目次
0911 フジサン用目次
抗がん剤総力特集
特集1 抗がん剤治療体験記
治療を乗り越えるための患者5人による体験的極意
私はこうしてつらい抗がん剤治療を乗り切った
長期間にわたる抗がん剤治療はつらいもの。少しでもつらさを軽減し、治療を乗り越えていくにはどうすればよいのだろうか。副作用をうまくコントロールする方法や精神面の対策など、抗がん剤治療を上手に乗り切ることに成功した患者さんにそのポイントを聞いた。
特集2 分子標的薬
第2世代の薬剤も登場。分子標的薬の長所と短所をきっちり把握しよう
分子標的薬――より効果的な使い方を求めて
監修●佐々木康綱 埼玉医科大学国際医療センター腫瘍内科教授
これまでの抗がん剤とは、全く異なるメカニズムで働く「分子標的薬」が本格的に使われ出して8年。当初は、夢のがん治療薬といわれたこの薬も長所短所が明らかにされつつあり、より効果的な使い方を求めて新たな時代に入ろうとしています。
特集3 乳がん薬物療法
脱毛が少なく、副作用が少ない
乳がんの新しい薬物療法「XC療法」
監修●田中真紀 九州乳癌研究グループ/社会保険久留米第一病院外科
効果はタキサン系抗がん剤に匹敵し、点滴の必要がなく、脱毛が少ないという新しい薬物療法に期待が高まっている。
特集4 大腸がんの最新化学療法
簡便で負担の少ない新しい治療法が第1選択になる可能性も
進行再発大腸がんに、新たな武器「XELOX+アバスチン療法」
埼玉県立がんセンター
抗がん剤の副作用とうまくつきあいながら治療を続けていく患者さんにとって、病院へ足を運ぶ回数が少なく、また日常生活を拘束されないで効果のある治療を受けられることは、とても大きな福音である。内服薬のゼローダとエルプラットを組み合わせたXELOX療法に血管新生阻害剤のアバスチンを併用したXELOX+アバスチン療法は、今まで標準治療の1つとされてきたFOLFOX+アバスチン療法と同等の効果をあらわす一方、より簡便で負担の少ない治療として期待されている。この治療が患者さんにどんな恩恵をもたらすのか、医療現場を取材した。
特集5 肺がんの術後補助化学療法
補助化学療法の有用性をよく理解して治療を受けることが大切
経口抗がん剤による肺がんの術後の治療。2~3センチの腫瘍径の生存率がアップ
監修●坪井正博 神奈川県立がんセンター呼吸器外科医長
肺がん手術でがん細胞をきれいに切除できても微小転移が起きている可能性がある。この微小転移が徐々に大きくなって再発につながることがあるので、再発予防のための術後補助化学療法としてUFTを服用することで、2~3センチの腫瘍径の患者さんに有効であることが、神奈川県立がんセンター呼吸器外科の坪井正博さんらの無作為化比較試験の結果、明らかになった。補助化学療法は効果が目にみえにくい治療であるため患者さんがその有用性をよく理解する必要があると坪井さんは語る。
特集6 がんの新栄養療法
EPAががんによる炎症も抑え、QOLを改善
「あきらめないがん治療」を支える新たな栄養療法
監修●三木誓雄 三重大学大学院医学系研究科消化管・病院教授
がんという病気は不思議だ。同じ部位、同じ時期に生じたがんでも、その進行は人によって異なる。実は、この進行に炎症が密接に関係していることが明らかになり、それを抑える方法として今、青魚に多く含有している栄養素のEPA(エイコサペンタエン酸)に注目が集まっている。
特集7 ASCO2009報告
適切な治療を、適切な患者に、適切な時に行うことが重要
個別化が進む世界のがん医療
がんの特徴に合わせた、よりターゲットを絞った治療へ――。分子標的薬の登場に加え、遺伝子変異による薬の効き方の違いなどが明らかになってきたことで、がん医療は今、個別化の時代を迎えた。世界最大規模のがん専門学会ASCO(米国臨床腫瘍学会)から、その最前線をレポートする。
