目次
特集:『医薬品による下痢Q&A』
■特集にあたって(奥田真弘)
■下痢のリスクファクターと発生メカニズム
・下痢を引き起こす医薬品にはどのようなものがあるの?(後藤伸之)
・どうして抗菌薬で下痢は起こるの?起こしやすい患者背景は?(森 健)
・抗がん薬による早期性下痢と遅発性下痢の違いは?(岩本卓也)
・抗がん薬による下痢の起きやすさは遺伝子多型で説明できるか?(藤田健一)
・精神神経用薬でなぜ下痢は起こるの?(三輪高市)
■下痢で薬の体内動態はどう変わる?(大谷壽一)
■副作用による下痢のマネジメント
・医薬品による下痢を見極めるにはどうしたらいいの?(堀木紀行ほか)
・Clostridium difficile関連下痢症の治療と予防には何が推奨されているの?(村木優一ほか)
・抗がん薬による下痢に対して推奨されるマネジメントは?(尾上雅英ほか)
・精神神経用薬で生じた下痢にはどのように対応するの?(中村友喜)
・経腸栄養剤による下痢にはどのように対応するの?(中尾 誠)
・医薬品による下痢で脱水が起きたときにはどのように対応するの?(小出哲朗)
■生菌整腸薬のTopics!
・抗菌薬関連下痢症に対するプロバイオティクス効果のエビデンスは?(鈴木武人ほか)
・抗菌薬のMICと生菌整腸薬の適応は?(島本 整ほか)
・抗菌薬や抗がん薬とどのように併用されている? (江頭かの子ほか)
・菌が生きていないと効果はないの?(細野 朗ほか)
・抗がん薬による下痢に対して効果はあるの?(三宅知宏)
■Exercise
≪SERIES≫
■がんを治療する新しい薬 分子標的薬 第6回
低分子薬:EGFR チロシンキナーゼ阻害薬(石川和宏)
■Pharm.D.を取り巻く医療環境レポート
・ 感染症薬物治療の実践,指導,教育に携わる薬剤師のトレーニングと認定に関する勧告
・ 薬剤師レジデントを教育者として養成する方法(木村利美ほか)
■PCソフトウェアを用いた実践的TDM症例解析 第10回
ジゴキシン(高尾良洋ほか)
■小児医療現場で起こっている危険 第10回
小児用医薬品の開発が進まないのは,小児治験のハードルが高いせい?(小嶋 純ほか)
座談会
■「治療」「薬局」合同座談会
新しい糖尿病治療における医薬連携(能登 洋ほか)
≪NEWS≫
・スープ摂取後の安堵感の評価と心理的・生理的要因の検討
・アルコール依存症患者における睡眠障害
・ドライパウダー用吸入器具の吸入圧と吸入気流速度の関係
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
≪巻頭言≫
薬剤師が臨床で直面する問題の中で,医薬品による消化器症状は頻度が高い副作用の1つである.急性下痢症は90%が感染症に起因するが,残りの大部分は薬の副作用によるものといわれており,慢性下痢症の中にも薬が誘因になっているものがある.下痢はQuality of Lifeを低下させるうえ治療に悪影響をもたらし,抗がん薬や免疫抑制薬などの使用中に重篤な下痢を発症した場合は,原疾患や治療薬による免疫不全状態がリスク要因となり,生命予後に影響する場合もある.医薬品の作用が医薬品ごとに異なるように,下痢にもそれぞれ特徴がある.医薬品による下痢に適切に対処するにはその特徴を把握し,患者状態に即した対応を行うことが大切である.
本特集では,薬剤師が頻繁に遭遇する下痢の原因薬として抗菌薬や抗がん薬,精神神経用薬,経腸栄養剤などを取り上げ,下痢の発生メカニズムや危険因子,下痢を引き起こしやすい患者背景,医薬品による下痢の鑑別方法,下痢の治療と予防方法,下痢への対応方法に加え,下痢の発生時に見落としがちな薬物体内動態への影響についても,各分野に詳しい著者の方々にQ&A形式で執筆していただいた.またトピックとして,下痢に対する生菌整腸薬の効果や適応,生菌整腸薬の使用方法についても,エビデンスの有無や使用上の注意点の観点から執筆していただいた.
本特集が,薬物治療に伴う下痢発生の予測や軽減・回避,対処に役立つことを願うものである.
