目次
特集 『 日常診療能力を高めるための漢方活用術 』
≪特集の目次≫
■漢方薬を処方する際に注意を要する疾患
構成生薬別一覧表(渡辺賢治)
■漢方・東洋医学の教育とエビデンス
小柴胡湯の副作用事例の遺したもの(元雄良治,他)
医学部教育における漢方医学教育(柴原直利,他)
卒後教育における漢方教育 ─卒後臨床研修および研修指導医の現状と課題─(山脇正永)
漢方治療のエビデンス(元雄良治)
鍼灸の検証(山下 仁)
漢方薬の生薬構成について理解する(東 理)
エキス製剤のメリットと限界(入江祥史)
〈column〉漢方と中医学の違い(小池 宙)
■漢方医学的身体所見
舌・口腔の診察 ─とくに舌診について─(三谷和男)
腹 診(並木隆雄)
脈の診察(大野修嗣)
■漢方医学特有の症候
瘀 血(西田欣広)
冷 え(犬塚 央)
腎 虚(渡辺賢治)
すんなりわかる
実践! 日常診療能力を高めるための漢方活用術(藤田浩二)
■各主症状の漢方的診断を併用した分類と治療
一次性頭痛(來村昌紀)
めまい(五野由佳理)
聴覚障害・耳鳴(今中政支)
嗄 声(内薗明裕)
動 悸(小池 宙)
咳(加藤士郎,他)
嚥下困難(米田吉位)
消化管運動(機能)障害(千福貞博)
腰痛・しびれ(川嶋 朗)
関節痛(織部和宏)
排尿障害(頻尿・尿失禁(関口由紀)
肥満症(板東 浩,他)
≪Series≫
医者のストレス,患者の不満(10)
プラセボ効果の怪(寺本研一)
私たちはこんな世界を生きている ─アスペルガー症候群の当事者研究─(1)
当事者がみた成人アスペルガー症候群への支援 ─社会技能と自己認知の観点から─(渡壁典弘)
≪News & Trend≫
「治療」「薬局」「Rp. レシピ」合同座談会
一般内科で遭遇する「不眠」とその薬物療法
第3回 不眠への処方の進め方と管理のポイント(吉尾 隆,他)
≪今月の視点≫
本特集は,通常の西洋医学的診察を行っている医師に対して,日常診療の診察や治療能力の向上に寄与することを目的に企画・編集しています.つまり,漢方医学特有の基本概念(気血水・陰陽・虚実・表裏・寒熱)に精通していなくとも,臨床現場で役立つ内容を伝えたいと思います.
具体的には,
① 漢方医学的な身体所見のとり方を経験することで診察する視座が拡大し,
② 漢方医学的分類を症状別に理解することにより治療薬選択の幅が広がり,
③ 日常診療での総合的な患者マネジメント能力がアップしていくものと考えています.
そこで今回は,漢方の処方経験はほとんどなくても身体診察や総合診療のスキルアップに興味のあるプライマリ・ケア医や,手術後の腸管運動障害に大建中湯,こむら返りに芍薬甘草湯,インフルエンザに麻黄湯,女性の不定愁訴に当帰芍薬散や桂枝茯苓丸などの病名処方の経験はあるという一般臨床医を対象に,実際の現場で活用しやすい漢方医学的な知識や情報に特化し,わかりやすくご解説いただきました.
とくに,「各主症状の漢方的診断を併用した分類と治療」のコーナーでは,各症状に対して,処方頻度の高い処方に絞ってご推薦いただき,従来の漢方医学書・教科書には記載の少なかった,どの程度(の確率で)有効なのか,効果がある場合はどのような経過をたどるのか,いつ頃効果判定するのがよいのかなどについて,統計学的なデータがない場合は,執筆者の経験知をご教示いただいています.
総論・各論ともに,日常診療に漢方医学を取り入れようと考えている先生にとって,非情に有用な内容になったと思います.実際に,漢方医学的な身体所見をとったり漢方薬を処方をしてみたりして,お気づきの点や疑問点などが生じましたら,本誌のLetters to the Editor欄にご投稿いただき,双方向的な意見交換ができればとも考えています.
