Medical Rehabilitation(メディカルリハビリテーション) 発売日・バックナンバー

全253件中 226 〜 240 件を表示
2,750円
Monthly Book Medical Rehabilitation No.102
(2009年2月号)

地域完結型のリハビリテーションの実践

編集企画:山鹿眞紀夫(熊本リハビリテーション病院副院長)


地域で完結できるリハビリテーション体制の構築
ー医療が生活に出会うためにー 栗原 正紀ほか

熊本における地域完結のリハビリテーションの実践 平田 好文

三重県における地域リハビリテーション体制について 園田 茂ほか

札幌における地域医療・福祉連携とリハビリテーション体制 橋本 茂樹ほか

香川における地域連携クリティカルパスの現況と
ノウハウについて 藤本俊一郎ほか

地域リハビリテーション体制の現状と尾道市御調町に
おける地域連携・地域ケアについて 林 拓男

岩手県における地域リハビリテーション支援体制と地域連携 藤原瀬津雄ほか

倉敷における脳卒中・地域完結型リハビリテーション
ー療法士主導の地域連携についてー 中崎 喜英ほか

北多摩北部二次医療圏における地域リハビリテーションの取り組みー
リハビリ手帳についてー 鴨下 博

地域でのリハビリテーション体制の実際と
求められる維持期リハビリテーション・ケアについて 斉藤 正身ほか
2,750円
Monthly Book Medical Rehabilitation No.101
(2009年1月号)

末梢血管疾患に対する集学的アプローチ
―各診療科における治療の実際と他科への連携―
編集企画:陳 隆明(兵庫県立総合リハビリテーションセンター部長)


重症下肢虚血(CLI)治療における病診連携
ー神戸podiatryミーティングの活動を通じてー 脇田 昇
重症虚血肢の治療にかかわる医師の立場から:
重症虚血肢の治療総論 宮村 卓ほか
血管外科医の立場から 半田 宣弘
形成外科医の立場から 寺師 浩人ほか
重症虚血肢の治療戦略(内科医の立場から) 飯田 修ほか
下肢血管再生治療を行う医師の立場から 川本 篤彦
整形外科・リハビリテーション医の立場から 陳 隆明
末梢血管障害を扱う理学療法士の立場から 坂本 親宣
切断者の断端ケア 嵯峨根奈央
創傷治療中の装具と治癒後の装具 大平 吉夫
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation No.100
(2008年12月号)

在宅における嚥下リハビリテーション
編集企画:杉本 淳(八王子保健生活協同組合 城山病院院長)

在宅医療介護関連職種に対するアンケート調査 杉本 淳ほか
かかりつけ医の立場から 福村直毅
嚥下専門外来 藤島一郎ほか
訪問言語聴覚士の立場から 石山寿子
訪問言語聴覚士の立場から 高田耕太郎ほか
歯科の立場から 永長周一郎ほか
通所リハビリテーションにおける
摂食・嚥下リハビリテーションの現状と課題 黒澤秀幸ほか
訪問看護師の立場から 藤森まり子
摂食・嚥下の訓練食につながる
食べたいと思う食事の提供に協力 川戸由美
回復期リハビリテーション病棟の立場から 音地まなみほか
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation No99
(2008年11月号)

失語・失行・失認のリハビリテーション
編集企画/石合純夫(札幌医科大学教授)


失語・失行・失認:リハビリテーションの進め方 前島伸一郎ほか
今日における失語の古典分類 松田 実
失語のリハビリテーション 関 啓子
失行の新しい分類とADL障害 中川 賀嗣
着衣障害ー分類・評価と作業療法ー 内田 智子ほか
半側空間無視へのアプローチ 太田 久晶
Pusher症候群と立位・歩行障害 石合 純夫
右半球損傷患者のpacingを考える 平林 一ほか
視覚性認知障害へのアプローチ 平山 和美
脳における地誌的認知機構とその障害 高橋 伸佳
5,280円
Monthly Book Medical Rehabilitation №98
(2008年11月増刊号)

腰痛のリハビリテーション
編集企画/千田益生(岡山大学准教授)


