NIPPON
巻頭論考
正確で安定した日本理解を生む「学術外交」の重要性
…猪木武徳
フィールドワーク/日本を歩く
闘牛、くも合戦に自然と人間の交流を見る…チョムナード・シティサン
ジャズ喫茶を訪ねて日本列島を歩く…マイク・モラスキー
近代ナショナリズムの研究を通して現代の課題を見出す…ブリッジ・タンカ
ヤクザは日本社会の拡大鏡である…ヤコブ・ラズ
数河獅子のルーツを求めて奥飛騨を行く…李応寿(イ・ウンス)
日本映画の研究から中日の映画人交流が始まった…倪震(ニイ・チェン)
日本の話芸は「聞くこと」の楽しみを教えてくれた…マティルデ・マストランジェロ
欧米の学者による初の京都の都市史を書く…マシュー・スタブロス
日本とアジアの米軍基地の街を調査する…シーラ・スミス
近代化で変わりつつある霊能者の姿を追う…ヤニス・ガイタニディス
日本企業の「親分と子分」関係の変化を探る…メリーケ・スティーブンス
オーストラリアにおける日本研究の歴史…ケント・アンダーソン
「日本研究の危機」から支援プログラムが生まれる 茶野純一
特別対談 日本が積極的に国際貢献するとき…ケネス・パイル×グレン・S.フクシマ
人文科学に社会科学が加わり日本研究は多様化した
――インドネシア大学の事例を中心に…バクティアル・アラム
グラビア 「WA-日本のデザインと調和の精神」展 国際巡回展スタート!
パーソン 音楽で人の心を慰めるサラエボの音楽家エミール・ヌハノヴィッチさん
連続エッセイ「をちこち散歩」
シンガポールの形容詞…束芋
ソウルに生まれた新名所…五十嵐太郎
日本の大学院生…テッサ・モーリス-スズキ
シリーズ 文化による都市創造22 サンタフェ
「創造的ツーリズム」が本物の体験と感動を生む…レベッカ・ワーズバーガー
ジャパンファウンデーション事業ハイライト
作家 スチュアート・ダイベックに聞く
僕は物語を書きながら物語自身の声に耳を傾ける…聞き手 柴田元幸
アチェの子どもたちと再び演劇や詩の創作に挑む…花崎 攝
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより 東南アジア)
互いの音を認め合う。それがジャズの命だ…三好“3吉”功郎
バックナンバー・ガイド/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年2月~3月)
遠近(をちこち)の内容
- 出版社:山川出版社
- 発行間隔:隔月刊
- サイズ:B5判
国際交流がつなぐ彼方と此方
『遠近』は、日本語・日本文化を海外に知らしめ、さらに諸外国との相互理解を深めたい、また、「国家と国家」だけでなく「人と人」を結ぶ文化の掛け橋としての役割を果たしたいという想いを込め、場所と時を示す指示代名詞で、「あちらこちら・ここかしこ」「未来と現在」を意味するやまと言葉に由来しています。毎号、特集テーマを設けて文化交流に関する記事を組み、エッセイ、対談等のほか、当基金の活動紹介記事等を掲載しています。文化交流に携わるすべての人々の必読書として、ぜひご愛読いただきたいと思います。
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