目次
特集テーマ:薬剤師の情報福袋 新薬,診療GL(ガイドライン),etc詰め合わせ
<特集の目次>
■特集にあたって
2024年から2025年にバトンをつなぐ (石井 伊都子)
■What’s Up! 2025年の薬剤師には何が求められる?
・地域を支えるこれからの薬剤師に期待されること (安川 孝志)
・薬局DXがもたらす変化,薬局DXに必要な変化 (紀平 哲也)
・タスク・シフト/シェアで薬剤師の仕事はどう変わる? (川上 純一)
■Pick Up! 注目の診療ガイドライン
・薬物治療だけじゃない!? 糖尿病ガイドライン2024は食事療法もポイント (能登 洋)
・抗菌薬関連のCQが追加! 『日本版敗血症診療ガイドライン2024』 (狩野 謙一)
・新薬続々,便通異常症診療ガイドライン2023 ─機能性便秘症と機能性下痢症─ (荻野 治栄 ほか)
・原発性局所多汗症診療ガイドライン2023で広がる治療の選択肢 ─抗コリン外用剤を中心として─ (藤本 智子)
・抗がん薬治療を支える! 制吐薬適正使用ガイドライン第3版 (青山 剛)
■Catch Up! おくすり情報アップデート
・アルツハイマー病の新たな治療薬が登場 (井原 涼子)
・コラム 変化し続けるアトピー性皮膚炎治療薬 (加藤 則人)
・SGLT2阻害薬にCKDの適応が追加 ─患者指導に活かすために─ (藤井 麻紀子 ほか)
・コラム アレジオン ®眼瞼クリームの使いどころ (庄司 純)
・『日本版抗コリン薬リスクスケール』を臨床で活用する (水野 智博)
■Follow Up! 最近のトピックスを深堀り解説
・ダイレクト「アライ ®」とスイッチ「緊急避妊薬」 薬剤師職能が試される2つのクスリ (玉田 慎二)
・動き出した薬剤師から非薬剤師へのタスク・シフト/シェア 日病薬が特別委員会を設置 なるか薬剤師の業務拡充 (杞憂 過多)
<シリーズ>
■ガチではじめる マジでわかる 経口抗がん薬
アーリーダ ®(アパルタミド)の皮膚障害
(橋本 幸輝)
■えびさんぽ
ランドマークスタディで振り返る2024年
(青島 周一)
■薬剤師40年目の独り言
「病院薬剤師は募集しても集まらない」,というけれど
(鎧のない薬剤師)
■医薬品適正使用・育薬フラッシュニュース
・BZ薬の適正使用を目指した日本での一つの取り組み
・トリプタン開始直後は心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇
(佐藤 宏樹 澤田 康文)
■飲み合わせ研究所 子どもの服薬Tips
〈第25回〉ブロムヘキシンシロップ 0.08%
(小嶋 純 米子 真記)
■薬剤師の1,2,3,4!(ヒフみよ)大井教授の皮膚×くすり講座
1時限目 導入編 皮膚ってなんだ?
(大井 一弥)
■「全(ZEN)か無(MU)か」じゃないんだよ 薬物相互作用
〈File 04〉インクレチン薬関連薬物相互作用
(平井 利典 児島 悠史)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈参拾漆ノ型〉心不全の既往をみつけたらGDMTを意識せよ!
(片桐 光)
■がん研有明病院薬剤部のABCセミナーの楽屋話
・膵がんの薬物療法
・がん悪液質
(天川 佳洋 舘合 慶一)
■Gebaita?! 薬剤師の語(カタ)ログ
〈第37回〉「変わる」にあたり必要なことは?
(大森 智史)
■ぐっとよくなる! 漢方処方 快訣(かいけつ)ビフォーアフター
〈第13回〉難治性の痒みに対する漢方治療 「温める」と「冷ます」の綱引きで考える
(津田 篤太郎)
■レポート
日本くすりと糖尿病学会から「東北宣言」
(平泉 達哉)
<巻頭言>
2024年から2025年にバトンをつなぐ
2024年を振り返ると,良し悪しにつけいろいろなことが起きた.感慨深い話題としては,オリンピックやメジャーリーグで日本人が大活躍した.体格の劣る日本人がスポーツの世界で活躍できるのは単純にうれしいし,国を越えて超人的なパフォーマンスには息を呑む魅力がある.驚いたことには,人工知能(AI)を用いたタンパク質の構造予測がノーベル化学賞を受賞した.革新的ではあるものの評価の定まらぬAIという技術が学術的に認められたことに大きな驚きを隠せないが,学問の新しい扉が開いたような感覚も覚えた.
