化学と生物 Vol.47 No.10 (発売日2009年09月27日) 表紙
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化学と生物 Vol.47 No.10 (発売日2009年09月27日)

学会出版センター
巻頭言
665 思考から想像へ,そして創造へ/小林哲夫
今日の話題
666 食品による体内時計の調節/大池秀明
時計遺伝子の発現を変化させる食品因子の探索と時間栄養学への期待
668 タバコの葉に...

化学と生物 Vol.47 No.10 (発売日2009年09月27日)

学会出版センター
巻頭言
665 思考から想像へ,そして創造へ/小林哲夫
今日の話題
666 食品による体内時計の調節/大池秀明
時計遺伝子の発現を変化させる食品因子の探索と時間栄養学への期待
668 タバコの葉に...

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化学と生物 Vol.47 No.10 (発売日2009年09月27日) の目次

巻頭言
665 思考から想像へ,そして創造へ/小林哲夫
今日の話題
666 食品による体内時計の調節/大池秀明
時計遺伝子の発現を変化させる食品因子の探索と時間栄養学への期待
668 タバコの葉にニコチンを貯める輸送体/矢崎一史
内在性アルカロイドを液胞に輸送するしくみが判明
670 Bacillus thuringiensis がつくる「クリスタル」タンパク質の不思議
殺虫剤やガン治療薬など膜に作用するタンパク質のライブラリーへの期待
/奥村史朗,井上國世
672 プラナリアの生殖方法を無性生殖から有性生殖に転換させる化学物質
トリプトファンが未分化細胞から卵を形成する機構に関与
/小林一也,松本 緑
674 海綿由来の神経毒ダイシハーベインの局在性/酒井隆一
起源は共生する藍藻Synechocystis ?
676 特異な糖質結合モジュールLysMドメインの構造と機能
溶菌やエリシター受容体など多様な機能をもつドメインとリガンドとの相互作用
/大沼貴之,翁長彰子,深溝 慶,平良東紀
セミナー室
711 タンパク質の構造を決める-3
結晶を用いない電子顕微鏡画像からの3次元構造決定:単粒子解析法
/三尾和弘,小椋俊彦,丸山雄介,三尾宗代,間中幸絵,佐藤主税
718 糸状菌シグナル伝達系研究の進展:モデル生物から感染生物へ-3
糸状菌 Aspergillus nidulans の His-Asp リン酸リレーネットワークの全体像
/加藤雅士,金丸京子,小林哲夫
化学の窓
730 安定同位体比分析によるエタノール原料の起源推定/服部良太
解 説
678 植物の枝分かれ抑制ホルモンの発見/梅原三貴久,山口信次郎
頂芽が生長しているときに腋芽が休眠状態におかれる現象-頂芽優勢.枝分かれ過剰突然変異体の解析から,この現象に宿主植物の根圏認識にあずかるシグナル物質,ストリゴラクトンが関わっていることがわかってきた.
684 種もやしから広がる糸状菌分生子のストレス耐性機構
/坂本和俊,萩原大祐,阿部敬悦,五味勝也
醸造産業で利用される種もやし=種〓は玄米という固体を基質とした培養によって製造される.この固体培養特異的に発現する〓菌の遺伝子の動態を調べた結果,分生子のストレス耐性に関わるシグナル伝達経路が明らかになった.
690 食品の規格・表示から安全性への道のり/本間清一,平原嘉親
食品は日常的に摂取するものだけに,その安全性への人々の関心は高い.食品衛生法やJAS法などの歴史的変遷を振り返るとともに,食の安全に関わるBSEや残留農薬などにまつわる試験・検査技術の問題点や,今後の方向性を探る.
697 亜臨界流体の特徴と利用/安達修二
高濃度に疎水性物質を溶解し,水素イオンと水酸化物イオンの濃度が高いという特徴をもつ亜臨界流体について概説し,特に亜臨界水を利用した未利用資源や廃棄物などの分解・再資源化・無害化のプロセス開発の可能性を考える.
703 リゾリン脂質の生理的機能とその作用機序
/濱弘太郎,中永景太,青木淳賢
2本のアシル基の1本を失ったリン脂質-リゾリン脂質.その特異的受容体や産生・分解酵素が数多く見つかり,種々の生理現象や病気との関わりがわかってきた.リゾホスファチジン酸を中心に,その研究の広がりを展望する.
「化学と生物」文書館
725 酵母の接合型変換-その発見と機構解明/大嶋泰治
【書評】724 【求人情報】683, 689 【プロフィル】729, 734, 735 【お知らせ】717
次号予定目次
<解説>
エピモルフィンの膜トポロジーと生理機能〓奥川洋司,平井洋平
植物ポリケタイド合成酵素研究の最前線〓阿部郁朗,森田洋行
カロテノイドが免疫系に及ぼす影響〓山西倫太郎
植物の傷害応答時におけるジャスモン酸類の代謝と移動
松浦英幸
食行動を制御する臓器間クロストーク〓伊達 紫,秋枝さやか
<今日の話題>
環境が微生物ゲノムの進化に与える影響・西田洋巳/植物で明らかにされたリボソームRNA合成酵素の進化の道筋・今村壮輔,華岡光正,田中 寛/古細菌にも存在するエンドソーム選別輸送複合体(ESCRT)・帯田孝之/チューリップの青色発色に関わる液胞型鉄輸送体・吉田久美,桃井千巳/ケルセチンの生体内標的部位と作用機構・河合慶親,寺尾純二/カイコの桑の葉への誘引行動の分子メカニズム・東原和成
<セミナー室>
タンパク質の構造を決める
 4. 電子顕微鏡〓藤吉好則
糸状菌シグナル伝達系研究の進展
 4. 糸状菌におけるプロテインキナーゼCの機能〓堀内裕之
<化学の窓>
極めて特異な複素環構造を有するバシロサルシン
 AおよびBの全合成〓榎本 賢,桑原重文
今月の表紙
プラナリアの有性化個体と複合卵.多くの後生動物が世代や環境条件(温度,栄養状態)に応じて生殖様式を転換するが,その機構は未解明である.分裂によるクローン増殖である無性生殖と交雑を経る有性生殖を転換するプラナリアにおいて,有性個体を投餌することで無性個体を有性化させる実験系が確立した.これは有性個体内に有性生殖誘導因子が含まれることを意味し,卵巣誘導因子としてトリプトファンが同定された.写真はこの系による有性化個体と複合卵である.複合卵には複数の受精卵が含まれ,産卵後,発生が進み,卵殻を割って仔虫が孵化する.『プラナリアの生殖方法を無性生殖から有性生殖に転換させる化学物質』(p. 672参照)

化学と生物の内容

最新の情報から話題のトピックスまで、研究者がいちばん知りたい、化学と生物の情報を満載した総合誌
農芸化学会が対象としている食糧・生命・環境分野ばかりでなく、広く自然科学の中から問題を取り上げ、それらを化学的・生物学的視点から平易に解説しています。また、最新研究の話題や産業界の動向などについても紹介するとともに、農芸化学関連の和文の原著論文も掲載しています。

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