治療 5月号 (発売日2013年05月01日) 表紙
  • 雑誌:治療
  • 出版社:南山堂
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • サイズ:B5判
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治療 5月号 (発売日2013年05月01日)

南山堂
特集:『臨床推論! -デキル先生ってどうやって診断してるの?-』

≪今月の視点≫

近年,臨床推論という用語がよく聞かれるようになった.複数のテレビ番組でも,診断能力に優れた医師が,病歴や診察...

治療 5月号 (発売日2013年05月01日)

南山堂
特集:『臨床推論! -デキル先生ってどうやって診断してるの?-』

≪今月の視点≫

近年,臨床推論という用語がよく聞かれるようになった.複数のテレビ番組でも,診断能力に優れた医師が,病歴や診察...

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目次

特集:『臨床推論! -デキル先生ってどうやって診断してるの?-』



≪今月の視点≫

近年,臨床推論という用語がよく聞かれるようになった.複数のテレビ番組でも,診断能力に優れた医師が,病歴や診察のみで,複数の専門科領域にまたがる鑑別診断を進めていく能力を目にみえる形にする臨床推論が議論の対象になってきた.とくに,鑑別診断が複数の専門領域にまたがる場合,日常的にこのような患者の訴えに触れる総合診療医は,その強みを発揮しやすい.多くの医師が,こうした臨床全領域に及ぶ臨床推論能力をもつべきであり,またこのような能力は医学部卒業時や初期研修修了時の目標としても重要である.
 1960年代後半から,認知心理学者と臨床医の両者が,臨床推論やその教育に関する研究を行ってきた.しかし,両者の見解には常にギャップがあり,全体像の把握は容易ではなかった.その結果,学習方法,教育方法に関して,経験的に進められてきた印象がある.とはいえ,症例カンファレンス,症例プレゼンテーションとフィードバックといった方法が,今でも初学者には最善の方法といえるだろう.自らの診断プロセスを言語化し,議論することで,考え方を修正していくことができるからである.また,一定レベルに達した臨床家は,各自の現場で経験を積み,コンサルテーションや対話を通じて熟達者の考え方と比較しながら自らの推論プロセスを振り返ることで,能力を高めることができる.
 今回の特集は三部構成である.第一部「臨床推論の定義とその教育」では,理論や方法論についてまとめている.第二部「診療現場による臨床推論の違い」では,総合診療医が働く場によって,臨床推論にどのような違いが生まれるかがわかる.第三部「専門科から総合医へのアドバイス」では,各専門領域の医師の考え方を知ることで,総合医の診療に役立てていただける内容となっている.

大西弘高 東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター 講師


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≪特集の目次≫

今月の視点(大西弘高)

■臨床推論の定義とその教育
臨床推論とは(大西弘高)
臨床推論をどう学んできたか(山中克郎)
臨床推論はどう学べばよいか(大西弘高)
1 対1 教育における臨床推論(孫 大輔)
病棟カンファレンスのあり方(吉田 剛 他)
外来カンファレンスのあり方(松田 諭 他)

■診療現場による臨床推論の違い
都会での診療所 ─ドクターベイズによる臨床推論支援─(名郷直樹 他)
地方での診療所(岡田唯男)
へき地での診療所(菅家智史)
大学病院の救急外来やER(軍神正隆)
地方病院での救急外来(高村昭輝)

すんなりわかる
実践! 臨床推論!(山本 祐)
日本プライマリ・ケア連合学会若手医師部会 協力

■専門科から総合医へのアドバイス
循環器(伊賀幹二)
呼吸器(田原正夫)
消化器(北 啓一朗)
神 経(中島 伸)
膠原病とアレルギー(野村篤史 他)
感染症(大曲貴夫)
小児科外来・救急外来(井上信明)
整形外科(古屋 聡)
老年科(洪 英在)

編集幹事:大西弘高 (東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター 講師)


≪Series≫

ケースで学ぶ予防接種の実際(5)
HPV ワクチン(近 利雄 他)

エキスパートの思考法 認知症診療(12)
周辺症状BPSD に対する向精神薬使用の実際②(川畑信也)

医者のストレス,患者の不満(5)
不安な薬③(寺本研一)


≪News & Trend≫

「治療」「薬局」「Rp. レシピ」合同座談会
インクレチン関連薬の登場で新たなステージを迎えた2 型糖尿病の薬物治療
第1 回 各種糖尿病薬とインクレチン関連薬との比較(金森 晃 他)

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