特集 多様性を繋ぐドナウ・ヨーロッパ
巻頭鼎談
ドナウ河は多様さを結びつける知恵を育んだ
…池内 紀×中沢新一×沼野充義
ドナウ世界は限りなく広く、果てしなく奥深い…加藤雅彦
列強間の国際関係を生き抜いたドナウ地域…南塚信吾
東欧の体制転換はウィーンに発展をもたらした…ペーター・アイグナー
日本とハンガリーの交流の歴史を支えた情熱家たち…梅村裕子
ハンガリーの作家 エステルハージ・ペーテルに聞く
苦難に満ちた歴史体験は豊かさや可能性になる…聞き手 早稲田みか
マラムレシュには数百年前のヨーロッパが息づいていた…みやこうせい
ブルガリア人の暮らしには詩や民話が溶け込んでいる…八百板洋子
指揮者 柳澤寿男に聞く
バルカンの国々でオーケストラを指揮する…聞き手 小澤幹雄
パーソン 日本映画史の塗り替えに取り組むローランド・ドメーニグさん
連続エッセイ「をちこち散歩」
成熟した国、幼稚な国…束芋
ルツェルンをおおう大きな屋根…五十嵐太郎
国際文化会館の庭園…テッサ・モーリス-スズキ
シリーズ 文化による都市創造23 ボローニャ
ヨーロッパ有数の歴史の街に新たな創造性が息づく…マウロ・フェリコリ
ジャパンファウンデーション事業ハイライト
「黙過」とは何か
――ドストエフスキーと現代…亀山郁夫
現地語のセリフカードが独創的な表現を生んだ
――演劇ユニットKUDAN Project東南アジアツアーより…小熊ヒデジ
2008年度国際交流基金地球市民賞受賞者紹介
バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年4月~5月)
遠近(をちこち)の内容
- 出版社:山川出版社
- 発行間隔:隔月刊
- サイズ:B5判
国際交流がつなぐ彼方と此方
『遠近』は、日本語・日本文化を海外に知らしめ、さらに諸外国との相互理解を深めたい、また、「国家と国家」だけでなく「人と人」を結ぶ文化の掛け橋としての役割を果たしたいという想いを込め、場所と時を示す指示代名詞で、「あちらこちら・ここかしこ」「未来と現在」を意味するやまと言葉に由来しています。毎号、特集テーマを設けて文化交流に関する記事を組み、エッセイ、対談等のほか、当基金の活動紹介記事等を掲載しています。文化交流に携わるすべての人々の必読書として、ぜひご愛読いただきたいと思います。
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