目次
特集 肺がん最新治療
特集1 肺がんの基礎知識
手術だけでなく化学療法、放射線療法の進歩にも期待
これだけは知っておきたい肺がんの基礎知識
監修●淺村尚生 国立がんセンター中央病院呼吸器科外科医長
現在、日本で最も死亡数が多いがんは肺がんだが、罹患率ではトップではない。
実は、胃がん、大腸がんに次いで第3位なのだ。つまり、それだけ肺がんが治りにくいがんであるということだ。
この厳しい肺がんから命を守るため、最低限知っておきたい知識をまとめる。
特集2肺癌診療ガイドライン
進行度だけではなく、がんの種類によっても治療が異なることに注意!
『肺癌診療ガイドライン』のポイントをわかりやすく解説する
監修●吉村博邦 北里大学呼吸器外科名誉教授
肺がんは、がんの中でも難治がんといわれ、1955年以降肺がん死は増えつづけています。しかし、一方で新たな治療薬が開発され、治療法も進歩しています。これを科学的に評価する大規模臨床試験も次々に行われています。こうした結果を元に、『EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2005年版』が作成されました。このガイドラインにもとづき、北里大学医学部呼吸器外科名誉教授・吉村博邦さんに現在の肺がんの標準的な治療法についてうかがいました。
特集3 小細胞肺がんの最新治療
初期治療を最強の治療でガツンと行うことが大切
抗がん剤や放射線が効きやすい小細胞肺がん治療
監修●田村友秀 国立がんセンター中央病院総合病棟部長
小細胞肺がんは進行が早く、他の臓器に広がると治療に難渋するたちの悪いがんとされてきた。
けれど、初回治療によく反応し、化学療法や放射線治療が効き、多くの患者さんに延命効果が期待できるがんでもある。
特集4 縦隔腫瘍の治療
がんの組織の種類によって治療がそれぞれ異なることに注意
縦隔腫瘍--あなたはどこまで知っていますか
監修●坪井正博 東京医科大学病院呼吸器外科准教授
肺と肺に囲まれた「縦隔」と呼ばれる部位には、さまざまな種類の腫瘍が発生する。それを総称して、縦隔腫瘍と呼ばれる。多くは良性だが、がん治療の対象となる悪性のものが出現する例もあり甘く見ることはできない。
その腫瘍について、これだけは知っておきたい。
特集5 肺がんの最新放射線治療
放射線治療は化学療法との組み合わせで手術と遜色ない成果が
肺がん放射線治療の最新情報
監修●西村恭昌 近畿大学医学部放射線医学教室・放射線腫瘍学部門教授
放射線は線量が多ければ多いほど、がん細胞を死滅できる。
しかし、正常細胞にも放射線が当たり合併症の原因になるため放射線を当てる線量にはおのずと限界がある。
近年、放射線療法は、3次元放射線治療計画や高精度照射法に加え、化学療法との組み合わせで手術と遜色ない成果をあげ、その進歩には目を見張るものがある。早期肺がんでは高い治癒率が期待できる放射線治療のいまについて
近畿大学医学部放射線医学教室・放射線腫瘍学部門教授の西村恭昌さんに聞いた。
特集6 肺がんの最新化学療法
がんのタイプによって薬を選べる時代が近づいた
変わる非小細胞肺がんの最新科学療法
監修●久保田馨 国立がんセンター東病院呼吸器科医長
肺がんの8割以上を占める非小細胞肺がんの治療が大きく変わってきている。
術後の化学療法(補助療法)の有効性が明らかになる一方、進行がんでも化学療法によって生存期間の延長が認められるようになり、内科治療での根治が期待できるケースも出てきた。効き方に違いがあるさまざまな薬が登場しており、近い将来がんのタイプ別に、より効果的で安全性の高い薬を選ぶ時代が到来しそうだ。
最初にきちんとした治療をしっかりやることがいかに大事か
乳房温存療法――あなたはどこまで知っていますか
監修●神尾孝子 東京女子医科大学第2外科准教授
もはや乳房温存療法を知らない患者さんがいないくらい、今や乳房温存療法は広く一般的になった。
しかし、その内実となると、まだ知らない人が多い。
今回は、乳房温存療法の実態と、術後の治療がいかに大事かにスポットを当て、まとめる。
機能温存・機能回復目指して
視界がよく安全な手術ができる点で開腹、腹腔鏡を凌ぐ
前立腺がん全摘手術にはロボット手術が断然有利
監修●秦野 直 東京医科大学泌尿器科学教室教授
前立腺の全摘手術は、前立腺がんを根治させる基本的な治療法です。この全摘手術をより安全・確実に行い、合併症の危険も低下させるのが手術用ロボット。すでにアメリカでは、前立腺がんの全摘手術はロボット手術が主流だといいます。日本でいち早く前立腺がんの全摘手術にロボットを導入した東京医科大学泌尿器科学教室教授の秦野直さんは、「全摘手術はロボットに切り替わらないといけません」とまで話しています。
連載・腫瘍内科研修物語4
患者さんに症状と今後の見通しをきちんと説明することの大切さ
