遠近(をちこち) 発売日・バックナンバー

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特集
海外で活躍している日本人が、ここにもいる

巻頭対談
内向き志向の日本から再び、世界へ飛び出せ
…樺山紘一×北岡伸一×道傳愛子


自分が出会った関心の先に、世界とのつながりがある――社会起業に挑戦する若者たち…井上英之
エッセイ 多言語世界の一角で…多和田葉子
米同時多発テロのあと、私のアフガニスタン暮らしが始まった…安井浩美
ルワンダ大虐殺後の和解と共生の歩みを支援する…佐々木和之
インタビュー 樫本大進
11歳でドイツに行くと答えたとき音楽家になる予感がした…聞き手・赤川省吾


世界との出会いが可能性を開く

アメリカ 想田和弘(映画作家)
僕の作品は日本映画なのか、アメリカ映画なのか

インドネシア 鈴木伸幸(俳優)
インドネシアで俳優になった。客席の息をのむ緊張感

ロシア 岩田守弘(バレエダンサー)
ボリショイ劇場随一のキャラクター・ダンサーになる…文・北川剛史+北川裕子

スウェーデン 横田宗隆(パイプオルガン製作家)
古い様式のパイプオルガンを製作・復元する

フランス 黒田アキ(アーティスト)
多様なスタイルの作品群が同じ創造のマグマから生まれる
…文・飛幡祐規

フランス レイコ・クルック(特殊メーキャップ・アーティスト)
特殊メーキャップの世界を極め、スキン・アートへと昇華させた…文・飛幡祐規

中国 加藤嘉一(大学院生)
対日世論が悪化するなか、新たな学生交流を立ち上げた

中国 安永博信(起業家)
中国で起業。チャレンジする勇気と諦めない強さが必要だ

カザフスタン 今用雄二(建築家)
日本とヨーロッパの中間の地で建築設計事務所を立ち上げた

エジプト 木村佳寿美(ベリーダンサー)
自分のなかにある熱いものを表現できる踊りに出会えた…聞き手・佐藤幸治

ブラジル 小原明子(ダンサー)/川村真倫子(教育者)/小長野道則(森林農業)
日本人の文化や考え方がブラジル文化を豊かにする…文・深沢正雪


宮崎駿の作品はアメリカのアニメに影響を与えている…スーザン・ネイピア
文化支援活動のモノサシの置きどころ…塩谷陽子
商品のネーミングに日本のイメージが現れる…井上章一


グラビア パリ日本文化会館で「出発――6人のアーティストによる旅」展 開催中!
パーソン 都市開発への取り組みから持続可能な社会を目指す マルコ・クスマウィジャヤさん


連続エッセイ をちこち散歩
景色の編集…束芋
北京の忘れがたい兄弟ビル…五十嵐太郎
墨絵の中の世界…テッサ・モーリス―スズキ


2009年度 国際交流基金賞 授賞式 受賞のことば
特集
国境を越える人々と国家の関係

巻頭対談
人の移動は軋轢を生みつつも未来を切り開く
…井口 泰×桜井啓子×渡辺 靖


エッセイ わたしはなぜ旅に出るか…四方田犬彦
国際比較と時間のなかで日本の移民政策を考える…小井土彰宏
グローバル化のなかで学生・大学の流動化が進んでいる…太田 浩

エッセイ わたしはいつもノートを持って飛行機に乗り込む…黒木 亮
彼らは移動によって難民となる――グローバル化のなかで加速する国際強制移動…小泉康一
地元と一体化した日本の中華街は世界でも珍しい…王 維
オオクボは日々新陳代謝する多文化と多様性の都市だ…稲葉佳子
在日エスニック・メディアが同胞社会と地域社会を結ぶ…白水繁彦
列島の古代人にグローバリゼーションを学ぶ…田中史生

グラビア 第53回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館展示から
パーソン 日本とフィリピンの環境問題を考えるアーティスト マリア・ロザリー・ゼルードさん


