目次
特集:Hey 薬剤師外来 -「外来診療の質を上げる方法を教えて」-
<特集の目次>
■特集にあたって(川上 和宜)
■始動,薬剤師外来 ─外来診療の質を上げるひとつの方法
・「医師の働き方改革」元年タスク・シフト/シェアで拡大する薬剤師業務(近藤 直樹)
・薬局,薬剤師をドラスティックに変える─“問題児”敷地内薬局を起点につながるバトンリレー─(玉田 慎二)
・薬剤師の働きがい改革! 楽しい薬剤師外来ライフ(川上 和宜)
■ビルドアップ,薬剤師外来 ─外来診療のクオリティ向上に取り組む
・特定機能病院(大学病院)での取り組み(五十嵐 保陽 ほか)
・特定機能病院(専門病院)での取り組み(青山 剛)
・一般病院(200床以上)での取り組み(宇佐美 英績)
・一般病院(200床未満)での取り組み(大西 順子)
・診療所での取り組み(前堀 直美 ほか)
■チェンジ,外来診療 ─「薬剤師外来」のリアル15
・がん薬物療法外来-胃がん SOX+ニボルマブ療法の副作用管理(新井 隆広)
・がん薬物療法外来-大腸がんCAPOX+ベバシズマブ療法における副作用評価のポイント(横山 敦)
・がん薬物療法外来-肝細胞がん アテゾリズマブ+ベバシズマブ療法の有害事象管理(稲垣 貴士 ほか)
・がん薬物療法外来-膵臓がん ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法の副作用管理(合津 貴志)
・がん薬物療法外来-乳がん アベマシクリブ療法の多様な副作用管理(高田 慎也)
・がん薬物療法外来-婦人科がん TC療法の副作用管理(副島 梓)
・がん薬物療法外来-前立腺がん エンザルタミドの服薬指導(池末 裕明 ほか)
・がん薬物療法外来-甲状腺がん 甲状腺がん治療におけるレンバチニブ使用患者を例に(末永 亘)
・HIV外来 持効性注射製剤の導入管理(長島 浩二)
・リエゾン精神科での薬剤師外来(進 健司 ほか)
・吸入指導外来 継続使用可能なデバイスを提供・評価する(坂野 昌志)
・特発性肺線維症の薬剤師外来 抗線維化薬による副作用のセルフマネジメントを支援する(薩摩 由香里 ほか)
・炎症性腸疾患外来 患者エンゲージメントを高める薬剤選択(平田 一耕)
・緑内障外来 点眼剤の適正使用とアドヒアランスの確保(平野 達也)
・術前外来 人工膝関節置換術予定患者の入退院支援(有澤 礼子 ほか)
<シリーズ>
■ガチではじめる マジでわかる経口抗がん薬
ティーエスワン®(テガフール,ギメラシル,オテラシルカリウム)の悪心・嘔吐
(村田 勇人)
■えびさんぽ
外来患者に対する薬剤師の介入には,どのような効果が期待できますか?
(青島 周一)
■医薬品適正使用・育薬フラッシュニュース
・SNRIによる⼝渇のリスク
・PPIで薬剤耐性腸内細菌の獲得リスクが上昇
(佐藤 宏樹 澤田 康文)
■飲み合わせ研究所 子どもの服薬Tips
〈第19回〉プリンペラン®錠5
(小嶋 純 米子 真記)
■ぐっとよくなる! 漢方処方 快訣ビフォーアフター
〈第7回〉妊娠出産を考えている人への漢方処方 駆瘀血剤の使い方・切り替え方
(津田 篤太郎)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈参拾壱ノ型〉食欲低下!? ポリファーマシーが要因か検討せよ!