一方,度重なる災害が日本列島を襲った.特に,能登半島は地震や豪雨に見舞われ,いまだ避難所や仮設住宅暮らしを続けている方がいらっしゃる.タイ,ミャンマー,ネパール,中国,台湾など東南アジアや東アジアで大規模な洪水が報告されただけでなく,砂漠の地ドバイでも過去75年間で最大の降水量を記録し,たった1日で街が冠水した.被害に遭われた方々に,あらためてお見舞いを申し上げる.
『薬局』2025年1月号のテーマは「薬剤師の情報福袋 新薬,診療GL,etc詰め合わせ」である.先に取り上げたスポーツイベント,学術の発展,災害には,すべて何らかのかたちで医療が関係する.それは目的となることもあり,ツールにもなることもある.そのなかで,薬はその重要な位置を占める.薬剤師に求められること,それは常に薬に精通していることである.だから『薬局』は年に一度最新の薬とガイドラインをまとめ,みなさまと共有する.そして,新年の第一号として,病院,薬局,地域における先進的な薬剤師業務の変化について3名の著者に執筆していただいた.折しも,2024年は診療報酬の改定があり,それと相まって業務を見直す施設も多々あるだろう.ぜひ本書を参考にしていただきたい.
2025年,太陽活動が最も活発になる「極大期」となり,太陽フレアの発生も多くなるそうだ.大きな災害につながらないことを祈るが,備えあれば憂いなし,薬の知識の整理整頓は年始早々にしておきたい.
千葉大学医学部附属病院 薬剤部 教授・部長
石井 伊都子
<特集の目次>
■特集にあたって
2024年から2025年にバトンをつなぐ (石井 伊都子)
■What’s Up! 2025年の薬剤師には何が求められる?
・地域を支えるこれからの薬剤師に期待されること (安川 孝志)
・薬局DXがもたらす変化,薬局DXに必要な変化 (紀平 哲也)
・タスク・シフト/シェアで薬剤師の仕事はどう変わる? (川上 純一)
■Pick Up! 注目の診療ガイドライン
・薬物治療だけじゃない!? 糖尿病ガイドライン2024は食事療法もポイント (能登 洋)
・抗菌薬関連のCQが追加! 『日本版敗血症診療ガイドライン2024』 (狩野 謙一)
・新薬続々,便通異常症診療ガイドライン2023 ─機能性便秘症と機能性下痢症─ (荻野 治栄 ほか)
・原発性局所多汗症診療ガイドライン2023で広がる治療の選択肢 ─抗コリン外用剤を中心として─ (藤本 智子)
・抗がん薬治療を支える! 制吐薬適正使用ガイドライン第3版 (青山 剛)
■Catch Up! おくすり情報アップデート
・アルツハイマー病の新たな治療薬が登場 (井原 涼子)
・コラム 変化し続けるアトピー性皮膚炎治療薬 (加藤 則人)
・SGLT2阻害薬にCKDの適応が追加 ─患者指導に活かすために─ (藤井 麻紀子 ほか)
・コラム アレジオン ®眼瞼クリームの使いどころ (庄司 純)
・『日本版抗コリン薬リスクスケール』を臨床で活用する (水野 智博)
■Follow Up! 最近のトピックスを深堀り解説
・ダイレクト「アライ ®」とスイッチ「緊急避妊薬」 薬剤師職能が試される2つのクスリ (玉田 慎二)
・動き出した薬剤師から非薬剤師へのタスク・シフト/シェア 日病薬が特別委員会を設置 なるか薬剤師の業務拡充 (杞憂 過多)
<シリーズ>
■ガチではじめる マジでわかる 経口抗がん薬
アーリーダ ®(アパルタミド)の皮膚障害
(橋本 幸輝)
■えびさんぽ
ランドマークスタディで振り返る2024年
(青島 周一)
■薬剤師40年目の独り言
「病院薬剤師は募集しても集まらない」,というけれど
(鎧のない薬剤師)
■医薬品適正使用・育薬フラッシュニュース
・BZ薬の適正使用を目指した日本での一つの取り組み
・トリプタン開始直後は心筋梗塞や脳卒中のリスクが上昇
(佐藤 宏樹 澤田 康文)
■飲み合わせ研究所 子どもの服薬Tips
〈第25回〉ブロムヘキシンシロップ 0.08%
(小嶋 純 米子 真記)
■薬剤師の1,2,3,4!(ヒフみよ)大井教授の皮膚×くすり講座
1時限目 導入編 皮膚ってなんだ?
