STUDIO VOICE (スタジオボイス) 発売日・バックナンバー

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713円
● 第一特集
GRAFFITI AS CULTURE ENGINE
拡張するグラフィティ

グラフィティがグラフィティと言われてから四半世紀以上、
社会の是非はともあれ、その自由な創造性は世界中の様々なカルチャーに飛び火し、
大きな原動力として燃焼し続けている。
オールドスクールの黄金精神は失効したのか? 
はたまたリーガルウォールに描かれるものはグラフィティではないのか? 
もはや規範などは不必要なほどに拡張するグラフィティ・シーン。
そこにはライターの意志が刻まれるだけだ。そう、今なおスタイル・ウォーズは終わらない。

● 第二特集
UNDERGROUND MUSIC FILE
地下音楽の現在
東京⇔大阪 リアル・アンダーグラウンド・ミュージック・シーン!

クラブミュージックにもロック・フィールドにもアンダーグラウンドとしか形容できない動向が顕在化したのは昨年あたりからだろうか。ハウスは名称だけを残しオルタナティヴに飲み込まれ、ハードコアは聴取よりも体験に近くなった。やられる前にやる、人がやらなかったことをやる、演人も観客も顔なじみのシーン以前のシーンはしかし、感染するように外部へ開きつづけた。2005年、現場は臨界点を迎える。二回目を迎えた<ロウ・ライフ>はフェスティバルの利便性、管理体制とは無縁のウェアハウス・パーティにも似た一回性の場となった。コンビニに陳列されるインディ、定型をなぞるドゥ・イット・ユアセルフ、アンダーグラウンドを擬態するモロモロを<ロウ・ライフ>は傍目で眺めながら、反証として、音響の闇鍋を出現させた。しかし、これもまた乗り越えられるべき事象かもしれない。ひとつ助言するなら、もし貴方が次のアンダーグラウンドを欲するならば、ここにないものを買え!

目次
第一特集
拡張するグラフィティ
グラフィティに関して知るべき20項目By ZEPHYR
THINKING ABOUT MESSAGE OF ZEPHYR
オールドスクールのアーティストが何を経験したか
GRAFFITI DOCUMENT @MITO, JAPAN
INTRODUCTION OF X-COLOR
WRITER’S TALK SESSOIN
MESSAGE FROM TPfX
MORE LEGAL WALL@TOKYO
PROSPER TOKYO
KOMPOSITION
あなたの知らないグラフィティ
GRAFFITI DOCUMENT@JAPAN
日本のグラフィティの夜明け
GRAFFITI DOCUMENT@NY
ジェフリー・ダイチの目に写るNYストリートアート
KAWS以降の注目アーティスト
GRAFFITI DOCUMENT@LA
LA初の注目ブランド“THE SEVENTH LETTER”とは?
TOMI-Eが感じた90’sLAグラフィティ
GRAFFITI DOCUMENT@EU
国境なきEUグラフィティ移民
UKグラフィティ事情
ビギナーの為のグラフィティツール講座!
グラフィティと共振するアンダーグラウンド・ヒップホップ
ゲリラ戦をデザインするグラフィティ
MOVIE&DVDで見るグラフィティの現場
グラフィティ・サイトレヴュー

第二特集
UNDERGROUND MUSIC FILE
“RAW LIFE 2005 ”Report
そのときなにをみたか?
タイプ別アンダーグラウンド・ファイル
FILE UNDER→HOUSE
FILE UNDER→HIP HOP
FILE UNDER→DUB
FILE UNDER→ROCK
傾向別ロックの00S 東京/ハードコア/関西
FILE UNDER→GROUND 地下音楽を知るための30枚
713円
● 第一特集
映画を見る方法2006
最強映画コラム50本!
~映画には、映画を面白くする見方とつまらなくする見方がある!~
世の中には面白い映画と面白くない映画が存在する。しかし内容が“期待通り”だから、映像が“キレイ”だから、お話が“泣ける”から、“オチがスゴイ”から面白いというわけではない。“ハリウッド超大作は”は下賎で、“芸術的なヨーロッパ映画”が高尚などという図式も笑止。プロディーサーが監督を抑圧したり、監督なら誰もが芸術的野心を持っていたりするわけでもない。要するに映画の見方は数限りなく存在するわけだが、映画には、映画を面白くする見方とつまらなくする見方が存在するのである!

