がんサポート 3月号 (発売日2005年02月16日) 表紙
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がんサポート 3月号 (発売日2005年02月16日)

エビデンス社
「がん休眠療法」10年の軌跡 甲状腺がんの標準治療 医療サポート大腸がん・悪性リンパ腫ほか 

がんサポート 3月号 (発売日2005年02月16日)

エビデンス社
「がん休眠療法」10年の軌跡 甲状腺がんの標準治療 医療サポート大腸がん・悪性リンパ腫ほか 

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目次

シリーズ 再発がんの治療最前線
「より多く」から「より適量」へ発想の転換をして、延命をはかった療法の最新成果

「がん休眠療法」10年の軌跡
監修●高橋豊 金沢大学がん研究所助教授

10年前、金沢大学がん研究所助教授の高橋豊さんは縮小なき延命」を打ち出し、がんの休眠療法を提唱した。従来の「縮小なくして延命なし」という抗がん剤治療の常識を覆す斬新な考え方だった。ただ、その療法を実現する戦術が十分でなかったこともあって、大きな批判を浴びた。しかし、高橋さんは、この10年の間に患者によって抗がん剤の投与量を変更する「テーラード・ドーズ化学療法」という新しい戦術を編み出し、より実践的な休眠療法を作り上げ、さまざまな臨床試験で成果を上げるまでに進化を遂げた。

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臓器別、進行別がん標準治療 甲状腺がん編
がんの「進行度」よりも「種類」を見定めることが治療選択のポイント
監修●杉谷巌 癌研究会付属病院頭頸科医長
取材・文●祢津加奈子 医療ジャーナリスト

のど元にある甲状腺。ここにできるがんが甲状腺がん。甲状腺がんの大半は、進行の遅いおとなしいがんです。手術も抗がん剤も何の治療もせず、経過を見るだけでいい場合もあります。といって、侮ってはいけません。数は少ないけれども、命を脅かす怖いがんもあります。甲状腺がんは5種類ありますが、種類によってその性質も、治療法も大きく異なっており、ここが他のがんと大きく違っているところです。この点に注意して、甲状腺がんの診断、治療法を見ていきましょう。

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腫瘍内科の
第一人者渡辺亨チームが医療サポートする 大腸がん編-2
大腸がんの治療に腹腔鏡手術を選択する根拠
サポート医師●朴成和 静岡県立静岡がんセンター診療科部長

内視鏡検査で大腸がんが見つかった斉藤信子さん。「進行したがん」と告知され、頭が真っ白に。腹腔鏡手術と通常のお腹を開く手術のどちらでべきか迷うが、家族のサポートを得て、結局腹腔鏡手術を選択することにした。

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渡辺亨チームが医療サポートする 悪性リンパ腫編-2
抗がん剤4剤に分子標的薬を組み合わせた併用療法を8サイクル
サポート医師●堀田知光 東海大学医学部長

悪性リンパ腫の一種、非ホジキンリンパ腫のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫に侵されていることがわかった会社員・内田清二さん(仮名・54歳)。全身の5カ所にしこりがあり、胃にも浸潤しており、ステージは4期。CHOP療法という抗がん剤に、リツキサンという分子標的薬を組み合わせたR-CHOP療法の治療を受けることになった。

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知っておきたい抗がん剤治療講座 Part2
25年ぶりに生存率改善。悪性リンパ腫の抗がん剤投与間隔短縮療法
画期的な治療法の開発者、サーランド大学(ドイツ)内科教授、ミッヒャエル・フロインドシューインタビュー

前回、抗がん剤治療をする場合、がんの種類や進行度によっては、抗がん剤の用量、投与間隔をきちんと守ることが大切であることを述べました。さらに最近、その上に立って、抗がん剤の用量を下げずに、むしろ投与間隔を短くする方法が新しく開発され、実際に悪性リンパ腫で大きな治療効果を上げることが示されました。その詳細を紹介したいと思います。

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スペシャル対談
大切なのは生きている意味に気づくこと
感動的な体験で生き方が変わればがんを抑えられることがある
「がんばらない」の医師鎌田實VS
WHO心身医学・精神薬理学教授永田勝太郎

この国の危機は、多くの人が生きる意味を失っていることではないかと言う鎌田さん。今回は心療内科医であり、世界的な精神科医フランンクルの弟子でもある永田勝太郎さんと「生きる意味とは何か」をテーマに語ります。現代の緩和医療の問題点やがんの自然退縮のケース、人の寿命に関係するホルモンについてなど、興味深い話題が次々と出てきます。