腰痛総論 千田 益生

腰痛のバイオメカニクス 河村 顕治

腰痛の診断 山田 圭

腰痛の心理的要因 田口 敏彦

腰痛と物理療法 高杉紳一郎

腰痛に対する運動療法の実際:PNF 新井 光男ほか

腰痛に対する運動療法の実際:McKenzie法 岩貞 吉寛

腰痛に対する運動療法の実際:ALS 佐藤 房郎

腰痛に対する運動療法の実際:SJF 宇都宮 初夫

腰痛に対する運動療法の実際:スリングエクササイズ 中島 雅美

腰痛に対する運動療法の実際:腰痛体操 伊藤 俊一

腰痛に対する運動療法のEBM 白土 修

腰痛に対する装具療法 浅見 豊子

腰痛に対する認知行動療法 本田 哲三

腰痛に対する日常生活での注意 大久保吏司

職業的腰痛に対する産業医学的アプローチ 佐伯 覚

腰痛を呈する疾患とその治療:腰椎椎間板ヘルニア 田中 雅人

腰痛を呈する疾患とその治療:変形性腰痛症・腰部脊柱管狭窄症 高橋 忍

腰痛を呈する疾患とその治療:骨粗鬆症・圧迫骨折 荻野 浩

腰痛を呈する疾患とその治療:腰椎分離・すべり症 武政 龍一

腰痛を呈する疾患とその治療:スポーツ障害による腰痛 山口 淳

腰痛を呈する疾患とその治療:外傷による腰痛 原田 良昭

腰痛を呈する疾患とその治療:腫瘍による腰痛 杉原 進介
2,640円
Mothly Book Medical Rehabilitation No.97
(2008年10月号)

脳卒中装具療法
編集企画/浅見豊子(佐賀大学診療教授)

脳卒中装具療法の歴史 才藤栄一ほか
脳卒中装具療法の目的 大国生幸ほか
脳卒中装具療法と医療制度 川村次郎
脳卒中装具療法のバイオメカニクス 江原義弘
脳卒中装具の作製におけるチェックポイント 有薗洋一
脳卒中の肩・肘装具の実際 大串 幹ほか
脳卒中手・指装具の実際 大庭潤平ほか
脳卒中の長下肢装具の実際 中島英樹
脳卒中の短下肢装具の実際 和田 太
脳血管疾患の痙縮抑制装具の実際 寺林大史ほか
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.96
成長期のスポーツ障害とリハビリテーション
 

リトルリーグ肩 飯田 博己ほか
成長期特有の肩関節におけるスポーツ障害として,リトルリーグ肩を取り上げ,その発生機序,
危険因子および治療について概説した.治療はリハビリテーションにおける留意点について述べた.

リトルリーグ肘 嘉陽  拓ほか
投球障害肘のリハビリテーションは,病態部位の機能改善のみならず,
身体各部位の機能およびエネルギー伝達からの影響を十分に考慮し対応することが重要である.

成長期上肢スポーツ障害に対するリハビリテーション
―投球障害について― 鮫島 康仁ほか
成長期の投球障害において障害を呈する部位の多くは肩,肘である.
しかし,体幹や下肢にも問題を持っている場合が多く,全身に着目したリハビリテーションが必要である.

成長期の脊椎スポーツ障害とリハビリテーション 大久保 雄ほか
成長期特有の腰椎疾患である腰椎分離症や腰椎終板障害を中心に,その病態や診断法,
保存療法に関して近年の研究報告を踏まえながら総括する.

スポーツ腰椎分離症の保存療法
―リハビリテーション― 吉田 仁郎
スポーツ競技者の腰椎分離症に対する治療の指針とBBR訓練を含む運動療法について説明をする.

成長期スポーツ腰痛に対するリハビリテーション 菅原 一博ほか
スポーツ腰痛では局所的なmobilityの改善に加え,近隣関節を意識した全身性mobility balanceと
脊柱-骨盤-股関節のstabilityの獲得が重要である.

成長期の骨盤・股関節部障害 仁賀 定雄
成長期のスポーツ選手にみられる剥離骨折,疲労骨折などの鑑別診断と,
器質的な損傷が認められない場合に行う「鼠径部痛症候群」の診断とリハビリテーションについて述べた.

成長期膝関節スポーツ障害とリハビリテーション 奥脇  透
膝関節のスポーツ障害の発生には,膝関節を含めた上体から足部に至る全身の静的・動的アライメント異常が関係している.

