目次
特集・がんの食事療法
1がんの食事療法
これまでの食事を見直し改善していくことは大切
がんになってからの食事療法は何がよいか
監修・坪野吉孝 東北大学公共政策大学院教授
がんの食事療法に関するさまざまな情報が世間に出回っている。がん患者にとって どんな食事をすればよいかは大切な問題だ。がんになってからの食事療法に関して、疫学的に推奨される食事はあるのだろうか。再発率などを低下させる食事療法について東北大学教授の坪野吉孝さんに伺った。
2健康食品の効果は?
健康食品には、進行抑制・改善、治癒、症状改善の効果があるか
健康食品を安易に使うことは勧められない
監修・坪野吉孝 東北大学公共政策大学院教授
約4割のがん患者さんが健康食品を利用しているという。健康食品なら安心だと安易に考える人が多いためだ。しかし、最近の研究では健康に役立つと言われながら、実はそうではなかったケースもでてきている。健康食品を利用するのであれば、その情報の信頼性がどの程度なのかを、きちんと評価しておくことが必要だ。
3.何を食べたらよいか?
何か1つだけを食べてもダメ、バランスのとれた食生活が大切
未精製の穀物、野菜ががん予防、再発防止につながる
監修・加藤眞三 慶應義塾大学看護医療学部教授
人間は文明の進歩にともない本来の食生活から離れ、がんなどを誘発する結果となってきた。最近見直されているのが、未精製の穀物や野菜を中心とする人間本来の食生活である。
慶應義塾大学看護医療学部教授で医学博士の加藤眞三さんは、その本来の食生活が、がん予防やがん再発防止につながるのではないかと力説している。
4.ファイトケミカル
がん発生を抑え、免疫力を強化する知られざる植物パワー
ファイトケミカル。野菜や果物の強力な抗がん作用に注目!
監修・高橋 弘 セレン・クリニック診療部長
ファイトケミカルという耳慣れない言葉が注目されはじめている。ファイトケミカルとは植物に含まれる化学成分を指しているが、このファイトケミカルには抗がん作用があるというのだ。では、ファイトケミカルとはどんなもので、何に多く含まれているのだろうか。
5 大腸がんの食事
大腸がんの食事常識のウソ。食物繊維の摂りすぎは、がんを促進させるかもしれない
西洋型の食事は、大腸がんを再発させやすい
監修・石川秀樹 健保連大阪中央病院消化器科部長
がんのなかでも、大腸がんは、食事と関係が深いがんです。しかし、大腸がんにならないようにするための食事の研究はよくされてきたのですが、大腸がんになった人がどんな食事を摂ったらいいのかについては、まだよく分かっていません。しかし、最近、食物繊維や乳酸菌などの研究により少しずつ解明されてきました。
6乳がんの食事
旬の味覚をおいしく食べて、元気に過ごそう!
乳がん予防・治療中・治療後の「元気が出る」食事法
監修・福田護 聖マリアンナ医科大学教授 乳腺・内分泌外科部長
乳がんの治療中、治療後にはどんな食事を摂ればよいか? 再発を防ぐためにはどんなことに気をつけたらよいのか? 多くの方が感じている疑問でしょう。この切実な、しかし難しい問いに向き合って、「乳がんと食事」に関する国内外の研究を幅広く考察した乳がん専門医・福田護さんのアドバイスと、乳がん予防と治療中・治療後別「おいしいレシピ」をご紹介します。
7乳がん治療中・再発予防レシピ
旬の素材でおいしくヘルシーに
乳がん治療中や再発予防におすすめ!
