特集 世界と出会う歌舞伎
グラビア
シェイクスピアのコメディと歌舞伎が出会う
――『NINAGAWA十二夜』ロンドン公演より
『NINAGAWA 十二夜』は、怖れを知らぬ冒険か
――歌舞伎化されたシェイクスピアを上演する…長谷部 浩
鼎談
海外公演のおかげで歌舞伎の本質が見えてきた
…市川亀治郎×尾上菊之助×長谷部 浩
アイデア、実行力、俳優としての力量。勘三郎は走り続ける…小玉祥子
「日本の梅蘭芳」玉三郎の昆劇が中国を魅了した… 石山俊彦
インタビュー 金井勇一郎さんに聞く
舞台美術家として『NINAGAWA 十二夜』の舞台をつくるおもしろさ…聞き手 草加叔也
インタビュー 河竹登志夫さんに聞く
伝統の継承と外国との創造的な交流の両方が必要だ
歌舞伎をより多面的に紹介する時代がやってきた――歌舞伎の海外公演の変遷…神山 彰
歌舞伎はアメリカ人の心の中に深く入り込んだ…ピーター・グリリ
フランスの演劇人たちは歌舞伎に何を見出してきたか…パトリック・ドゥ・ヴォス
連続エッセイ をちこち散歩
浅間山といじけた私…束芋
台湾の開かれたスタジアム…五十嵐太郎
戦没画学生慰霊美術館…テッサ・モーリス―スズキ
海外レポート をちこちwatch
腰ふり「Matsuri dance」(ブラジル)/ドキュメンタリー、大ヒット(韓国)
シカゴ式ウェディング(アメリカ)/ミニバスのびっくりロゴ(パキスタン)
ドラマ『山城棒棒軍』から12年(中国)/レストラン「太った少年」(フィリピン)
独身最後のパーティー(オーストラリア)/新幹線の禅ゾーン(フランス)
ジャパンファウンデーション事業ハイライト
日系アメリカ人の苦難の歴史を現代人に伝える
――ドキュメンタリー映画『東洋宮武が覗いた時代』の上映にあたって
…松村 都
グローバリゼーションによる均一化にどう抗するか
――シンポジウム「多元性へ――グローバリゼーション、アイデンティティ、伝統文化」より
…ジャック・ラング×芳賀 徹×小倉和夫
バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年6月~7月)
遠近(をちこち)の内容
- 出版社:山川出版社
- 発行間隔:隔月刊
- サイズ:B5判
国際交流がつなぐ彼方と此方
『遠近』は、日本語・日本文化を海外に知らしめ、さらに諸外国との相互理解を深めたい、また、「国家と国家」だけでなく「人と人」を結ぶ文化の掛け橋としての役割を果たしたいという想いを込め、場所と時を示す指示代名詞で、「あちらこちら・ここかしこ」「未来と現在」を意味するやまと言葉に由来しています。毎号、特集テーマを設けて文化交流に関する記事を組み、エッセイ、対談等のほか、当基金の活動紹介記事等を掲載しています。文化交流に携わるすべての人々の必読書として、ぜひご愛読いただきたいと思います。
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