目次
特集 『抗リウマチ薬のイノベーション-生物学的DMARDs-』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■特集にあたって(谷口敦夫)
■RAの治療戦略と標準治療
・治療戦略の変遷と治療目標(寺井千尋)
・今日の治療における経口DMARDsの位置づけ(岡田正人)
■基本をおさえる ―各薬剤の比較から特徴をひも解く
・RAに対する抗サイトカイン療法のしくみ(岡本 完)
・生物学的DMARDsの体内動態(宮村重幸)
■RA治療におけるエビデンス
・TNF-α阻害薬(沢田哲治)
・抗IL-6受容体抗体(菊田順一ほか)
・エビデンスからみた有害事象の発生率(天野宏一)
■臨床で遭遇する生物学的DMARDsの処方せん
・経口DMARDsからの変更(真砂玲治)
・メトトレキサートとの併用および増量・減量(塩沢和子)
・生物学的DMARDs同士の切り替え(泉山朋政)
・妊婦あるいは妊娠を希望する女性(磯島咲子ほか)
・生物学的DMARDs使用中の患者における関節手術(桃原茂樹)
・合併症からみた生物学的DMARDs適応のあり方(八田和大)
■生物学的DMARDsのメンタル服薬指導テクニック(片山歳也ほか)
■リスク管理と患者対応のスキル
・投与中の検査計画(宮田昌之)
・感染症のリスクを低下させる管理・患者説明のポイント(鈴木貴博)
・悪性腫瘍の発症率データに基づいた患者への説明のあり方(中島亜矢子)
・投与時反応・投与部位反応への対策・対応と患者への説明(太田修二ほか)
・生物学的DMARDsの自己注射指導とその管理(杉本妙子ほか)
■さらなるRA治療の進歩
・インフリキシマブの有効性を予測する(岩舘知史ほか)
・メトトレキサートの効果と副作用発現を予測する(浦野和子ほか)
・新たな生物学的DMARDsへの期待(赤真秀人)
■Exercise
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≪ NEWS ≫
・イマチニブ抵抗性CMLに対するダサチニブとニロチニブ
・脳保護薬の現状
・1日エネルギー摂取量の配分の実態
・24時間血圧測定はルーチン検査として行われるべきではない
≪ SERIES≫
■薬剤師のモラルディレンマ 第13回
遺伝子解析に基づいて薬が処方される時代
(川村和美/松田 純)
■今日から使える抗菌薬の基礎知識3 カルバペネム系・ペネム系抗菌薬
(坂野昌志/三鴨廣繁)
■症例から学ぶ TDM 実践アプローチ 第14回
フェノバルビタール②~多剤併用~(喜古康博ほか)
■こころのファイル アンティーク通りの窓から ―2
深夜まで働く人たちにみられる不眠への対応
(福西勇夫)
■続・Pharm.D.留学ファイル 第10回
レジデンシー出願準備と選考過程(岩澤真紀子)
■病気百話 よくわかる疾患の病態生理 90
花粉症 ―春の悩み(北岡建樹)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
≪巻頭語≫
関節リウマチの治療にたずさわるものにとって,1987年にLancet誌に掲載された論文* は強い衝撃であったと思う.その内容は,当時主に使われていたステロイド,金製剤,ペニシラミンやシクロホスファミドなどを用いた治療の長期の有効性を否定し,寛解導入薬とはまやかしである,というものであった.しかし,1990年代に入ると関節リウマチの疾患活動性やアウトカムの評価法が確立された.この評価法を用いてメトトレキサートや抗リウマチ薬併用療法の有効性が示され,関節リウマチの自然経過を薬物治療で変えることが可能であると考えられるようになった.そして,1990年代の後半に登場したTNF阻害薬により関節リウマチの治療は変革期を迎えた.
TNF阻害薬を含む生物学的DMARDsは疾患過程を緩和し,関節破壊を遅延・停止させうる治療薬として注目されている.現状では,生物学的DMARDsをどのように使っていくべきか,複数の生物学的DMARDsの使い分けはどうするのか,副作用に対する対策はどうするのか,など解決すべき課題も多い.しかし,日本ではすでに数万人の関節リウマチ患者に生物学的DMARDsの使用経験がある.日本でも本格的な生物学的DMARDsの時代が到来したといってよい.このことは,関節リウマチの服薬指導を行ううえで,生物学的DMARDSの情報が必須のものになったことを示している.
そこで,本特集では関節リウマチ治療の第一線でご活躍の先生方に現代の関節リウマチ治療の考え方や生物学的DMARDsの種々の側面について解説いただいた.本特集により関節リウマチの最新の治療に対する理解が一層深まれば幸いである.