抗がん剤治療の副作用対策はチームサポートがなにより大切だと学ぶ
監修●渡辺亨 浜松オンコロジーセンター長
腫瘍内科の臨床研修1年目の福沢早苗医師は、卵巣がんの術後補助療法を受けている患者さんが、関節痛などの厳しい副作用に苦しむ姿に直面した。治療の中断や薬剤の減量なども考えたが、指導医は「治療を続行すべきだ」とアドバイスする。そこでもう一度治療の必要性をわかりやすく説明して、適切な支持療法をきめこまかく取り入れていくと、患者さんは治療に前向きに取り組むようになった。
診断の名人が伝授する検査画像の見方・読み方
第21回 GIST(消化管間質腫瘍)・CT検査
腫瘍が大きく膨らんで、となりの臓器が大きく変形しているのを見つける
監修●森山紀之 国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
患者プロフィール
50歳の男性Lさん。1年ほど前からときどき腹部膨満感を感ずるようになった。消化不良のせいだと思い、さして気にならなかったのだが、数カ月経っても腹部の張った感じが完全には退かず、近くの病院にて受診。十二指腸に腫瘍があるとして、国立がんセンターを紹介され、再受診。GISTが発見された。
最新がんトピックス
今月のセミナー
分子標的治療薬「スーテント」承認発表の記者会見
ターゲット治療の最新薬「分子標的治療薬」は安全性の対応と高額な医療費が今後の課題に
「グリベック(一般名イマチニブ)」が効かなくなった消化管間質腫瘍と、外科手術で根治切除できない、または転移性の腎細胞がんを適応症とする分子標的治療薬「スーテント」(一般名スニチニブ)が、2008年4月16日に製造販売承認を取得した。癌研究会有明病院・化学療法科部長の畠清彦さんと、筑波大学大学院人間総合科学腎泌尿器科学・男性機能科学教授の赤座英之さんは、5月13日に開かれたスーテントの承認取得を発表する記者会見で講演し、安全性への対応や高額な医療費の問題など、分子標的治療薬の今後の課題を提起した。
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
「がん哲学外来」でがん医療に新風吹き込む病理学者の気概
がんを深く追求すればするほど、人間社会と人の生き方が見えてきます
ゲスト・樋野興夫順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座教授
「患者視点の医療」への大政奉還を実現するという志を抱いて、「がん哲学外来」という名の相談室を開設した1人の病理学者がいる。順天堂大学医学部教授の樋野興夫さんがその人だ。樋野さんは、主にがん治療の最前線から見放された再発・末期がんの患者さんを中心に、心を開いて対応し、日本のがん治療に新たな地平を開こうとしている。
私の生きる道
リンパ節転移のある下咽頭がんを乗り越えた作曲家・三木たかしさんの闘病700日
さくらの花よ泣きなさい。ぼくも一緒に泣いてあげるから
下咽頭がんは転移が起きてから見つかることが多い厄介ながんだ。
作曲家の三木たかしさんの場合もすでにリンパ節に転移していた。
医師から声帯ごと手術で切除するしかないと告げられた三木さんは……。
がんと生きる 源吾朗さん・大道芸能家
モンゴルでゴミ拾いツアーを実践する2度のがんを乗り越えた大道芸人の心意気
歯肉がん、メラノーマは神さまから与えられた宿命です」
「さぁさぁお立ち会い……」で始まる「ガマの油売り」の口上芸、大道芸人の十八番である。昭和40年代後半から大道芸を始め、世界各地で「ガマの油売り」などを披露してきた源吾朗さんは、この3年足らずの間に、歯肉がん、メラノーマ(悪性黒色腫)という、聞き慣れない2つのがんの手術を受けた。いま、源さんは経済発展に伴いゴミが増えているモンゴルで、ゴミ拾いツアーを実践している。その心を聞いてみた。
連載・紅珊瑚のブレスレット〜がんになって考えたこと〜
洞口依子
野崎洋行と牛込紀子の「和のテイストで、免疫アップレシピ」
今月の料理 生姜ご飯・冷汁・鶏茄子含煮
仕事をしながら療養する
肝移植を受けた患者とドナーのために役立ちたい
不動産業者の伊東寛さん(59歳)は、33歳でC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎と診断され、37歳で肝硬変、42歳で肝がんを発症。手術、インターフェロン療法などをしたが、54歳で再発。56歳で生体肝移植を受けた。39歳のときコンビニ経営を断念し、自社ビルの管理運営を始める。障害基礎年金の支給を受けながら経営者として働き続けている。
連載4・内田絵子の「オバさん力で変えちゃおう!がん医療」
この国の医療をよくするために 田島知郎
実稼動医師不足の副因 勤務医と開業医の格差 ②
森川那智子のゆるるんヨガでほっ!
