目次
特集テーマ:おくすり比べてみました 知っておきたい!同種・同効薬の使いどこ
<目次>
■特集にあたって(青島 周一)
・糖尿病治療薬(青島 周一)
・GLP-1受容体作動薬(能登 洋)
・痛風治療薬(三星 知)
・抗凝固薬(志賀 剛)
・降圧薬(青島 周一)
・利尿薬(小原 拓)
・抗ヒスタミン薬(有吉 範高)
・吸入気管支拡張薬(宮崎 雅之)
・胃酸分泌抑制薬(伊藤 恭平 ほか)
・下剤(神村 英利)
・抗うつ薬(橋本 保彦)
・統合失調症治療薬(桑原 秀徳)
・アレルギー性鼻炎(花粉症)と副鼻腔炎に効く漢方薬(境 修平)
・婦人科漢方(寺内 公一)
・ドラッグストアで買える解熱鎮痛薬(児島 悠史)
<シリーズ>
■えびさんぽ
「あの薬」と「この薬」,どっちがよいですか?
(青島 周一)
■飲み合わせ研究所子どもの服薬Tips
〈第01回〉アレグラ ®DS
(小嶋 純 米子 真記)
■医薬品適正使用・育薬フラッシュニュース
・緑茶抽出物でロスバスタチンの血中濃度低下
・プロトンポンプ阻害薬(PPIs)の長期使用で糖尿病リスクが上昇
(佐藤 宏樹 澤田 康文)
■腫瘍薬学ハイライト
mRNA医薬:新型コロナワクチンとがん治療ワクチン
(川西 正祐)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈拾参ノ型〉日々鍛錬し,いつ来るとも知れない機会に備えよ!
(成田 綾香)
■Gebaita?! 薬剤師の語ログ
〈第13回〉医薬品の外箱デザインに物申す!
(髙島 英滋)
■くすりのかたち外伝 わかる! 使える!まいにち薬会話
〈第13回〉「選択的○○です」(前編)
(浅井 考介 柴田 奈央)
■喫茶よりみち薬剤師の知っ得リテラシー
〈Scene #13〉新しい技術と私たちの生活 〜「心地よい」導入と薬剤師の役割〜
(井出 和希)
■現場で働く薬剤師のための臨床薬学研究のオモテ・ウラ
〈第13回〉症例研究のオモテ・ウラ
(大井 一弥)
<巻頭言>
特集にあたって
ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作の童話,「みにくいアヒルの子」をご存じの方も多いと思います.アヒルの群の中で,ほかのアヒルと異なった姿で生まれた「みにくいアヒル」の成長物語です.物語の詳細は原作を参照いただくとして,ページをめくる前に一つだけ考えていただけたらうれしいです.
―「みにくいアヒルの子」と「ふつうのアヒルの子」は,何が異なっているのでしょう.
真っ先に思い浮かぶのは体の色や体格かもしれません.しかし,目の色や形,くちばしの長さなど,「みにくいアヒルの子」と,「ふつうのアヒルの子」を比較する際に着目すべき視点は,よくよく考えれば無数にあるはずです.なぜ僕たちは,体の色や体格の違いに注目しがちなのでしょうか.
その理由は,僕たちがアヒルの専門家ではないからです(専門家の方がいらしたらすみません).ある二者の比較とは,両者の間に,何らかの関心に基づく視点(観点)をもち込み,その視点を足がかりに差異を見いだしていくプロセスです.しかし,比較する視点は無数に存在しており,どの視点を重視するかは,比較を行う人の「関心」に依存しています.そして,着目する視点への「関心」とは,ある種の専門性にほかなりません.
薬の「あれ」と「これ」を比較する際の視点も無数に存在します.専門知識をもたない一般の方からすれば同じようにみえる薬も,薬剤師にとってみれば,薬理作用,薬物動態,用法・用量,潜在的な有害事象リスク,合併症に対する有効性など,人の生活に直結する「違い」から,ミクロな生物学的・化学的な「違い」まで,多様に論じることができるはずです.そういう意味では,薬の比較を多面的に論じることは,薬剤師としての専門性そのものです.
本特集では,各疾患領域のエキスパートに薬物療法の比較をわかりやすく解説していただきました.薬剤師の臨床業務において,薬を比較する機会は多いはずです.どのような視点に注目して薬を使い分ければよいのか,思い悩んでしまうこともあるでしょう.ぜひ,本特集を活用いただけたら幸いです.