東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター 教授 谷口敦夫
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■特集にあたって(谷口敦夫)
■RAの治療戦略と標準治療
・治療戦略の変遷と治療目標(寺井千尋)
・今日の治療における経口DMARDsの位置づけ(岡田正人)
■基本をおさえる ―各薬剤の比較から特徴をひも解く
・RAに対する抗サイトカイン療法のしくみ(岡本 完)
・生物学的DMARDsの体内動態(宮村重幸)
■RA治療におけるエビデンス
・TNF-α阻害薬(沢田哲治)
・抗IL-6受容体抗体(菊田順一ほか)
・エビデンスからみた有害事象の発生率(天野宏一)
■臨床で遭遇する生物学的DMARDsの処方せん
・経口DMARDsからの変更(真砂玲治)
・メトトレキサートとの併用および増量・減量(塩沢和子)
・生物学的DMARDs同士の切り替え(泉山朋政)
・妊婦あるいは妊娠を希望する女性(磯島咲子ほか)
・生物学的DMARDs使用中の患者における関節手術(桃原茂樹)
・合併症からみた生物学的DMARDs適応のあり方(八田和大)
■生物学的DMARDsのメンタル服薬指導テクニック(片山歳也ほか)
■リスク管理と患者対応のスキル
・投与中の検査計画(宮田昌之)
・感染症のリスクを低下させる管理・患者説明のポイント(鈴木貴博)
・悪性腫瘍の発症率データに基づいた患者への説明のあり方(中島亜矢子)
・投与時反応・投与部位反応への対策・対応と患者への説明(太田修二ほか)
・生物学的DMARDsの自己注射指導とその管理(杉本妙子ほか)
■さらなるRA治療の進歩
・インフリキシマブの有効性を予測する(岩舘知史ほか)
・メトトレキサートの効果と副作用発現を予測する(浦野和子ほか)
・新たな生物学的DMARDsへの期待(赤真秀人)
■Exercise
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≪ NEWS ≫
・イマチニブ抵抗性CMLに対するダサチニブとニロチニブ
・脳保護薬の現状
・1日エネルギー摂取量の配分の実態
・24時間血圧測定はルーチン検査として行われるべきではない
≪ SERIES≫
■薬剤師のモラルディレンマ 第13回
遺伝子解析に基づいて薬が処方される時代
(川村和美/松田 純)
■今日から使える抗菌薬の基礎知識3 カルバペネム系・ペネム系抗菌薬
(坂野昌志/三鴨廣繁)
■症例から学ぶ TDM 実践アプローチ 第14回
フェノバルビタール②~多剤併用~(喜古康博ほか)
■こころのファイル アンティーク通りの窓から ―2
深夜まで働く人たちにみられる不眠への対応
(福西勇夫)
■続・Pharm.D.留学ファイル 第10回
レジデンシー出願準備と選考過程(岩澤真紀子)
■病気百話 よくわかる疾患の病態生理 90
花粉症 ―春の悩み(北岡建樹)
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≪巻頭語≫
関節リウマチの治療にたずさわるものにとって,1987年にLancet誌に掲載された論文* は強い衝撃であったと思う.その内容は,当時主に使われていたステロイド,金製剤,ペニシラミンやシクロホスファミドなどを用いた治療の長期の有効性を否定し,寛解導入薬とはまやかしである,というものであった.しかし,1990年代に入ると関節リウマチの疾患活動性やアウトカムの評価法が確立された.この評価法を用いてメトトレキサートや抗リウマチ薬併用療法の有効性が示され,関節リウマチの自然経過を薬物治療で変えることが可能であると考えられるようになった.そして,1990年代の後半に登場したTNF阻害薬により関節リウマチの治療は変革期を迎えた.
TNF阻害薬を含む生物学的DMARDsは疾患過程を緩和し,関節破壊を遅延・停止させうる治療薬として注目されている.現状では,生物学的DMARDsをどのように使っていくべきか,複数の生物学的DMARDsの使い分けはどうするのか,副作用に対する対策はどうするのか,など解決すべき課題も多い.しかし,日本ではすでに数万人の関節リウマチ患者に生物学的DMARDsの使用経験がある.日本でも本格的な生物学的DMARDsの時代が到来したといってよい.このことは,関節リウマチの服薬指導を行ううえで,生物学的DMARDSの情報が必須のものになったことを示している.
そこで,本特集では関節リウマチ治療の第一線でご活躍の先生方に現代の関節リウマチ治療の考え方や生物学的DMARDsの種々の側面について解説いただいた.本特集により関節リウマチの最新の治療に対する理解が一層深まれば幸いである.
東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター 教授 谷口敦夫
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