目次
2012年8月号 乳がん最新特集
特集1 知りたい病理診断
乳がんの顔つき、大きさを見極め、今後の治療方針を決める病理診断
個別化治療が進むなか、大きな役割を果たす病理診断
監修●増田しのぶ 日本大学医学部病態病理学系腫瘍病理学分野教授
病理診断の結果により、その後の治療方針も決まるため、がんの治療において病理診断の役割はきわめて大きいといえます。病理診断を通じて、自分の乳がんの状態やタイプを知ることは、良い治療を受ける上でも大切なポイントとなります。
特集2 術前化学療法
温存と治療予測というメリットも!乳がんの「術前化学療法」
昨年からハーセプチンも使えるように。新たな新薬登場のも期待
監修●海瀬博史 東京医科大学乳腺科助教
乳房温存手術が難しい比較的大きながんをもつ患者さんに行われる術前化学療法。
術前化学療法は、術後化学療法と比べて、「乳房温存率の向上」と「わずか半年の
化学療法で10年後をある程度予想可能にする」という大きなメリットが確認された。
また、ハーセプチンの登場後、新しい治療薬の開発が進み、実用化はそう遠くはない
と見られている。
特集3 乳房切除と再建 山崎多賀子の生きる力が湧く「キレイ塾」連載25
温存か、全摘出して乳房再建か
今、関心が集まっている再建。再建法のあれこれを解説します!
監修●大渕 徹 大船中央病院乳腺外科部長
乳がん患者にとって運命の分かれ道? 温存か、はたまた全摘出か。
でも、たとえおっぱいを失っても、乳房再建という「取り戻す」道がある。
特集4トリプルネガティブ乳がん
新たな選択肢も!最新トリプルネガティブ治療
術前化学療法で3~5割の患者さんのがんが消えている!
監修●杉江知治 京都大学大学院医学研究科外科学講座乳腺外科准教授
薬物治療の方法が限られ、予後が思わしくないとされるトリプルネガティブ乳がんだが、最近は、抗がん剤によく反応するタイプが明らかになり、年齢による効果的な薬剤の使い分けも見えてきた。術前、再発・転移時の治療として、どの薬剤をどう使ったらいいか、効果的な選択は? 期待される新規治療は? 最新情報を紹介する。
特集5 再発乳がん最新薬物療法
治癒も見えてきた!?再発乳がんの最新薬物療法
ホルモン剤、抗がん剤、分子標的薬の正しい使い方。新薬も登場
監修●河野範男 東京医科大学乳腺科教授
再発乳がんの薬物療法は、近年飛躍的に進歩している。新薬が次々と承認され、治療の選択肢も増えてきた。また、現在臨床試験が進行中のものなど、将来有望な薬剤が控えていることも見逃せない。
特集6 ホルモン療法副作用ケア
ホルモン療法のつらい副作用を漢方で乗り切る
ホットフラッシュ、関節痛、倦怠感を抑えられるか?古くて新しい薬
監修●岡本英輝 千葉大学大学院医学研究院和漢診療学講座特任助教
ホルモン療法は抗がん剤治療に比べ副作用は小さいが、継続するべき期間は長くなるので、小さな副作用でも問題となります。千葉大学付属病院和漢診療科ではそんな副作用を軽減するために漢方の処方が行われています。
特集7 爪・皮膚障害の対策
抗がん剤の副作用、爪・皮膚障害はフローズングローブで予防!