● 第二特集
ドキュメンタリーの楽しみ方
最強エンターテイメントとしてのドキュメンタリー映画50本!
我々は好奇心に駆られてドキュメンタリーを見る。そこには“真実”の名で語られる魅惑的な物語があるからだ。その結果として、映画に映し出された“現実”に関してある認識を抱くことになる。それは激烈な感情を伴ったり、全く言語化不可能な感覚であったりする。いずれにせよ、“強い”ドキュメンタリーは我々を深く揺り動かす。その力こそが“面白い”ということであり、ドキュメンタリー映画のエンターテイメント性なのである!

目次
第一特集
映画を面白くする見方とつまらなくする見方
映画の見方ファイル
スター映画をつくることのできる限られた人たち!/“非白人”をのみこむ大作映画!
ストック・フィルムの使い方!/DREAM WORKSアニメがヤバイ!/メロドラマの楽しみ方!
セットの誘惑に酔え!/映画はマイ劇場で見ろ!/映画は映画祭で見ろ!/面白いコメディはみんな“未公開”!
セクシャリティ視点で映画を見てみよう!~ゲイ編/“アンチCG派”の映画を見ろ!
映画は役に立つことがある!/次に映画化されるのはこの人の人生!/“実話ベース”の物語はここまで実話!
日本のインディーズ映画は“劇団化”している!/“ジブリ・アニメ”はジブリの外で成立できるのか?
作品ファイル
コミックは映画そのものだ!/“警察官は全員ワル”、という映画!
“ヒットラーはゲイだった”、という映画!/リメイクがオリジナルを超える時!
“ハリウッドはコネ”、という映画!/“エルビスは生きているしJFKは黒人だった”、
という映画!
最強新人監督ファイル
ザック・ブラフ/ローソン・マーシャル・サーバー/リチャード・ケリー/ジャレッド・ヘス/マイク・ミルズ
ジャド・アパトウ/冨永昌敬/トー・ユエン/イーライ・ロス/キャサリン・ハードウィック
重要脚本家ファイル5
アルフレッド・ゴー&マイルズ・ミラー/トーマス・レノン&ベン・ギャラント/ポール・ハッギス
クレイグ・ブリューワー/ホルヘ・ゲリカエチェヴァリア
重要スコア作曲家ファイル5
マーク・マザーズボー/ダニー・エルフマン/ジョン・ブライオン/ロルフ・ケント/クリフ・マルティネス
映画の見方ファイル・応用編
“擬似ドキュメンタリー”を考える!/“グローバリゼーション“と”引きこもり“を考える!
コメディアンを忘れるな!/いま見るべき、ヴァイオレントな最強映画はこれだ!/ホン・サンスは女性蔑視者か?
ジャス・フランコは“普遍性”を破壊し尽す!/非=俳優は映画を突破する!

第二特集
今、ドキュメンタリーは何を語るのか?
ドキュメンタリーは“遠い呼びかけ”である!/ドキュメンタリーは、戦争や革命を待たない!
今見て面白いドキュメンタリー50!
アウトロー 社会/個人 家族 闘争/抵抗 内幕 アーティスト
音楽 メイキング バカ 自然 スポーツ 番外編
COLUMN1 山形国際ドキュメンタリー映画際2005でなにを見るのか?
COLUMN2 L.A.ドキュメンタリー状況
713円
●特集
ポスト=ジャケット・デザイン
CD消滅前の最終ジャケット・デザイン大全!

音楽にヴィジョンを与え、ユーザーの想像力に対するガイドラインを備えたものが主流であったジャケット・デザイン。
アイドルのポートレイトや、紫煙が踊るジャズの現場、サイケデリックな心象風景―すべてが時代を象徴し、時代が語る“物語”を視覚的に解釈していたジャケット・デザイン。
それはメッセージであり、抵抗であり、態度であった。そのような、時代が放つ“大きな物語”が失効した現在、時代の反射鏡ともいえるジャケット・デザインが映し出す視覚イメージとは一体何か?