連続エッセイ をちこち散歩
自分スペック…束芋
ペチャクチャナイト初体験…五十嵐太郎
これでも東京?…テッサ・モーリス―スズキ


海外レポート をちこちwatch
ミシガン湖畔のビーチ(アメリカ)/不思議な日本語の広告(オーストラリア)
KOKESHIがホット(マレーシア)/大統領選挙の投票所(インドネシア)
上海の五つ星タクシー(中国)/タフな結婚式(ハンガリー)
東京ナンバーのバイク(韓国)/定番メニュー「寿司ピザ」(カナダ)


ジャパンファウンデーション事業ハイライト
特別寄稿
新しい世代の作家が現れてきた
――現代ロシアの文学状況と若手作家たち
…オリガ・スラヴニコワ

日本・インドネシア・コンテンポラリーダンス共同制作事業レポート
相手に踏み込み、踏み込まれつつ、徐々に穴を開けていく
…小池博史

2009年度「国際交流基金賞」受賞者発表


バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年10月~11月)
特集
メコンの暮らしから考える「人間と川」

巻頭対談
メコンの豊かな水の流れが多彩な人と文化を養ってきた
…石井米雄×桑原 晨


水源からインドシナ海までメコン全流を下る…北村昌之
中国、ミャンマー、ラオスの人の往来をメコン河が繋ぐ…加藤久美子
東北タイとラオスを結ぶ人々の轍…林 行夫
東南アジア最大の湖、トンレサップ湖と暮らす…福富友子
穀倉地帯メコンデルタで多角化、分業化が進む…大野美紀子

特別企画
What’s happening in Thailand!…『a day』編集部

耳を澄ましメコン流域の音風景に包まれる…平松幸三
メコンの米と魚の食文化は日本へつながる…森枝卓士
自然と歴史がカンボジアの染め織りを支える…森本喜久男
ラオスの歌姫がアジアへ羽ばたく…八木沢克昌
ミャンマーではお茶を潤滑油に情報交換…落合清司

ベトナム人作家による日本滞在記
桜の花が太陽に触れる夢を見た…ドー・ホアン・ジュウ

グラビア メコン河が流れる国々に受け継がれる「美」の伝統
パーソン 日本の大学院で学ぶラオスのトップスター アレクサンドラさん


連続エッセイ をちこち散歩
感謝の行方…束芋
都市を縫う、フランクフルトの建築…五十嵐太郎
あるホテルの朝食…テッサ・モーリス―スズキ


海外レポート をちこちwatch
結婚祝いリスト(イタリア)/愛する人の心に鍵(ロシア)
イスラマバードの『オペラ座の怪人』(パキスタン)/アラブで人気の日本アニメ(エジプト)
地元屋台の「幕の内」「肉豆腐」(インドネシア)/オリエンタル風スナック菓子(メキシコ)
「八〇后」世代の結婚式(中国)


ジャパンファウンデーション事業ハイライト
特別対談
文化交流活動は社会のなかでどんな意義を持つのか
…ハンス=ゲオルグ・クノップ×小倉和夫


バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年8月~9月)
特集 世界と出会う歌舞伎

グラビア
シェイクスピアのコメディと歌舞伎が出会う
――『NINAGAWA十二夜』ロンドン公演より

『NINAGAWA 十二夜』は、怖れを知らぬ冒険か
――歌舞伎化されたシェイクスピアを上演する…長谷部 浩

鼎談
海外公演のおかげで歌舞伎の本質が見えてきた
…市川亀治郎×尾上菊之助×長谷部 浩

アイデア、実行力、俳優としての力量。勘三郎は走り続ける…小玉祥子
「日本の梅蘭芳」玉三郎の昆劇が中国を魅了した… 石山俊彦

インタビュー 金井勇一郎さんに聞く
舞台美術家として『NINAGAWA 十二夜』の舞台をつくるおもしろさ…聞き手 草加叔也

インタビュー 河竹登志夫さんに聞く
伝統の継承と外国との創造的な交流の両方が必要だ

歌舞伎をより多面的に紹介する時代がやってきた――歌舞伎の海外公演の変遷…神山 彰
歌舞伎はアメリカ人の心の中に深く入り込んだ…ピーター・グリリ
フランスの演劇人たちは歌舞伎に何を見出してきたか…パトリック・ドゥ・ヴォス