青島 周一
中野病院 薬局
<目次>
■特集にあたって(青島 周一)
・糖尿病治療薬(青島 周一)
・GLP-1受容体作動薬(能登 洋)
・痛風治療薬(三星 知)
・抗凝固薬(志賀 剛)
・降圧薬(青島 周一)
・利尿薬(小原 拓)
・抗ヒスタミン薬(有吉 範高)
・吸入気管支拡張薬(宮崎 雅之)
・胃酸分泌抑制薬(伊藤 恭平 ほか)
・下剤(神村 英利)
・抗うつ薬(橋本 保彦)
・統合失調症治療薬(桑原 秀徳)
・アレルギー性鼻炎(花粉症)と副鼻腔炎に効く漢方薬(境 修平)
・婦人科漢方(寺内 公一)
・ドラッグストアで買える解熱鎮痛薬(児島 悠史)
<シリーズ>
■えびさんぽ
「あの薬」と「この薬」,どっちがよいですか?
(青島 周一)
■飲み合わせ研究所子どもの服薬Tips
〈第01回〉アレグラ ®DS
(小嶋 純 米子 真記)
■医薬品適正使用・育薬フラッシュニュース
・緑茶抽出物でロスバスタチンの血中濃度低下
・プロトンポンプ阻害薬(PPIs)の長期使用で糖尿病リスクが上昇
(佐藤 宏樹 澤田 康文)
■腫瘍薬学ハイライト
mRNA医薬:新型コロナワクチンとがん治療ワクチン
(川西 正祐)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈拾参ノ型〉日々鍛錬し,いつ来るとも知れない機会に備えよ!
(成田 綾香)
■Gebaita?! 薬剤師の語ログ
〈第13回〉医薬品の外箱デザインに物申す!
(髙島 英滋)
■くすりのかたち外伝 わかる! 使える!まいにち薬会話
〈第13回〉「選択的○○です」(前編)
(浅井 考介 柴田 奈央)
■喫茶よりみち薬剤師の知っ得リテラシー
〈Scene #13〉新しい技術と私たちの生活 〜「心地よい」導入と薬剤師の役割〜
(井出 和希)
■現場で働く薬剤師のための臨床薬学研究のオモテ・ウラ
〈第13回〉症例研究のオモテ・ウラ
(大井 一弥)
<巻頭言>
特集にあたって
ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作の童話,「みにくいアヒルの子」をご存じの方も多いと思います.アヒルの群の中で,ほかのアヒルと異なった姿で生まれた「みにくいアヒル」の成長物語です.物語の詳細は原作を参照いただくとして,ページをめくる前に一つだけ考えていただけたらうれしいです.
―「みにくいアヒルの子」と「ふつうのアヒルの子」は,何が異なっているのでしょう.
真っ先に思い浮かぶのは体の色や体格かもしれません.しかし,目の色や形,くちばしの長さなど,「みにくいアヒルの子」と,「ふつうのアヒルの子」を比較する際に着目すべき視点は,よくよく考えれば無数にあるはずです.なぜ僕たちは,体の色や体格の違いに注目しがちなのでしょうか.
その理由は,僕たちがアヒルの専門家ではないからです(専門家の方がいらしたらすみません).ある二者の比較とは,両者の間に,何らかの関心に基づく視点(観点)をもち込み,その視点を足がかりに差異を見いだしていくプロセスです.しかし,比較する視点は無数に存在しており,どの視点を重視するかは,比較を行う人の「関心」に依存しています.そして,着目する視点への「関心」とは,ある種の専門性にほかなりません.
薬の「あれ」と「これ」を比較する際の視点も無数に存在します.専門知識をもたない一般の方からすれば同じようにみえる薬も,薬剤師にとってみれば,薬理作用,薬物動態,用法・用量,潜在的な有害事象リスク,合併症に対する有効性など,人の生活に直結する「違い」から,ミクロな生物学的・化学的な「違い」まで,多様に論じることができるはずです.そういう意味では,薬の比較を多面的に論じることは,薬剤師としての専門性そのものです.
本特集では,各疾患領域のエキスパートに薬物療法の比較をわかりやすく解説していただきました.薬剤師の臨床業務において,薬を比較する機会は多いはずです.どのような視点に注目して薬を使い分ければよいのか,思い悩んでしまうこともあるでしょう.ぜひ,本特集を活用いただけたら幸いです.
青島 周一
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