ジャケット・デザインは、MP3プレイヤーの浸透がもたらす“ジャケットなき音楽”の時代と、いかに対峙していくのか?

混迷し、沈黙し、絶叫するジャケット・デザインの現状を特集する。

内容
○ 「批評なきデザイン無法地帯を歩く」
インタビュー・石黒景太(ex.ILLDOZER)
○ カナダ-「恵まれた」環境が後押しするデザイン実験
○ フランス-フレンチタッチ以降に発展を遂げたデザイン
○ ドイツ-テクノ・テック・ハウスをヴィジュアライズしたデザイン
○ イギリス-クリス・カニンガムがジャケットにぶちまけたモノ
○ インタビュー・宇川直宏-伝説的最凶ノイズ・レーベル<TWOTHOUSAND MANIACS!>解剖!
○ Freak Out! Cover of Invention?-フリークアウトするジャケット・デザインの現在
鼎談 山本ムーグ×千原航×工藤キキ
○ RAPPER DAPPER DESIGNER-世界を覆うモダン・ブラック・ポップのデザイン
○ IMMORAL TECHIQUE pt.1-実録!スケートシングのデザイン錬金術
○ TRANS COMMUN DESIGN-日本のコミューンを横断した、ヒッピーデザイン
○ SIGN WAVE COVER-ミニマル化するジャケット・デザイン
○ EDITORS SESSION
対談 江森丈晃(The Record Covers)×古屋蔵人(THE ALBUM)
○ トーク・アバウト・ジャケット・デザイン
鼎談 阿部周平×三田格×編集部
○ ジャケット・デザイン・ガイドブック&DVD完全リスト
713円
○特集
ファッションのスモールワールド革命

超ネットワーク型VIPが世界を小さくしファッションを広げる

グラノベッターからダンカン・ワッツまで、
スモールワールド・ネットワーク理論で読む
ファッションの流行

Kim Jones/Gaspard Yurkievich
WENDY&JIMほか

アバターモードの世界と、トイ化するファッション

Kashpointとその子どもたち

バイヤーたちの仕事とネットワーク

何がロンドンを熱くしてきたのか
713円
マンガとは、他のなにものにも依存しない自律的な表現形式であり、普遍的な浸透力を持ったエンターテインメントとしての力を、あたりまえのように身につけている稀有な表現形式である。
それは小説よりも映像作品よりも素早く強力に読者を捕縛する。
なぜ我々は今また、その魅力に強く引き寄せられているのか?
00年代、マンガはどんな地平を切り開こうとしているのか?
どのタイトルを読むべきなのか?
これは、そういう特集である。

○特集目次

WAR/CITY OF FEAR 戦争/過防備都市
GAME ゲーム
POST-FIGHT GAME 格闘ゲーム以降の格闘マンガ
00’S FANTASY 00年代ファンタジー
00’S SCIENCE FICTION 00年代SF
DAYS BEFORE CATASTOROPHE 崩壊の縁にある「ぬるま湯」
POST-KYOKO OKAZAKI ポスト岡崎京子
“MOE” “萌え”
POST-“COMPENSATED DATING” ポスト“援交”時代のマンガ
“JUMP”TODAY ポスト650万部時代の[ジャンプ]
“LOVE ROMANCE” “恋愛”
SPORTS スポーツ/サークル
YOUTH 青春
FAMILY 家族
GAG ギャグ
VAMPIRE ヴァンパイア
DETECTIVE 探偵
PARALLEL WORLD 歴史改変
HISTORICAL DORAMA 時代劇
“LOVE COMEDY” “ラブコメ”
ADOLESCENCE 思春期
MUSIC 音楽
DELINQUENT ヤンキー
INSIDE FACTS 業界内幕
ESSAY エッセイ
VALID 90’S COMICS 00年代も有効な90年代マンガ
COMICS TO LIVE LONG 決して終わってはならないマンガ