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がんの痛みをなくす最前線レポートPart2
患者の立場にたって、痛みは徹底して取り除く
佐藤一彦・防衛医科大学病院第1外科医師が体験したがん疼痛治療のアメリカ医療現場見聞記

アメリカ有数の、ハーバード大学の関連病院、マサチューセッツ総合病院(MGH)の疼痛緩和チームに防衛医科大学第1外科医師の佐藤一彦さんが加わり、1年間に渡って研修してきた。アメリカの医学を学んでくる人は多いが、医療でもっとも大事な臨床の現場で実地医療を研修してくる人は少ない。彼我の違いに戸惑いながらもその臨床現場で見聞した貴重な体験は、日本の疼痛緩和医療に一石を投じる貴重なレポートでもある。佐藤さんの12カ月間の集大成とも言えるアメリカ医療の現場報告をお届けする。

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ハイ!赤星たみこの「がんの授業」です 第17時限目
がんの治癒ばかりではなく、子供の心のケアにも光を!

がんは大人だけのものではありません。子供もかかります。しかし、子供がなるがんは、大人のがんとは性質が大きく違うばかりか、病気の表現、告知、心のケア、差別など、大人にはない、さまざまな問題がはらんでいます。今回は病気のことだけではなく、そうした小児がんが抱える精神的、社会的側面にもスポットを当てて勉強していきます。

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がんに負けない安保免疫学実践講座1
自律神経のバランス、白血球のバランスのとれた日常生活を

新潟大学教授の安保徹さんのユニークな免疫理論を日常生活の中に生かすにはどうしたらよいか。
この実践講座では、ここに絞って、そのエッセンスをシリーズで紹介していきたいと思います。
とりわけ食生活、心の改造、免疫力増強などについて、セミナーとも連携をとりながら、できるだけ具体的な方法を道案内したいと思います。

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インターネットで探るがん情報
卵巣がん、婦人科がんの中で最も診断・治療が困難
文●諏訪邦夫 帝京大学八王子キャンパス 

今回は「卵巣がん」です。卵巣がんは進行するまで症状が出にくく、早期発見が難しいという特徴があり、婦人科がんの中でも、死亡率が高く、治療が困難ながんです。また、卵巣腫瘍の大部分は良性ですが、卵巣がんと良性の卵巣腫瘍の判別は難しく、手術をした後にはじめてがんと判ることもあるなど、診断も難しさも問題点の1つです。

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私が選んだがん治療 
「女性の幸せ」、どこまで追求できますか?
文●植杉葉子

子宮頸がんと告げられ、子宮全摘を勧められたとき、女性はだれでも「どうしても、摘出しなければならないのか」と思い悩む。その理由は、「出産を希望したい」「女性としてかけがえのないものを失いたくない」といろいろあるだろう。がんに対するリスクを十分理解した上で、子宮を摘出せず、経過観察をしている患者から、その体験と心境を語ってもらった。
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読者投稿 
有効率18%を信じて、私はイレッサ療法を選んだ

大阪在住の主婦、山上愛さん(71歳)は、2003年秋に小細胞肺がんの宣告を受けた骨転移があり、手術不可能な4期と診断され、当時まだ承認されたばかりだったイレッサを第一選択として選んだ。これが効を奏し、現在も治療を続けながらも、充実した日々を送っているしかし、彼女の幸運は、薬が効いたことだけではなく、支えてくれる多くの人がいたことだ。文中で繰り返し述べられている感謝の言葉が、それを表している。心から感謝したいと思える人がいること、また、そういった気持ちを持つことで、人は前を向くことができる。がんになることで、大切なものを見つけることができた、「幸福な」がん患者さんの闘病記だ

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サバイバーの肖像
がんになっても明るいところを見せたい
スキンヘッドでヌード写真を撮った「史上最凶の乳ガン患者」
川上きのぶ(陶芸家)

スキンヘッドにパンクファッションでホームページに登場し、自らを「史上最凶の乳ガン患者」と呼ぶ川上さん。「乳がん患者だからって、みんな健気にならなくてもいいんじゃない。私のサイトを見て笑ってもらえたらそれでいい」とにこやかに話す。がんを体験したことで新しい自己表現が加わり、川上さんは今1人の芸術家として、しなやかに、前向きに、歩いている

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私の生きる道
後腹膜腫瘍を克服したプロレスラーに西村修
自らのレスラー生命を救った一瞬の決断

リングの上で数多くの選手と闘ってきたプロレスラーに西村修。1998年、西村は突然試合を欠場。その理由は後腹膜腫瘍という、極めてめずらしいがんだった。診断がつくまで西村はいくつも病院をめぐり、手術後の治療法も自分で選択していく。そして自らが見つけたライフスタイルで免疫力を高め、がんを克服して再びリングに戻ってきた。