(大井 一弥)
■「全(ZEN)か無(MU)か」じゃないんだよ 薬物相互作用
〈File 04〉インクレチン薬関連薬物相互作用
(平井 利典 児島 悠史)
■薬剤師力の型 新たな思考と行動プランを手に入れろ!
〈参拾漆ノ型〉心不全の既往をみつけたらGDMTを意識せよ!
(片桐 光)
■がん研有明病院薬剤部のABCセミナーの楽屋話
・膵がんの薬物療法
・がん悪液質
(天川 佳洋 舘合 慶一)
■Gebaita?! 薬剤師の語(カタ)ログ
〈第37回〉「変わる」にあたり必要なことは?
(大森 智史)
■ぐっとよくなる! 漢方処方 快訣(かいけつ)ビフォーアフター
〈第13回〉難治性の痒みに対する漢方治療 「温める」と「冷ます」の綱引きで考える
(津田 篤太郎)
■レポート
日本くすりと糖尿病学会から「東北宣言」
(平泉 達哉)
<巻頭言>
2024年から2025年にバトンをつなぐ
2024年を振り返ると,良し悪しにつけいろいろなことが起きた.感慨深い話題としては,オリンピックやメジャーリーグで日本人が大活躍した.体格の劣る日本人がスポーツの世界で活躍できるのは単純にうれしいし,国を越えて超人的なパフォーマンスには息を呑む魅力がある.驚いたことには,人工知能(AI)を用いたタンパク質の構造予測がノーベル化学賞を受賞した.革新的ではあるものの評価の定まらぬAIという技術が学術的に認められたことに大きな驚きを隠せないが,学問の新しい扉が開いたような感覚も覚えた.
一方,度重なる災害が日本列島を襲った.特に,能登半島は地震や豪雨に見舞われ,いまだ避難所や仮設住宅暮らしを続けている方がいらっしゃる.タイ,ミャンマー,ネパール,中国,台湾など東南アジアや東アジアで大規模な洪水が報告されただけでなく,砂漠の地ドバイでも過去75年間で最大の降水量を記録し,たった1日で街が冠水した.被害に遭われた方々に,あらためてお見舞いを申し上げる.
『薬局』2025年1月号のテーマは「薬剤師の情報福袋 新薬,診療GL,etc詰め合わせ」である.先に取り上げたスポーツイベント,学術の発展,災害には,すべて何らかのかたちで医療が関係する.それは目的となることもあり,ツールにもなることもある.そのなかで,薬はその重要な位置を占める.薬剤師に求められること,それは常に薬に精通していることである.だから『薬局』は年に一度最新の薬とガイドラインをまとめ,みなさまと共有する.そして,新年の第一号として,病院,薬局,地域における先進的な薬剤師業務の変化について3名の著者に執筆していただいた.折しも,2024年は診療報酬の改定があり,それと相まって業務を見直す施設も多々あるだろう.ぜひ本書を参考にしていただきたい.
2025年,太陽活動が最も活発になる「極大期」となり,太陽フレアの発生も多くなるそうだ.大きな災害につながらないことを祈るが,備えあれば憂いなし,薬の知識の整理整頓は年始早々にしておきたい.
千葉大学医学部附属病院 薬剤部 教授・部長
石井 伊都子
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