることが多い。また、家族は親の病気について、どう子どもに伝えたらいいのか悩みがちだ。チャイルド・ライフ・スペシャリストは、子どもの心を支える専門職。緩和ケアを受ける子どものいる患者家族をサポートする取り組みを紹介する。

【医療】

凄腕の医療人
乳がんのすべてを診る 低侵襲治療へのあくなき挑戦
凄腕の医療人●福間英祐 亀田総合病院乳腺科主任部長/乳腺センター長
1995年、世界で初めて内視鏡を乳がん手術に導入。2006年、メスを使わない凍結療法を開始――。乳がん治療界の“ 風雲児” として世界に知られる亀田総合病院の福間英祐さんのもとには、きょうも全国から患者が訪れる。あくなきチャレンジ精神を支える思いとは……

がんのチーム医療・施設訪問
より積極的な患者支援を スタッフ一体化で地域医療を支える
●桜新町アーバンクリニック(東京・世田谷)
在宅医療の充実は、国の施策として推進されている。「地域包括ケア」と称され、入院するのではなく自宅で医療を受ける環境作りが目指されているのだ。東京都内世田谷区の住宅地にある「桜新町アーバンクリニック」は設立5年。新しい取り組みで地域医療に貢献してきた。そこにはスタッフの一体化とITを利用した先駆的なシステム作りがあった。

ASCO 乳がんシンポジウム2014リポート
新時代の免疫療法成功のためには チーム医療での取り組みが重要
新たな免疫療法である〝免疫チェックポイント阻害〟について
前号に続き昨年(2014年)9月に米国サンフランシスコで開催された米国臨床腫瘍学会乳癌シンポジウム(ASCO Breast Cancer Symposium)から、今号では、メラノーマ(悪性黒色腫)の治療成績を飛躍的に改善した新たな免疫療法である〝免疫チェックポイント阻害〟について、乳がん治療でも成功させるための戦略に関する講演を紹介する

患者のためのがんの薬事典
オプジーボ(一般名ニボルマブ)メラノーマ治療で期待の新薬
監修●吉野公二 がん・感染症センター都立駒込病院皮膚腫瘍科医長
皮膚がんの1つ、メラノーマには長い間、インターフェロンとダカルバジンしか打つ手がありませんでした。しかも、それらの効果は弱く、決定的な一手には成り得ないものでした。オプジーボは、日本で開発され世界に先駆けて発売された免疫療法薬です。メラノーマへの新たな一手として、治療が始まっています。

【対談】

鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
母乳の研究からマイクロRNAをがん診断に使うバイオマーカーの発想が生まれました
●落谷孝広さん(国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野長)(前編)
経済産業省が79億円という破格の国費を投じている、新たながん検診法の研究が進んでいる。一滴の血液中のマイクロRNAという微小物質を計るだけで、早期かつ正確に、臓器別にがんが判別できるのだという。その研究の最前線に立つ、国立がん研究センター研究所の落谷孝広 分子細胞治療研究分野長に、鎌田さんが直撃した。

【生き方】

私の生きる道 「食わず嫌い」でなかったから辿り着いた自分にベストな治療法
自らの足で調べ、前立腺がんの治療法を選択した元巨人軍の角 盈男さん(58歳)
前立腺がんは治療法が多い分、どの方法にすべきか、迷う患者さんは多い。現役時代巨人軍のストッパーとして活躍した角盈男さんもその1人だ。ではそこからどうやって自分にベストな治療法を選べばいいのか。角さんの場合も紆余曲折があった……。

がんと生きる 仕事に全力投球したことで気持ちが楽になりました
●竹山 彰さん(シニア商業施設士)
還暦の年にステージ4の舌がんを発症した竹山さんは「60年も生きていたのだから仕方ないな」と最初は思っていた。しかし、手術前日になって「舌を全摘すれば、よだれが止まらなくなり、味覚もなくなり、しゃべれなくなる」と主治医から聞かされた竹山さんは「生きていても仕方ない」と病室を抜け出し最上階の食堂の窓から飛び降りようとする

【患者サポート】

がん相談 胃がん・泌尿器がん・眼腫瘍
胃がん●回答者:山口俊晴・がん研有明病院副院長/消化器センター長
泌尿器がん●回答者:古賀文隆・都立駒込病院腎泌尿器外科医長
眼腫瘍●回答者:金子明博・横浜市立大学附属病院眼科非常勤講師/上福岡駅前アイクリニック院長

がんとボクと先生と (6)ボクの血液は「野生型」
●福原正美(言語学講師)/織畑剛太郎(王子病院外科部長)
ある日、突然がん患者になった言語学講師の福原正美さんが、主治医の織畑剛太郎さんとどうコミュニケーションを取りながら、がんと向き合っていったのか──。転移先の肝臓の手術を避けたいと、抗がん薬治療を受けていたのですが……。

わたしの町の在宅クリニック 痛みだけでなく、がん治療の総合的な知識を持って対応
●新田クリニック
一般の在宅医療も行いつつ、がん末期の患者さんの在宅緩和ケアをメインとする新田クリニック(大阪府南河内郡)。院長の新田隆さんは、肺がんを専門としており、がんの痛みだけでなく、薬物治療やそれに伴う副作用への対処法など、がん治療について総合的な知識を併せ持ち、在宅医療に取り組んでいる。

聞いて! 私たち患者の声
がん患者やサバイバー、支える人たちが自分の力を取り戻すことのできる空間を
●maggie’s tokyo(NPO法人申請中) 日本版「マギーズセンター」来年度開設へ
自分はこれからどうなるのだろう――24歳で乳がんを経験した鈴木美穂さんは、治療中に生きる希望を見失い、何度も死ぬことを考えました。しかし、ある出会いで、自分が生きていく意義に気づいたといいます。患者と一般社会が共存できる空間づくりを目指し、その夢は2015年度中にも完成します。

私が目指すがん医療
症状も経過も実に多様な神経内分泌腫瘍 患者さんと専門医師が出会えるネットワークを作りたい
●河本 泉さん 関西電力病院外科(消化器外科)部長
全身の多くの臓器がもつ神経内分泌細胞に発生する神経内分泌腫瘍(NET)。症状が出ないタイプがあるほか、治療に難しい面がある家族性NETなど、発生部位も種類も様々な形態を示す悪性腫瘍だ。専門医も治療薬も少ない中で、海外と同等の検査・治療法の普及や医師間ネットワークの拡充に取り組む医師の河本泉さんに話を聞いた。

がん哲学外来 あいまいなことはあいまいに(2)
●樋野興夫・順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授
山に登ろうとがんの夫に誘われた(A・T さん、主婦 52歳)

商品情報・内容

■ 信頼度NO.1のがん実用誌!がんと生きるすべての人を応援します。

がんサポートは、世界最新の科学的根拠(エビデンス)に基づいた視点から、良質な正しい医療情報を厳選し、提供していきます。エビデンス(Evidence)とは、根拠があって明白な証拠、を意味する英語。常に信頼の置ける情報と知識を提供することを使命と考えます。がんサポートは、がん患者さん・ご家族の方々の求めに応えるために、がん患者さんやがん患者団体の代表の方に企画に参加していただき、と同時にがん患者(読者)参加記事をできるだけ多くして、患者さんと共に考え編集していく考えです。患者さんにやさしい雑誌にしようと、できるだけ軽くて、環境にもやさしい用紙を用い、文字も大きくしました。「役立つ・読みやすい・わかりやすい・支え・癒し」をモットーに編集していきます。

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■ 2009年12月16日発売号

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