CONVERSATION ON 00’S COMICS
  座談会 00年代、コミックには何が起こっているのか?
  伊藤剛×宮昌太郎×ベイベー関根

COLUM
  今参照すべき復刻作品
  マンガ産業状況’05

重要作家ファイル 
  古谷実 小田扉 志村貴子 五十嵐大介 岩原祐二 安野モヨ子
  浦沢直樹 山本英夫 井上雄彦 太田垣康男 羽海野チカ
  富樫義博 浅野いにお 森薫

713円
SANAA/金沢21世紀美術館
SANAA/ニューミュージアム
妹島和世/梅林の家
SANNA/トレド美術館ガラスセンター
ぺトラ・ブレーゼ・インタビュー
鼎談:妹島和世×西沢立衛×長谷川裕子
/アートと建築は睦まじいか!?
金沢21世紀美術館アンケート
エルンスト・ネト、小谷元彦、高木正勝
伊藤豊雄 ひとを自由にする建築
OMA/レム・コールハース 探索し、遭遇せよ!
ヘルツォーク&ド・ムーロン建築とは建築である
青木淳 アートに殴りこみ!?
オーストラリア、アルプス地方の建築の現在
クアデルンス誌とバルセロナ出版事情
ヴィト・アコンチ@クンストハウス・グラーツ
ダン・グレアム@カサ・デル・ファショ
谷口吉生による新装MoMA
ザハ・ハディドのシンシナティ現代美術館
ヨコミゾマコトの富弘美術館
アーティストが美術館をデザインしたら?
曽根裕、笹口数、雄川愛、会田誠、小沢剛、石渡誠、MR.、
田中偉一郎
カレン・シュナイダー&ニコラス・ガグニーニ
ヨナス・ダールバリ リクリット・ティラヴァニャ
グレゴール・シュナイダー
対談:乾久美子×藤本壮介/ゆたかなルール違反!?
アーキグラム/セドリック・プライス
アーキラボ
日本建築の系譜
713円
森の生活 LIFE IN THE WOODS 

・森に住んだのは自由に生きるため
・いま、ソローを読む意味
・アメリカ自然史の流れのなかで
・・ソロー、その新たな解釈
・フランク・ロイド・ライトの落水荘~写真家・上田義彦が語る森と建築
・ジェイムス・ラブロックとガイア思想
・ジョン・ケージのソング・ブックス
・ソローの「市民の反抗」
・ビート・ジェネレーションとソロー
・ソローとスナイダー
・カーソンと沈黙の春
・エリオット・ポーターとアメリカン・ネイチャー・フォト
・ネイチャー・フォトを知るための作品集
・ソローとネイチャー・ライティングの系譜
・都市と森を接続する
・100年の森、明治神宮を歩く
・森の生活のなかで考えること
・森と思想 ブック・ガイド
・森と音楽 アルバム・セレクション
713円
○特集 INDISPENSABLE BOOKS 2005
今手にするべき書籍、完全カタログ!
アート/文学・思想/コミック/写真/ファッション/映画/デザイン/音楽

○目次内容
THOUGHTS 思想
FILMS 映画
MULTI MEDIA マルチ・メディア
ACCOUNTS 物語
ART アート
OTAKU&MANIA オタク&マニア
ARCHITECTURE 建築
DESIGN デザイン
GRAPHIC DESIGN グラフィック・デザイン
INTERIOR DESIGN インテリアデザイン
PRODUCT/INDUSTRIAL DESIGN プロダクト/インダストリアルデザイン
PHOTOGRAPHY 写真
FASHION ファッション
MUSIC 音楽