特集8 ジェネリック薬
後発医薬品の活用で、高額な治療費の負担が軽くなる可能性あり
家計にやさしいがん医療〜乳がん患者の場合〜
監修●多田敬一郎 東京大学医学部付属病院乳腺内分泌外科講師
乳がんは他のがん種と比べ比較的予後が良好である。この要因として、種々の治療費が存在し、がんの制御が可能となっていることがあげられる。しかし、高額な治療費が多いうえ、長期にわたる薬物療法の治療費が家計を圧迫し、継続的な治療が困難になるケースも見受けられる。徐々にではあるが、乳がんの治療薬にも後発医薬品(ジェネリック)が導入されてきており、それらを上手に選択することが、患者の経済的軽減に役立つ。
患者のためのがんの薬事典57
アリムタ(一般名ペメトレキセドナトリウム水和物)
非小細胞肺がんの「非扁平上皮がん」にはアリムタ
アリムタは、アスベストの曝露が原因とされる悪性胸膜中皮腫患者に有用性が確認された世界で初めての薬剤です。そして、2009年5月、アリムタは「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」にも適応症を拡大しました。今回の適応症の拡大は、これまで有効性に大きな違いがなかった肺がん治療に、薬剤選択の明確な基準を設けるものとなりました。
診断の名人が伝授する検査画像の見方、読み方
第37回 乳がん/マンモグラフィ検査2
白い影が等間隔ではなく、偏って集まる傾向に着目
監修●森山紀之 国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
58歳の女性Lさん。乳房に触れると、左が右に比べて硬いことに気付き、心配になり、受診。国立がんセンターを紹介され、乳腺専用のエックス線撮影装置マンモグラフィによる検査を行ったところ、白い微小な影が乳房全体に散在する石灰化したがんが見つかった
よりよい骨髄腫医療を3
最初に移植をしなくても、さまざまな薬を使いながらコントロールしていく
3つの新薬により「15年生存」も可能になった多発性骨髄腫の治療
監修●鈴木憲史 日本赤十字社医療センター血液内科部長
かつて骨髄腫は「3年生存」を目標とするほど予後の悪い病気だったが、いまや「15年生存」を視野に入れた治療が可能になってきた。3種類の新規治療薬、なかでもベルケイド(一般名ボルテゾミブ)の登場が大きなインパクトを与えている。そんな最前線の骨髄腫薬物治療から、変わりゆく骨髄腫治療を探る。
シリーズ16機能温存・機能回復目指して
造血幹細胞移植後に多発する不妊を防ぐために
あきらめないで!!妊娠機能を温存する、放射線から卵巣を守る治療
監修●神田善伸 自治医科大学付属さいたま医療センター血液科教授
若い女性にとって、がん治療で将来の妊娠・出産の可能性を奪われることは大きな苦痛です。日本でも最近ようやく不妊対策に目が向けられるようになりましたが、早くからこの問題に取り組んできたのが、自治医科大学付属さいたま医療センター血液科教授の神田善伸さんです。最近では、放射線から卵巣を守ることで、造血幹細胞移植後の不妊を防ぐことが可能になってきたといいます。
今月のセミナー
進行再発の大腸がんばかりではなく、術後の化学療法としても有効
注目される大腸がんに対するFOLFOXによる術後化学療法
2009年6月11日、株式会社ヤクルトが主催するプレスセミナー「大腸がん治療における国際標準と日本の現状」が都内で行われた。国立がんセンター東病院臨床開発センター長の大津敦さんは、欧米で生存率向上を示した大腸がんの術後化学療法について講演。その新たな術後化学療法とは?