下腿・足関節・足部の成長期障害とリハビリテーション 園部 俊晴ほか
障害の発生メカニズムを運動学的に捉え,特に動作要因がモーメント,
関節運動などに与える影響について述べ,具体的リハビリテーションを記述した.

成長期スポーツ選手の下肢ストレッチング
―中学生サッカー選手における下肢ストレッチング指導の実際― 坂本 雅昭ほか
成長期は個体差が大きいことから,個々の成長・発達や身体特性を考慮した定期的なストレッチング指導が重要である.
また,理解しやすいような指導方法の工夫や指導者への報告も必要となる.
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.95
手指・手関節外科のリハビリテーション
 

リハビリテーションに必要な手指・手関節の機能解剖とその応用 石黒  隆
母指および指の機能解剖について触れ,基節骨骨折に対するMP関節屈曲位での早期運動療法,
手関節部での伸筋腱皮下断裂に対する減張位超早期運動療法について紹介した.

手指・手関節外科におけるリハビリテーションの基本 青木 光広
手指・手関節外科におけるリハビリテーションの基本は,術後や外傷後の急性期リハビリテーションと,
慢性期の癒着や拘縮に対するリハビリテーションに分けて実施することであり,
ハンドセラピーと関節運動学の基本概念が重要である.

手指・手関節におけるスプリンティングの実際 仲木 右京
スプリンティングは治療方針に基づいた目的に沿って展開される.スプリンティングの成功には,
対象者の状態を十分考慮して作製することと,プログラム立案が重要である.

手指・手関節術後の拘縮予防 大森みかよほか
手指・手関節術後の拘縮予防について早期リハビリテーションの注意点を整理し,手指,母指,
手関節の部位別に拘縮の要因といくつかのアプローチについて述べた.

手指・手関節拘縮に対する保存療法 阿部  薫ほか
起きてしまった拘縮に対して,起因となる組織の同定などの評価のポイントと保存的なアプローチの
実際について述べる.

RA手指・手関節変形術後の注意点とその対策 水越真優美ほか
リウマチ手の術後訓練は,非手術関節の機能維持や疼痛への配慮とともに,
脆弱な骨・軟部組織を保護しながら,癒着や筋力低下をきたさないように行っていくことが重要である.

手における屈筋腱損傷術後のリハビリテーション
―屈筋腱損傷(zone I・II)修復後の早期運動療法― 奥村 修也ほか
屈筋腱損傷修復後の修復腱の癒着防止に早期運動療法が導入される.
早期運動療法により良好な成績を導き出すためには,確実な腱滑走と拘縮の管理が重要である.

手における伸筋腱損傷術後のリハビリテーション 池上 博泰
伸筋腱損傷は,指背部では構造が複雑で手内筋の筋力も弱いため,術後の後療法は難しい.
指背腱膜のバランス再獲得のためには,長期間のスプリント療法が必要になることも多い.

手における末梢神経修復後の知覚および筋の再教育 中田眞由美
知覚再教育の目的は物体の識別が可能になることではない.回復してきた知覚を能動的に利用し,
解釈できるようにすること,さらにその知覚情報を活用して動作がより正確に,安全に行えるようにすることである.
筋の再教育を実施する際には,代償運動やごまかし運動の発現とそれを防ぐ方法を理解したうえで,
注意深く筋の収縮や運動を観察しながら行うことが重要である.

CRPSに対する手指・手関節のリハビリテーション 古瀬 洋一
CRPSに対するリハビリテーションは痛みに対するものと機能障害に対するものとに大別される.
病期に応じたゴール設定と治療法の選択,さらに患者の理解(受容)が重要である.
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.94
排泄障害のリハビリテーション
 

排尿障害の実際(診断と治療) 高坂  哲
障害者における尿路管理の基本は,正しい排尿障害の診断と適切な治療の選択および患者側への
十分な説明と指導が大切である.

排尿障害における保存的治療法(薬物療法・医療器具の利用) 永松 秀樹
抗コリン薬,α受容体遮断薬などの薬物療法と自己導尿,収尿器,尿道留置カテーテル,
オムツ・パッドなど医療用具の特徴と使用法について説明した.