書籍を巡る逸脱のダイアローグ
菊地成孔×三田格

COLUMN コラム [ポスト9.11]を総括する
713円
○目次内容
ラディカル・コメディ・カタログ ~映画篇150本
 VS.政治
 VS.歴史
 VS.神様
 VS.大企業
 VS.小市民
 VS.権力
 VS.人種
 VS.知性
 VS.ドラッグ・カルチャー
 VS.戦争
 VS.国境紛争
 VS.ジェンダー
 VS.社会・モラル
 VS.サバービア
 VS.身体障害者差別
 VS.恐怖
 VS.セックス
 VS.ポルノ業界
 VS.学園もの
 VS.青春もの
 VS.メディア
 VS.業界
 VS.アイデンティティ
 VS.日本企業
ラディカル・コラム
 ・真に「ラディカルな笑い」とは!?
 ・笑いは余裕! それがないと強くなれない
 ・メル・ブルックスとジェリー・ルイスを侮るな!
 ・トム・グリーンを擁護する!
 ・マイク・ニコルズ&エレイン・レイ~セカンド・シティを生み出したコンビ
 ・なにを笑うのか?
 ・アダム・サンドラーはコメディの新奇さに挑む
 ・「サタデー・ナイト・ライヴ」の人々
 ・正編に挑む続編!
ラディカル・コメディのための基本参考図書40冊
 VS.アメリカ
 VS.小市民
 VS.戦争 ~グロ・サイド ~妄想サイド
 VS.天皇
 VS.精神分析
 VS.権力
 VS.日本
 VS.イギリス流コモンセンス
 VS.マンガ
 VS.恐怖
 VS.ジェンダー
 VS.アカデミズム
713円
○特集 ボアダムス決定版
常識の埒外に置かれた音を人はボアダムスと名づけた。
良識を格納した頭の上でスパークしたボアダムスは世界に散開し偏在しはじめた。
昆虫に似たボアを発見する人がいれば、波の飛沫の間からのぞく逆光に
ボアを見る者もいた、高速で回転する円盤が止まって見える現象を指して
ボアだという輩もいたし、ボアなんて最初からいなかっったんだという者さえいた。
そのどれもが正しいと同時に誤っている。
ボアダムスとは音楽史に肉厚な筆致で引かれた巨大な一筆書きのようなものだ。
体験した者の以前と以後をわかち、音楽観を更新し、世界観を内側から捲りかえす。
思想、信条、権利である以前に生成、変化
ジャンク、ファンク、パンクでありながら、ディスコ、ハウス、
それらすべての領域を跨ぐボアダムスの中心世界!

○目次内容
●BOREDOMS or V∞REDOMS
●イントロデューシング・トゥ“SEADRUM/HOUSE OF SUN”
●EYE インタヴュー/ヴォア・ヴァージョン
●EYE インタヴュー/DJヴァージョン
●対談:YOSHIMI×宇川直宏
●ART/YO2ROインタヴュー
●HILAインタヴュー
●吉川豊人インタヴュー
●ボアート
●ナウボア~ボアダムスを巡る人脈図
●ボア時代
●EYE ART
●ポストボア
●DISC GUIDE 300 他
713円
特集○ケイト・モスとは誰か?
KATE MOSS MANIA
私たちはケイト・モスの時代に生きている。
これが言い過ぎだと言うのなら、想像してみて欲しい。
ケイトなしで歴史を重ねた現在の世界を。
’88年ケイトがモデルとしてデビューし、’89年冷戦終結の始まりを
象徴するベルリンの壁崩壊、そしてその翌年、コリンヌ・デイが撮影した
伝説のフォト・ストーリーでケイトはi-Dの表紙を飾り、一大センセーションを
巻き起こす。その頃、湾岸戦争が勃発、日本ではバブルが崩壊し、ソ連は解体を
余儀なくされ、リオ・デ・ジャネイロでは地球サミットが開催された。
この激動の時に彼女は登場したのだ。当時、浮浪児などと揶揄された写 真も、
今見ると極めて自然に見えることを考えれば、そんな中傷も変化の時代の
摩擦にすぎなかったのではないかと思える。少なくとも、
民衆はいつもケイトを求めてきた。そもそも、彼女なしに、どうやって今の時代の
ミューズを語り得るというのか?9.11以後、世界は新たな激動の時を迎えているが、
ケイト・モスは、あの小さな体で今なお私たちの期待を反映し続けている。
ケイト・モスとは誰か?それを問うことは、もしかしたら、自分たちの時代を
問うことに等しいのかもしれない。
編集企画協力=エドワード・ブラチフェルド
Editor at large=Edward Brachfeld
●ケイト・モスとは誰か?
 ~トップ・フォトグラファーによるマイ・ベストショット集~
イネズ・ヴァン・ラムスウェールド&ヴェイーノ・マタディン、コリンヌ・デイ
、ランキン、テッシュ、リチャード・プリンス、ユルゲン・テラー、ピーター・
リンドバーグ、カタリーナ・ジェブ、ブルース・ウェーバー
●時代をリードする共犯者たちの証言
サラ・ドゥーカス&サイモン・チャンバース(マネージャー)
クレイグ・マックディーン(フォトグラファー)
テリー・ジョーンズ(i-D編集長)
ニック・ナイト(フォトグラファー)
マリオ・ソレンティ(フォトグラファー)
ヴェネティア・スコット(スタイリスト)
ケイティ・イングランド(スタイリスト)
カール・ラガーフェルド(ファッション・デザイナー)
アレキサンドラ・シュルマン(英ヴォーグ編集長)
セイディ・フロスト(ファッション・デザイナー)
マリオ・テスティーノ(フォトグラファー)
●総覧年譜~私たちはケイト・モスの時代に生きている
●プライベート・ファッションはケイトに学べ!
●ミュージック・シーンとケイト
●ケイト・マニアに勧める必見ヴィジュアル・ブック集 他
713円
713円
クラブカルチャー伝説80'S

