目次
肝胆膵がん特集
特集1 肝胆膵がん基礎知識
手術だけでなく化学療法の進歩にも期待
肝胆膵がん、これだけは知っておきたい基礎知識
宮崎勝・千葉大学大学院臓器制御外科学教授
肝胆膵がんはひとまとめにして語られることの多いがんだが、ほんとうに似かよったがんなのだろうか。肝臓、胆道、膵臓の位置と働き、そして、それぞれのがんについて基本となる特徴および治療について千葉大学大学院臓器制御外科学教授の宮崎勝さんに伺った。
特集2 膵がん診療ガイドライン
最難関のがん。化学療法の進歩で大きく変わった
『膵癌診療ガイドライン』のポイントをわかりやすく読み解く
田中雅夫・九州大学大学院臨床・腫瘍外科学教授
膵がんの治療の基本は、『膵癌診療ガイドライン』に記されている。ガイドラインは、エビデンス(科学的根拠)を元に、効果が証明された、その時点でベストの検査と治療が紹介されている。ただ、『膵癌診療ガイドライン』は医師向けにしか発行されていない。そこで、それを患者さん向けにわかりやすく解説してみた。
特集3 肝がん診療ガイドライン
肝臓がん治療で世界のトップに立つ日本〜さらに高い治療成績が期待されている
『肝癌診療ガイドライン』をわかりやすく解説する
今村 宏・東大医学部付属病院肝胆膵・人工臓器移植外科講師
日本は、肝臓がんの診断・治療では、世界でもトップレベルにあり、2005年には『肝癌診療ガイドライン』も作成されました。ガイドラインはエビデンスを元に現状での標準的な診断や治療法を示したもの。これを患者の側からどう解釈すればいいのか、肝臓がん治療と研究の最前線で活躍し、ガイドラインの研究協力者でもある東大医学部肝胆膵外科講師の今村宏さんに聞きました。
特集4 胆道がんの縮小手術
不治の病から治せるがんへ。手術できる施設を絞りこむセンター化の動きが
胆道がんの縮小手術はどこまで進んでいるか
島津元秀・東京医科大学八王子医療センター消化器外科教授
肝臓で作られた胆汁が十二指腸に流れるまでの通り道でできるがんが胆道がん。大きく胆管がんと胆のうがんとに分かれるが、どちらの場合も、治療の基本となっているのは手術。従来はかなり大がかりに臓器や脈管を切除する手術が行われてきたが、近年では、より侵襲が小さい手術も取り入れられるようになってきた。
特集5 肝がん治療のベストチョイス
早期がんのベスト治療は手術か、ラジオ波焼灼療法か!?
肝臓がん治療のベスト・チョイス
高山忠利・日本大学医学部消化器外科教授
肝臓がんに対する治療法には実にさまざまある。このように、選択の余地がたくさんあることは、患者さんにとってはうれしいが、反面、悩めるところでもある。そのなかで、どの治療法がベストなのかを探ってみた。
特集6 膵臓がんの化学、放射線療法
ジェムザールを凌ぐ治療法の研究が着々進む
膵臓がんの療法の中心は化学療法か放射線化学療法か
奥坂拓志・国立がんセンター中央病院肝胆膵内科医長
膵臓がんで治癒を目指すには手術をうけるしかないが、その手術ができる人はわずか2割。しかも手術をしても成績はよくない。したがって膵臓がんの治療の中心は手術以外ということになるが、では、化学療法と化学放射線療法のどちらがいいのだろうか。
特集7 肝がんの分子標的薬
穏和な副作用で生存期間を延ばす新しい分子標的薬
患者に朗報!肝がんに効く薬が初めて出現
古瀬純司・杏林大学医学部内科学腫瘍科教授
これまで肝がんに効く抗がん剤はないとされてきた。とりわけ肝細胞がんに対する全身化学療法の効果は低く、いまだ標準的な治療法も確立していないのが現状であった。しかし、その壁を突き破るものとして今期待が高まっているのが、新しい分子標的薬、なかんずく「ネクサバール(一般名ソラフェニブ)」だ。
特集8
骨転移は早期治療をすれば痛みが抑えられ、骨折も予防できる
QOLを低下させない消化器がんの骨転移対策
井口東郎・四国がんセンター臨床研究部長
骨転移は、乳がん、肺がん、前立腺がんなどで起こりやすいことが知られているが、消化器がんの骨転移についてはあまり知られていない。ところが、臨床の現場ではけっして珍しいものではなく、しかも最近は大腸がん、肝臓がん、膵臓がんなどで増えている。QOLを著しく低下させる骨転移には早めの対策が必要だ。
新シリーズ2 機能温存・機能回復目指して
難しい脳腫瘍をより安全・確実に摘出──手術とガンマナイフの計画的コラボレーション