排尿障害における運動療法・骨盤底筋体操(pelvic floor muscle exercise)について 谷口 珠実
骨盤底筋体操は,尿失禁のタイプのなかで腹圧性・切迫性・混合性尿失禁,
そして前立腺全摘除術後の男性の尿失禁に対して行われる理学療法として推奨されており,指導方法について概説した.

排尿障害における手術療法 田中 克幸
前立腺肥大症や神経障害による排尿障害に対しては,様々な治療方法があるが,
手術療法も避けられない場合がある.排尿障害に対して行われる手術療法を紹介する.

排便障害の実際(診断と治療) 神山 剛一
排便障害は症状のみからでは診断や治療に結びつけにくいものの,
全身状態や既往歴などを参考にすることで,有効な対処法を見い出すことは可能と思われる.

排便障害のリハビリテーション 西村かおる
排便障害は排便・食事日誌を基本にアセスメントし,環境整備,食事管理,便性コントロール,排便周期を確立する.
骨盤底筋訓練や直腸にバルーンを入れるバイオフィードバックも有効である.

生活動作における排泄リハビリテーション 玉垣  努
動作や道具や環境を考慮するうえで,医学的根拠に基づくことが重要である.
医療側が生活を考慮でき,福祉が実生活を支えていくような連続性のある支援が必要である.

排泄リハビリテーションに有用な道具とデザイン 石井 賢俊
私達は皆,排泄だけは最後まで自分の力で行いたいと願っている.そのために排泄障害のある人が
その人に適応する排泄用具を活用することは有効で具体的な手段の1つである.

実践・排泄リハビリテーションチーム 中野 友貴
回復期リハビリテーション病棟での脳卒中患者の排泄のための実践について解説する.
排泄と転倒骨折の関連についても述べる.

訪問看護における排泄リハビリテーション 芹澤 恵美
主に要介護高齢者を対象とする訪問看護の「排泄の自立」についての困難点と日常的な取り組みを紹介する.
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.93
脊髄小脳変性症のリハビリテーション
 

脊髄小脳変性症のバランス障害と運動療法 内山  靖
脊髄小脳変性症は進行性疾患であるが,運動失調によるバランス障害に対する介入には大きな期待が寄せられている.
運動失調を相対化し,症候障害学的な分析から運動療法の適用を厳密にする必要がある.

脊髄小脳変性症に対する靴型装具の応用 中馬 孝容
歩行障害を呈する脊髄小脳変性症に対して,靴型装具を検討した.
接地面積を拡大し重心投射域の拡大を図ることで立位・歩行は安定し,転倒の危険性は低下すると推測された.

脊髄小脳変性症に対する物理刺激による歩行障害の改善 菅田 葉月ほか
脊髄小脳変性症患者に対し,末梢感覚刺激入力を利用し運動失調症状を軽減する具体的方法について概説した.
自覚的に効果が得られ,ADL上有効な手段を選択することが重要である.

脊髄小脳変性症の作業療法の実際 東谷 直美
脊髄小脳変性症の巧緻運動障害,生活機能障害に対する作業療法アプローチについて述べるとともに,
認知機能および運動制御と学習の障害について言及した.

脊髄小脳変性症の失調性構音障害に対する言語指導 玉井 直子
脊髄小脳変性症の言語症状について,失調性障害という観点から分析した.
また,その観点に基づいた指導方法を紹介しているが,特に呼吸に力点を置いている.

脊髄小脳変性症の摂食・嚥下機能と訓練方法 牧野 直弘ほか
脊髄小脳変性症の摂食・嚥下障害の特徴と評価,訓練方法,食事場面での観察ポイント,栄養管理等について述べた.

脊髄小脳変性症に対する住宅改造・環境整備 浅賀 忠義
立位移動者では,両手支持の確保,狭い移動空間の有効性,進行性への配慮について,立位保持に対しては,
前面支持,後面支持,両面支持のもたれ動作に分類して説明した.

脊髄小脳変性症の自律神経障害への対策 眞野 智生ほか
脊髄小脳変性症における自律神経障害はリハビリテーションの阻害因子となり,その対策は重要である.
起立性低血圧や食事性低血圧などの血圧・血流調節障害を中心に,理学療法・薬物療法について概説した.