手足を冷やすことで抗がん剤の影響を減らし障害を軽減する
監修●中山貴寛 大阪府立成人病センター乳腺・内分泌外科副部長
乳がんの抗がん剤治療では、爪障害が現れることが多い。ひどい場合は爪がはがれてしまうなど、大きな痛みを伴うことも多い。そういった状況を改善するのに、大きな期待が寄せられているのが凍結手袋、いわゆるフローズングローブだ。改良型も間もなく登場するという。
特集8 副作用対策看護師座談会
新しい制吐薬の登場で、悪心・嘔吐を怖がらなくてもいい時代に
抗がん剤治療を受ける人のための新しい悪心・嘔吐対策
花出正美・がん研究会有明病院がん看護専門看護師
藤木由佳子・がん研究会有明病院外来治療センター看護師長
横井麻珠美・がん研究会有明病院がん化学療法看護認定看護師
抗がん剤治療というと、強い吐き気と嘔吐に苦しめられるイメージを持っている人が多い。しかし、それはすでに過去の話。優れた制吐薬が登場した現在、実際に嘔吐することはほとんどないという。現在の悪心・嘔吐対策について語り合ってもらった。
特集9 がんと生きる88 大久保真千子(声楽家)
「どう生きたら幸せになれるのか、一生懸命考えています
乳がんと最愛の夫の死を乗り越え、患者会の開催や声楽活動に取り組む
43歳で乳がんを発症し、右乳房を全摘。術後、乳房再建を経て、患者同士で気軽におしゃべりができる患者会を作った大久保真千子さん。その後、最愛の夫を小細胞肺がんで失い、深い悲しみに襲われるが、これからは1番好きなことをやろうと決心。乳房だけでなく夫まで奪ったがんに、大久保さんはどのように向き合い、闘ったのか。
患者のためのASCO最新特集
より良いがん治療を受けるための最新知見!続々
「免疫」の仕組みを利用したがん治療薬の時代へ
世界中から約3万人ものがん領域の専門家が集まり、最新の治療成果が発表される米国臨床腫瘍学会(ASCO)。これまでの標準治療を大きく変え得る新薬登場など、今年もさまざまな最新トピックスが発表された。その最前線をレポートする。
「肺がん・大腸がん・胃がん」の化学療法に関する最新情報
経口抗がん剤の効果など日本発の臨床試験データが注目を集めた
進行非小細胞肺がんの初回治療として、標準治療に劣らない成績を示した経口薬「TS-1」の併用療法、大腸がんの術後補助化学療法として、標準薬に劣らない効果を示した経口薬「UFT」の併用療法、胃がんの2次治療に関する最新データなど、注目された3つの発表をレポートする。
がんトピックス ASCO編
祢津加奈子の新・先端医療の現場18
ひと穴から手術の全てを行う「単孔式内視鏡手術」に挑む理由
監修●金平永二 メディカルトピア草加病院院長
最近、内視鏡手術でもたったひとつの穴から全ての操作を行う「単孔式内視鏡手術」が注目を集めている。先駆者の1人であるメディカルトピア草加病院院長の金平永二さんは「傷痕はほとんどわからなくなりますが、がんの場合は安全性の確保が第1です」と語っている。
飲み間違いなどのメディケーションエラーを防ぐための患者さんと家族の心得
増えるオピオイド鎮痛薬に、患者さんはどう対応したらよいか
監修●岡本禎晃 市立芦屋病院薬剤部長・緩和薬物療法認定薬剤師
がん患者さんの約8割は、何らかの痛みを感じるといわれています。しかし、こうした痛みの多くは、医療用麻薬(オピオイド)を適切に使うことで和らげることが可能です。現在では様々な種類のオピオイド鎮痛薬が存在しており、飲み間違いや使い方の誤りといった事故(メディケーションエラー)が起こる危険性が増えています。これを防ぐには、オピオイドについて正しい知識を持つことが大切です。
患者のためのがん薬事典84 ランマーク(一般名デノスマブ)
がんの骨転移による骨病変を管理する新薬
乳がん、前立腺がん、肺がんなどのがんでは、骨への転移が起こり易く、その管理が重要です。骨転移があると、骨に激しい痛みが発生したり、骨折が起きたりすることで、患者さんのQOLは著しく低下します。こうした事態を防ぐため、新たな治療薬「ランマーク」が登場しました。骨病変の薬としては初めての分子標的薬で、その優れた効果が注目を集めています。
この国の医療をよくするために連載62 田島知郎 東海大学医学部名誉教授
島村義樹の知らナイト! 臨床試験❾
がん相談
肝がん 回答者・森安史典 東京医科大学消化器内科教授
悪性リンパ腫 回答者・岡元るみ子 東京都立駒込病院化学療法科医長
子宮・卵巣がん 回答者・上坊敏子 社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター長
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」
絶望が希望を連れてやって来た
会社に辞表を出したと同時に右胸に痛みが……敏腕編集者を襲った乳がんとの闘い