連続エッセイ をちこち散歩
浅間山といじけた私…束芋
台湾の開かれたスタジアム…五十嵐太郎
戦没画学生慰霊美術館…テッサ・モーリス―スズキ


海外レポート をちこちwatch
腰ふり「Matsuri dance」(ブラジル)/ドキュメンタリー、大ヒット(韓国)
シカゴ式ウェディング(アメリカ)/ミニバスのびっくりロゴ(パキスタン)
ドラマ『山城棒棒軍』から12年(中国)/レストラン「太った少年」(フィリピン)
独身最後のパーティー(オーストラリア)/新幹線の禅ゾーン(フランス)


ジャパンファウンデーション事業ハイライト
日系アメリカ人の苦難の歴史を現代人に伝える
――ドキュメンタリー映画『東洋宮武が覗いた時代』の上映にあたって
…松村 都

グローバリゼーションによる均一化にどう抗するか
――シンポジウム「多元性へ――グローバリゼーション、アイデンティティ、伝統文化」より
…ジャック・ラング×芳賀 徹×小倉和夫


バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年6月~7月)
特集 多様性を繋ぐドナウ・ヨーロッパ

巻頭鼎談
ドナウ河は多様さを結びつける知恵を育んだ
…池内 紀×中沢新一×沼野充義


ドナウ世界は限りなく広く、果てしなく奥深い…加藤雅彦
列強間の国際関係を生き抜いたドナウ地域…南塚信吾
東欧の体制転換はウィーンに発展をもたらした…ペーター・アイグナー
日本とハンガリーの交流の歴史を支えた情熱家たち…梅村裕子

ハンガリーの作家 エステルハージ・ペーテルに聞く
苦難に満ちた歴史体験は豊かさや可能性になる…聞き手 早稲田みか

マラムレシュには数百年前のヨーロッパが息づいていた…みやこうせい
ブルガリア人の暮らしには詩や民話が溶け込んでいる…八百板洋子

指揮者 柳澤寿男に聞く
バルカンの国々でオーケストラを指揮する…聞き手 小澤幹雄


パーソン 日本映画史の塗り替えに取り組むローランド・ドメーニグさん


連続エッセイ「をちこち散歩」
成熟した国、幼稚な国…束芋
ルツェルンをおおう大きな屋根…五十嵐太郎
国際文化会館の庭園…テッサ・モーリス-スズキ


シリーズ 文化による都市創造23 ボローニャ
ヨーロッパ有数の歴史の街に新たな創造性が息づく…マウロ・フェリコリ


ジャパンファウンデーション事業ハイライト
「黙過」とは何か
――ドストエフスキーと現代…亀山郁夫
現地語のセリフカードが独創的な表現を生んだ
――演劇ユニットKUDAN Project東南アジアツアーより…小熊ヒデジ


2008年度国際交流基金地球市民賞受賞者紹介
バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年4月~5月)
NIPPON

巻頭論考
正確で安定した日本理解を生む「学術外交」の重要性
…猪木武徳

フィールドワーク/日本を歩く
闘牛、くも合戦に自然と人間の交流を見る…チョムナード・シティサン
ジャズ喫茶を訪ねて日本列島を歩く…マイク・モラスキー
近代ナショナリズムの研究を通して現代の課題を見出す…ブリッジ・タンカ
ヤクザは日本社会の拡大鏡である…ヤコブ・ラズ
数河獅子のルーツを求めて奥飛騨を行く…李応寿(イ・ウンス)
日本映画の研究から中日の映画人交流が始まった…倪震(ニイ・チェン)
日本の話芸は「聞くこと」の楽しみを教えてくれた…マティルデ・マストランジェロ
欧米の学者による初の京都の都市史を書く…マシュー・スタブロス
日本とアジアの米軍基地の街を調査する…シーラ・スミス
近代化で変わりつつある霊能者の姿を追う…ヤニス・ガイタニディス
日本企業の「親分と子分」関係の変化を探る…メリーケ・スティーブンス

