別冊正論Extra.12
朝日新聞・NHKの大罪
NIKKO MOOK
FUJISANKEI COMMUNICATIONS GROUP Opinion Magazine
目次/CONTENTS
INTRODUCTION
二大メディアの病巣を抉ってみれば
狡知に長けた〝確信犯〟と事なかれの似非ジャーナリズム
ジャーナリスト
高山正之
改めて問う 朝日新聞の「戦後」責任
これでも日本の新聞だろうか。「人民」と共に立ち、階級闘争の機関たるを宣言した終戦直後から平成二十一年の総選挙まで、その報道と論説を検証する。なぜ朝日は「わが国」をかくも貶(おとし)めるのか
評論家
片岡正巳
マスコミ照魔鏡セレクション
ジャーナリスト 稲垣武
火をつけた「従軍慰安婦」欺瞞報道の系譜
誤報を改めず、子供だましの自虐史観の普及宣伝につとめる〝ご注進メディア〟がもたらす禍根
竹島・教科書・中国を朝日新聞はどう論じたか
なぜここまで歴史の事実を棚上げできるのか。国益観ゼロの「獅子身中の虫」は国を亡ぼす
朝日新聞「虚報・誤報」の系譜
伊藤律独占会見記から林彪事件の存在否定、朝日内部資料流出事件まで…報道不祥事を振り返る
ナベツネ氏と朝日論説主幹の「虚闘」対談を嗤う
靖国への無知を露呈するナベツネ氏と「ゲルニカ」を知らぬ朝日論説主幹。粗雑な歴史認識で祖国を非難する危うさ
皇族の口を封じた朝日社説にみる傲慢と小心とご都合主義
とんでもない思い上がりか、天皇制廃止へ向けて未だにGHQの亡霊に取りつかれているのか
イラクでの邦人殺害事件に寄せて
――命を弄んでいるのはどちらか
朝日新聞の〝耐えられない軽さ〟
「命の論理」も「政治の論理」も分かっていない能天気と無責任。死を悼む気持ちと、死を招いた行為から教訓を導こうとすることは何ら矛盾しない
評論家
金 美齢
朝日新聞Vs.NHKバトルに寄せて
「毛を吹いて疵(きず)を求む」朝日の滑稽さ
安倍晋三・中川昭一両氏がそんなに憎いのか。NHK「慰安婦問題」番組に政治介入という批判がブーメランのごとく戻ってきた茶番劇
コラムニスト・元産経新聞論説委員
石井英夫
「女性国際戦犯法廷」というプロパガンダに加担したNHKの責任
本誌
桑原 聡
〈追悼企画〉朝日よ、NHKよ、叩かれ続けても中川さんはこんなことを語っていた
マスコミの潜在的良心に対するわが期待
元財務大臣
中川昭一
ニューギニアの元日本軍将兵に「朝日」が着せた汚名
国に殉じた彼らの〝沈黙〟をいいことに、こんなアンフェアな報道があってよいのか
現代史家
田辺敏雄
ジャーナリズムの反面教師
本多勝一元朝日記者の〝消せない過去〟
ジャーナリスト
諸星清佳
2008北京五輪直前、日本に五星紅旗が乱舞した日
懲りない朝日、〝二枚舌〟を嗤う
高崎経済大学教授
八木秀次
なぜこんな記事になるのか-私たちの紙面検証
評論家
呉 智英
政治評論家
屋山太郎
衆議院議員
稲田朋美
拓殖大学教授
藤岡信勝
東京基督教大学教授
西岡 力
チャンネル桜キャスター
濱口和久
朝日新聞一線記者の叫び 正真正銘の出直しは可能か
評論家
本郷美則
〈徹底討論〉OBが語る
なぜ朝日の偏向報道はやまないのか
「戦後民主主義」とともに歩んだ編集の舞台裏と悪しき構造を解き明かす
ジャーナリスト・元「週刊朝日」副編集長
稲垣 武
評論家・元朝日新聞研修所長
本郷美則
産経新聞論説委員
石川水穂
田母神問題を朝日はいかに論じたか
思想信条をめぐる恐るべきダブルスタンダード
日本大学教授
百地 章
一挙180枚! クロニクル
NHKウオッチング2000-2009
報道、ドラマ、ドキュメンタリー…一体この巨大な公共放送局は何を発信してきたか。〝みなさまのNHK〟の正体がここに見える
獨協大学名誉教授・昭和史研究所代表
中村 粲
Japanデビュー問題徹底追及-NHKよ、そんなに日本が憎いのか
「騙された!」
〝反日台湾〟を捏造した許されざる取材手法
取材を受けた台湾人元医師も愕然…。なぜNHKは〝親日台湾〟と〝良き日本〟を消し去ったのか
ノンフィクション作家
河添恵子
真の狙いは皇室否定
祖国を貶(おとし)める公共放送の哀れ
立命館大学教授
加地伸行
Jデビューが触れなかったもう一つの「天皇と憲法」
高崎経済大学教授
八木秀次
福地会長、Jデビューは本当に問題なしですか
元NHK政治部記者
大谷英彦
現役職員が匿名告発!
こんなに杜撰(ずさん)だったJデビューの制作現場
資料二万六千冊のでたらめ。ディレクターは一方的編集の常習者。機能不全のチェック体制。社会部内に蔓延する皇室軽視の風潮…もはやNHKに自助努力は見込めない
NHK放送総局職員X
「議員の会」を欺いた二通の回答書
プロデューサーはまともに質問に答えず、会長は一言も発しない…。NHKは「日本の未来は暗黒だ」と描きたいのか
元文部科学大臣
中山成彬
執筆者略歴・操舵室から
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