山口ミルコ エッセイスト
幻冬舎時代、五木寛之さんの『大河の一滴』など多くのベストセラーを担当し、辣腕女性編集者と言われた山口ミルコさんは、09年に幻冬舎を退社してすぐ、乳がんの手術を受けた。今年初め、その闘病記『毛のない生活』(ミシマ社)を発表した。鎌田實さんが会社員からライターに転じた山口ミルコさんの心境に迫った——。
私の生きる道 金 哲彦さん ランニングコーチ
再発への不安はフルマラソンを走ることで乗り越えました
大腸がんを克服した市民ランナーのカリスマコーチ・金哲彦さん
年齢が若く、健康に自信のある人は、健康診断でがんのシグナルが出ているのに、それを放置しておく人も多い。マラソン・駅伝の解説者、市民ランナーの指導者として知られる金哲彦さんも、その1人だ。健康診断で便潜血反応が認められたものの、詳しい検査を受けず、4年後に突然大量下血に見舞われ、大腸がんが見つかった。
シリーズ がんになった著名人 最期の生き方、最期の死に方⑱
世論を笑い飛ばした名コラムニストは最期までペンを握り続けた――。
死を恐れず、生の限界まで仕事を続けた稀代の辛口人
山本夏彦さん(コラムニスト・編集者)享年87
連載第5 人気がんサイト 『がん患者のあきらめない診察室』
連載5 がんブログの達人その人気のヒミツ 達人ナンバー❺ nonさん
連載53紅珊瑚のブレスレット〜がんになって、考えたこと〜 洞口依子
野崎洋光の旬を味わう免疫アップレシピ 今月の旬(穴子・トマト・じゃがいも)
「こんな医師にかかりたい」 File4 金 達浩・東大宮総合病院外科部長
届け!患者たちの声64
職場で、社会で、脳腫瘍治療後の後遺症を理解してほしい
脳腫瘍の治療後は、つかれやすさ、言語の出にくさをはじめとした、実に多様な後遺症が出る。患者さんは、後遺症によって生活がどうなるのかわからない、将来が見えない不安のなかにいる。加えて、これらの後遺症が周囲から理解されにくいため、社会復帰への障害となったり、そのことがさらに精神的な負担となる。患者さん家族が治療後を生きやすくするために、今、何が求められているのか。
今月のセミナー
分子標的薬など、新規薬剤の登場で変わる大腸がん治療の今
いい本に出会う 鈴木秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)
連載20 腫瘍内科医のひとり言 佐々木常雄 がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長
支援ではなく、支柱がはずされている
仕事をしながら療養する 山田裕一さん
障害者雇用枠で契約社員に。2つの資格取得でステップアップ
連載34 肝っ玉弁護士のがんのトラブル解決します
連帯保証している叔父が亡くなったが、債務はどうなる?
患者を支えるということ17 義肢装具士
失った手足を取り戻し、日常生活を支援
早期訓練で、患者さんもより早く社会復帰へ
監修●石倉祐二 石倉義肢製作所
患者会活動レポート
アットホームな雰囲気で心の交流を持ちながら頑張っていく
高知医療センターがん患者会サロン「池の会」代表 島内 亮
コラム&連載
フォト・エッセイ 至福の時間/命を食べる 季節を味わう/編集部の本棚/FP黒田尚子のがん節約術/新・リテラシー講座/森川那智子のゆるるんヨガで“ほっ”!/イベントへの誘い/読者の交差点/バックナンバーのご案内/定期購読のご案内・編集後記/読者アンケートのお願い
特集1 知りたい病理診断
乳がんの顔つき、大きさを見極め、今後の治療方針を決める病理診断
個別化治療が進むなか、大きな役割を果たす病理診断
監修●増田しのぶ 日本大学医学部病態病理学系腫瘍病理学分野教授
病理診断の結果により、その後の治療方針も決まるため、がんの治療において病理診断の役割はきわめて大きいといえます。病理診断を通じて、自分の乳がんの状態やタイプを知ることは、良い治療を受ける上でも大切なポイントとなります。
特集2 術前化学療法
温存と治療予測というメリットも!乳がんの「術前化学療法」
昨年からハーセプチンも使えるように。新たな新薬登場のも期待
監修●海瀬博史 東京医科大学乳腺科助教
乳房温存手術が難しい比較的大きながんをもつ患者さんに行われる術前化学療法。
術前化学療法は、術後化学療法と比べて、「乳房温存率の向上」と「わずか半年の
化学療法で10年後をある程度予想可能にする」という大きなメリットが確認された。
また、ハーセプチンの登場後、新しい治療薬の開発が進み、実用化はそう遠くはない
と見られている。
特集3 乳房切除と再建 山崎多賀子の生きる力が湧く「キレイ塾」連載25
温存か、全摘出して乳房再建か
今、関心が集まっている再建。再建法のあれこれを解説します!