仰臥サギのポーズ
ヒーリング音楽の第一人者ダニエル・コビアルカ6月来日公演
癒やしのバイオリニストが奏でる「ヒーリング音楽」という魔法
届け!がん患者たちの声
乳がんは早期発見・早期治療で9割がなおることを知ってほしい
「のぞみの会 尾道」会長 浜中和子
患者会通信 がんサポートかごしま
くつろぎサロン-松江赤十字病院-
がん相談
食道がん・出江洋介都立駒込病院食道外科医長
大腸がん・吉田和彦東京慈恵会医科大学付属青戸病院副院長
頭頸部がん・林隆一国立がんセンター東病院頭頸部外科手術部長
肺がん・吉田純司国立がんセンター東病院呼吸器外科医長
特集1 肺がんの基礎知識
手術だけでなく化学療法、放射線療法の進歩にも期待
これだけは知っておきたい肺がんの基礎知識
監修●淺村尚生 国立がんセンター中央病院呼吸器科外科医長
現在、日本で最も死亡数が多いがんは肺がんだが、罹患率ではトップではない。
実は、胃がん、大腸がんに次いで第3位なのだ。つまり、それだけ肺がんが治りにくいがんであるということだ。
この厳しい肺がんから命を守るため、最低限知っておきたい知識をまとめる。
特集2肺癌診療ガイドライン
進行度だけではなく、がんの種類によっても治療が異なることに注意!
『肺癌診療ガイドライン』のポイントをわかりやすく解説する
監修●吉村博邦 北里大学呼吸器外科名誉教授
肺がんは、がんの中でも難治がんといわれ、1955年以降肺がん死は増えつづけています。しかし、一方で新たな治療薬が開発され、治療法も進歩しています。これを科学的に評価する大規模臨床試験も次々に行われています。こうした結果を元に、『EBMの手法による肺癌診療ガイドライン2005年版』が作成されました。このガイドラインにもとづき、北里大学医学部呼吸器外科名誉教授・吉村博邦さんに現在の肺がんの標準的な治療法についてうかがいました。
特集3 小細胞肺がんの最新治療
初期治療を最強の治療でガツンと行うことが大切
抗がん剤や放射線が効きやすい小細胞肺がん治療
監修●田村友秀 国立がんセンター中央病院総合病棟部長
小細胞肺がんは進行が早く、他の臓器に広がると治療に難渋するたちの悪いがんとされてきた。
けれど、初回治療によく反応し、化学療法や放射線治療が効き、多くの患者さんに延命効果が期待できるがんでもある。
特集4 縦隔腫瘍の治療
がんの組織の種類によって治療がそれぞれ異なることに注意
縦隔腫瘍--あなたはどこまで知っていますか
監修●坪井正博 東京医科大学病院呼吸器外科准教授
肺と肺に囲まれた「縦隔」と呼ばれる部位には、さまざまな種類の腫瘍が発生する。それを総称して、縦隔腫瘍と呼ばれる。多くは良性だが、がん治療の対象となる悪性のものが出現する例もあり甘く見ることはできない。
その腫瘍について、これだけは知っておきたい。
特集5 肺がんの最新放射線治療
放射線治療は化学療法との組み合わせで手術と遜色ない成果が
肺がん放射線治療の最新情報
監修●西村恭昌 近畿大学医学部放射線医学教室・放射線腫瘍学部門教授
放射線は線量が多ければ多いほど、がん細胞を死滅できる。
しかし、正常細胞にも放射線が当たり合併症の原因になるため放射線を当てる線量にはおのずと限界がある。
近年、放射線療法は、3次元放射線治療計画や高精度照射法に加え、化学療法との組み合わせで手術と遜色ない成果をあげ、その進歩には目を見張るものがある。早期肺がんでは高い治癒率が期待できる放射線治療のいまについて
近畿大学医学部放射線医学教室・放射線腫瘍学部門教授の西村恭昌さんに聞いた。
特集6 肺がんの最新化学療法
がんのタイプによって薬を選べる時代が近づいた
変わる非小細胞肺がんの最新科学療法
監修●久保田馨 国立がんセンター東病院呼吸器科医長
肺がんの8割以上を占める非小細胞肺がんの治療が大きく変わってきている。