(武藤 浩司)
■Gebaita?! 薬剤師の語ログ
〈第31回〉もの言う薬剤師のススメ
(大森 智史)
<巻頭言>
2024年度の診療報酬改定でがん薬物療法体制充実加算が新設されました.内容は「薬剤師が医師の診察前に患者から服薬状況,副作用などの情報収集・評価を実施し,情報提供や処方提案などを行ったうえで,医師がそれを踏まえてより適切な診療方針を立てられる体制を整備する」とされており,薬剤師の活動が保険点数で評価されました.いわゆる,がん領域における薬剤師外来が評価されることとなり,この業務は今までの服薬指導とは大きく変わると思っています.現在行われているがん領域での薬剤師外来では,薬剤師が患者と面談して患者の訴えや検査値から副作用重症度評価を行い,抗がん薬の休薬や減量,支持療法薬の提案などを自分で考え判断し,医師と協働してがん薬物療法を実施します.患者さんとより近く,顔をあわせて行う業務であり,自分で考え判断する責任とともにやりがいを強く感じる業務です.
薬剤師外来は,副作用が多種多様ながん薬物療法を対象に始まっていますが,HIV治療や炎症性腸疾患治療などで取り組んでいる施設もあります.薬物療法は年々複雑化しており,副作用マネジメントが難しい治療にこそ薬剤師が必要とされていると思います.
今回は,薬剤師外来をテーマにその領域のトップランナーの先生方に執筆していただきました.特に,薬剤師外来の設置にあたりどのように始めたのか,そしてどのように質向上を行ったのかに焦点を絞った項目が本誌に含まれています.今まで行っていない新しい業務を開始することに,いろいろと困難があるのは一般的なことです.ただし,患者さんにより質の高い薬物療法を提供するという薬剤師の活動の目的を共有して,多くの困難を解決していければと考えています.入院時の患者ケアについては,病棟に常駐している薬剤師が主に関わることで薬物療法の質の担保ができるようになってきました.今後は,外来で行われる薬物療法に対して,薬剤師外来がないと安全かつ有効な薬物療法を提供できないと,患者さんや医療従事者,社会から評価される体制を皆さんとともに作っていければと考えております.
がん研有明病院 薬剤部 調剤室長
川上和宜
<特集の目次>
■特集にあたって(川上 和宜)
■始動,薬剤師外来 ─外来診療の質を上げるひとつの方法
・「医師の働き方改革」元年タスク・シフト/シェアで拡大する薬剤師業務(近藤 直樹)
・薬局,薬剤師をドラスティックに変える─“問題児”敷地内薬局を起点につながるバトンリレー─(玉田 慎二)
・薬剤師の働きがい改革! 楽しい薬剤師外来ライフ(川上 和宜)
■ビルドアップ,薬剤師外来 ─外来診療のクオリティ向上に取り組む
・特定機能病院(大学病院)での取り組み(五十嵐 保陽 ほか)
・特定機能病院(専門病院)での取り組み(青山 剛)
・一般病院(200床以上)での取り組み(宇佐美 英績)
・一般病院(200床未満)での取り組み(大西 順子)
・診療所での取り組み(前堀 直美 ほか)
■チェンジ,外来診療 ─「薬剤師外来」のリアル15
・がん薬物療法外来-胃がん SOX+ニボルマブ療法の副作用管理(新井 隆広)
・がん薬物療法外来-大腸がんCAPOX+ベバシズマブ療法における副作用評価のポイント(横山 敦)
・がん薬物療法外来-肝細胞がん アテゾリズマブ+ベバシズマブ療法の有害事象管理(稲垣 貴士 ほか)
・がん薬物療法外来-膵臓がん ゲムシタビン+ナブパクリタキセル療法の副作用管理(合津 貴志)
・がん薬物療法外来-乳がん アベマシクリブ療法の多様な副作用管理(高田 慎也)
・がん薬物療法外来-婦人科がん TC療法の副作用管理(副島 梓)
・がん薬物療法外来-前立腺がん エンザルタミドの服薬指導(池末 裕明 ほか)
・がん薬物療法外来-甲状腺がん 甲状腺がん治療におけるレンバチニブ使用患者を例に(末永 亘)
・HIV外来 持効性注射製剤の導入管理(長島 浩二)
・リエゾン精神科での薬剤師外来(進 健司 ほか)
・吸入指導外来 継続使用可能なデバイスを提供・評価する(坂野 昌志)
・特発性肺線維症の薬剤師外来 抗線維化薬による副作用のセルフマネジメントを支援する(薩摩 由香里 ほか)
・炎症性腸疾患外来 患者エンゲージメントを高める薬剤選択(平田 一耕)
・緑内障外来 点眼剤の適正使用とアドヒアランスの確保(平野 達也)
・術前外来 人工膝関節置換術予定患者の入退院支援(有澤 礼子 ほか)
<シリーズ>
■ガチではじめる マジでわかる経口抗がん薬
ティーエスワン®(テガフール,ギメラシル,オテラシルカリウム)の悪心・嘔吐
(村田 勇人)
■えびさんぽ
外来患者に対する薬剤師の介入には,どのような効果が期待できますか?