小原琢磨・三愛病院脳神経外科部長林
林 基弘 東京女子医大脳神経外科講師
脳腫瘍の手術では、いかに障害を残さず、可能な限り腫瘍を摘出するかが、大きな課題になる。これに対し、三愛病院脳神経外科部長の小原琢磨さんとさいたまガンマナイフセンター治療責任者の林基弘さん(東京女子医大講師)は、手術の確実性とガンマナイフという放射線治療の精密さをうまく合体させて計画的に治療を実施。治療の安全性と確実性を高めている。
抗がん剤事典・ゾラデックス(一般名ゴセレリン酢酸塩)
前立腺がんと閉経前乳がんのホルモン療法の主役
ゾラデックスは、前立腺がんおよび閉経前乳がんのホルモン療法に用いるLH-RHアゴニスト製剤というタイプの注射剤です。1976年にイギリスで開発され、国内では1983年より検討が行われ、91年6月に前立腺がん、94年1月に閉経前乳がんの適応を得ています。販売開始は1991年9月です。
診断の名人が伝授する検査画像の見方・読み方
第19回 甲状腺がん・PET
新陳代謝の旺盛ながん細胞を色付きで表示する
森山紀之・国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
患者プロフィール
55歳の男性Gさん。家族より喉頭隆起(喉ぼとけ)の下あたりが腫れているといわれる。鏡を見ると、なるほど左側が若干腫れており、指で触ると硬いシコリのようなものがあった。半年ほどして、家族よりシコリが大きくなったようだといわれ、近くの医院にて受診。超音波検査を受けて、甲状腺がんの疑いを指摘された。国立がんセンターを紹介され、PETで2センチ大の甲状腺がんおよび近くのリンパ節への転移が確認された。
元気が出るチーム医療
『患者中心の医療実現に欠かせないチーム医療』
小島修一・TBS報道局解説室
この連載の趣旨は、「チーム医療」を1つの″ものさし″にして、日本とアメリカのがん医療を比較検討し、それぞれの現場が抱える問題点を考察するのが狙いである。アメリカ側の代表として、全米で1、2を争うテキサス州ヒューストンにあるテキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターを、今回も取り上げ問題点を考察する。ところで、チーム医療の必要性はどこにあるのだろうか――
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
妊娠から子宮全摘へ――“奈落の底”から這い上がった再生物語
私の赤ちゃんが一緒になって子宮全摘手術を闘ってくれました
ゲスト・しえ(エッセイスト)
マネージャーとして仕事に専念するか、彼との結婚に踏み切るか迷っていた36歳のある日、体調が優れず病院に行った。「おめでたです」と言われ彼女の気持ちは決まった。しかし、1週間後、非情にも女性は子宮頸がんを宣告され、妊娠の継続は無理と告げられ″奈落の底″に突き落とされた。日活映画「エースのジョー」こと宍戸錠さんの長女・しえさんである。前例のない手術を受け、死の淵から見事に立ち上がったしえさんの再生物語を聴いた。
連載2 紅珊瑚のブレスレット ~がんになって、考えたこと~ 洞口依子
無計画な心の洗濯の旅へ
連載2 野崎洋光と牛込紀子の「和のテイストで、免疫力アップ・レシピ」
陽の光をいっぱい浴びた若葉の生命を
東京・西麻布にある日本料理の名店「分とく山」の名料理人、野崎洋光さんは、和食の伝統や習慣を踏まえつつも、それにとらわれない、素材そのものの味を生かした独自の料理を創り、多くの人々を魅了しています。今月は、陽の光をいっぱい浴びた、生命力あふれる、みずみずしい野菜たちで彩られた簡単料理です。
今月の料理 春菊と油揚げのご飯
ブロッコリーとじゃがいものすり流し
三種の和え物
私の生きる道
自らの抗がん剤体験をベースに女ざかりの乳がん患者がキレイでいるためのバイブルを作った美容ジャーナリスト山崎多賀子さん
自分がキレイになるとまわりの反応が違うんです
美容ジャーナリストの山崎多賀子さんが著した『キレイに治す乳がん宣言!』という本は画期的な一冊だ。一言でいえば、この本は「キレイであること」に徹頭徹尾こだわった本だ。前半部では患者でもある彼女がキレイでありたい本音を実況中継風に語り、後半部では、キレイであるためのハウツーや知識を自分でモデルやインタビュアーをこなしながら巧みに紹介している。そのエネルギーには驚嘆するほかない。今回はその山崎さんのお話を軸にしながら「女ざかりの乳がん患者にとってのQOL(生活の質)」という問題を考えてみたい。