オーストラリアにおける日本研究の歴史…ケント・アンダーソン

「日本研究の危機」から支援プログラムが生まれる 茶野純一

特別対談 日本が積極的に国際貢献するとき…ケネス・パイル×グレン・S.フクシマ

人文科学に社会科学が加わり日本研究は多様化した
――インドネシア大学の事例を中心に…バクティアル・アラム


グラビア 「WA-日本のデザインと調和の精神」展 国際巡回展スタート!
パーソン 音楽で人の心を慰めるサラエボの音楽家エミール・ヌハノヴィッチさん

連続エッセイ「をちこち散歩」
シンガポールの形容詞…束芋
ソウルに生まれた新名所…五十嵐太郎
日本の大学院生…テッサ・モーリス-スズキ

シリーズ 文化による都市創造22 サンタフェ
「創造的ツーリズム」が本物の体験と感動を生む…レベッカ・ワーズバーガー

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
作家 スチュアート・ダイベックに聞く
僕は物語を書きながら物語自身の声に耳を傾ける…聞き手 柴田元幸
アチェの子どもたちと再び演劇や詩の創作に挑む…花崎 攝
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより 東南アジア)
互いの音を認め合う。それがジャズの命だ…三好“3吉”功郎

バックナンバー・ガイド/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年2月~3月)
特集 イギリスの底力

巻頭鼎談
イギリスの「復活」をもたらす二枚腰のしたたかさ
…黒岩 徹×小林章夫×新井潤美

マイノリティがメインストリームに。「老大国」は、より成熟した…入江敦彦
ナショナル・トラスト運動には英国人の郷土愛が息づく…小野まり
荒廃から再生へ、持続可能な街づくりが進む
――イギリス都市政策の30年…ニコラス・フォーク
ロンドン五輪は多民族都市の姿をアピールする…長野雅俊
文化交流を通して世界中に英国の友人をつくる
――ブリティッシュ・カウンシルの果たす役割…ジェイスン・ジェイムズ

インタビュー 野田秀樹
なぜロンドンで芝居を上演しつづけるのか…聞き手 長谷部 浩

グラビア 第11回 ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示
パーソン 1冊の本との出会いから日本研究者になったジョン・ブリーンさん

連続エッセイ「をちこち散歩」
欲からの解放…束芋
祝祭都市ヴェネチアの生きる道…五十嵐太郎
世界で一番美味しいコロッケ…テッサ・モーリス-スズキ

インタビュー アン・ホイ監督
現代香港に生きる多様な人生を撮りたい…聞き手 石坂健治

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより ウルグアイ、ブラジル)
南米のオタクたちはサムライLOVE!…吉田治幸
ネイティブなものから共振が生まれる――現代舞踊ブラジル公演より…加藤みや子
過激な美術表現が現代中国を映し出す――『アヴァンギャルド・チャイナ〈中国当代美術〉二十年』展より…中井康之

2008年度 国際交流基金賞授賞式 受賞のことば
イベントカレンダー(2008年12月~2009年1月)
読者からのメッセージ
バックナンバーのお知らせ
特集 世界を結ぶアート

巻頭鼎談
国際展は都市とアートの未知の可能性を世界へ発信する
…水沢 勉×長谷川祐子×五十嵐太郎

ビエンナーレ終焉の時代に新しいビエンナーレを模索する…ダニエル・バーンバウム
国際展は人間の創造力を主題とする祭りの場である…高階秀爾
横浜は欧米への輸出陶磁器の一大生産地だった…佐々木登美子
どんなアートとの出会いが人々の記憶に残るのか…大西若人

『をちこち』を持ってヨコトリへ行こう!
【パート1】横浜トリエンナーレ2008 開催概要と作品紹介
【パート2】マップ&スケジュール

アーティストが行く!
「漂泊/漂白」する。半定住者として作品を制作しながら…小金沢健人
インスピレーションは生身の人間との出会いから生まれる…トリス・ヴォナ=ミッシェル