監修・福田護 聖マリアンナ医科大学教授 乳腺・内分泌外科部長
前述の福田さんのセオリーをベースに、フランス料理・薬膳料理研究家で中医薬膳師でもある加藤奈弥さんが開発したヘルシーでおいしいレシピを、治療中と予防・再発予防に分けてご紹介しましょう。体をぽかぽか温めるスープや赤だし汁は、寒いときにはもちろん、ホルモン療法の副作用で冷えを感じるときにもおすすめです。抗がん剤治療中で吐き気や口内炎があるときには、のどごしのよいゼリーやコンポートなどをどうぞ。治療の状況に合わせて体の声を聴きながら、毎日の食事のヒントにお役立てください。
生き方
私の生きる道
女優洞口依子さんが語る、子宮頸がんと共存するまでの、長い長い道のり
書くことで病気との距離感がつかめるようになった気がします
子宮頸がんは女性にとって精神的にも肉体的にも辛いがんだ。早期に発見されない限り、子宮とその周辺部を広範囲に摘出するため、子供を生めない体になるだけでなく、ホルモンの分泌が止まって様々な後遺症に襲われる。洞口さんも「精神的にも肉体的にも、憔悴しきって、瓦礫の山のいるような状態」に陥った。彼女はそこからどうやって立ち直ったのだろう?
鎌田實のがんばらない&あきらめない座談会
ゲスト・読者の皆さん(小川嘉子さん・沖原幸江さん・北田ひとみさん)
患者は泣きたいときに泣くところがないのがつらい
一緒に考え、一緒に解決に向かう医療なら、厳しくても前を向ける
がんと賢く闘うには「知識」だけでなく「知恵」や「ヒント」が必要だ。今回はがんとのつらい闘いを経験している3人の患者さんにお集まりいただき、経験談をお話しいただきながら、ご自身が得た「知恵」や「ヒント」を示していただいた。
がんと生きる
「人の心が和む作品」に情熱を傾ける「石創画」の創始者・江田挙寛
生かされた命。人に役立つ作品を創るのが生きがい
36歳の夏、知人宅で石と出会った。以来、「石創画」という、絵画とも彫刻とも言えない新境地を拓いた画家の江田挙寛さん。順風満帆だった。そのとき、胃がんを発症。彼の人生と画風は、これを契機に、大きく転換することになった。
情報戦を生き抜いて 「安堵」
本田麻由美・読売新聞記者
さて問題の4月7日、東大病院と三井記念病院の外来診察ダブルブッキングを乗りきる作戦決行日がやって来た。
まず、三井記念病院には8時前に行き外来の1番を狙って手続きをすれば、充分、東大病院には11時までに到着するはずだった。しかし、世の中、自分の都合の良いようにはなかなかいかない。加えて、肝心の卵巣がん疑惑である。
果たして清廉潔白の身となって帰宅できるのか。こころは千々に乱れる。
医療
医療トピックス
卵巣がん、子宮体がんに遅れて、子宮頸がんに初の治療指針
「日本の治療になじんだガイドライン」は、はたして最良の治療か!?
日本婦人科腫瘍学会は、このほど子宮頸がんの標準的な治療を示す治療ガイドラインを発表した。しかし、今回のガイドラインでは、国内における子宮頸がん治療が手術で発展を遂げてきたことを考慮し、推奨基準「グレードA´」として手術を推奨。欧米で進歩し、確立されている同時化学放射線療法を「グレードB」にとどめている。果たして今回のこの指針は、真に患者さんのための最良の治療といえるのだろうか。
腫瘍内科の第一人者、渡辺亨チームが医療サポートする
副作用対策編-2
抗がん剤の副作用の誤解が解け、闘病意欲を燃やす
サポート医師・渡辺亨 浜松オンコロジーセンター長
乳がん手術後の薬物療法としてCEF→D療法を選択した持田百合子さん(46歳)。当初は抗がん剤に対する誤解から、副作用への恐怖心をなかなか拭えなかった。しかし、治療に先立って、抗がん剤治療にはきめこまかい副作用対策が随所に用意されていることがわかり、次第に安心感を高めていった。
緩和ケア編-1
手術不可能のスキルス胃がん。残された時間をできるだけ有意義に過ごしたい
2度目の吐血を来たした森田稔さん(55歳)は、やっと訪れた総合病院で「4期のスキルス胃がん。余命は半年以下」と告げられた。妻は抗がん剤治療を強く希望したが、森田さんは「残された時間をできるだけ有意義に過ごしたい」と考え、緩和ケアを受けることを願った。
