化学と生物 4月号 (発売日2012年03月29日) 表紙
化学と生物 4月号 (発売日2012年03月29日) 表紙

化学と生物 4月号 (発売日2012年03月29日)

学会出版センター

231 当世学生事情/桑原重文

232 植物26Sプロテアソームの多様な機能/佐古香織
「品質管理」にとどまらず器官サイズや遺伝子サイレンシングなど様々な現象を制御
234 オルガネラ膜融合のin vitro完全再構...

化学と生物 4月号 (発売日2012年03月29日)

学会出版センター

231 当世学生事情/桑原重文

232 植物26Sプロテアソームの多様な機能/佐古香織
「品質管理」にとどまらず器官サイズや遺伝子サイレンシングなど様々な現象を制御
234 オルガネラ膜融合のin vitro完全再構...

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化学と生物 4月号 (発売日2012年03月29日) の目次


231 当世学生事情/桑原重文

232 植物26Sプロテアソームの多様な機能/佐古香織
「品質管理」にとどまらず器官サイズや遺伝子サイレンシングなど様々な現象を制御
234 オルガネラ膜融合のin vitro完全再構成/三間穣治
SNAREシャペロン複合体が膜融合の中心的な機構であることを証明
236 イオノフォアポリエーテル生合成における骨格構築機構/南 篤志,及川英秋
酵素的エポキシド開環反応によって多数のエーテル環を効率的に構築
237 アディポネクチンの新たな機能/山内敏正,門脇 孝
肥満症,2型糖尿病の新規治療法への期待
239 地力窒素の分子実体は何か/森泉美穂子,松永俊朗
土壌には多様な分子量の有機態窒素が存在する
241 病原真菌Candida glabrataにおけるステロール輸送の生理的役割/田辺公一
血清からのコレステロール取り込みが病原性に必須か?

277 自然免疫の応答と制御—その共通性と多様性
6. カブトガニの病原体に対する自然免疫の応答と制御/柴田俊生,川畑俊一郎
283 産業微生物の細胞膜を介した物質輸送研究の最前線—物質生産の効率化に向けた新たな挑戦
4. コリネ型アミノ酸生産菌のもつ潜在的なグルコース輸送バイパス/池田正人

298 50年後の水稲生産を予測する 温暖化・CO2濃度上昇が水稲生産に及ぼす影響を実際の水田で調べる
/長谷川利拡

308 食材の抗凝血活性/福岡県立鞍手高等学校

289 日本の澱粉科学と産業の発達史を辿って Ⅱ.ライフワークとしての澱粉・関連酵素の研究
/貝沼圭二

243 高等脊椎動物における免疫制御/米山光俊
2011年ノーベル医学生理学賞がもたらした知見
2011年ノーベル医学生理学賞は免疫制御に重要な役割を担う樹状細胞を発見した業績,Tollの機能を明らかにした業績,そのToll様分子が哺乳類でも同様に感染応答に機能することを示した業績に贈られた.その発見を中心に解説.
250 塩分の過剰摂取と高血圧の関係/下澤達雄,穆 勝宇,藤田敏郎
食塩過剰摂取の血圧への影響は分子レベルでどの程度わかっているのか.腎臓におけるNa再吸収能,Naチャネルが関わる食塩感受性と非感受性,交感神経の働きなどについて概観する中で,新たな治療法の可能性を探る.
255 植物の根のサイズ決定に関わる分子メカニズム/塚越啓央
植物の根は生育する環境の影響を強く受け,そのサイズの決定には根端細胞の分裂から分化への機能転換の制御が鍵となっている.関与する植物ホルモンや転写因子,そしてシステム生物学的手法によって解明された成果を紹介する.
262 細胞核の構造とエピジェネティック制御/尾間由佳子,原田昌彦
DNAの配列変化を伴わないで遺伝情報の発現を制御するメカニズム——エピジェネティック制御.最近,これに核膜孔複合体やアクチン関連タンパク質など,核構造に関わる諸因子が深く関わっていることがわかってきた.
269 【2008年農芸化学研究企画賞】
血管病の発症メカニズムと食品成分によるその予防の可能性/加治屋勝子
狭心症,心筋梗塞など血管の収縮による疾病を血管病と総称する.特に血管異常収縮によるものを中心に,その発症メカニズムについて詳述するとともに,収縮を特異的に抑制する食品成分による予防の可能性を探る.

302 【記念シンポジウム】
鈴木梅太郎研究室を引き継いで,広がる生物化学/東原和成
【プロフィル】276,282,297,310 【お知らせ】261 【求人情報】268
次号予定目次
<解説>
分裂酵母を用いた細胞の経時寿命制御因子の探索と機能解析
饗場浩文,大塚北斗
有機溶媒中での生体触媒反応による物質生産
本田孝祐,大竹久夫
寝たきり患者の筋萎縮に対する栄養学的アプローチ
山下結衣,二川 健ほか
放射線の食品保存への利用 林  徹
視覚のセンサー遺伝子の適応と進化多様性 河村正二
<今日の話題>
植物細胞の意外なコミュニケーション・中島敬二/シスチン・グルタミン酸トランスポーター・佐藤英世/甘味,旨味,苦味細胞産生の必須因子Skn-1a・松本一朗/酵母の浸透圧ストレス応答・古川健太郎/実測パラメーターに基づく細胞内シグナル伝達系の定量的シミュレーション・青木一洋
<セミナー室>
産業微生物の細胞膜を介した物質輸送研究の最前線
5. 大腸菌の内膜輸送体を介したシステイン関連化合物の
シャトルシステムによる酸化ストレス防御機構 大津巌生
自然免疫の応答と制御 ― その共通性と多様性
7. 植物による鞭毛タンパク質フラジェリンの認識と
免疫応答の分子機構 蔡 晃植
<バイオサイエンススコープ>
新たな時代を迎える日本ワイン 鹿取みゆき
<「化学と生物」文書館>
心は遺伝子の発現を調節する 村上和雄
今月の表紙
マウス脾臓由来の樹状細胞.1973年,Ralph Steinman博士によって同定された樹状細胞は,高等脊椎動物の自然免疫において,病原体感染などを検知して多様なサイトカインを産生し,病原体排除や炎症反応応答に関与するとともに,抗原提示細胞として異物をリンパ球に提示することにより獲得免疫の制御を行なう.一方で,アレルギーや自己免疫などの疾病にも深く関与しており,免疫制御において非常に重要な機能を担う細胞である.『高等脊椎動物における免疫制御 2011年ノーベル医学生理学賞がもたらした知見』(写真提供:京都大学大学院生命科学研究科・稲葉カヨ先生)(p. 243参照)

化学と生物の内容

最新の情報から話題のトピックスまで、研究者がいちばん知りたい、化学と生物の情報を満載した総合誌
農芸化学会が対象としている食糧・生命・環境分野ばかりでなく、広く自然科学の中から問題を取り上げ、それらを化学的・生物学的視点から平易に解説しています。また、最新研究の話題や産業界の動向などについても紹介するとともに、農芸化学関連の和文の原著論文も掲載しています。

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