目次
特集:救急・災害up to date
-これからの救急医療と災害医療をあらためて考える-
≪今月の視点≫
わが国は現在,未曾有の災害のもと復旧・復興に向けて邁進しているところであるが,今震災に際してわれわれ医療人も災害・救急医学の重要性と問題点を再確認・再認識しつつあるのではなかろうか.
とりわけ,現地における災害医療の課題や,収束のみえない原発事故に関連した放射線障害などについて,現段階における報告としてまとめられることの意義は少なくないものと考える.
その一方,ガイドライン2010やJATEC(TM)などのマニュアルやガイドラインの充実,救命士制度やAED普及に関する一定の評価など,数年来の課題点を整理しておくことも重要である.
さらに,近年殊に注目されているそのほかいくつかの臨床的・社会医学的問題点に関してもその現状を理解しておくべきであろう.
すなわち,本特集は,救急・災害の視点から現時点でプライマリ・ケアドクターとして整理および理解をしておくべきポイントに絞ってまとめられたものであり,まさに「救急・災害 up to date」というにふさわしい内容となっているものと考えられる.
本誌で得られた知識が被災地域以外の医師にとって実践の場でいつ必要になるのかは知るすべもないが,実際の局面で慌てないためにもぜひ座右においていただければと願う次第である.
福山正紀 ふくやまクリニック(京都府) 院長
太田 凡 京都府立医科大学救急医療学教室 教授
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月の視点(福山正紀,他)
■東日本大震災
東日本大震災における災害医療
― 基幹災害拠点病院と県庁災害対策本部から見えたこと―(山田康雄)
■放射線障害
放射線障害が注目される背景(小池 薫 他)
急性期障害と慢性期障害(小池 薫 他)
■救急蘇生ガイドライン2010
ガイドライン作成の課程(石見 拓)
ガイドラインのアウトライン(石見 拓)
胸骨圧迫の重要性(石見 拓)
■AED と突然死
突然死の原因と頻度(三田村秀雄)
AED の効果と使用方法(三田村秀雄)
AED の維持管理の問題(三田村秀雄)
■外傷初期診療の標準化教育(JATEC)
外傷初期診療ガイドラインJATEC(TM)の概要(横田順一朗)
JATEC(TM)コースの意義と概要(横田順一朗)
■脳梗塞の急性期治療
血栓溶解療法の治療効果(永金義成)
その他の急性期治療(山村 修)
新しい取り組み─急性期MRI 診断,血管内治療─(山田丈弘 他)
■様変わりした「熱中症」
熱中症の実態(福山正紀)
熱中症の新しい考え方(福山正紀)
■新しい敗血症診療
Surviving Sepsis Campaign Guidelines とは?(青木克憲)
Surviving Sepsis Campaign Guidelines をめぐる議論(青木克憲)
■救急救命士の活動とメディカルコントロール
救急救命士とは?(大石泰男)
メディカルコントロールの現状と今後の可能性(大石泰男)
■小児虐待
小児虐待の実情(安 炳文)
小児虐待を疑った場合の対応(安 炳文)
小児虐待を減らすためには(安 炳文)
■救急と法律・医療事故
救急医療に関連する医事紛争・医療事故の実例(中西 泉)
■押さえておきたいキーワード
低体温(福山正紀)
エピペン®(大石泰男)
圧挫症候群(crush syndrome)(横田順一朗)
トリアージ(太田 凡)
≪Series≫
温故医新(19)
災害救急の草分け(橋本洋一郎)
よりよい医院経営(75)
スウェーデン医療の実態(真野俊樹)
再生医学のいま -基礎研究から臨床への展開に向けて-(51)
滑膜幹細胞を用いた関節軟骨再生(関矢一郎,他)
何が正解? 循環器治療 EBM で検証(54)
早期再分極症候群―健診でみかけたら?―(細田順也,他)
≪Contribution≫
臨床経験:Basal supported oral therapy では血糖および体重コントロールに難渋していた2 型糖尿病にDPP-4 阻害薬が著効した1 例(稲垣聡子,他)
臨床経験:頻回の低血糖発作で判明した,慢性膵炎合併緩徐進行1 型糖尿病の1 例(和田昌幸)
-これからの救急医療と災害医療をあらためて考える-
≪今月の視点≫
わが国は現在,未曾有の災害のもと復旧・復興に向けて邁進しているところであるが,今震災に際してわれわれ医療人も災害・救急医学の重要性と問題点を再確認・再認識しつつあるのではなかろうか.