サポート医師・橋爪隆弘 市立秋田総合病院外科医長
サポートナース・石川千夏 市立秋田総合病院看護部主任
診断の名人が伝授する検査画像の見方・読み方
第14回 甲状腺がん・超音波検査
塊の輪郭がでこぼこで、内部の明るさも不均一なのを見定める
監修・森山紀之 国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
患者プロフィール
64歳の女性Tさん。鏡を見ながら化粧をしているときに、喉頭隆起いわゆる喉仏(のどぼとけ)の下の左側が腫れていることに気付いた。右側に比べると明らかに盛り上がっており、左右対称ではない。近所のクリニックで超音波検査をして、甲状腺がんとの診断を受け、国立がんセンターへ紹介された。
患者会
患者会活動レポート「わかば会」
立場を超えてつながりを広げる「がん患者支援事業」~愛知県の場合~
患者会通信 NPO法人 ラ・ヴィアン・ローズ
1人ひとりの顔が見える、温かい会として続けていきたい
届けがん患者たちの声
がん患者と市民の連帯に向けて「リレー・フォー・ライフ」の輪を広げ続ける
がん患者や家族が自ら行動を起こし、がんとは縁のない市民パワーをも巻き込んで大盛況のうちに幕を閉じた「リレー・フォー・ライフ」。
成功の蔭には1人の生きるために〃行動する患者〃の熱意と努力があった。
患者サポート
元気が出るチーム医療 連載8
チーム医療で“希望のがん治療”を実現
小嶋修一・TBS報道局解説室
上村真(47)さんは5年前、妻、昭子さんの右胸に乳がんが見つかったとき、赴任先のアメリカ・アリゾナ州ヒューストンで治療を受けさせるか、それとも日本で受けさせるかの選択を迫られた。そのとき、2人が最終的に選択したのは、ヒューストンにあるMDアンダーソンがんセンターだった
第24回仕事をしながら療養する・傷病手当金
ダイビングインストラクターとして内容のある生き方をしていきたい
玩具デザイン会社に勤務していた美和万寿子さん(現在28歳)は、25歳のときに、舌がんと告げられた。外科手術で舌を切除した場合、社会復帰が難しくなることが予想された。そこで美和さんは、小線源治療を選択し、療養後、社会復帰。現在、ダイビングのインストラクターとして活動を始めた。
この国の医療をよくするために・8 田島知郎
診療連携を損なう医師たちの足並みの乱れ
森川那智子のゆるるんヨガでほっ!
ゆるゆるセルフケア 2
治癒力を引き出すがん漢方講座 第22回(最終回)
漢方薬を利用するときの注意
自分らしく、我が家で 第14回 尾道方式
医療と介護、民生委員まで加わり患者を支える「尾道方式」
地域が一丸となった患者ケアのお手本
広島県の東南部、瀬戸内海をのぞむ人口約15万人の尾道市。高齢化率28・6%で全国の15年先を行くといわれる尾道市だが、地域が一丸となって高齢者などを在宅で支える方法が、全国から注目を集めている。
がん相談
胃がん・山口俊晴 癌研有明病院消化器病センター長
悪性リンパ腫・岡元るみ子 東京都立駒込病院化学療法科医長
前立腺がん・島田 誠 昭和大学横浜市北部病院泌尿器科教授
コラム&連載
フォト・エッセイ
至福の時間
命を食べる季節を味わう
インターネットで探るがん情報
編集部の本棚
エッセイ 山里より 中島ようこ
ヒーリング・コラム
イベントへの誘い
読者の交差点バックナンバーのご案内
定期購読のご案内・編集後記
1がんの食事療法
これまでの食事を見直し改善していくことは大切
がんになってからの食事療法は何がよいか
監修・坪野吉孝 東北大学公共政策大学院教授
がんの食事療法に関するさまざまな情報が世間に出回っている。がん患者にとって どんな食事をすればよいかは大切な問題だ。がんになってからの食事療法に関して、疫学的に推奨される食事はあるのだろうか。再発率などを低下させる食事療法について東北大学教授の坪野吉孝さんに伺った。
2健康食品の効果は?
