化学と生物 12月号 (発売日2011年12月01日) 表紙
化学と生物 12月号 (発売日2011年12月01日) 表紙

化学と生物 12月号 (発売日2011年12月01日)

学会出版センター
巻頭言
805 時には立ち止まって/山崎素直
今日の話題
806 昆虫の体色を変化させる共生細菌の発見/土`田 努
感染によって多環性キノン系色素の生産が活性化.生態系にも影響?
808 メタボロミクスで遺伝子...

化学と生物 12月号 (発売日2011年12月01日)

学会出版センター
巻頭言
805 時には立ち止まって/山崎素直
今日の話題
806 昆虫の体色を変化させる共生細菌の発見/土`田 努
感染によって多環性キノン系色素の生産が活性化.生態系にも影響?
808 メタボロミクスで遺伝子...

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化学と生物 12月号 (発売日2011年12月01日) の目次

巻頭言
805 時には立ち止まって/山崎素直
今日の話題
806 昆虫の体色を変化させる共生細菌の発見/土`田 努
感染によって多環性キノン系色素の生産が活性化.生態系にも影響?
808 メタボロミクスで遺伝子組換え作物を「客観的に」評価する/草野 都
安全性評価のための汎用性の高い手法として期待
810 血中カルボキシペプチダーゼTAFIの新機能/奥村暢章
線溶系とともに炎症の調節などにも深く関与
812 パターン認識受容体の改変による植物の耐病性向上の試み
過敏感細胞死を誘導するキメラ受容体の構築
/西澤洋子,香西雄介,岸本久太郎
814 ビフィズス菌の産生する酢酸がO157感染死予防に重要である
マルチオーミクス手法の有用性
/大野博司,福田真嗣
817 大気中CO2濃度の増加が樹木を変える?/渡邊陽子
光合成作用や樹木の成長・材質などに及ぼす影響を探る
セミナー室
857 自然免疫の応答と制御―その共通性と多様性
2. 自然免疫における生体防御レクチンと補体/藤田禎三
852 これからのバイオイメージング技術
5. 化学とバイオイメージング/藤田克昌
農芸化学 @ High School
875 キスゲとハマカンゾウの開花に及ぼす光の影響/福岡県立小倉高等学校
緊急企画
870 東日本大震災への大学の対応
2. 大学の被害状況と今後の防災指針/色川俊也
解 説
819 サリドマイドの催奇性メカニズム/伊藤拓水,安藤秀樹,半田 宏
催奇性をもちつつも難病への治療効果から,厳しい規制の下で処方が認可されているサリドマイド.これまで未解明だったその催奇性のメカニズムがユビキチンリガーゼのサブユニット,セレブロンの阻害によることが解明された.
825 大腸菌を用いた植物由来テルペン生合成酵素遺伝子の効率的機能解析システム
/原田尚志,三沢典彦
多様な構造と機能をもち医薬品や食品など様々な分野で利用されているテルペン.その生合成酵素遺伝子を解析するための大腸菌を用いた効率的なシステムとそれを用いて新たに同定された遺伝子などを紹介する.
834 土壌 作物系における放射性セシウムおよび放射性ストロンチウムの動態
/塚田祥文,山口紀子,高橋知之
福島原発事故によって放出された放射性核種の土壌や作物などへの汚染・移行が懸念されている.放射性Cs,Srの動態や移行についてのこれまでの研究結果を紹介し,移行を評価するためのモデルについて概説する.
843 カンキツ果実におけるカロテノイド集積メカニズム/加藤雅也
種々のカンキツ果実の中でも特にウンシュウミカンは,ビタミンA前駆体の β-クリプトキサンチンを高含有する.これらカロテノイドの集積メカニズムを合成や代謝に関わる酵素遺伝子の発現パターンを解説する中で明らかにする.
鈴木梅太郎博士 ビタミンB1発見100周年祝典・記念シンポジウム
農芸化学者 鈴木梅太郎先生/太田明徳
「化学と生物」文書館
865 古細菌脂質研究の展開/古賀洋介
【プロフィル】818,824,833,874 【求人情報】878 【お知らせ】851

次号予定目次
<解説>
ゲノム合成の実践とゲノム活用の将来 板谷光泰
褐色脂肪組織でのエネルギー消費と食品成分による活性化 斉藤昌之
天然物生合成遺伝子の発現によるシンセティックバイオロジー 渡辺賢二
平行進化する基質特異性 小埜栄一郎,堀川 学,中山 亨
<今日の話題>
mRNA輸送体の多様化と生物学的意義・山崎智弘,増田誠司/接ぎ木栽培によるナス果実のカドミウム低減メカニズムを探る・山口紀子/母乳栄養乳児の腸管におけるビフィズスフローラ形成の謎・片山高嶺/マイクロバブルの農業・食品分野での利用の可能性・玉置雅彦/ミツバチの女王蜂分化を誘導する因子ロイヤラクチンの発見・鎌倉昌樹
<セミナー室>
微生物の物質生産と輸送体の応用
1. 大腸菌の L-アラニン排出輸送能欠損変異株の
分離と新規 L-アラニン排出輸送体の同定 米山 裕
自然免疫の応答と制御
3. LysM受容体を介した植物免疫応答 賀来華江
<緊急企画>
東日本大震災への大学の対応
3. 研究室(有機化学系)の被害状況と対策 清田洋正
<海外だより>
グローバル時代を生き抜く研究者へ 杉井重記
<「化学と生物」文書館>
応用微生物学の誕生と発展と坂口謹一郎 坂口健二

今月の表紙
共生細菌により,アブラムシの体色が変化.欧米に分布するエンドウヒゲナガアブラムシでは同種内に赤色と緑色の体色をもつものが存在し,それらは捕食者や寄生者からの逃れやすさが異なることが知られていた.最近,生態的にも重要な役割を担う本種の体色が,新規の共生細菌Rickettsiellaの感染により,赤色から緑色に変化している場合があることが報告された.本現象の発見は,生物の生態や環境適応の理解に新たな視点を提示するものである.『昆虫の体色を変化させる共生細菌の発見』(p. 806参照)

化学と生物の内容

最新の情報から話題のトピックスまで、研究者がいちばん知りたい、化学と生物の情報を満載した総合誌
農芸化学会が対象としている食糧・生命・環境分野ばかりでなく、広く自然科学の中から問題を取り上げ、それらを化学的・生物学的視点から平易に解説しています。また、最新研究の話題や産業界の動向などについても紹介するとともに、農芸化学関連の和文の原著論文も掲載しています。

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