特集 Toxidrome
―薬毒物を疑った時のアプローチ
企画担当
箕輪 良行
A.イントロダクション ― Toxidrome を理解する
1)ありふれた器質的疾患でないと思われる場合 上山裕二 倚山会田岡病院救急科
2)Toxic Syndromeの考え方 宮武 諭 済生会宇都宮病院救急科
B.System 1 ― Snap Diagnosis Visual Diagnosis 直観的なアプローチ
3)高齢者に特徴的な薬毒性症状 日比野将也 他 藤田保健衛生大学救急総合 内科
4)よくみるポリファーマシー 森川 暢 他 洛和会丸太町病院救急総合 診療科
5)小児患者に多い薬物副作用 安 炳文 京都府立医科大学救急医療 学教室
6)在宅ケアで想定される薬毒物エピソード 今永光彦 国立病院機構東埼玉病院内科・総 合診療科
7)ERのポリファーマシーでおさえておくべきこと
阿部智一 筑波大学付属病院水戸地域 医療教育センター
C.System 2 ― 演繹的論理的 鑑別診断アプローチ
8)救急現場・院外状況から考える 田中敏春 新潟市民病院救急科
9)既往歴から考える―坊主憎けりゃ袈裟まで憎い 大谷 寛 他 立川相互病院総合診療科
10)服薬履歴から考える 新里盛朗 他 沖縄県立南部医療センター・ こども医療センター救命救急センター
11)消化管症状で薬毒物を疑うポイント 野々上 智 健育会西伊豆病院内科
12)身体所見から考える―問診で内服歴を聞くのと同時に身体所見から総合的に考えよう
小山泰明 筑波大学付属病院集中治療室
13)バイタルサインから考える 入江總五郎 入江病院総合診療科
14)MUSからのアプローチ 石井道人 喜茂別町立クリニック
D.― いざという時のためのクリニカルパール
15)急性中毒で役立つ記憶術 上條吉人 北里大学メディカルセンター・救急 センター
16)中毒薬毒物の症状と検査 神應知道 北里大学救命救急センター
17)有効性のEBMがある中毒対処法―意外と少ない!? 中毒対処法のエビデンス
宮道亮輔 聖路加国際病院救急部
18)日本中毒情報センター ―中毒110番って、いつ電話するの?
関 義元 茨城県立中央病院総合診療科
投稿:症例報告 迷入した中心静脈カテーテルの回収―デバイスを工夫して
金井信恭 河北総合病院救急医療センター
BOOK SHELF 「ERマガジン」特集総目次(巻末)
ER magazine(ERマガジン)の内容
- 出版社:シービーアール
- 発行間隔:季刊
全ページカラーで、ビジュアルの美しさとともに、所見の正確さを担保しています
創刊6年目を迎え、読者が急増しています。バライティーにとんだ連載と1号120ページを超える内容の濃い特集は、つねにアップデートな情報に改訂された1冊の単行本に匹敵します。救急.総合診療に必要なテーマがほとんど網羅されており、いながらして必要な文献が整えられ行きます。執筆陣もERの現場で実践する指導医、臨床教育部長、総合医でかゆいところに手の届く解説です。
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