がんと生きる
ヨガ指導家&セラピストが乳がんになって――
左乳房全摘手術で再認識した、すばらしいヨガの効用
栗木登志子さん カウンセラー・心身セラピー
若いころに結核を患い、結核患者はがんにはならないという説を信じていた女性が、ある日突然、乳がんを宣告された。「こころとからだクリニカセンター」でヨガによるメンタルヘルスケアの仕事をしている栗木登志子さんである。左乳房全摘手術を受けた栗木さんは、左腕がしびれ、身体のバランスが崩れて、人前でヨガを教える仕事を続ける自信を失いかけた。しかし、ヨガの師に励まされて仕事を続け、がんを克服していった――。
届け!がん患者たちの声
大阪独自のがん対策推進計画に患者たちの思いを届けたい
2007年4月1日施行された「がん対策基本法」。大阪府では推進計画策定に向けて、医療関係者や学識経験者などで構成される「大阪府がん対策推進協議会」に患者会の代表者が参加。患者たちの声を制度化のなかに盛り込もうと積極的に働きかけている。
患者会
北九州がんを語る会・支部 行橋がんを語る会
卵巣がん・子宮がんのサポートグループ「らんきゅう」
がん相談
前立腺がん・赤倉功一郎東京厚生年金病院泌尿器科部長
乳がん・上野貴史板橋中央病院外科医師
大腸がん・吉田和彦東京慈恵会医科大学付属青戸病院副院長
食道がん・矢野友規国立がんセンター東病院内視鏡部医師
コラム&連載
命を食べる季節を味わう
フォト・エッセイ 至福の時間
インターネットで探るがん情報
編集部の本棚
ヒーリング・コラム
エッセイ 山里より 中島ようこ
ももセンセーの「患者とともに」
イベントへの誘い
読者の交差点
バックナンバーのご案内
定期購読のご案内・編集後記
特集1 肝胆膵がん基礎知識
手術だけでなく化学療法の進歩にも期待
肝胆膵がん、これだけは知っておきたい基礎知識
宮崎勝・千葉大学大学院臓器制御外科学教授
肝胆膵がんはひとまとめにして語られることの多いがんだが、ほんとうに似かよったがんなのだろうか。肝臓、胆道、膵臓の位置と働き、そして、それぞれのがんについて基本となる特徴および治療について千葉大学大学院臓器制御外科学教授の宮崎勝さんに伺った。
特集2 膵がん診療ガイドライン
最難関のがん。化学療法の進歩で大きく変わった
『膵癌診療ガイドライン』のポイントをわかりやすく読み解く
田中雅夫・九州大学大学院臨床・腫瘍外科学教授
膵がんの治療の基本は、『膵癌診療ガイドライン』に記されている。ガイドラインは、エビデンス(科学的根拠)を元に、効果が証明された、その時点でベストの検査と治療が紹介されている。ただ、『膵癌診療ガイドライン』は医師向けにしか発行されていない。そこで、それを患者さん向けにわかりやすく解説してみた。
特集3 肝がん診療ガイドライン
肝臓がん治療で世界のトップに立つ日本〜さらに高い治療成績が期待されている
『肝癌診療ガイドライン』をわかりやすく解説する
今村 宏・東大医学部付属病院肝胆膵・人工臓器移植外科講師
日本は、肝臓がんの診断・治療では、世界でもトップレベルにあり、2005年には『肝癌診療ガイドライン』も作成されました。ガイドラインはエビデンスを元に現状での標準的な診断や治療法を示したもの。これを患者の側からどう解釈すればいいのか、肝臓がん治療と研究の最前線で活躍し、ガイドラインの研究協力者でもある東大医学部肝胆膵外科講師の今村宏さんに聞きました。
特集4 胆道がんの縮小手術
不治の病から治せるがんへ。手術できる施設を絞りこむセンター化の動きが
胆道がんの縮小手術はどこまで進んでいるか
島津元秀・東京医科大学八王子医療センター消化器外科教授
肝臓で作られた胆汁が十二指腸に流れるまでの通り道でできるがんが胆道がん。大きく胆管がんと胆のうがんとに分かれるが、どちらの場合も、治療の基本となっているのは手術。従来はかなり大がかりに臓器や脈管を切除する手術が行われてきたが、近年では、より侵襲が小さい手術も取り入れられるようになってきた。
特集5 肝がん治療のベストチョイス
早期がんのベスト治療は手術か、ラジオ波焼灼療法か!?
