特集
メコンの暮らしから考える「人間と川」
巻頭対談
メコンの豊かな水の流れが多彩な人と文化を養ってきた
…石井米雄×桑原 晨
水源からインドシナ海までメコン全流を下る…北村昌之
中国、ミャンマー、ラオスの人の往来をメコン河が繋ぐ…加藤久美子
東北タイとラオスを結ぶ人々の轍…林 行夫
東南アジア最大の湖、トンレサップ湖と暮らす…福富友子
穀倉地帯メコンデルタで多角化、分業化が進む…大野美紀子
特別企画
What’s happening in Thailand!…『a day』編集部
耳を澄ましメコン流域の音風景に包まれる…平松幸三
メコンの米と魚の食文化は日本へつながる…森枝卓士
自然と歴史がカンボジアの染め織りを支える…森本喜久男
ラオスの歌姫がアジアへ羽ばたく…八木沢克昌
ミャンマーではお茶を潤滑油に情報交換…落合清司
ベトナム人作家による日本滞在記
桜の花が太陽に触れる夢を見た…ドー・ホアン・ジュウ
グラビア メコン河が流れる国々に受け継がれる「美」の伝統
パーソン 日本の大学院で学ぶラオスのトップスター アレクサンドラさん
連続エッセイ をちこち散歩
感謝の行方…束芋
都市を縫う、フランクフルトの建築…五十嵐太郎
あるホテルの朝食…テッサ・モーリス―スズキ
海外レポート をちこちwatch
結婚祝いリスト(イタリア)/愛する人の心に鍵(ロシア)
イスラマバードの『オペラ座の怪人』(パキスタン)/アラブで人気の日本アニメ(エジプト)
地元屋台の「幕の内」「肉豆腐」(インドネシア)/オリエンタル風スナック菓子(メキシコ)
「八〇后」世代の結婚式(中国)
ジャパンファウンデーション事業ハイライト
特別対談
文化交流活動は社会のなかでどんな意義を持つのか
…ハンス=ゲオルグ・クノップ×小倉和夫
バックナンバーのお知らせ/読者からのメッセージ
イベントカレンダー(2009年8月~9月)
遠近(をちこち)の内容
- 出版社:山川出版社
- 発行間隔:隔月刊
- サイズ:B5判
国際交流がつなぐ彼方と此方
『遠近』は、日本語・日本文化を海外に知らしめ、さらに諸外国との相互理解を深めたい、また、「国家と国家」だけでなく「人と人」を結ぶ文化の掛け橋としての役割を果たしたいという想いを込め、場所と時を示す指示代名詞で、「あちらこちら・ここかしこ」「未来と現在」を意味するやまと言葉に由来しています。毎号、特集テーマを設けて文化交流に関する記事を組み、エッセイ、対談等のほか、当基金の活動紹介記事等を掲載しています。文化交流に携わるすべての人々の必読書として、ぜひご愛読いただきたいと思います。
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