パーソン ナミビアの人材育成に情熱を燃やす
オズムンド・ダミアン・ムワンデメレさん

連続エッセイ「をちこち散歩」
適正人間…束芋
北京のスポーツ施設と都市計画…五十嵐太郎
木造家屋と超高層ビル…テッサ・モーリス-スズキ

シリーズ 文化による都市創造21 韓国・光州
国家プロジェクトで光州が生まれ変わる…イ・ビョンフン
光州ビエンナーレは野心的な企画で鑑賞者の思考を喚起する…市原研太郎

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより 東南アジア)
初めて味わう和菓子に日本の文化を知る…山口研二
日本各地の環境行政・教育の多様な取り組みに学ぶ――JENESYS 東アジア次世代リーダープログラム…小澤紀美子
アートに起きている出来事を国内外へいかに伝えるか――「日豪アートフォーラム」から…原 久子
セネガルには伝統と前衛がたおやかに共存する…高須奈緒美

国際交流基金賞 受賞者発表
JFICがオープンしました
イベントカレンダー(2008年10月~11月)
読者からのメッセージ
バックナンバーのお知らせ
特集
変わりゆくインドネシア

巻頭鼎談
グローバル化と宗教回帰の間で急速に変貌する
…倉沢愛子×村井吉敬×見市 建

「のんびり大国」に開化の大波がやってきた…小牧利寿
文学や映画に女性自らが物語をつむぐ…ニルワン・アフマッド・アルスカ
大文字の歴史から消し去られた人間の肉声を描く…押川典昭

特別インタビュー
スカルノは国父として国民に民族の誇りを与えた
…デヴィ・スカルノ夫人 聞き手・千野境子

ジャワ島中部の震災を契機に人や文化が交流し始めた…佐久間 新
日本で働くインドネシア人とともに生きるために…奥島美夏
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより インドネシア)
村の人たちに担がれて「巨大アロワナ」が行く…淀川テクニック

グラビア 日本のアーティストがインドネシアと出会ったら
KITA!!:Japanese Artists Meet Indonesia
パーソン 日本語教師研修のためにインドネシアから来日した
アリアニ・ナルワストゥジャティさん

連続エッセイ「をちこち散歩」
作家の収入…束芋
マニラにたつ独裁政権の巨大建築…五十嵐太郎
日本との最初のかかわり…テッサ・モーリス-スズキ

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
シリーズ 文化による都市創造20 中国・北京
北京オリンピックは極上の秘薬になりえるか
――変貌する北京の街と市民の意識…泉 京鹿
対談 高齢化が進む日本と韓国で福祉の未来と交流を考える…菅原弘子×金慶珠
〈特別寄稿〉
日常を感じ取った日本訪問の2週間…J・M・クッツェー
J・M・クッツェー氏の再来日に寄せて…解説・田尻芳樹
アジアの漫画100点が国際理解教育の教材になった「マンガジア」…大島 幸

Count Down! 横浜トリエンナーレ2008(10)
バックナンバー・ガイド、読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2008年8月~9月)
特集
翻訳がつくる日本語

巻頭鼎談
日本語は翻訳によっていかに鍛えられたか
…鹿島 茂×亀山郁夫×鴻巣友季子

翻訳は人間関係を表現する日本語の宝庫である…中村桃子
人間は言語が違っていても同じことに惹きつけられる…ロジャー・パルバース
「輸入翻訳大国」「無断翻訳大国」という誤解を解く…宮田 昇
データで見る日本の翻訳文化…編集部
翻訳のアナログ思考をデジタル技術が支える…安藤 進
「プロジェクト杉田玄白」が翻訳の方法を変える…山形浩生