脊髄小脳変性症の排尿障害とその対策 榊原 隆次ほか
脊髄小脳変性症のなかで最も多い多系統萎縮症では,排尿障害がほぼ必発し,尿失禁から尿閉に及ぶ多彩な病状を呈する.
その機序とベッドサイド対処法を解説する.

進行期脊髄小脳変性症の在宅療養とレスパイトケア 橋本  司
国立病院機構愛媛病院神経内科では神経難病の在宅療養を支えるためのレスパイト入院を行っている.
脊髄小脳変性症患者の在宅療養とレスパイトケア・入院の状況を述べる.

脊髄小脳変性症の在宅療養―訪問看護の立場から― 篠木 知代
脊髄小脳変性症患者の在宅療養について,
訪問看護の立場から予防的看護・住宅改修の必要性・介護者へのアプローチについて述べた.
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.92
心筋梗塞のリハビリテーション
 

心筋梗塞リハビリテーションの効果とエビデンス 木庭 新治
心臓リハビリテーションは運動耐容能の改善だけでなく,生命予後を改善させるエビデンスの確立した治療である.

心筋梗塞のリハビリテーションにおける安全性:
安全な実施のために 上嶋 健治ほか

心筋梗塞患者への心臓リハビリテーションは安全であり,
しかも運動負荷試験の実施により運動処方された患者では特に安全である.
また,患者背景因子からのリスク層別化も重要である.

心筋梗塞リハビリテーションの実際:
急性期・回復期 折口 秀樹
急性期は心臓リハビリテーションの再発予防,予後改善効果をいかに患者に伝えるか,
回復期は目標達成のためいかに個別に支援するかが大切であり,医師の奨励,チーム医療により可能となる.

心筋梗塞リハビリテーションの実際:
維持期(JHSの活動を含めて) 佐藤 真治
今後,本邦において維持期心臓リハビリテーションが機能するためには,行動医学とタイアップしたHome-basedプログラムや
低コストのOutside the homeプログラムが地域で展開されることが望まれる.

合併症のある心筋梗塞リハビリテーション(心不全と運動障害)
―心臓リハビリテーションの実際― 小山 照幸
心筋梗塞急性期においても,身体機能およびADL能力維持を忘れないことが重要である.
慢性心不全患者は心電図モニター下の運動療法が有用である.
片麻痺や対麻痺患者への運動療法においては,
エネルギー消費が大きいことや的確に自覚症状を訴えることができないことがある,ということに注意すべきである.

レジスタンストレーニングの意義と実際 高橋 哲也
心筋梗塞患者に対するレジスタンストレーニングは運動療法プログラムとして一般的になりつつある.
対象を厳選し,導入時期,導入方法,実施の原則を踏まえて行うことが重要である.

診療報酬算定の現状と今後の目標 長山 雅俊
今注目を集めている心臓リハビリテーション.その健全経営のためには診療報酬改定について熟知し,
安全なプログラムの構築とスタッフ教育が重要である.

欧米の心臓リハビリテーション 牧田  茂
急性期病院の在院日数が短縮されるなかで,回復期リハビリテーションの普及が我が国での重要課題である.
ドイツをはじめ欧米での代表的な回復期リハビリテーションプログラムを中心に紹介する.

心臓リハビリテーションと心理 石原 俊一
抑うつ,敵意・怒りなど,情動的問題と心疾患の発症や予後に対する影響について読んだうえで,
敵意・攻撃性に対する治療的介入の具体的方法について参考にされたい.

心臓リハビリテーションにおける作業療法の役割 鈴木 真弓ほか
作業療法は心疾患患者に対しモニタリングしながら家事動作をシミュレーションし,
結果をフィードバックすることにより,スムースに家庭復帰が行えるよう援助することができる.
4,180円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.91
認知症のリハビリテーション
 

認知症の疫学とMCI 葛西 真理ほか
認知症およびMCIの概念と定義,また疫学調査として大崎-田尻プロジェクトを紹介し,認知症の有病率および発症率について述べる.

認知症診断のポイント 丸山 哲弘
種々の認知症を診断するうえで診断基準は不可欠であるが,それを十分使いこなすためにはかなりの習熱が必要である.
日常診療において認知症の専門医は経験に基づいた直感的センスでかなりのところまで鑑別診断を絞り込み,
神経心理学的検査や画像診断を補助的手段として利用している.
直感的センスを習得するには診るコツがあるため,今回主な認知症診断のポイントを診断基準を中心に解説した.