がん相談
甲状腺がん 回答者・杉谷 巌(癌研有明病院頭頸科副部長)
乳がん 回答者・上野貴史(板橋中央病院外科医師)
骨・軟部肉腫 回答者・川井 章(国立がんセンター中央病院整形外科医長)
膵臓がん 回答者・上野秀樹(国立がんセンター中央病院肝胆膵内科医師)
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
最も多い後悔は「会いたい人に会っておかなかった」ということ
緩和ケアはすべての医療の基礎にあるべきだ
ゲスト 大津秀一(松原アーバンクリニック医師・緩和医療医)
書店の医学・医療書コーナーで、『死ぬときに後悔すること』という本が売れている。著者は33歳の若い緩和医療医、大津秀一さんである。現在は東京・世田谷の松原アーバンクリニックでグループ医療に携わっている。医師になって9年、これまで千人の死に寄り添ってきた大津医師と、『がんばらない』『あきらめない』の鎌田實さんに、死ぬときに後悔しないためのヒントを語り合っていただいた。
連載20 紅珊瑚のブレスレット ~がんになって、考えたこと~ 洞口依子
私の生きる道 有里紅良さん(漫画原作者)
乳がんの全身転移と闘いながらフル回転で創作活動を続ける
がんは気合で治せる病気ではないが、気合で生き続けられる病気です
緩和ケア=終末期医療ではない。そのことを、身をもって示してくれているのが有里紅良さんだ。有里さんはがん専門病院の緩和ケア科に通う再発乳がんの患者で、がんは副腎や骨髄に転移している。しかし、今も現役バリバリ。漫画原作者、演劇プロデューサー、創作集団の経営者、3児の母という1人4役をエネルギッシュにこなしている。
シリーズがんと生きる ・手記 川本敏郎
ノンフィクションライターが綴るがんと対峙した7カ月間の記録
人は病を得ることで、支え合って生きることを知る
ノンフィクションライターの川本敏郎氏。彼ががんとわかったのは今年の2月だった。しかもそれは思いもよらぬ重複がん。下咽喉がんと大腸がんというダブルパンチだった。川本氏はがんをどう受け入れ、共にどう生きていこうと決意したのか。自身の手記で綴る。
野崎洋光と牛込紀子の「和のテイストで、免疫力アップ・レシピ」
体を温め、滋養効果のあるおいしい根菜との出会い
(今月の料理)栗おこわ 金目白菜鍋 蕪風呂炊き
届け!がん患者たちの声
患者さんが自分の意志で正しい情報を得られるようにサポートする
情報の地域格差をなくそう!大阪発の情報発信基地が誕生
患者支援活動最前線~米国における患者支援活動・NBCCF取材記~
未来を描く患者たち 報告●桜井なおみ
日本でもがん対策基本法が施行される前後からがん患者活動はかなり盛んになっているが、この道の先進国はやはりアメリカ。そのアメリカにおける患者支援活動の最前線を、乳がん患者の桜井なおみさんが生レポートする。
連載9 私の町の実力病院・クリニック ホーム・ホスピス中尾クリニック
在宅での緩和ケアを“普通”の医療にしたい
「満足」して在宅での最期を――
この国の医療をよくするために 田島知郎
医療崩壊が止まらないこれだけの理由⑨
肝っ玉弁護士「がんのトラブル解決します」解決人 渥美雅子
婚約破棄に伴う式場キャンセル料、慰謝料はどうしたらよいか
いい本に出会う 向井亜紀(タレント)「心に効いた陣中見舞い」
患者と医者のための医療リテラシー講座 西根英一メディカルプロデューサー
「その信念は正しいのか?」
患者会活動レポート 灘・GMC(がんまんくらぶ) 代表 塩見健三
森川那智子のゆるるんヨガで“ほっ”25
コラム&連載
フォト・エッセイ
至福の時間
命を食べる
インターネットで探るがん情報
編集部の本棚
ももセンセーの「患者とともに」