連続エッセイ「をちこち散歩」
「正直」の代償…束芋
都市的建築としての美術館…五十嵐太郎
ユジノサハリンスクの日本…テッサ・モーリス-スズキ

シリーズ 文化による都市創造19
アートはいかに都市を刺激し、創造性を引き出せるのか
――シンポジウム「都市を刺激するアート」を終えて…帆足亜紀

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
グラビア オーストラリアの現代美術アーティストを発掘
『Facetnate!』開催中!
パーソン 貧しい子どもたちにオーケストラ演奏の楽しみを伝える
ホセ・アントニオ・アブレウ博士
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより アラブ)
予想を超えたアニメへの情熱
――アラブ3カ国でアニメ制作を教える…川口典孝+角南一城
『ひらく・つなぐ・つくる 日本語教育の現場』報告
日本語研修にかかわる人々が育んだ関西国際センターの10年…上田和子
「ジャパンクール」に世界はなぜ熱狂するのか…ラファエル・マルカダル
「海外における日系企業による社会貢献活動調査」より
日系企業が海外で企業市民として活動していくために…富岡順一
ベトナム日本文化交流センター・オープン
日本生まれの「木」がベトナムの「土」で育つ…安藤一生

Count Down! 横浜トリエンナーレ2008(9)
バックナンバー・ガイド、読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2008年6月~7月)
特集
遠くて近いブラジル

巻頭鼎談
グローバル時代のブラジルと日本、そして日系ブラジル人
…中牧弘允×井上章一×イシカワ・エウニセ・アケミ

鳥居大国、盆踊り、soba【←aはアクセントあり】、サンバ
――ブラジル日系社会を理解するための4つのキーワード…深沢正雪
「なんでもあり」の積極性こそがブラジル文化の面白さだ…細川多美子
「日本人街」から「東洋街」へ変貌するサンパウロのリベルダーデ地区…森 幸一
アマゾンの森林を破壊する本当の原因は何か…福代孝良
チャオ ブラジル!
――見て、聴いて、食べたブラジル2週間…渡邊直樹
在日ブラジル人は限りなく身近な隣人である
――日本社会における貢献と課題…アンジェロ・イシ

連続エッセイ「をちこち散歩」
“根本”不在の可能性…束芋
シアトルの新しい図書公共空間…五十嵐太郎
引き揚げと帰還…テッサ・モーリス-スズキ

シリーズ 文化による都市創造18 ブラジル・クリチバ
豊かな公共空間を生みだした市民の知恵と参加意識…服部圭郎

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
グラビア 日伯現代美術展 日本とブラジルの現代美術作家38名が集合!
「ライフがフォームになるとき」…長谷川祐子
パーソン 日本の文化や社会現象を取材に訪れたブラジルの人気作家
マルセロ・カルネイロ・ダ・クーニャ・モレラ氏
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより インド)
美しいものを感じようとする心――インドで俳句を教える…宮下惠美子
東アジアにおける共同体意識の形成は可能か
――国際フォーラム「東アジアの異なる文化・社会・宗教間対話」を終えて…菊地 靖
法善寺横丁で見つけた日本…李鋭
特別寄稿
なぜ今を生きるのか――トルストイの問いかけと良心の声…ふみ子・デイヴィス

バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2008年4月~5月)/Count Down! 横浜トリエンナーレ2008(8)
特集
世界の「国民的女優」

巻頭鼎談
「国民的女優」はどのように生み出されるのか
…四方田犬彦×石坂健治×齋藤敦子

日本 高度経済成長期の日本人に勇気を与えた吉永小百合…藤井淑禎
中国 悲劇の主人公阮玲玉、戦争と革命の時代のヒロイン白楊…韓燕麗
タイ タイ映画のヒロイン像を築いたペッチャラー・チャオワラート…チャリダー・ウアバムルンチット
イタリア アンナ・マニャーニにイタリア人は戦後の自画像を見た…石田美紀
エジプト アラブの民族的女優ハマーマ、エジプトの国民的女優ホスニー…佐野光子
アメリカ ハリウッドは女優を女神にしなかった…芝山幹郎
イラン イスラム革命後、映画界では女性の活躍の場が広がった…ショーレ・ゴルパリアン