血管性認知症について 福井 俊哉
新しい概念であるvascular cognitive impairmentの定義に一致をみていない点,
血管性認知症とアルツハイマー病では認知症の内容が異なる点,一方,
血管性認知症とアルツハイマー病が多くの共通点を有することなどを強調した.

変性性認知症―アルツハイマー病について 大川原 浩ほか
アルツハイマー病はその経過において認知機能障害のほか,
様々な精神症状を呈する疾患である.症状,病期,診断,治療について概説した.

変性性認知症―レビー小体を伴う認知症(dementia with Lewy bodies;DLB)について 今村 徹
DLBの中核症状を中心とする臨床症状とその評価法を解説した.

変性性認知症―前頭側頭型認知症について 兼田桂一郎ほか
精神症状や行動障害の著明な前頭側頭型認知症では,常同行動や被影響性の亢進などの行動障害を逆手にとって,
リハビリテーションやケアに利用することが重要である.

認知症をきたしうる内科疾患 大貫 知英ほか
一般に認知症と思われている方のなかには内科疾患を原因とする認知症症状も含まれており,
正しく診断,治療を行うことにより治療可能なものである可能性があるため,注意を要する.

Treatable dementia―手術で治る認知症 西林 宏起
適切な治療で可逆的に認知症様症状が改善するtreatable dementiaなる疾患群のなかで,
主に脳神経外科領域疾患について概説する.

認知症診断のためのツール:髄液,血液ほか 浦上 克哉ほか
髄液中リン酸化タウ蛋白は,単独で感度,特異度ともに80%以上を示し,ADの確定診断のためのツールとして役立つ.
ADとタウオパチーの鑑別には髄液中WGA結合糖蛋白の測定が有用と考えられる.
髄液診断ツールに至るまでのスクリーニングツールとして,
血液中WGA結合糖蛋白の測定とタッチパネル式コンピューターを用いた認知症の簡易スクリーニング法がある.
薬剤の有効性の予知のための診断ツールとして,アセチルコリンレセプターα7の遺伝子多型の解析がある.

認知症診断のためのツール:電気生理学的検査 田中 秀明ほか
一般臨床における認知症診断のためのツールとしての脳波の読影に際してのポイントならびに最新の話題として,
脳波・事象関連電位を用いた認知症早期診断の取り組みにつき紹介する.

認知症の診断と評価:神経画像診断 松田 博史
認知症の画像診断では脳血流SPECTとMRIが主に用いられる.
視覚評価による早期診断や鑑別診断は困難であり,画像統計解析手法の理解と応用が必須である.

認知症の診断と評価:神経心理学的検査 種村  純
認知症では多彩な神経心理症状が出現する.最近,病前知能を推定するために,難読文字の音読検査が開発された.
記憶機能ではエピソード記憶とワーキング・メモリに障害が強く,言語機能では喚語困難が出現する.
障害の程度と特徴に合わせた神経心理学的検査の適用方法について述べた.

認知症のBPSDとADL 博野 信次
認知症で生じる認知症の行動および心理症候(BPSD)と日常生活活動(ADL)の障害を評価することの重要性と
それらの評価の仕方について理解して頂きたい.

認知症の薬物療法 川畑 信也
認知症の3大原因疾患(アルツハイマー病,脳血管性認知症,レビー小体型認知症)に対する薬物療法について解説する.
脳血管性認知症にみられるうつ病・抑うつ状態と精神病症状の薬物療法の実際を述べる.

認知症に対するリハビリテーション的アプローチ 大沢 愛子ほか
認知症に対するリハビリテーション的アプローチを施行する際には,
正確な病態診断と詳細な評価および適確な治療プログラムの構築が不可欠である.

認知症リハビリテーションの方法論 若松 直樹ほか
認知症のリハビリテーションでは,記憶障害を踏まえたうえで,各スタッフが認知と情動の両面へ働きかけ,
より客観的な効果評価を行うことが求められている.

認知リハビリテーションの実際1
―個別訓練で行っていること― 吉村 貴子ほか
認知リハビリテーションの実際について,入院・外来の個別訓練で行っていることについて解説した.