エッセイ 山里より 中島ようこ
イベントへの誘い
読者の交差点
バックナンバーのご案内
定期購読のご案内・編集後記
抗がん剤総力特集
特集1 抗がん剤治療体験記
治療を乗り越えるための患者5人による体験的極意
私はこうしてつらい抗がん剤治療を乗り切った
長期間にわたる抗がん剤治療はつらいもの。少しでもつらさを軽減し、治療を乗り越えていくにはどうすればよいのだろうか。副作用をうまくコントロールする方法や精神面の対策など、抗がん剤治療を上手に乗り切ることに成功した患者さんにそのポイントを聞いた。
特集2 分子標的薬
第2世代の薬剤も登場。分子標的薬の長所と短所をきっちり把握しよう
分子標的薬――より効果的な使い方を求めて
監修●佐々木康綱 埼玉医科大学国際医療センター腫瘍内科教授
これまでの抗がん剤とは、全く異なるメカニズムで働く「分子標的薬」が本格的に使われ出して8年。当初は、夢のがん治療薬といわれたこの薬も長所短所が明らかにされつつあり、より効果的な使い方を求めて新たな時代に入ろうとしています。
特集3 乳がん薬物療法
脱毛が少なく、副作用が少ない
乳がんの新しい薬物療法「XC療法」
監修●田中真紀 九州乳癌研究グループ/社会保険久留米第一病院外科
効果はタキサン系抗がん剤に匹敵し、点滴の必要がなく、脱毛が少ないという新しい薬物療法に期待が高まっている。
特集4 大腸がんの最新化学療法
簡便で負担の少ない新しい治療法が第1選択になる可能性も
進行再発大腸がんに、新たな武器「XELOX+アバスチン療法」
埼玉県立がんセンター
抗がん剤の副作用とうまくつきあいながら治療を続けていく患者さんにとって、病院へ足を運ぶ回数が少なく、また日常生活を拘束されないで効果のある治療を受けられることは、とても大きな福音である。内服薬のゼローダとエルプラットを組み合わせたXELOX療法に血管新生阻害剤のアバスチンを併用したXELOX+アバスチン療法は、今まで標準治療の1つとされてきたFOLFOX+アバスチン療法と同等の効果をあらわす一方、より簡便で負担の少ない治療として期待されている。この治療が患者さんにどんな恩恵をもたらすのか、医療現場を取材した。
特集5 肺がんの術後補助化学療法
補助化学療法の有用性をよく理解して治療を受けることが大切
経口抗がん剤による肺がんの術後の治療。2~3センチの腫瘍径の生存率がアップ
監修●坪井正博 神奈川県立がんセンター呼吸器外科医長
肺がん手術でがん細胞をきれいに切除できても微小転移が起きている可能性がある。この微小転移が徐々に大きくなって再発につながることがあるので、再発予防のための術後補助化学療法としてUFTを服用することで、2~3センチの腫瘍径の患者さんに有効であることが、神奈川県立がんセンター呼吸器外科の坪井正博さんらの無作為化比較試験の結果、明らかになった。補助化学療法は効果が目にみえにくい治療であるため患者さんがその有用性をよく理解する必要があると坪井さんは語る。
特集6 がんの新栄養療法
EPAががんによる炎症も抑え、QOLを改善
「あきらめないがん治療」を支える新たな栄養療法
監修●三木誓雄 三重大学大学院医学系研究科消化管・病院教授
がんという病気は不思議だ。同じ部位、同じ時期に生じたがんでも、その進行は人によって異なる。実は、この進行に炎症が密接に関係していることが明らかになり、それを抑える方法として今、青魚に多く含有している栄養素のEPA(エイコサペンタエン酸)に注目が集まっている。
特集7 ASCO2009報告
適切な治療を、適切な患者に、適切な時に行うことが重要
個別化が進む世界のがん医療