"カルチャー"とは何だ。そも"クラブカルチャー"とは。日本語の"文化"と何が違う。
"カルチャー誌"STUDIO VOICEがなぜいま"クラブ"の特集をする。しかも80'S。
BACK IN THE DAYSな懐古趣味か。いやちがう: (1)わからなくなったから
(2)将来につなげたいから (3)"カルチャー"とは何かを知りたいから。聞けば、
かつてそこはごく一部、本気でトガった奴等の狂乱世界、快楽刺戟×破壊危険とが
混淆したD.I.Y.実験瓶の底も底。その刺激臭は地上"常識"社会の鼻粘膜には
ハードすぎ、破滅的なまでの"遊び"が渦巻いていた。「夜遊ぶ人はワルい人です」。
いま己に照らしみるがいい。"遊び"なくして何が"クリエイター"か。おまえのそれは
果たして"カルチャー"か。2度目の春を経てきた<いま/ここ>で、自ら思うほど"自由
に""楽しく""クリエイティブ"な"文化行為"を為しているのか。だからこそいま遡る
のだ。狂乱の「クラブカルチャー伝説80'S」!!!!

日本初のクラブ「ピテカントロプス・エレクトス」
対談:桑原茂一×中西俊夫

クラブカルチャー前夜 ~テクノポップ80's~
座談会:奥村靫正×後藤茂雄×今野裕一

クラブカルチャー発、ストリートカルチャー行き
座談会:NIGO×滝沢伸介(ネイバーフッド)

クラブミュージック創世記1 ~HipHop~
クラブミュージック創世記2 ~レゲエ、スカ、ダブ編~
クラブカルチャー絶頂期 ~「GOLD」という伝説~
アンファン・テリブル2004 ~遊び人カルチャー現在形~
80's クラブ相関図作戦会議!
80年代クラブカルチャー証言録
本邦遊び人カルチャー年代記 ~太陽族から並木族まで~

…ほか
713円
■アニメを見る方法 ANIMATION:YEAR ZERO

もしあなたが・・・

もしあなたがなんの迷いか日本のアニメーションに興味を持ち、いまなにが面 白いのか、
なにが注目作なのかを知りたいと思ったとしてもアニメ専門誌だけは「買ってはいけない」。
なぜならあなたが求めるものはなにひとつとしてアニメ専門誌には記載されていないからだ。
作品評論はもちろん作品紹介としても正常な機能をしてるとは言い難いし、1兆円マーケットを
その対象としながらも(この額はサプリメントやデジカメ業界とほぼ同額にもかかわらず)
DVDをふくめたソフトのバイヤーズガイドとしてさえ未熟極まりないことに苛立ちを覚えることだろう。
『イノセンス』を筆頭とした劇場大作が一同に並び、名うての演出家たちがTVシリーズに参戦する
この2004年を預けてしまうにはアニメ専門誌はあまりに頼りない。だからこその本誌特集。
「作り手」の軸から、完全な「無」から生み出されるすべての根拠に作り手の意識が介在する
アニメーションの魅力が見えてくるはずだ。