肝臓がん治療のベスト・チョイス
高山忠利・日本大学医学部消化器外科教授
肝臓がんに対する治療法には実にさまざまある。このように、選択の余地がたくさんあることは、患者さんにとってはうれしいが、反面、悩めるところでもある。そのなかで、どの治療法がベストなのかを探ってみた。
特集6 膵臓がんの化学、放射線療法
ジェムザールを凌ぐ治療法の研究が着々進む
膵臓がんの療法の中心は化学療法か放射線化学療法か
奥坂拓志・国立がんセンター中央病院肝胆膵内科医長
膵臓がんで治癒を目指すには手術をうけるしかないが、その手術ができる人はわずか2割。しかも手術をしても成績はよくない。したがって膵臓がんの治療の中心は手術以外ということになるが、では、化学療法と化学放射線療法のどちらがいいのだろうか。
特集7 肝がんの分子標的薬
穏和な副作用で生存期間を延ばす新しい分子標的薬
患者に朗報!肝がんに効く薬が初めて出現
古瀬純司・杏林大学医学部内科学腫瘍科教授
これまで肝がんに効く抗がん剤はないとされてきた。とりわけ肝細胞がんに対する全身化学療法の効果は低く、いまだ標準的な治療法も確立していないのが現状であった。しかし、その壁を突き破るものとして今期待が高まっているのが、新しい分子標的薬、なかんずく「ネクサバール(一般名ソラフェニブ)」だ。
特集8
骨転移は早期治療をすれば痛みが抑えられ、骨折も予防できる
QOLを低下させない消化器がんの骨転移対策
井口東郎・四国がんセンター臨床研究部長
骨転移は、乳がん、肺がん、前立腺がんなどで起こりやすいことが知られているが、消化器がんの骨転移についてはあまり知られていない。ところが、臨床の現場ではけっして珍しいものではなく、しかも最近は大腸がん、肝臓がん、膵臓がんなどで増えている。QOLを著しく低下させる骨転移には早めの対策が必要だ。
新シリーズ2 機能温存・機能回復目指して
難しい脳腫瘍をより安全・確実に摘出──手術とガンマナイフの計画的コラボレーション
小原琢磨・三愛病院脳神経外科部長林
林 基弘 東京女子医大脳神経外科講師
脳腫瘍の手術では、いかに障害を残さず、可能な限り腫瘍を摘出するかが、大きな課題になる。これに対し、三愛病院脳神経外科部長の小原琢磨さんとさいたまガンマナイフセンター治療責任者の林基弘さん(東京女子医大講師)は、手術の確実性とガンマナイフという放射線治療の精密さをうまく合体させて計画的に治療を実施。治療の安全性と確実性を高めている。
抗がん剤事典・ゾラデックス(一般名ゴセレリン酢酸塩)
前立腺がんと閉経前乳がんのホルモン療法の主役
ゾラデックスは、前立腺がんおよび閉経前乳がんのホルモン療法に用いるLH-RHアゴニスト製剤というタイプの注射剤です。1976年にイギリスで開発され、国内では1983年より検討が行われ、91年6月に前立腺がん、94年1月に閉経前乳がんの適応を得ています。販売開始は1991年9月です。
診断の名人が伝授する検査画像の見方・読み方
第19回 甲状腺がん・PET
新陳代謝の旺盛ながん細胞を色付きで表示する
森山紀之・国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
患者プロフィール
55歳の男性Gさん。家族より喉頭隆起(喉ぼとけ)の下あたりが腫れているといわれる。鏡を見ると、なるほど左側が若干腫れており、指で触ると硬いシコリのようなものがあった。半年ほどして、家族よりシコリが大きくなったようだといわれ、近くの医院にて受診。超音波検査を受けて、甲状腺がんの疑いを指摘された。国立がんセンターを紹介され、PETで2センチ大の甲状腺がんおよび近くのリンパ節への転移が確認された。
元気が出るチーム医療
『患者中心の医療実現に欠かせないチーム医療』
小島修一・TBS報道局解説室
この連載の趣旨は、「チーム医療」を1つの″ものさし″にして、日本とアメリカのがん医療を比較検討し、それぞれの現場が抱える問題点を考察するのが狙いである。アメリカ側の代表として、全米で1、2を争うテキサス州ヒューストンにあるテキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターを、今回も取り上げ問題点を考察する。ところで、チーム医療の必要性はどこにあるのだろうか――