健康食品には、進行抑制・改善、治癒、症状改善の効果があるか
健康食品を安易に使うことは勧められない
監修・坪野吉孝 東北大学公共政策大学院教授
約4割のがん患者さんが健康食品を利用しているという。健康食品なら安心だと安易に考える人が多いためだ。しかし、最近の研究では健康に役立つと言われながら、実はそうではなかったケースもでてきている。健康食品を利用するのであれば、その情報の信頼性がどの程度なのかを、きちんと評価しておくことが必要だ。
3.何を食べたらよいか?
何か1つだけを食べてもダメ、バランスのとれた食生活が大切
未精製の穀物、野菜ががん予防、再発防止につながる
監修・加藤眞三 慶應義塾大学看護医療学部教授
人間は文明の進歩にともない本来の食生活から離れ、がんなどを誘発する結果となってきた。最近見直されているのが、未精製の穀物や野菜を中心とする人間本来の食生活である。
慶應義塾大学看護医療学部教授で医学博士の加藤眞三さんは、その本来の食生活が、がん予防やがん再発防止につながるのではないかと力説している。
4.ファイトケミカル
がん発生を抑え、免疫力を強化する知られざる植物パワー
ファイトケミカル。野菜や果物の強力な抗がん作用に注目!
監修・高橋 弘 セレン・クリニック診療部長
ファイトケミカルという耳慣れない言葉が注目されはじめている。ファイトケミカルとは植物に含まれる化学成分を指しているが、このファイトケミカルには抗がん作用があるというのだ。では、ファイトケミカルとはどんなもので、何に多く含まれているのだろうか。
5 大腸がんの食事
大腸がんの食事常識のウソ。食物繊維の摂りすぎは、がんを促進させるかもしれない
西洋型の食事は、大腸がんを再発させやすい
監修・石川秀樹 健保連大阪中央病院消化器科部長
がんのなかでも、大腸がんは、食事と関係が深いがんです。しかし、大腸がんにならないようにするための食事の研究はよくされてきたのですが、大腸がんになった人がどんな食事を摂ったらいいのかについては、まだよく分かっていません。しかし、最近、食物繊維や乳酸菌などの研究により少しずつ解明されてきました。
6乳がんの食事
旬の味覚をおいしく食べて、元気に過ごそう!
乳がん予防・治療中・治療後の「元気が出る」食事法
監修・福田護 聖マリアンナ医科大学教授 乳腺・内分泌外科部長
乳がんの治療中、治療後にはどんな食事を摂ればよいか? 再発を防ぐためにはどんなことに気をつけたらよいのか? 多くの方が感じている疑問でしょう。この切実な、しかし難しい問いに向き合って、「乳がんと食事」に関する国内外の研究を幅広く考察した乳がん専門医・福田護さんのアドバイスと、乳がん予防と治療中・治療後別「おいしいレシピ」をご紹介します。
7乳がん治療中・再発予防レシピ
旬の素材でおいしくヘルシーに
乳がん治療中や再発予防におすすめ!
監修・福田護 聖マリアンナ医科大学教授 乳腺・内分泌外科部長
前述の福田さんのセオリーをベースに、フランス料理・薬膳料理研究家で中医薬膳師でもある加藤奈弥さんが開発したヘルシーでおいしいレシピを、治療中と予防・再発予防に分けてご紹介しましょう。体をぽかぽか温めるスープや赤だし汁は、寒いときにはもちろん、ホルモン療法の副作用で冷えを感じるときにもおすすめです。抗がん剤治療中で吐き気や口内炎があるときには、のどごしのよいゼリーやコンポートなどをどうぞ。治療の状況に合わせて体の声を聴きながら、毎日の食事のヒントにお役立てください。
生き方
私の生きる道
女優洞口依子さんが語る、子宮頸がんと共存するまでの、長い長い道のり
書くことで病気との距離感がつかめるようになった気がします
子宮頸がんは女性にとって精神的にも肉体的にも辛いがんだ。早期に発見されない限り、子宮とその周辺部を広範囲に摘出するため、子供を生めない体になるだけでなく、ホルモンの分泌が止まって様々な後遺症に襲われる。洞口さんも「精神的にも肉体的にも、憔悴しきって、瓦礫の山のいるような状態」に陥った。彼女はそこからどうやって立ち直ったのだろう?