監修●大渕 徹 大船中央病院乳腺外科部長
乳がん患者にとって運命の分かれ道? 温存か、はたまた全摘出か。
でも、たとえおっぱいを失っても、乳房再建という「取り戻す」道がある。
特集4トリプルネガティブ乳がん
新たな選択肢も!最新トリプルネガティブ治療
術前化学療法で3~5割の患者さんのがんが消えている!
監修●杉江知治 京都大学大学院医学研究科外科学講座乳腺外科准教授
薬物治療の方法が限られ、予後が思わしくないとされるトリプルネガティブ乳がんだが、最近は、抗がん剤によく反応するタイプが明らかになり、年齢による効果的な薬剤の使い分けも見えてきた。術前、再発・転移時の治療として、どの薬剤をどう使ったらいいか、効果的な選択は? 期待される新規治療は? 最新情報を紹介する。
特集5 再発乳がん最新薬物療法
治癒も見えてきた!?再発乳がんの最新薬物療法
ホルモン剤、抗がん剤、分子標的薬の正しい使い方。新薬も登場
監修●河野範男 東京医科大学乳腺科教授
再発乳がんの薬物療法は、近年飛躍的に進歩している。新薬が次々と承認され、治療の選択肢も増えてきた。また、現在臨床試験が進行中のものなど、将来有望な薬剤が控えていることも見逃せない。
特集6 ホルモン療法副作用ケア
ホルモン療法のつらい副作用を漢方で乗り切る
ホットフラッシュ、関節痛、倦怠感を抑えられるか?古くて新しい薬
監修●岡本英輝 千葉大学大学院医学研究院和漢診療学講座特任助教
ホルモン療法は抗がん剤治療に比べ副作用は小さいが、継続するべき期間は長くなるので、小さな副作用でも問題となります。千葉大学付属病院和漢診療科ではそんな副作用を軽減するために漢方の処方が行われています。
特集7 爪・皮膚障害の対策
抗がん剤の副作用、爪・皮膚障害はフローズングローブで予防!
手足を冷やすことで抗がん剤の影響を減らし障害を軽減する
監修●中山貴寛 大阪府立成人病センター乳腺・内分泌外科副部長
乳がんの抗がん剤治療では、爪障害が現れることが多い。ひどい場合は爪がはがれてしまうなど、大きな痛みを伴うことも多い。そういった状況を改善するのに、大きな期待が寄せられているのが凍結手袋、いわゆるフローズングローブだ。改良型も間もなく登場するという。
特集8 副作用対策看護師座談会
新しい制吐薬の登場で、悪心・嘔吐を怖がらなくてもいい時代に
抗がん剤治療を受ける人のための新しい悪心・嘔吐対策
花出正美・がん研究会有明病院がん看護専門看護師
藤木由佳子・がん研究会有明病院外来治療センター看護師長
横井麻珠美・がん研究会有明病院がん化学療法看護認定看護師
抗がん剤治療というと、強い吐き気と嘔吐に苦しめられるイメージを持っている人が多い。しかし、それはすでに過去の話。優れた制吐薬が登場した現在、実際に嘔吐することはほとんどないという。現在の悪心・嘔吐対策について語り合ってもらった。
特集9 がんと生きる88 大久保真千子(声楽家)
「どう生きたら幸せになれるのか、一生懸命考えています
乳がんと最愛の夫の死を乗り越え、患者会の開催や声楽活動に取り組む
43歳で乳がんを発症し、右乳房を全摘。術後、乳房再建を経て、患者同士で気軽におしゃべりができる患者会を作った大久保真千子さん。その後、最愛の夫を小細胞肺がんで失い、深い悲しみに襲われるが、これからは1番好きなことをやろうと決心。乳房だけでなく夫まで奪ったがんに、大久保さんはどのように向き合い、闘ったのか。
患者のためのASCO最新特集
より良いがん治療を受けるための最新知見!続々
「免疫」の仕組みを利用したがん治療薬の時代へ