認知リハビリテーションの実際2
―グループ訓練の意義と効果について― 関口 恵利ほか
認知症の認知リハビリテーションは,可能な限りの認知機能改善を目指しつつ,患者,
家族が今まで通りの生活を維持できるよう,多岐にわたるアプローチを行うことが必要である.

認知症に対する社会支援 樫林 哲雄ほか
認知症に対する社会支援として,平成18年4月に予防重視型のシステムへ転換された介護保険制度のサービス利用について概観し,
成年後見人制度や権利擁護についても解説した.

認知症と家族 関口 恵利ほか
「認知症」と診断されたとき,その家族の心理的負担は計り知れないものがある.
認知症を抱えながら懸命に生活を営む患者とその家族・介護者の声を紹介する.
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.90
急性期脳卒中リハビリテーション
 

Stroke unitと急性期リハビリテーション 栗原 正紀
脳卒中診療にはstroke unitにおけるチームアプローチとそれに基づく急性期リハビリテーションが重要である.

急性期リハビリテーションの実際 前島伸一郎ほか
脳卒中の急性期リハビリテーションでは,正確な病型診断と詳細な評価を行い,
安全な離床を進めていくこと,患者と家族に対しては十分な指導を行うことがポイントである.

摂食・嚥下訓練 佐藤 友里ほか
脳血管障害患者の急性期には高率に摂食・嚥下障害が合併する.急性期から嚥下障害の診断と訓練を適切に行い,
誤嚥性肺炎や脱水・低栄養等の発症を予防していくことが重要である.

理学療法士の役割 大塚  功
脳卒中急性期リハビリテーションにおける早期離床とリスク管理から,
回復段階に応じた理学療法のポイントを最近の知見を交えて解説する.

作業療法士の役割 山田 勝雄
急性期脳卒中患者においてリハビリテーションは欠かすことができず,作業療法の介入は,
患者の「生活の質」を高める観点から非常に大切である.廃用症候群・リスク管理を踏まえて,
作業療法が,脳に対する治療として役に立つための介入の方法を紹介した.

言語聴覚士の役割 齋藤真希子ほか
当院では2004年度に言語聴覚療法が開始された.開設当時の問題やそれに対する取り組み,
各障害に対するアプローチをいくつかご紹介した.ご参考になれば幸いである.

ナースの役割 比留間 恵
医師の指示の下,看護師はリハビリテーションスタッフと連携し,acute stroke unitで救命段階から生活の再構築に向け,
合併症予防と2次障害に重点を置き,いかに効率的なリハビリテーション看護を提供できるか!

ICT/NST 稲富雄一郎
ICT/NSTがうまくいくために当院で試みて,そこそこうまくいったのではないかという具体的なアイディアを,
いくつか紹介した.ご参考になれば幸いである.

合併症併発時の急性期リハビリテーション 高橋 博達
全身疾患を背景に生じてくる脳卒中症例では,合併症の病態と存在を予測しながら
リハビリテーションを進めることが重要である.

脳卒中クリティカルパス 橋本洋一郎ほか
脳卒中診療の核心はチーム医療であり,それをスムースに行うツールがクリティカルパスである.
医療連携目的の地域連携パスも登場してきた.
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.89
骨粗鬆症のリハビリテーション
 

骨粗鬆症の包括的リハビリテーションをめざして 山口  淳
骨粗鬆症のリハビリテーションは,骨粗鬆症という「疾患」の予防や治療だけではなく,
高齢者の転倒や骨折など骨粗鬆症に関わる種々の「障害」への多面的な取り組みである.

骨粗鬆症による障害と機能予後について
―疫学的調査結果に基づいて― 萩野  浩
骨粗鬆症では骨折がもたらす機能障害,能力低下が問題となる.骨折のなかでも脊椎骨折,
大腿骨近位部骨折によるADL制限,QOL低下が著しい.

骨粗鬆症の運動療法(1)
―若・中年者を対象に― 岩本  潤
運動やスポーツ活動によって,骨量を増加・維持し(小児期,青少年期,閉経前,閉経後),脊柱後
弯の進行を予防し(閉経後),転倒を予防する(高齢期)ことが可能である.

骨粗鬆症の運動療法(2)
―高齢者および虚弱障害者を対象に― 宮腰 尚久
高齢者や虚弱障害者に対する運動療法は,合併症や個人差を考慮して行わなければならない.
我々が指導している低負荷の背筋運動療法を紹介する.