雨森正洋 雨森医院(滋賀県) 院長
≪特集の目次≫
■漢方薬を処方する際に注意を要する疾患
構成生薬別一覧表(渡辺賢治)
■漢方・東洋医学の教育とエビデンス
小柴胡湯の副作用事例の遺したもの(元雄良治,他)
医学部教育における漢方医学教育(柴原直利,他)
卒後教育における漢方教育 ─卒後臨床研修および研修指導医の現状と課題─(山脇正永)
漢方治療のエビデンス(元雄良治)
鍼灸の検証(山下 仁)
漢方薬の生薬構成について理解する(東 理)
エキス製剤のメリットと限界(入江祥史)
〈column〉漢方と中医学の違い(小池 宙)
■漢方医学的身体所見
舌・口腔の診察 ─とくに舌診について─(三谷和男)
腹 診(並木隆雄)
脈の診察(大野修嗣)
■漢方医学特有の症候
瘀 血(西田欣広)
冷 え(犬塚 央)
腎 虚(渡辺賢治)
すんなりわかる
実践! 日常診療能力を高めるための漢方活用術(藤田浩二)
■各主症状の漢方的診断を併用した分類と治療
一次性頭痛(來村昌紀)
めまい(五野由佳理)
聴覚障害・耳鳴(今中政支)
嗄 声(内薗明裕)
動 悸(小池 宙)
咳(加藤士郎,他)
嚥下困難(米田吉位)
消化管運動(機能)障害(千福貞博)
腰痛・しびれ(川嶋 朗)
関節痛(織部和宏)
排尿障害(頻尿・尿失禁(関口由紀)
肥満症(板東 浩,他)
≪Series≫
医者のストレス,患者の不満(10)
プラセボ効果の怪(寺本研一)
私たちはこんな世界を生きている ─アスペルガー症候群の当事者研究─(1)
当事者がみた成人アスペルガー症候群への支援 ─社会技能と自己認知の観点から─(渡壁典弘)
≪News & Trend≫
「治療」「薬局」「Rp. レシピ」合同座談会
一般内科で遭遇する「不眠」とその薬物療法
第3回 不眠への処方の進め方と管理のポイント(吉尾 隆,他)
≪今月の視点≫
本特集は,通常の西洋医学的診察を行っている医師に対して,日常診療の診察や治療能力の向上に寄与することを目的に企画・編集しています.つまり,漢方医学特有の基本概念(気血水・陰陽・虚実・表裏・寒熱)に精通していなくとも,臨床現場で役立つ内容を伝えたいと思います.
具体的には,
① 漢方医学的な身体所見のとり方を経験することで診察する視座が拡大し,
② 漢方医学的分類を症状別に理解することにより治療薬選択の幅が広がり,
③ 日常診療での総合的な患者マネジメント能力がアップしていくものと考えています.
そこで今回は,漢方の処方経験はほとんどなくても身体診察や総合診療のスキルアップに興味のあるプライマリ・ケア医や,手術後の腸管運動障害に大建中湯,こむら返りに芍薬甘草湯,インフルエンザに麻黄湯,女性の不定愁訴に当帰芍薬散や桂枝茯苓丸などの病名処方の経験はあるという一般臨床医を対象に,実際の現場で活用しやすい漢方医学的な知識や情報に特化し,わかりやすくご解説いただきました.
とくに,「各主症状の漢方的診断を併用した分類と治療」のコーナーでは,各症状に対して,処方頻度の高い処方に絞ってご推薦いただき,従来の漢方医学書・教科書には記載の少なかった,どの程度(の確率で)有効なのか,効果がある場合はどのような経過をたどるのか,いつ頃効果判定するのがよいのかなどについて,統計学的なデータがない場合は,執筆者の経験知をご教示いただいています.
総論・各論ともに,日常診療に漢方医学を取り入れようと考えている先生にとって,非情に有用な内容になったと思います.実際に,漢方医学的な身体所見をとったり漢方薬を処方をしてみたりして,お気づきの点や疑問点などが生じましたら,本誌のLetters to the Editor欄にご投稿いただき,双方向的な意見交換ができればとも考えています.
雨森正洋 雨森医院(滋賀県) 院長
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