世界中から約3万人ものがん領域の専門家が集まり、最新の治療成果が発表される米国臨床腫瘍学会(ASCO)。これまでの標準治療を大きく変え得る新薬登場など、今年もさまざまな最新トピックスが発表された。その最前線をレポートする。
「肺がん・大腸がん・胃がん」の化学療法に関する最新情報
経口抗がん剤の効果など日本発の臨床試験データが注目を集めた
進行非小細胞肺がんの初回治療として、標準治療に劣らない成績を示した経口薬「TS-1」の併用療法、大腸がんの術後補助化学療法として、標準薬に劣らない効果を示した経口薬「UFT」の併用療法、胃がんの2次治療に関する最新データなど、注目された3つの発表をレポートする。
がんトピックス ASCO編
祢津加奈子の新・先端医療の現場18
ひと穴から手術の全てを行う「単孔式内視鏡手術」に挑む理由
監修●金平永二 メディカルトピア草加病院院長
最近、内視鏡手術でもたったひとつの穴から全ての操作を行う「単孔式内視鏡手術」が注目を集めている。先駆者の1人であるメディカルトピア草加病院院長の金平永二さんは「傷痕はほとんどわからなくなりますが、がんの場合は安全性の確保が第1です」と語っている。
飲み間違いなどのメディケーションエラーを防ぐための患者さんと家族の心得
増えるオピオイド鎮痛薬に、患者さんはどう対応したらよいか
監修●岡本禎晃 市立芦屋病院薬剤部長・緩和薬物療法認定薬剤師
がん患者さんの約8割は、何らかの痛みを感じるといわれています。しかし、こうした痛みの多くは、医療用麻薬(オピオイド)を適切に使うことで和らげることが可能です。現在では様々な種類のオピオイド鎮痛薬が存在しており、飲み間違いや使い方の誤りといった事故(メディケーションエラー)が起こる危険性が増えています。これを防ぐには、オピオイドについて正しい知識を持つことが大切です。
患者のためのがん薬事典84 ランマーク(一般名デノスマブ)
がんの骨転移による骨病変を管理する新薬
乳がん、前立腺がん、肺がんなどのがんでは、骨への転移が起こり易く、その管理が重要です。骨転移があると、骨に激しい痛みが発生したり、骨折が起きたりすることで、患者さんのQOLは著しく低下します。こうした事態を防ぐため、新たな治療薬「ランマーク」が登場しました。骨病変の薬としては初めての分子標的薬で、その優れた効果が注目を集めています。
この国の医療をよくするために連載62 田島知郎 東海大学医学部名誉教授
島村義樹の知らナイト! 臨床試験❾
がん相談
肝がん 回答者・森安史典 東京医科大学消化器内科教授
悪性リンパ腫 回答者・岡元るみ子 東京都立駒込病院化学療法科医長
子宮・卵巣がん 回答者・上坊敏子 社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター長
鎌田實の「がんばらない&あきらめない」
絶望が希望を連れてやって来た
会社に辞表を出したと同時に右胸に痛みが……敏腕編集者を襲った乳がんとの闘い
山口ミルコ エッセイスト
幻冬舎時代、五木寛之さんの『大河の一滴』など多くのベストセラーを担当し、辣腕女性編集者と言われた山口ミルコさんは、09年に幻冬舎を退社してすぐ、乳がんの手術を受けた。今年初め、その闘病記『毛のない生活』(ミシマ社)を発表した。鎌田實さんが会社員からライターに転じた山口ミルコさんの心境に迫った——。
私の生きる道 金 哲彦さん ランニングコーチ
再発への不安はフルマラソンを走ることで乗り越えました
大腸がんを克服した市民ランナーのカリスマコーチ・金哲彦さん
年齢が若く、健康に自信のある人は、健康診断でがんのシグナルが出ているのに、それを放置しておく人も多い。マラソン・駅伝の解説者、市民ランナーの指導者として知られる金哲彦さんも、その1人だ。健康診断で便潜血反応が認められたものの、詳しい検査を受けず、4年後に突然大量下血に見舞われ、大腸がんが見つかった。