 ・緊急座談会 アニメは終わったのか?
  神山健治×佐々木史朗×佐藤大×藤津亮太
 ・尖端アニメーション・クリエイター30
  神山健治/新海誠/谷口悟朗/細田守/今川泰宏/
  鶴巻和哉/荒巻伸志/高山文彦/森邦宏/幾原邦彦/
  米たにヨシトモ/大地丙太郎/佐藤順一/佐藤竜雄/
  湯浅政明/今石洋之/村瀬修功/河森正治/望月智充/
  渡辺信一郎/京田知己/水島努/岡村天斎/前田真宏/
  浜崎博嗣/原恵一/摩砂雪/板野一郎/今敏/
  福田己津央

いま見るべき最新作30選
 ・コラム01 巨匠たちの饗宴とアニメの明日
 ・コラム02 制作プロダクション早見表
 ・コラム03 アニメーション演出のキモとは!?
 ・コラム04 アニメにおける配役・音響センスとは?
 ・コラム05 アニメ、20年の呪い論
 ・コラム06 アニメーション・サウンドトラック20選
 ・コラム07 まだ、アニメじゃない!?

…ほか
713円
○特集 THE NEW NO WAVE
ザ・ニュー・ノーウェイブ ポストニューウェブもしくは80年代ブームの奥の奥!
020 ザ・ニュー・ノーウェイブ
022 スロッビング・グリッスル - 四者インタヴュー 文=中原昌也
024 SPK/オルタナティブTV/カレント93/ナース・ウィズ・ウーンド
   文=田野幸治/中原昌也/黒川光俊/吉田恭淑
025 アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン 文=東瀬戸悟
026 アーサー・ラッセル 文=野間易通/真利夫
028 リキッド・リキッド/ESG/コンク/ノクターナル・エミッションズ
   キャバレー・ヴォルテール/ビル・ラズウェル
   文=ムードマン/中原昌也/野田努/吉本秀純
030 NO&THEN1 ニューヨーク・シーン総括 文=原雅明
031 NO&THEN2 USノーウェイブ・ファイル 文=小野島大
032 NO&THEN3 ソニック・ユース 文=湯浅学
033 NO&THEN4 UKノーウェイブとノーウェイブの交接点
   文=野田努
034 NO&THEN5 ディー・テートリッヒェ・ドーリス 文=小柳カヲル
   NO&THEN6 レイノルズ 文=湯浅学
035 NO&THEN7 シンク・オブ・ワンとレコメン系ノーウェイブ
   文=吉本秀純
036 アンドリュー・ウェザーオール!!! インタヴュー 文=三田格
037 ザ・ニューエスト・ノーウェイブ 文=原雅明/磯部涼
038 グレン・ブランカ 文=アラン・リクト
039 シリアス・ノーウィブ・ミュージック 文=湯浅学/佐々木敦
040 アートVSノー1 大竹伸朗 (19) 文=湯浅学
041 アートVSノー2 宇川直宏/秘密博士
042 中原昌也(ヘアスタイリスティックス) 新作クロスレヴュー
   文=編集部/松山晋也/三田格/湯浅学
044 ラウド・ノーウェイブ1 あぶらだこ 文=南部真里
045 ラウド・ノーウェイブ2 ストラグル・フォー・プライド 文=磯部涼
046 ジャパニーズ・ノー 文=JOJO広重
047 モリ・イクエ 文=恩田晃
048 THE NO MAP~ノーウェイブ俯瞰図 制作=原雅明
050 路上のノーウェイブ~サラウンド・デモ・コラージュ
051 THE NO WAVE 200 文=磯部涼/OZ/真利夫/田野幸治/中原昌也/行川和彦/
   南部真里/三田格/持田保/湯浅学/吉本秀純
アンケート=カレント5
リタ・アッカーマン/ゾンガミン/二見裕志/ヒシャム・ヴァルーチャ・アキラ
/ヒュージ・ヴードゥ/COM.A/スケート・シング/高木完SV CUTUP
080 BOOKS
西島大介『凹村戦争』 文=川本ケン
『フィクション!』『鉄火』『池袋シネマ青春譜』
『戦争へ行こう!!』『HTE BABY SHOWER STORY』『女ひとり寿司』
『ヒステリー研究』『田尻智 ポケモンを創った男』
082 PLAY
ラ・ラ・ラ・ヒューマンステップス『アメリア』 文=紫牟田伸子