鎌田實のがんばらない&あきらめない座談会
ゲスト・読者の皆さん(小川嘉子さん・沖原幸江さん・北田ひとみさん)
患者は泣きたいときに泣くところがないのがつらい
一緒に考え、一緒に解決に向かう医療なら、厳しくても前を向ける
がんと賢く闘うには「知識」だけでなく「知恵」や「ヒント」が必要だ。今回はがんとのつらい闘いを経験している3人の患者さんにお集まりいただき、経験談をお話しいただきながら、ご自身が得た「知恵」や「ヒント」を示していただいた。
がんと生きる
「人の心が和む作品」に情熱を傾ける「石創画」の創始者・江田挙寛
生かされた命。人に役立つ作品を創るのが生きがい
36歳の夏、知人宅で石と出会った。以来、「石創画」という、絵画とも彫刻とも言えない新境地を拓いた画家の江田挙寛さん。順風満帆だった。そのとき、胃がんを発症。彼の人生と画風は、これを契機に、大きく転換することになった。
情報戦を生き抜いて 「安堵」
本田麻由美・読売新聞記者
さて問題の4月7日、東大病院と三井記念病院の外来診察ダブルブッキングを乗りきる作戦決行日がやって来た。
まず、三井記念病院には8時前に行き外来の1番を狙って手続きをすれば、充分、東大病院には11時までに到着するはずだった。しかし、世の中、自分の都合の良いようにはなかなかいかない。加えて、肝心の卵巣がん疑惑である。
果たして清廉潔白の身となって帰宅できるのか。こころは千々に乱れる。
医療
医療トピックス
卵巣がん、子宮体がんに遅れて、子宮頸がんに初の治療指針
「日本の治療になじんだガイドライン」は、はたして最良の治療か!?
日本婦人科腫瘍学会は、このほど子宮頸がんの標準的な治療を示す治療ガイドラインを発表した。しかし、今回のガイドラインでは、国内における子宮頸がん治療が手術で発展を遂げてきたことを考慮し、推奨基準「グレードA´」として手術を推奨。欧米で進歩し、確立されている同時化学放射線療法を「グレードB」にとどめている。果たして今回のこの指針は、真に患者さんのための最良の治療といえるのだろうか。
腫瘍内科の第一人者、渡辺亨チームが医療サポートする
副作用対策編-2
抗がん剤の副作用の誤解が解け、闘病意欲を燃やす
サポート医師・渡辺亨 浜松オンコロジーセンター長
乳がん手術後の薬物療法としてCEF→D療法を選択した持田百合子さん(46歳)。当初は抗がん剤に対する誤解から、副作用への恐怖心をなかなか拭えなかった。しかし、治療に先立って、抗がん剤治療にはきめこまかい副作用対策が随所に用意されていることがわかり、次第に安心感を高めていった。
緩和ケア編-1
手術不可能のスキルス胃がん。残された時間をできるだけ有意義に過ごしたい
2度目の吐血を来たした森田稔さん(55歳)は、やっと訪れた総合病院で「4期のスキルス胃がん。余命は半年以下」と告げられた。妻は抗がん剤治療を強く希望したが、森田さんは「残された時間をできるだけ有意義に過ごしたい」と考え、緩和ケアを受けることを願った。
サポート医師・橋爪隆弘 市立秋田総合病院外科医長
サポートナース・石川千夏 市立秋田総合病院看護部主任
診断の名人が伝授する検査画像の見方・読み方
第14回 甲状腺がん・超音波検査
塊の輪郭がでこぼこで、内部の明るさも不均一なのを見定める
監修・森山紀之 国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
患者プロフィール
64歳の女性Tさん。鏡を見ながら化粧をしているときに、喉頭隆起いわゆる喉仏(のどぼとけ)の下の左側が腫れていることに気付いた。右側に比べると明らかに盛り上がっており、左右対称ではない。近所のクリニックで超音波検査をして、甲状腺がんとの診断を受け、国立がんセンターへ紹介された。