がんの特徴に合わせた、よりターゲットを絞った治療へ――。分子標的薬の登場に加え、遺伝子変異による薬の効き方の違いなどが明らかになってきたことで、がん医療は今、個別化の時代を迎えた。世界最大規模のがん専門学会ASCO(米国臨床腫瘍学会)から、その最前線をレポートする。
特集8 ジェネリック薬
後発医薬品の活用で、高額な治療費の負担が軽くなる可能性あり
家計にやさしいがん医療〜乳がん患者の場合〜
監修●多田敬一郎 東京大学医学部付属病院乳腺内分泌外科講師
乳がんは他のがん種と比べ比較的予後が良好である。この要因として、種々の治療費が存在し、がんの制御が可能となっていることがあげられる。しかし、高額な治療費が多いうえ、長期にわたる薬物療法の治療費が家計を圧迫し、継続的な治療が困難になるケースも見受けられる。徐々にではあるが、乳がんの治療薬にも後発医薬品(ジェネリック)が導入されてきており、それらを上手に選択することが、患者の経済的軽減に役立つ。
患者のためのがんの薬事典57
アリムタ(一般名ペメトレキセドナトリウム水和物)
非小細胞肺がんの「非扁平上皮がん」にはアリムタ
アリムタは、アスベストの曝露が原因とされる悪性胸膜中皮腫患者に有用性が確認された世界で初めての薬剤です。そして、2009年5月、アリムタは「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」にも適応症を拡大しました。今回の適応症の拡大は、これまで有効性に大きな違いがなかった肺がん治療に、薬剤選択の明確な基準を設けるものとなりました。
診断の名人が伝授する検査画像の見方、読み方
第37回 乳がん/マンモグラフィ検査2
白い影が等間隔ではなく、偏って集まる傾向に着目
監修●森山紀之 国立がんセンターがん予防・検診研究センター長
58歳の女性Lさん。乳房に触れると、左が右に比べて硬いことに気付き、心配になり、受診。国立がんセンターを紹介され、乳腺専用のエックス線撮影装置マンモグラフィによる検査を行ったところ、白い微小な影が乳房全体に散在する石灰化したがんが見つかった
よりよい骨髄腫医療を3
最初に移植をしなくても、さまざまな薬を使いながらコントロールしていく
3つの新薬により「15年生存」も可能になった多発性骨髄腫の治療
監修●鈴木憲史 日本赤十字社医療センター血液内科部長
かつて骨髄腫は「3年生存」を目標とするほど予後の悪い病気だったが、いまや「15年生存」を視野に入れた治療が可能になってきた。3種類の新規治療薬、なかでもベルケイド(一般名ボルテゾミブ)の登場が大きなインパクトを与えている。そんな最前線の骨髄腫薬物治療から、変わりゆく骨髄腫治療を探る。
シリーズ16機能温存・機能回復目指して
造血幹細胞移植後に多発する不妊を防ぐために
あきらめないで!!妊娠機能を温存する、放射線から卵巣を守る治療
監修●神田善伸 自治医科大学付属さいたま医療センター血液科教授
若い女性にとって、がん治療で将来の妊娠・出産の可能性を奪われることは大きな苦痛です。日本でも最近ようやく不妊対策に目が向けられるようになりましたが、早くからこの問題に取り組んできたのが、自治医科大学付属さいたま医療センター血液科教授の神田善伸さんです。最近では、放射線から卵巣を守ることで、造血幹細胞移植後の不妊を防ぐことが可能になってきたといいます。
今月のセミナー
進行再発の大腸がんばかりではなく、術後の化学療法としても有効
注目される大腸がんに対するFOLFOXによる術後化学療法
2009年6月11日、株式会社ヤクルトが主催するプレスセミナー「大腸がん治療における国際標準と日本の現状」が都内で行われた。国立がんセンター東病院臨床開発センター長の大津敦さんは、欧米で生存率向上を示した大腸がんの術後化学療法について講演。その新たな術後化学療法とは?