連続エッセイ「をちこち散歩」
広すぎる世界…束芋
イランの回転する軸線…五十嵐太郎
ロッテルダムのさくら丸…テッサ・モーリス-スズキ

シリーズ 文化による都市創造17 静岡
翻訳家育成をとおして日本文化の紹介者を育てる
――しずおか世界翻訳コンクールの挑戦…田村充正

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
グラビア インドで開かれた「消失点――日本の現代美術」
国ではなく個による共有可能な地平の発見へ…金井 直
パーソン 日系アメリカ人として映画『硫黄島からの手紙』の脚本を執筆したアイリス・ヤマシタさん
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより モンゴル)
日本に残ったアジアの絵画技法をモンゴルに伝える…田渕俊夫
2006年海外日本語教育機関調査「海外での日本語学習者300万人に迫る」
2007年度「国際交流基金地球市民賞」受賞者紹介
国際シンポジウム「地球温暖化とわたしたちの未来」
深刻化する地球温暖化へ人類はいかに立ち向かうか…山本良一
Count Down! 横浜トリエンナーレ2008(7)

イベントカレンダー(2008年2月~3月)
読者からのメッセージ
バックナンバーのお知らせ
特集
フランス 都市の文化力

巻頭対談
ゆったりとした時間が生むフランス文化の底力
…池澤夏樹×飛幡祐規

インタビュー
国際色に富んだ混血の文化創造を行なう
…オリヴィエ・ポワヴル=ダルヴォール(キュルチュールフランス・ディレクター)

論考
かつての国の文化支援を企業メセナが担う…ジャック・リゴー
フランスの文化政策のシフト――国から地方・民間へ… フィリップ・ショドワール

レポート パリから地方へ
リヨン 豊富な文化政策が活力を生む「光の町」…相馬千秋
リール 「欧州文化首都2004」で得た市民の自信…フロランス・ラリー
パンタン 多文化が混在するパリ郊外の国立ダンスセンター…牧瀬浩一
シャロン・シュル・ソーヌ 大道フェスティバルでにぎわう人口5万人の街…田中未知子

パリ日本文化会館の開館10周年を祝う…福原義春

連続エッセイ「をちこち散歩」
たちはだかるもの…束芋
グラーツの橋が教えるもの…五十嵐太郎
神田神保町の古絵葉書…テッサ・モーリス-スズキ

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
グラビア 開館10周年を迎えたパリ日本文化会館…赤木曠児郎
パーソン 「演じる女たち3部作」の3人の精鋭演出家たち オブリャクリ・ホジャクリ、アビラシュ・ピライ、モハメド・アゲバティ
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより ツバル諸島)〈無垢な被害者〉イメージと現実…小林 誠
特別インタビュー
「善」と「悪」を同じ人間の両面に見る…アシス・ナンディ 聞き手・足羽與志子
紛争地域にも演劇を待ち続ける子どもたちがいる――2007 国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ 国際シンポジウムより
アニメーションの伝統に触れ、自作を語ったロシア訪問… 山村浩二
2007年度国際交流基金賞・国際交流奨励賞授賞式 受賞のことば
〈対談〉Count Down! 横浜トリエンナーレ2008(6)〈後編〉人間のための都市・横浜の過去と未来をつなぐ
…水沢 勉×西沢立衛

バックナンバーのお知らせ
イベントカレンダー(2007年12月~2008年1月)
特集
Manga are cool!
マンガからMANGAへ

巻頭対談
世界に広がったマンガが文化の相互理解をもたらす
…夏目房之介×山田奨治

レポート MANGAへの視線
アメリカ MANGAは北米出版界の空前のヒット商品…市村恭一
フランス マンガの出版形態が「バンド・デシネ」に変革を迫る…鵜野孝紀
ドイツ マンガの雑種性が表現参加の場を生む…ジャクリーヌ・ベルント
ブラジル ハイブリッドなブラジルマンガの創造へ…ソニア・M・ビベ・ルイテン
タイ 日本マンガが書棚を占拠し、専門店もオープン…サクダー・ウィモンジャン
韓国 ネットを通して広まった日本マンガの人気…朴 仁河
中国 「門を閉ざして車を作る」中国産マンガの道は遠い… 鄒 凱