術後の化学療法(補助療法)の有効性が明らかになる一方、進行がんでも化学療法によって生存期間の延長が認められるようになり、内科治療での根治が期待できるケースも出てきた。効き方に違いがあるさまざまな薬が登場しており、近い将来がんのタイプ別に、より効果的で安全性の高い薬を選ぶ時代が到来しそうだ。
最初にきちんとした治療をしっかりやることがいかに大事か
乳房温存療法――あなたはどこまで知っていますか
監修●神尾孝子 東京女子医科大学第2外科准教授
もはや乳房温存療法を知らない患者さんがいないくらい、今や乳房温存療法は広く一般的になった。
しかし、その内実となると、まだ知らない人が多い。
今回は、乳房温存療法の実態と、術後の治療がいかに大事かにスポットを当て、まとめる。
機能温存・機能回復目指して
視界がよく安全な手術ができる点で開腹、腹腔鏡を凌ぐ
前立腺がん全摘手術にはロボット手術が断然有利
監修●秦野 直 東京医科大学泌尿器科学教室教授
前立腺の全摘手術は、前立腺がんを根治させる基本的な治療法です。この全摘手術をより安全・確実に行い、合併症の危険も低下させるのが手術用ロボット。すでにアメリカでは、前立腺がんの全摘手術はロボット手術が主流だといいます。日本でいち早く前立腺がんの全摘手術にロボットを導入した東京医科大学泌尿器科学教室教授の秦野直さんは、「全摘手術はロボットに切り替わらないといけません」とまで話しています。
連載・腫瘍内科研修物語4
患者さんに症状と今後の見通しをきちんと説明することの大切さ
抗がん剤治療の副作用対策はチームサポートがなにより大切だと学ぶ
監修●渡辺亨 浜松オンコロジーセンター長
腫瘍内科の臨床研修1年目の福沢早苗医師は、卵巣がんの術後補助療法を受けている患者さんが、関節痛などの厳しい副作用に苦しむ姿に直面した。治療の中断や薬剤の減量なども考えたが、指導医は「治療を続行すべきだ」とアドバイスする。そこでもう一度治療の必要性をわかりやすく説明して、適切な支持療法をきめこまかく取り入れていくと、患者さんは治療に前向きに取り組むようになった。
診断の名人が伝授する検査画像の見方・読み方
第21回 GIST(消化管間質腫瘍)・CT検査
腫瘍が大きく膨らんで、となりの臓器が大きく変形しているのを見つける
監修●森山紀之 国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
患者プロフィール
50歳の男性Lさん。1年ほど前からときどき腹部膨満感を感ずるようになった。消化不良のせいだと思い、さして気にならなかったのだが、数カ月経っても腹部の張った感じが完全には退かず、近くの病院にて受診。十二指腸に腫瘍があるとして、国立がんセンターを紹介され、再受診。GISTが発見された。
最新がんトピックス
今月のセミナー
分子標的治療薬「スーテント」承認発表の記者会見
ターゲット治療の最新薬「分子標的治療薬」は安全性の対応と高額な医療費が今後の課題に
「グリベック(一般名イマチニブ)」が効かなくなった消化管間質腫瘍と、外科手術で根治切除できない、または転移性の腎細胞がんを適応症とする分子標的治療薬「スーテント」(一般名スニチニブ)が、2008年4月16日に製造販売承認を取得した。癌研究会有明病院・化学療法科部長の畠清彦さんと、筑波大学大学院人間総合科学腎泌尿器科学・男性機能科学教授の赤座英之さんは、5月13日に開かれたスーテントの承認取得を発表する記者会見で講演し、安全性への対応や高額な医療費の問題など、分子標的治療薬の今後の課題を提起した。
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
「がん哲学外来」でがん医療に新風吹き込む病理学者の気概
がんを深く追求すればするほど、人間社会と人の生き方が見えてきます
ゲスト・樋野興夫順天堂大学医学部病理・腫瘍学講座教授