がん相談
甲状腺がん 回答者・杉谷 巌(癌研有明病院頭頸科副部長)
乳がん 回答者・上野貴史(板橋中央病院外科医師)
骨・軟部肉腫 回答者・川井 章(国立がんセンター中央病院整形外科医長)
膵臓がん 回答者・上野秀樹(国立がんセンター中央病院肝胆膵内科医師)
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」対談
最も多い後悔は「会いたい人に会っておかなかった」ということ
緩和ケアはすべての医療の基礎にあるべきだ
ゲスト 大津秀一(松原アーバンクリニック医師・緩和医療医)
書店の医学・医療書コーナーで、『死ぬときに後悔すること』という本が売れている。著者は33歳の若い緩和医療医、大津秀一さんである。現在は東京・世田谷の松原アーバンクリニックでグループ医療に携わっている。医師になって9年、これまで千人の死に寄り添ってきた大津医師と、『がんばらない』『あきらめない』の鎌田實さんに、死ぬときに後悔しないためのヒントを語り合っていただいた。
連載20 紅珊瑚のブレスレット ~がんになって、考えたこと~ 洞口依子
私の生きる道 有里紅良さん(漫画原作者)
乳がんの全身転移と闘いながらフル回転で創作活動を続ける
がんは気合で治せる病気ではないが、気合で生き続けられる病気です
緩和ケア=終末期医療ではない。そのことを、身をもって示してくれているのが有里紅良さんだ。有里さんはがん専門病院の緩和ケア科に通う再発乳がんの患者で、がんは副腎や骨髄に転移している。しかし、今も現役バリバリ。漫画原作者、演劇プロデューサー、創作集団の経営者、3児の母という1人4役をエネルギッシュにこなしている。
シリーズがんと生きる ・手記 川本敏郎
ノンフィクションライターが綴るがんと対峙した7カ月間の記録
人は病を得ることで、支え合って生きることを知る
ノンフィクションライターの川本敏郎氏。彼ががんとわかったのは今年の2月だった。しかもそれは思いもよらぬ重複がん。下咽喉がんと大腸がんというダブルパンチだった。川本氏はがんをどう受け入れ、共にどう生きていこうと決意したのか。自身の手記で綴る。
野崎洋光と牛込紀子の「和のテイストで、免疫力アップ・レシピ」
体を温め、滋養効果のあるおいしい根菜との出会い
(今月の料理)栗おこわ 金目白菜鍋 蕪風呂炊き
届け!がん患者たちの声
患者さんが自分の意志で正しい情報を得られるようにサポートする
情報の地域格差をなくそう!大阪発の情報発信基地が誕生
患者支援活動最前線~米国における患者支援活動・NBCCF取材記~
未来を描く患者たち 報告●桜井なおみ
日本でもがん対策基本法が施行される前後からがん患者活動はかなり盛んになっているが、この道の先進国はやはりアメリカ。そのアメリカにおける患者支援活動の最前線を、乳がん患者の桜井なおみさんが生レポートする。
連載9 私の町の実力病院・クリニック ホーム・ホスピス中尾クリニック
在宅での緩和ケアを“普通”の医療にしたい
「満足」して在宅での最期を――
この国の医療をよくするために 田島知郎
医療崩壊が止まらないこれだけの理由⑨
肝っ玉弁護士「がんのトラブル解決します」解決人 渥美雅子
婚約破棄に伴う式場キャンセル料、慰謝料はどうしたらよいか
いい本に出会う 向井亜紀(タレント)「心に効いた陣中見舞い」
患者と医者のための医療リテラシー講座 西根英一メディカルプロデューサー
「その信念は正しいのか?」
患者会活動レポート 灘・GMC(がんまんくらぶ) 代表 塩見健三
森川那智子のゆるるんヨガで“ほっ”25
コラム&連載
フォト・エッセイ
至福の時間
命を食べる
インターネットで探るがん情報
編集部の本棚
ももセンセーの「患者とともに」
エッセイ 山里より 中島ようこ
イベントへの誘い
読者の交差点
バックナンバーのご案内
定期購読のご案内・編集後記
商品情報・内容
- 出版社:エビデンス社
- 発行間隔:月刊
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