高齢者の転倒による骨折
―現状と展望― 大高 洋平
高齢者の転倒・骨折のエビデンスを整理し,そのうえでリハビリテーション科が関わることができるアプローチとして,
転倒・骨折予防,骨折後リハビリテーションについて概説する.

高齢者の転倒予防訓練の理論と実際 建内 宏重ほか
立位での姿勢制御が加齢によりどのように変化し,なぜ転倒が生じるのか,
そのメカニズムを解説し,転倒予防訓練としての具体的なトレーニング方法を紹介する.

地域における高齢者の転倒による
骨折予防への取り組み 樋口 由美ほか
大規模な研究プロジェクト結果から,バランストレーニングにおける転倒予防の有効性が明らかになっている.
地域全体に対しては,転倒予防の知識を効果的に広めることで,
転倒に起因する骨折を減少させる効果がある.

骨粗鬆症の薬物療法と服薬指導 田中 郁子
骨粗鬆症治療薬の服薬指導は,患者自身のモチベーションを高めることが重要である.
また,過度な副作用の強調を避けることも必要であろう.

リハビリテーション科診療でよく遭遇する
続発性骨粗鬆症 千田 益生ほか
続発性骨粗鬆症の病態を理解し,リハビリテーションを行う際に骨粗鬆症の有無,程度,部位を知ることは,
転倒・骨折事故を回避するため,また,リハビリテーションを安全に施行するために重要である.

脆弱性骨折のリハビリテーション 田中 一成ほか
脆弱性骨折は合併症や後遺症が生じやすく,治療的アプローチによる機能改善のみならず,
代償的・環境改善的アプローチの可能性を探りながら,より包括的な視点からリハビリテーションを実施する.
2,640円
Monthly Book Medical Rehabilitation. No.88
すぐに役立つ
摂食・嚥下障害治療のコツ
 

嚥下障害の評価 武原  格
摂食・嚥下障害の評価には,各種のスクリーニング検査やVF,VE検査などがある.
検査結果を参考にして,総合的に評価することが大切である.

口腔機能と口腔ケア 小林 美加
「口腔を評価」することをテーマに,衛生状態の評価,器質的評価,機能評価方法について紹介する.
また,口腔ケアについては,その効果や具体的な実施法について述べる.

姿勢・呼吸の評価と理学療法 小泉 千秋ほか
姿勢保持・呼吸機能は,食事を安全に行うための身体の準備として重要である.
頭頚部・体幹のコントロール,姿勢管理,誤嚥性肺炎予防のための身体機能向上,
誤嚥した場合の対応法を紹介した.

仮性球麻痺患者の評価と訓練 谷合 信一ほか
仮性球麻痺患者では,間接訓練および直接訓練を実施しながら,食物形態や摂食量の向上を目指す.
その具体的方法と評価・訓練の考え方を解説した.

球麻痺患者の評価と訓練 青柳陽一郎
球麻痺患者の診察,評価,嚥下訓練法を解説した.
診察では下部脳神経,評価では球麻痺に特徴的な所見,嚥下訓練ではバルーン拡張法,
ボツリヌス毒素注入に重点を置いた.

病棟における摂食評価と食事介助の工夫
―病棟での食事介助の際,生じやすい問題点とその対応について― 尾形由美子ほか
摂食・嚥下のプロセスを理解し,観察することで,援助の方法がみえてくる.
よくみられる食事場面と,その対応・食事介助の工夫を看護の視点で紹介した.

栄養評価と嚥下食・経管栄養剤の選択 江頭 文江
摂食・嚥下障害者にとって栄養や水分の不足は致命的なリスクとなる.
適切な栄養評価と摂食・嚥下機能評価により,必要な栄養量の設定や食事形態を決定していく.

神経筋疾患患者の嚥下評価と訓練 谷口  洋
代表的な神経・筋疾患について,疾患の概念,嚥下障害の特徴および嚥下訓練のポイントを概説した.

手術適応と手術の実際 藤本 保志
嚥下障害の治療において手術療法は短期間に病状を改善させうるが,
病態によって手術の目的と効果が異なる.術式を理解し適切に選択する必要がある.
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