患者会
患者会活動レポート「わかば会」
立場を超えてつながりを広げる「がん患者支援事業」~愛知県の場合~
患者会通信 NPO法人 ラ・ヴィアン・ローズ
1人ひとりの顔が見える、温かい会として続けていきたい
届けがん患者たちの声
がん患者と市民の連帯に向けて「リレー・フォー・ライフ」の輪を広げ続ける
がん患者や家族が自ら行動を起こし、がんとは縁のない市民パワーをも巻き込んで大盛況のうちに幕を閉じた「リレー・フォー・ライフ」。
成功の蔭には1人の生きるために〃行動する患者〃の熱意と努力があった。
患者サポート
元気が出るチーム医療 連載8
チーム医療で“希望のがん治療”を実現
小嶋修一・TBS報道局解説室
上村真(47)さんは5年前、妻、昭子さんの右胸に乳がんが見つかったとき、赴任先のアメリカ・アリゾナ州ヒューストンで治療を受けさせるか、それとも日本で受けさせるかの選択を迫られた。そのとき、2人が最終的に選択したのは、ヒューストンにあるMDアンダーソンがんセンターだった
第24回仕事をしながら療養する・傷病手当金
ダイビングインストラクターとして内容のある生き方をしていきたい
玩具デザイン会社に勤務していた美和万寿子さん(現在28歳)は、25歳のときに、舌がんと告げられた。外科手術で舌を切除した場合、社会復帰が難しくなることが予想された。そこで美和さんは、小線源治療を選択し、療養後、社会復帰。現在、ダイビングのインストラクターとして活動を始めた。
この国の医療をよくするために・8 田島知郎
診療連携を損なう医師たちの足並みの乱れ
森川那智子のゆるるんヨガでほっ!
ゆるゆるセルフケア 2
治癒力を引き出すがん漢方講座 第22回(最終回)
漢方薬を利用するときの注意
自分らしく、我が家で 第14回 尾道方式
医療と介護、民生委員まで加わり患者を支える「尾道方式」
地域が一丸となった患者ケアのお手本
広島県の東南部、瀬戸内海をのぞむ人口約15万人の尾道市。高齢化率28・6%で全国の15年先を行くといわれる尾道市だが、地域が一丸となって高齢者などを在宅で支える方法が、全国から注目を集めている。
がん相談
胃がん・山口俊晴 癌研有明病院消化器病センター長
悪性リンパ腫・岡元るみ子 東京都立駒込病院化学療法科医長
前立腺がん・島田 誠 昭和大学横浜市北部病院泌尿器科教授
コラム&連載
フォト・エッセイ
至福の時間
命を食べる季節を味わう
インターネットで探るがん情報
編集部の本棚
エッセイ 山里より 中島ようこ
ヒーリング・コラム
イベントへの誘い
読者の交差点バックナンバーのご案内
定期購読のご案内・編集後記
商品情報・内容
- 出版社:エビデンス社
- 発行間隔:月刊
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がんサポートは、世界最新の科学的根拠(エビデンス)に基づいた視点から、良質な正しい医療情報を厳選し、提供していきます。エビデンス(Evidence)とは、根拠があって明白な証拠、を意味する英語。常に信頼の置ける情報と知識を提供することを使命と考えます。がんサポートは、がん患者さん・ご家族の方々の求めに応えるために、がん患者さんやがん患者団体の代表の方に企画に参加していただき、と同時にがん患者(読者)参加記事をできるだけ多くして、患者さんと共に考え編集していく考えです。患者さんにやさしい雑誌にしようと、できるだけ軽くて、環境にもやさしい用紙を用い、文字も大きくしました。「役立つ・読みやすい・わかりやすい・支え・癒し」をモットーに編集していきます。
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