とりわけ,現地における災害医療の課題や,収束のみえない原発事故に関連した放射線障害などについて,現段階における報告としてまとめられることの意義は少なくないものと考える.
その一方,ガイドライン2010やJATEC(TM)などのマニュアルやガイドラインの充実,救命士制度やAED普及に関する一定の評価など,数年来の課題点を整理しておくことも重要である.
さらに,近年殊に注目されているそのほかいくつかの臨床的・社会医学的問題点に関してもその現状を理解しておくべきであろう.
すなわち,本特集は,救急・災害の視点から現時点でプライマリ・ケアドクターとして整理および理解をしておくべきポイントに絞ってまとめられたものであり,まさに「救急・災害 up to date」というにふさわしい内容となっているものと考えられる.
本誌で得られた知識が被災地域以外の医師にとって実践の場でいつ必要になるのかは知るすべもないが,実際の局面で慌てないためにもぜひ座右においていただければと願う次第である.
福山正紀 ふくやまクリニック(京都府) 院長
太田 凡 京都府立医科大学救急医療学教室 教授
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月の視点(福山正紀,他)
■東日本大震災
東日本大震災における災害医療
― 基幹災害拠点病院と県庁災害対策本部から見えたこと―(山田康雄)
■放射線障害
放射線障害が注目される背景(小池 薫 他)
急性期障害と慢性期障害(小池 薫 他)
■救急蘇生ガイドライン2010
ガイドライン作成の課程(石見 拓)
ガイドラインのアウトライン(石見 拓)
胸骨圧迫の重要性(石見 拓)
■AED と突然死
突然死の原因と頻度(三田村秀雄)
AED の効果と使用方法(三田村秀雄)
AED の維持管理の問題(三田村秀雄)
■外傷初期診療の標準化教育(JATEC)
外傷初期診療ガイドラインJATEC(TM)の概要(横田順一朗)
JATEC(TM)コースの意義と概要(横田順一朗)
■脳梗塞の急性期治療
血栓溶解療法の治療効果(永金義成)
その他の急性期治療(山村 修)
新しい取り組み─急性期MRI 診断,血管内治療─(山田丈弘 他)
■様変わりした「熱中症」
熱中症の実態(福山正紀)
熱中症の新しい考え方(福山正紀)
■新しい敗血症診療
Surviving Sepsis Campaign Guidelines とは?(青木克憲)
Surviving Sepsis Campaign Guidelines をめぐる議論(青木克憲)
■救急救命士の活動とメディカルコントロール
救急救命士とは?(大石泰男)
メディカルコントロールの現状と今後の可能性(大石泰男)
■小児虐待
小児虐待の実情(安 炳文)
小児虐待を疑った場合の対応(安 炳文)
小児虐待を減らすためには(安 炳文)
■救急と法律・医療事故
救急医療に関連する医事紛争・医療事故の実例(中西 泉)
■押さえておきたいキーワード
低体温(福山正紀)
エピペン®(大石泰男)
圧挫症候群(crush syndrome)(横田順一朗)
トリアージ(太田 凡)
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温故医新(19)
災害救急の草分け(橋本洋一郎)
よりよい医院経営(75)
スウェーデン医療の実態(真野俊樹)
再生医学のいま -基礎研究から臨床への展開に向けて-(51)
滑膜幹細胞を用いた関節軟骨再生(関矢一郎,他)
何が正解? 循環器治療 EBM で検証(54)
早期再分極症候群―健診でみかけたら?―(細田順也,他)
≪Contribution≫
臨床経験:Basal supported oral therapy では血糖および体重コントロールに難渋していた2 型糖尿病にDPP-4 阻害薬が著効した1 例(稲垣聡子,他)
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商品情報・内容
- 出版社:南山堂
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月1日
- サイズ:B5判
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