化学と生物 9月号 (発売日2012年08月29日) 表紙
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化学と生物 9月号 (発売日2012年08月29日)

学会出版センター

621 限りなく天災に近い人災考/高橋秀夫

622 ユニークなセスクアテルペン(C35テルペン)生合成経路/佐藤 努
今までに類のない新型と二機能性テルペン環化酵素の同定
624 脊椎動物における抗原受容体の...

化学と生物 9月号 (発売日2012年08月29日)

学会出版センター

621 限りなく天災に近い人災考/高橋秀夫

622 ユニークなセスクアテルペン(C35テルペン)生合成経路/佐藤 努
今までに類のない新型と二機能性テルペン環化酵素の同定
624 脊椎動物における抗原受容体の...

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化学と生物 9月号 (発売日2012年08月29日) の目次


621 限りなく天災に近い人災考/高橋秀夫

622 ユニークなセスクアテルペン(C35テルペン)生合成経路/佐藤 努
今までに類のない新型と二機能性テルペン環化酵素の同定
624 脊椎動物における抗原受容体の選択/須藤洋一,笠原正典
相同リンパ球に発現される由来の異なる受容体
627 広範な植物病原菌に対する抵抗性遺伝子/前田 哲,森 昌樹
イネからBSR1遺伝子をFOXハンティングにより発見
629 イネの形質転換効率向上方法の開発とその意義/小沢憲二郎
イネ効率的相同組換え系の確立にむけて
631 運動学習の記憶を長持ちさせるのに,適度の休憩をとることが大事なのはなぜか
運動記憶の固定化の脳機構
/永雄総一

660 放射性下降物の農畜水産物等への影響
1. 東京大学大学院農学生命科学研究科全体の取り組みについて/中西友子
663 放射性下降物の農畜水産物等への影響
2. 福島県農業総合センターの取り組み/吉岡邦雄
668 放射性下降物の農畜水産物等への影響
3. 乳牛における放射性セシウムの動態/眞鍋 昇

671 C–P結合の研究/瀬戸治男
ビアラホスを中心として
679 手書きの「質量分析」創刊号/板垣又丕
草創期における先人の理想と情熱

696 グリセリンの物性に関する研究/京都府立桃山高等学校

633 小胞体膜上で起こるスプライシングに秘められた巧妙な仕組み
/柳谷耕太,河野憲二
真核生物では,小胞体の異常は小胞体膜上で起こるmRNAのスプライシングによって核に伝えられる.この風変わりなシグナル伝達機構に潜む,細胞質で起こるスプライシングならではの巧妙な仕組みを紹介する.
641 時間栄養学/柴田重信
時間栄養学とは,体内時計の機能による時間学と栄養学を結びつけた造語である.つまり,時間栄養学は食物や栄養の働きを時間軸の切り口で解明しようとする研究領域であり,体内時計の応用学問として注目されている.
647 モノクローナル抗体の生薬研究への応用/正山征洋
重要生薬の活性成分に対するモノクローナル抗体を作成し,簡便かつ精確な分析法の開発,新抗体染色法であるイースタンブロットやノックアウトエキスの作成に成功.また,小型化抗体遺伝子による新育種法を確立した.
654 花成ホルモン―フロリゲン―とその受容体の構造解析からみえてきたフロリゲン機能の分子基盤
/田岡健一郎,大木 出,辻 寛之,児嶋長次郎,島本 功
花成ホルモン・フロリゲンと,その受容体14-3-3と転写因子FDからなる複合体の構造と機能が明らかになった.ジャガイモ塊茎形成なども誘導するフロリゲンの多機能性の分子基盤が明らかにされようとしている.

684 【随想】
日本のビタミン研究の流れ/左右田健次
688 【随想】
農芸化学と産業行政/貝沼圭二

691 清酒醸造と白髪染め/中村幸宏
【プロフィル】640,659,662,670,683,687 【求人情報】690,695,697
次号予定目次
<解説>
動物試験における遺伝子解析や酵素活性測定で脂質代謝制御は
明らかにできるのか?―絶食やpair-feedingに伴うさらなる
混乱― 池田郁男
好塩基球研究のルネッサンス 吉川宗一郎,烏山 一
環境ゲノム情報時代の未知微生物探索研究 玉木秀幸,鎌形洋一
なぜ清酒酵母はアルコール発酵力が高いのか? 渡辺大輔
<今日の話題>
トコトリエノールの代謝とその調節・池田彩子/遺伝子探索による耐熱性キチン分解酵素の開発 構造学的アプローチによる機能解明・峯 昇平,中村 努,上垣浩一/酵素合成法が可能にした完全13C標識化と多次元NMRによるmiltiradieneの構造解析―複雑精緻なテルペノイドの構造を明瞭に決定―・菅井佳宣,川出 洋/イントロンへの挿入配列が遺伝子発現量を調整する―ブドウ果皮の着色を決定するMybA1の新たな発現制御機構の発見―・鈴木俊二,藤田景子/有用希少イノシトールの微生物生産・吉田健一
<「化学と生物」文書館>
ある女性研究者の漂流―植物と光の関係を調べて,脂肪酸合成の鍵酵素に出会う 佐々木幸子
解糖系酵素からエリスロポエチンまで 佐々木隆三
今月の表紙
水槽のガラスに張りついたヤツメウナギの口の部分を撮影したものです.ヤツメウナギは顎を持たない原始的な特徴を持つ脊椎動物,無顎類の一種で,その丸い口から円口類とも呼ばれます.この吸盤のような口で川などの石に張りついたり,サケなどの魚に張りついて体液を吸い取るとされています.川で3–4年ほど成長した後,変態して海へ降り,さらに3年ほど生活して産卵のために川に登ってくるというサイクルを繰り返しています.無顎類は顎を持たないなどの形態的な特徴のほか,免疫学的な仕組みも,ほかの脊椎動物とは異なることが近年わかってきており,脊椎動物の進化の過程を解明するための重要なカギを握る生物として注目されています.『脊椎動物における抗原受容体の選択』(p. 624参照)

化学と生物の内容

最新の情報から話題のトピックスまで、研究者がいちばん知りたい、化学と生物の情報を満載した総合誌
農芸化学会が対象としている食糧・生命・環境分野ばかりでなく、広く自然科学の中から問題を取り上げ、それらを化学的・生物学的視点から平易に解説しています。また、最新研究の話題や産業界の動向などについても紹介するとともに、農芸化学関連の和文の原著論文も掲載しています。

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