目次
特集:『実践!!薬効モニタリング』
■特集にあたって(大井一弥)
■薬剤師による薬効モニタリングの意義(秋本義雄)
■医薬品の適正使用と薬剤師による
薬効モニタリングへの関わり(佐々木忠徳)
■薬効モニタリングにおけるフィジカルアセスメント
および評価スケールの活用とピットフォール(狭間研至)
■薬効モニタリングの実践
・睡眠障害(三輪高市)
・疼痛(小谷悠ほか)
・頭痛(伊藤由紀)
・うつ病(中村友喜)
・高血圧症(町田聖治ほか)
・心不全(片山歳也)
・気管支喘息(坂野昌志)
・肺炎(山田和範)
・胃・十二指腸潰瘍(辻 大樹ほか)
・胃食道逆流症(水野成人ほか)
・悪心・嘔吐(林 雅彦)
・過敏性腸症候群(武田宏司ほか)
・排尿障害(井上和幸ほか)
・糖尿病(武藤達也)
・脂質異常症(佐々木英久)
・関節リウマチ(林秀樹ほか)
・がん(加藤杏子ほか)
■Exercise
≪SERIES≫
■CDTM(薬物治療共同管理)実践Navi 第3回
院内薬局における薬物治療管理プロトコールの具体例
(岩澤真紀子)
■Pharm.D.を取り巻く医療環境レポート
・血圧コントロールと降圧治療のアドヒアランス向上のための
薬剤師による介入:レビューとメタ分析
・プライマリケアメディカルホームへの薬物療法管理の組み込み:
無作為化比較試験のレビュー(木村利美ほか)
■FDA新薬情報 最近の新薬承認から
Victrelis/Incivek/新分子成分(NME)の統計(石居昭夫)
≪NEWS≫
・カルシニューリン阻害薬の蛋白尿減少効果
・臨床検査値を考慮した全入院患者に対する褥瘡予防
・薬による統合失調症患者の社会参加
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
≪巻頭言≫
6年制薬学教育がスタートして間もない時期に,医師の負担減に看護師の投薬量判断を容認するという新聞記事が掲載されました.これは,看護師が薬物治療により参画すべきであるということを世間に認知させるものであります.
その一方で,薬剤師は,調剤で疑義照会を行い,一歩踏み込んで,処方内容の妥当性を検討し,処方改変を提案することによって薬物治療に貢献してきた経緯があります.その後,薬剤師は,リスク回避の観点から副作用軽減にも目を向け,フィジカルアセスメントの重要性を唱えてきました.
そもそも薬剤師は,病棟や薬局で患者の治療効果の変遷を捉えているため,血中濃度に留まらない多角的な薬効評価を行うことが可能であり,これが,医薬品適正使用の推進を強く支援します.当今,プロトコル作成の時点から,薬剤師による治療参画が求められており,薬剤師による薬効評価が当然であるとの認識が浸透すれば,副作用が出てから対処するという守勢ばかりの薬学から大きく脱却するものと考えられます.
このように薬剤師は,攻勢としての薬効評価に邁進することで治療の問題点が早期に発掘でき,患者の安心・安全に対し身を呈して臨むことができると考えられます.今回の企画では,各疾患における薬効モニタリングからどのように処方変更の提案につなげるかを主眼としており,薬剤師が臨床現場で役立つように体系化できたものと確信しております.
大井 一弥 鈴鹿医療科学大学薬学部臨床薬理学研究室 教授
■特集にあたって(大井一弥)
■薬剤師による薬効モニタリングの意義(秋本義雄)
■医薬品の適正使用と薬剤師による
薬効モニタリングへの関わり(佐々木忠徳)
■薬効モニタリングにおけるフィジカルアセスメント
および評価スケールの活用とピットフォール(狭間研至)
■薬効モニタリングの実践
・睡眠障害(三輪高市)
・疼痛(小谷悠ほか)
・頭痛(伊藤由紀)
・うつ病(中村友喜)
・高血圧症(町田聖治ほか)
・心不全(片山歳也)
・気管支喘息(坂野昌志)
・肺炎(山田和範)
・胃・十二指腸潰瘍(辻 大樹ほか)
・胃食道逆流症(水野成人ほか)
・悪心・嘔吐(林 雅彦)
・過敏性腸症候群(武田宏司ほか)
・排尿障害(井上和幸ほか)
・糖尿病(武藤達也)
・脂質異常症(佐々木英久)
・関節リウマチ(林秀樹ほか)
・がん(加藤杏子ほか)
■Exercise
≪SERIES≫
■CDTM(薬物治療共同管理)実践Navi 第3回
院内薬局における薬物治療管理プロトコールの具体例
(岩澤真紀子)
■Pharm.D.を取り巻く医療環境レポート
・血圧コントロールと降圧治療のアドヒアランス向上のための
薬剤師による介入:レビューとメタ分析
・プライマリケアメディカルホームへの薬物療法管理の組み込み:
無作為化比較試験のレビュー(木村利美ほか)
■FDA新薬情報 最近の新薬承認から
Victrelis/Incivek/新分子成分(NME)の統計(石居昭夫)
≪NEWS≫
・カルシニューリン阻害薬の蛋白尿減少効果
・臨床検査値を考慮した全入院患者に対する褥瘡予防
・薬による統合失調症患者の社会参加
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≪巻頭言≫
6年制薬学教育がスタートして間もない時期に,医師の負担減に看護師の投薬量判断を容認するという新聞記事が掲載されました.これは,看護師が薬物治療により参画すべきであるということを世間に認知させるものであります.
その一方で,薬剤師は,調剤で疑義照会を行い,一歩踏み込んで,処方内容の妥当性を検討し,処方改変を提案することによって薬物治療に貢献してきた経緯があります.その後,薬剤師は,リスク回避の観点から副作用軽減にも目を向け,フィジカルアセスメントの重要性を唱えてきました.
そもそも薬剤師は,病棟や薬局で患者の治療効果の変遷を捉えているため,血中濃度に留まらない多角的な薬効評価を行うことが可能であり,これが,医薬品適正使用の推進を強く支援します.当今,プロトコル作成の時点から,薬剤師による治療参画が求められており,薬剤師による薬効評価が当然であるとの認識が浸透すれば,副作用が出てから対処するという守勢ばかりの薬学から大きく脱却するものと考えられます.
このように薬剤師は,攻勢としての薬効評価に邁進することで治療の問題点が早期に発掘でき,患者の安心・安全に対し身を呈して臨むことができると考えられます.今回の企画では,各疾患における薬効モニタリングからどのように処方変更の提案につなげるかを主眼としており,薬剤師が臨床現場で役立つように体系化できたものと確信しております.
大井 一弥 鈴鹿医療科学大学薬学部臨床薬理学研究室 教授
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