三重大学医学部附属病院 教授/薬剤部長 奥田 真弘
■特集にあたって(奥田真弘)
■下痢のリスクファクターと発生メカニズム
・下痢を引き起こす医薬品にはどのようなものがあるの?(後藤伸之)
・どうして抗菌薬で下痢は起こるの?起こしやすい患者背景は?(森 健)
・抗がん薬による早期性下痢と遅発性下痢の違いは?(岩本卓也)
・抗がん薬による下痢の起きやすさは遺伝子多型で説明できるか?(藤田健一)
・精神神経用薬でなぜ下痢は起こるの?(三輪高市)
■下痢で薬の体内動態はどう変わる?(大谷壽一)
■副作用による下痢のマネジメント
・医薬品による下痢を見極めるにはどうしたらいいの?(堀木紀行ほか)
・Clostridium difficile関連下痢症の治療と予防には何が推奨されているの?(村木優一ほか)
・抗がん薬による下痢に対して推奨されるマネジメントは?(尾上雅英ほか)
・精神神経用薬で生じた下痢にはどのように対応するの?(中村友喜)
・経腸栄養剤による下痢にはどのように対応するの?(中尾 誠)
・医薬品による下痢で脱水が起きたときにはどのように対応するの?(小出哲朗)
■生菌整腸薬のTopics!
・抗菌薬関連下痢症に対するプロバイオティクス効果のエビデンスは?(鈴木武人ほか)
・抗菌薬のMICと生菌整腸薬の適応は?(島本 整ほか)
・抗菌薬や抗がん薬とどのように併用されている? (江頭かの子ほか)
・菌が生きていないと効果はないの?(細野 朗ほか)
・抗がん薬による下痢に対して効果はあるの?(三宅知宏)
■Exercise
≪SERIES≫
■がんを治療する新しい薬 分子標的薬 第6回
低分子薬:EGFR チロシンキナーゼ阻害薬(石川和宏)
■Pharm.D.を取り巻く医療環境レポート
・ 感染症薬物治療の実践,指導,教育に携わる薬剤師のトレーニングと認定に関する勧告
・ 薬剤師レジデントを教育者として養成する方法(木村利美ほか)
■PCソフトウェアを用いた実践的TDM症例解析 第10回
ジゴキシン(高尾良洋ほか)
■小児医療現場で起こっている危険 第10回
小児用医薬品の開発が進まないのは,小児治験のハードルが高いせい?(小嶋 純ほか)
座談会
■「治療」「薬局」合同座談会
新しい糖尿病治療における医薬連携(能登 洋ほか)
≪NEWS≫
・スープ摂取後の安堵感の評価と心理的・生理的要因の検討
・アルコール依存症患者における睡眠障害
・ドライパウダー用吸入器具の吸入圧と吸入気流速度の関係
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
≪巻頭言≫
薬剤師が臨床で直面する問題の中で,医薬品による消化器症状は頻度が高い副作用の1つである.急性下痢症は90%が感染症に起因するが,残りの大部分は薬の副作用によるものといわれており,慢性下痢症の中にも薬が誘因になっているものがある.下痢はQuality of Lifeを低下させるうえ治療に悪影響をもたらし,抗がん薬や免疫抑制薬などの使用中に重篤な下痢を発症した場合は,原疾患や治療薬による免疫不全状態がリスク要因となり,生命予後に影響する場合もある.医薬品の作用が医薬品ごとに異なるように,下痢にもそれぞれ特徴がある.医薬品による下痢に適切に対処するにはその特徴を把握し,患者状態に即した対応を行うことが大切である.
本特集では,薬剤師が頻繁に遭遇する下痢の原因薬として抗菌薬や抗がん薬,精神神経用薬,経腸栄養剤などを取り上げ,下痢の発生メカニズムや危険因子,下痢を引き起こしやすい患者背景,医薬品による下痢の鑑別方法,下痢の治療と予防方法,下痢への対応方法に加え,下痢の発生時に見落としがちな薬物体内動態への影響についても,各分野に詳しい著者の方々にQ&A形式で執筆していただいた.またトピックとして,下痢に対する生菌整腸薬の効果や適応,生菌整腸薬の使用方法についても,エビデンスの有無や使用上の注意点の観点から執筆していただいた.
本特集が,薬物治療に伴う下痢発生の予測や軽減・回避,対処に役立つことを願うものである.
三重大学医学部附属病院 教授/薬剤部長 奥田 真弘
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