(青島 周一)
■医薬品適正使用・育薬フラッシュニュース
・SNRIによる⼝渇のリスク
・PPIで薬剤耐性腸内細菌の獲得リスクが上昇
(佐藤 宏樹 澤田 康文)
■飲み合わせ研究所 子どもの服薬Tips
〈第19回〉プリンペラン®錠5
(小嶋 純 米子 真記)
■ぐっとよくなる! 漢方処方 快訣ビフォーアフター
〈第7回〉妊娠出産を考えている人への漢方処方 駆瘀血剤の使い方・切り替え方
(津田 篤太郎)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈参拾壱ノ型〉食欲低下!? ポリファーマシーが要因か検討せよ!
(武藤 浩司)
■Gebaita?! 薬剤師の語ログ
〈第31回〉もの言う薬剤師のススメ
(大森 智史)
<巻頭言>
2024年度の診療報酬改定でがん薬物療法体制充実加算が新設されました.内容は「薬剤師が医師の診察前に患者から服薬状況,副作用などの情報収集・評価を実施し,情報提供や処方提案などを行ったうえで,医師がそれを踏まえてより適切な診療方針を立てられる体制を整備する」とされており,薬剤師の活動が保険点数で評価されました.いわゆる,がん領域における薬剤師外来が評価されることとなり,この業務は今までの服薬指導とは大きく変わると思っています.現在行われているがん領域での薬剤師外来では,薬剤師が患者と面談して患者の訴えや検査値から副作用重症度評価を行い,抗がん薬の休薬や減量,支持療法薬の提案などを自分で考え判断し,医師と協働してがん薬物療法を実施します.患者さんとより近く,顔をあわせて行う業務であり,自分で考え判断する責任とともにやりがいを強く感じる業務です.
薬剤師外来は,副作用が多種多様ながん薬物療法を対象に始まっていますが,HIV治療や炎症性腸疾患治療などで取り組んでいる施設もあります.薬物療法は年々複雑化しており,副作用マネジメントが難しい治療にこそ薬剤師が必要とされていると思います.
今回は,薬剤師外来をテーマにその領域のトップランナーの先生方に執筆していただきました.特に,薬剤師外来の設置にあたりどのように始めたのか,そしてどのように質向上を行ったのかに焦点を絞った項目が本誌に含まれています.今まで行っていない新しい業務を開始することに,いろいろと困難があるのは一般的なことです.ただし,患者さんにより質の高い薬物療法を提供するという薬剤師の活動の目的を共有して,多くの困難を解決していければと考えています.入院時の患者ケアについては,病棟に常駐している薬剤師が主に関わることで薬物療法の質の担保ができるようになってきました.今後は,外来で行われる薬物療法に対して,薬剤師外来がないと安全かつ有効な薬物療法を提供できないと,患者さんや医療従事者,社会から評価される体制を皆さんとともに作っていければと考えております.
がん研有明病院 薬剤部 調剤室長
川上和宜
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