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
妊娠から子宮全摘へ――“奈落の底”から這い上がった再生物語
私の赤ちゃんが一緒になって子宮全摘手術を闘ってくれました
ゲスト・しえ(エッセイスト)
マネージャーとして仕事に専念するか、彼との結婚に踏み切るか迷っていた36歳のある日、体調が優れず病院に行った。「おめでたです」と言われ彼女の気持ちは決まった。しかし、1週間後、非情にも女性は子宮頸がんを宣告され、妊娠の継続は無理と告げられ″奈落の底″に突き落とされた。日活映画「エースのジョー」こと宍戸錠さんの長女・しえさんである。前例のない手術を受け、死の淵から見事に立ち上がったしえさんの再生物語を聴いた。
連載2 紅珊瑚のブレスレット ~がんになって、考えたこと~ 洞口依子
無計画な心の洗濯の旅へ
連載2 野崎洋光と牛込紀子の「和のテイストで、免疫力アップ・レシピ」
陽の光をいっぱい浴びた若葉の生命を
東京・西麻布にある日本料理の名店「分とく山」の名料理人、野崎洋光さんは、和食の伝統や習慣を踏まえつつも、それにとらわれない、素材そのものの味を生かした独自の料理を創り、多くの人々を魅了しています。今月は、陽の光をいっぱい浴びた、生命力あふれる、みずみずしい野菜たちで彩られた簡単料理です。
今月の料理 春菊と油揚げのご飯
ブロッコリーとじゃがいものすり流し
三種の和え物
私の生きる道
自らの抗がん剤体験をベースに女ざかりの乳がん患者がキレイでいるためのバイブルを作った美容ジャーナリスト山崎多賀子さん
自分がキレイになるとまわりの反応が違うんです
美容ジャーナリストの山崎多賀子さんが著した『キレイに治す乳がん宣言!』という本は画期的な一冊だ。一言でいえば、この本は「キレイであること」に徹頭徹尾こだわった本だ。前半部では患者でもある彼女がキレイでありたい本音を実況中継風に語り、後半部では、キレイであるためのハウツーや知識を自分でモデルやインタビュアーをこなしながら巧みに紹介している。そのエネルギーには驚嘆するほかない。今回はその山崎さんのお話を軸にしながら「女ざかりの乳がん患者にとってのQOL(生活の質)」という問題を考えてみたい。
がんと生きる
ヨガ指導家&セラピストが乳がんになって――
左乳房全摘手術で再認識した、すばらしいヨガの効用
栗木登志子さん カウンセラー・心身セラピー
若いころに結核を患い、結核患者はがんにはならないという説を信じていた女性が、ある日突然、乳がんを宣告された。「こころとからだクリニカセンター」でヨガによるメンタルヘルスケアの仕事をしている栗木登志子さんである。左乳房全摘手術を受けた栗木さんは、左腕がしびれ、身体のバランスが崩れて、人前でヨガを教える仕事を続ける自信を失いかけた。しかし、ヨガの師に励まされて仕事を続け、がんを克服していった――。
届け!がん患者たちの声
大阪独自のがん対策推進計画に患者たちの思いを届けたい
2007年4月1日施行された「がん対策基本法」。大阪府では推進計画策定に向けて、医療関係者や学識経験者などで構成される「大阪府がん対策推進協議会」に患者会の代表者が参加。患者たちの声を制度化のなかに盛り込もうと積極的に働きかけている。
患者会
北九州がんを語る会・支部 行橋がんを語る会
卵巣がん・子宮がんのサポートグループ「らんきゅう」
がん相談
前立腺がん・赤倉功一郎東京厚生年金病院泌尿器科部長
乳がん・上野貴史板橋中央病院外科医師
大腸がん・吉田和彦東京慈恵会医科大学付属青戸病院副院長
食道がん・矢野友規国立がんセンター東病院内視鏡部医師
コラム&連載
命を食べる季節を味わう
フォト・エッセイ 至福の時間
インターネットで探るがん情報
編集部の本棚
ヒーリング・コラム
エッセイ 山里より 中島ようこ
ももセンセーの「患者とともに」
イベントへの誘い
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- 発行間隔:月刊
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