シリーズ がんになった著名人 最期の生き方、最期の死に方⑱
世論を笑い飛ばした名コラムニストは最期までペンを握り続けた――。
死を恐れず、生の限界まで仕事を続けた稀代の辛口人
山本夏彦さん(コラムニスト・編集者)享年87
連載第5 人気がんサイト 『がん患者のあきらめない診察室』
連載5 がんブログの達人その人気のヒミツ 達人ナンバー❺ nonさん
連載53紅珊瑚のブレスレット〜がんになって、考えたこと〜 洞口依子
野崎洋光の旬を味わう免疫アップレシピ 今月の旬(穴子・トマト・じゃがいも)
「こんな医師にかかりたい」 File4 金 達浩・東大宮総合病院外科部長
届け!患者たちの声64
職場で、社会で、脳腫瘍治療後の後遺症を理解してほしい
脳腫瘍の治療後は、つかれやすさ、言語の出にくさをはじめとした、実に多様な後遺症が出る。患者さんは、後遺症によって生活がどうなるのかわからない、将来が見えない不安のなかにいる。加えて、これらの後遺症が周囲から理解されにくいため、社会復帰への障害となったり、そのことがさらに精神的な負担となる。患者さん家族が治療後を生きやすくするために、今、何が求められているのか。
今月のセミナー
分子標的薬など、新規薬剤の登場で変わる大腸がん治療の今
いい本に出会う 鈴木秀子(国際コミュニオン学会名誉会長)
連載20 腫瘍内科医のひとり言 佐々木常雄 がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長
支援ではなく、支柱がはずされている
仕事をしながら療養する 山田裕一さん
障害者雇用枠で契約社員に。2つの資格取得でステップアップ
連載34 肝っ玉弁護士のがんのトラブル解決します
連帯保証している叔父が亡くなったが、債務はどうなる?
患者を支えるということ17 義肢装具士
失った手足を取り戻し、日常生活を支援
早期訓練で、患者さんもより早く社会復帰へ
監修●石倉祐二 石倉義肢製作所
患者会活動レポート
アットホームな雰囲気で心の交流を持ちながら頑張っていく
高知医療センターがん患者会サロン「池の会」代表 島内 亮
コラム&連載
フォト・エッセイ 至福の時間/命を食べる 季節を味わう/編集部の本棚/FP黒田尚子のがん節約術/新・リテラシー講座/森川那智子のゆるるんヨガで“ほっ”!/イベントへの誘い/読者の交差点/バックナンバーのご案内/定期購読のご案内・編集後記/読者アンケートのお願い
商品情報・内容
- 出版社:エビデンス社
- 発行間隔:月刊
■ 信頼度NO.1のがん実用誌!がんと生きるすべての人を応援します。
がんサポートは、世界最新の科学的根拠(エビデンス)に基づいた視点から、良質な正しい医療情報を厳選し、提供していきます。エビデンス(Evidence)とは、根拠があって明白な証拠、を意味する英語。常に信頼の置ける情報と知識を提供することを使命と考えます。がんサポートは、がん患者さん・ご家族の方々の求めに応えるために、がん患者さんやがん患者団体の代表の方に企画に参加していただき、と同時にがん患者(読者)参加記事をできるだけ多くして、患者さんと共に考え編集していく考えです。患者さんにやさしい雑誌にしようと、できるだけ軽くて、環境にもやさしい用紙を用い、文字も大きくしました。「役立つ・読みやすい・わかりやすい・支え・癒し」をモットーに編集していきます。
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