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心とからだをケアする処方箋――16
抗がん剤治療中の吐き気と嘔吐は適切な予防で改善できる!
アドバイスと監修●岩瀬 哲 キャンサーネットジャパン科学ディレクター

抗がん剤治療につきまとう吐き気と嘔吐は経験した人でないとわからない」といわれるほどつらいものです。症状が出てから対応するのではなく、出る前の予防が大切です」と強調する東京大学医学部付属病院・緩和ケア診療部副部長の岩瀬 哲医師に、国際的なエビデンスに基づく適切な予防法について伺いました。
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患者のための抗がん剤事典 ナベルビン

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患者にやさしい医療
高齢の血液がん患者でも移植が可能なさい帯血ミニ移植
監修●谷口修一部長 虎の門病院血液科
取材・文●松沢 実 医療ジャーナリスト

母親と赤ちゃんを繋ぐへその緒や胎盤に含まれるさい帯血を移植することで、骨髄移植と同等の効果をあげるさい帯血移植が注目を集めている。さい帯血胃移植には『造血細胞の増殖能力高く異常反応が少ない』『白血球型が一部不適合でも移植可能』『ドナーの負担がない』など、骨髄移植に勝る多くのメリットがある。虎の門病院血液科の谷口さんらは、これに移植前の放射線照射と抗がん剤の投与を最小限(ミニマム)におさえ、患者自身の強い免疫反応によって白血病細胞を殺す、ミニ移植を加えた治療で良好な成績を上げている。

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俵萠子の患者会リレーインタビュー
がん体験から命を見つめ自分らしく生きる
支え合う会「α」代表 土橋律子 副代表 五十嵐昭子

支え合う会「α」には、いろいろな患者が参加している。参加する患者は、はじめは再発や転移の不安で死を意識し、心が落ち着かなくても、苦悩を分かち合い、励まし合うことで徐々に自分を取り戻し、さらにその人が本来持っていた良さがプラスとなって、「α」の活動に還元されてくるという。

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海外ガイドラインシリーズ 002
英国血液学標準化委員会の「多発性骨髄腫のサリドマイド療法」ガイドライン
「悪魔の薬」から「福音の薬」へ
監修●岩瀬哲
取材・文●佐鳥麻美

みなさんはサリドマイドと聞くと、この薬を飲んだ母親から、重い障害を持った子供が次々と生まれたという事件を思い起こす方も多いでしょう。しかし今、悪魔の薬とまで言われたサリドマイドが、がん治療の世界で脚光を浴びています。実は、サリドマイドには血管が新しく造られる作用を抑制する血管新生抑制という作用があります。この作用を利用して、がんに栄養を取り入れる血管を造らせず、兵糧責めにしようというのです。こうした効果は、特に進行した多発性骨髄腫に対して非常に有効です。今回は英国血液学標準化委員会の「多発性骨髄腫のサリドマイド療法」ガイドラインを紹介します。

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がんと生きる 第15回
がんと難病の二重苦にも負けない生き方の秘訣
ジャーナリスト●柴野徹夫

がんを抱え、治療法のない難病を抱えながら笑っている患者がいる。ジャーナリストの柴野哲夫さん、その人だ。柴野さんも、がんの疑いが分かったときはイライラし、焦燥感に駆られた。しかし、胃がんと診断されてからはイキイキと仕事を続けているという。どこが、もがき苦しみうちひしがれるがん患者たちと違うのか。戦争、ジャーナリズムを通して培った、柴野さんの死生観を探ってみたい。

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商品情報・内容

■ 信頼度NO.1のがん実用誌!がんと生きるすべての人を応援します。

がんサポートは、世界最新の科学的根拠(エビデンス)に基づいた視点から、良質な正しい医療情報を厳選し、提供していきます。エビデンス(Evidence)とは、根拠があって明白な証拠、を意味する英語。常に信頼の置ける情報と知識を提供することを使命と考えます。がんサポートは、がん患者さん・ご家族の方々の求めに応えるために、がん患者さんやがん患者団体の代表の方に企画に参加していただき、と同時にがん患者(読者)参加記事をできるだけ多くして、患者さんと共に考え編集していく考えです。患者さんにやさしい雑誌にしようと、できるだけ軽くて、環境にもやさしい用紙を用い、文字も大きくしました。「役立つ・読みやすい・わかりやすい・支え・癒し」をモットーに編集していきます。

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■ 2009年12月16日発売号

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