「患者視点の医療」への大政奉還を実現するという志を抱いて、「がん哲学外来」という名の相談室を開設した1人の病理学者がいる。順天堂大学医学部教授の樋野興夫さんがその人だ。樋野さんは、主にがん治療の最前線から見放された再発・末期がんの患者さんを中心に、心を開いて対応し、日本のがん治療に新たな地平を開こうとしている。
私の生きる道
リンパ節転移のある下咽頭がんを乗り越えた作曲家・三木たかしさんの闘病700日
さくらの花よ泣きなさい。ぼくも一緒に泣いてあげるから
下咽頭がんは転移が起きてから見つかることが多い厄介ながんだ。
作曲家の三木たかしさんの場合もすでにリンパ節に転移していた。
医師から声帯ごと手術で切除するしかないと告げられた三木さんは……。
がんと生きる 源吾朗さん・大道芸能家
モンゴルでゴミ拾いツアーを実践する2度のがんを乗り越えた大道芸人の心意気
歯肉がん、メラノーマは神さまから与えられた宿命です」
「さぁさぁお立ち会い……」で始まる「ガマの油売り」の口上芸、大道芸人の十八番である。昭和40年代後半から大道芸を始め、世界各地で「ガマの油売り」などを披露してきた源吾朗さんは、この3年足らずの間に、歯肉がん、メラノーマ(悪性黒色腫)という、聞き慣れない2つのがんの手術を受けた。いま、源さんは経済発展に伴いゴミが増えているモンゴルで、ゴミ拾いツアーを実践している。その心を聞いてみた。
連載・紅珊瑚のブレスレット〜がんになって考えたこと〜
洞口依子
野崎洋行と牛込紀子の「和のテイストで、免疫アップレシピ」
今月の料理 生姜ご飯・冷汁・鶏茄子含煮
仕事をしながら療養する
肝移植を受けた患者とドナーのために役立ちたい
不動産業者の伊東寛さん(59歳)は、33歳でC型肝炎ウイルスによる慢性肝炎と診断され、37歳で肝硬変、42歳で肝がんを発症。手術、インターフェロン療法などをしたが、54歳で再発。56歳で生体肝移植を受けた。39歳のときコンビニ経営を断念し、自社ビルの管理運営を始める。障害基礎年金の支給を受けながら経営者として働き続けている。
連載4・内田絵子の「オバさん力で変えちゃおう!がん医療」
この国の医療をよくするために 田島知郎
実稼動医師不足の副因 勤務医と開業医の格差 ②
森川那智子のゆるるんヨガでほっ!
仰臥サギのポーズ
ヒーリング音楽の第一人者ダニエル・コビアルカ6月来日公演
癒やしのバイオリニストが奏でる「ヒーリング音楽」という魔法
届け!がん患者たちの声
乳がんは早期発見・早期治療で9割がなおることを知ってほしい
「のぞみの会 尾道」会長 浜中和子
患者会通信 がんサポートかごしま
くつろぎサロン-松江赤十字病院-
がん相談
食道がん・出江洋介都立駒込病院食道外科医長
大腸がん・吉田和彦東京慈恵会医科大学付属青戸病院副院長
頭頸部がん・林隆一国立がんセンター東病院頭頸部外科手術部長
肺がん・吉田純司国立がんセンター東病院呼吸器外科医長
商品情報・内容
- 出版社:エビデンス社
- 発行間隔:月刊
■ 信頼度NO.1のがん実用誌!がんと生きるすべての人を応援します。
がんサポートは、世界最新の科学的根拠(エビデンス)に基づいた視点から、良質な正しい医療情報を厳選し、提供していきます。エビデンス(Evidence)とは、根拠があって明白な証拠、を意味する英語。常に信頼の置ける情報と知識を提供することを使命と考えます。がんサポートは、がん患者さん・ご家族の方々の求めに応えるために、がん患者さんやがん患者団体の代表の方に企画に参加していただき、と同時にがん患者(読者)参加記事をできるだけ多くして、患者さんと共に考え編集していく考えです。患者さんにやさしい雑誌にしようと、できるだけ軽くて、環境にもやさしい用紙を用い、文字も大きくしました。「役立つ・読みやすい・わかりやすい・支え・癒し」をモットーに編集していきます。
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