ラブリー・ヨーヨー『It's a small world』シベリア少女鉄道『天までとどけ』
083 FILMS
リチャード・リンクレイター『スクール・オブ・ロック』 文=長谷川町蔵
ティム・バートン『ビッグ・フィッシュ』 文=樋口泰人
『イオセリアーニに乾杯!』 文=北小路隆志
『ドーン・オブ・ザ・デッド』『4人の食卓』『キャシャーン』
『ル・ディボース』『パッション』
[北米映画封切り促進ノ会] 文=町山智浩
086 ART
イケムラレイコ『マドレ・マーレ』と竹村京『親愛なるあなたのために』 文=周冨子
Dzine『Beautiful Things』 文=坂口千秋
沖縄カフェ「かなさん」@RICE+ 文=嘉藤笑子
シルヴィー・フルーリー展 マリーナ・アブラモビッチ展
088 MULTI-MEDIA
「ISSEY-MIYAKE PROJECT-1 | KURAMATA SHIRO」 文=渡部千春
「TyGun」文=立古和智
『House』
090 MUSIC
自由と通俗 文=川本ケン
9番目の… 文=磯部涼
ジャズの小皿 文=松永記代美
アイリッシュ遊園地 文=吉本秀純
ネタであること 文=南部真里
今月の新譜 文=南部真里/三田格/編集部
ANYTIME
013 ROCK!!
015 FAQQ 文=庄野祐輔
017 NIGHT
SV ART
ART SPACE
134 ホイットニー・ビエンナーレ2004 文=河内タカ
PHOTO GALLERY
066 マン・レイ 文=竹内万里子
SV STYLE
126 Passerby 写真・イラスト=Surface to Air Paris
SV REGULARS
095 20 QUESTIONS Vol.22 ナタリー・デュフール
113 アストロ・ホビー 第22回 占い・文=小田島久恵 写 真=寺沢有雅
115 西島大介[土曜日の実験室]第十二回 NO MUSIC, NO LIFE, NO WAVE
116 バカグリル 12 料理・文=サラーム海上 題字・イラスト=若山ユリコ
121 今月のアルキング るうさん 文=下関マグロ
122 中原昌也のための音楽ライター養成講座 第11回 講師=伊藤政則
123 私は女優! Vol.2 原節子 絵=五月女ケイ子 文=細川徹
124 カラー土木 0002 横山裕一
140 ハッパのフレディ・マーキュリー第9話 作=三田格 画=五木田智央
144 連載小説23 知恵熱 文=池松江美 絵=青木陵子
VOICE OF V ヤンキーはいま
059 人はなぜヤンキーを封印せねばならないのか? 文=安楽由紀子
072 カメアリ、ヤンキー、愛 文=星野葵
096 ブランドビジネスに大事なことはみんなヤンキーに教わった 文=小沢麗子
BAD INTERVIEW
118 ディノス・チャップマン・インタヴュー 文=北澤ひろみ 写 真=森本美絵
SPECIAL COLUMN
060 PROGRESSIVE VISION : PIONEER CDJ / DVJ
073 JEANISM 2004 - Blue Genes of EDWIN -
写真=寺沢有雅 文=海馬多朗 デザイン=浜田武士
094 fashionplasia48 A Message from a World-Famous Designer
文=橘キヨ 写真=藤田二郎
097 TEPPEI SUGAYA by DIESEL 文=編集部
098 SCIENE FICTION IN MULTIPLE UNIVERSE 文=西島大介
102 BEAT OF DIGITAL-IZM Technics 中原昌也×シロー・ザ・グッドマン
104 SPUM インタヴュー・文=町山智浩
106 NEW ROUND OF CPF 文=上杉京子
108 HIBIKI KOBAYASI -PORTRAITS- 文=竹内万里子
111 きわめてよいふうけい ホンマタカシ

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