特別対談
マンガは日本文化の発信に大いに貢献している
…麻生太郎×呉 智英

マンガは日本語学習の強力なツールになる…マルク・ベルナベ
第1回「国際漫画賞」受賞者日本招へい事業より――日本のマンガ文化に触れた8日間…中島裕介

シリーズ 文化による都市創造16 京都
マンガ文化を学び、育み、社会への還元を目指す
――京都国際マンガミュージアムにおける「マンガ研究」の試み…伊藤 遊

新連載エッセイ「をちこち散歩」
仮想センス…束芋
リスボンの資産、現代の広場…五十嵐太郎
若き天才研究者の想い出…テッサ・モーリス-スズキ

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
グラビア 北京と広州で開催!「美麗新世界」展
パーソン ケニアの政治風刺マンガ家 ゴドフリー・ムワムペムブワ
リレーエッセイ(海外派遣専門家たより インド)希薄化する伝統的な社会意識… 新津晃一
日米国民の相互理解を築いた1世紀――ジャパン・ソサエティー100周年に寄せて…リチャード・J・ウッド
少子化はどうすれば止められるのか…山口一男
国際交流基金賞・国際交流奨励賞 発表
〈対談〉Count Down! 横浜トリエンナーレ2008(5)国際展が都市の感受性を呼び覚ます〈前編〉
…水沢 勉×西沢立衛

イベントカレンダー(2007年10月~11月)
読者からのメッセージ
バックナンバーのお知らせ
特集 Demystifying India インドを解く

巻頭インタビュー
今、印日の関心が、初めて相互に向いている
アルジュン・アスラニ 元駐日インド大使に聞く

カーストの序列を巡る絶え間なき争い…ディパンカール・グプタ
ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の共生を目指して…小川忠
インド人相手のビジネスで負けない方法…清好延
インドには二つの世界がある
――経済成長と拡大する貧富の差…パラグミ・サイナート
インドには何でも可能にする柔軟性と寛容さがある…深沢陽
日本人が知らない「聖地バラナシ」の普通の生活…杉本昭男
学習者が増加し、教師は慢性的に不足
――インドの日本語教育事情…名須川典子
世界で活躍する「インド人」たち
――大国化で変化する在外者の地位…関口真理
日印交流の1500年を振り返る
――仏教伝来から経済自由化時代まで…臼田雅之
日本とインドをつなぐ人たち…佐藤幸治

連続エッセイ 「をちこち散歩」
ガウディの国の市長…伊東豊雄
道案内…マイケル・エメリック

シリーズ 文化による都市創造15 イギリス
バリアーを超えるアートの可能性
――英国のクリエイティブリーダーが語るアート戦略…ジュード・ケリー 聞き手・吉本光宏

ジャパンファウンデーション事業ハイライト
グラビア 第52回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展開幕!
パーソン ジャパニーズ・フィリピーノ・チルドレンの父親探しの旅を取材する映画脚本家・山本みちこさん
「漂海民」モーケンの初婚事情…鈴木佑記
アチェの平和を担う子どもたちと演劇をつくる…アズハリ
「若者と仕事」の問題を日韓で考える
――「日韓NPO交流事業―若者就労支援団体交流」を終えて…金永石
シーボルトが結ぶ21世紀の蘭日交流…ハンス・カイパース

遠近(をちこち)の内容

国際交流がつなぐ彼方と此方
『遠近』は、日本語・日本文化を海外に知らしめ、さらに諸外国との相互理解を深めたい、また、「国家と国家」だけでなく「人と人」を結ぶ文化の掛け橋としての役割を果たしたいという想いを込め、場所と時を示す指示代名詞で、「あちらこちら・ここかしこ」「未来と現在」を意味するやまと言葉に由来しています。毎号、特集テーマを設けて文化交流に関する記事を組み、エッセイ、対談等のほか、当基金の活動紹介記事等を掲載しています。文化交流に携わるすべての人々の必読書として、ぜひご愛読いただきたいと思います。

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