生体の科学 発売日・バックナンバー

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5,060円
■増大特集 ワクチン開発■
増大特集 ワクチン開発

特集「ワクチン開発」によせて(岡田随象・河岡義裕)
□I.SCARDA
□II.フラッグシップ拠点(東京大学)
□III.シナジー拠点(北海道大学)
□IV.シナジー拠点(千葉大学)
□V.シナジー拠点(大阪大学)
□VI.シナジー拠点(長崎大学)
□VII.サポート機関(京都大学)
□VIII.サポート機関(実中研)
□IX.サポート機関(理化学研究所)
□X.サポート機関(医薬基盤・健康・栄養研究所)
□XI.サポート機関(東京大学医科学研究所)
□XII.サポート機関(滋賀医科大学)
1,870円
■特集 味と匂いの脳科学■
特集 味と匂いの脳科学

特集「味と匂いの脳科学」によせて(吉原良浩)
□I.味蕾・嗅上皮から脳への神経回路と情報伝達
味細胞──味受容および味覚識別の第一段階を担う上皮感覚細胞(松本一朗)
チャネルシナプスの発見とその生命機能(樽野陽幸)
霊長類の食性多様化と味覚受容体の進化(今井啓雄・石村有沙)
様々な匂い分子を受容する嗅細胞の多様性創出の分子機構(岩田哲郎・廣田順二)
嗅覚神経回路の形成を支える転写後制御機構(福田七穂)
生後発達期の自発神経活動に基づく嗅覚回路形成機構(藤本聡志・今井 猛)
匂いの回路の発生,再生と老化(深美陽大・石山 聖・竹内春樹)
□II.脳における味と匂いの情報処理と行動発現
摂食行動に関わる味覚・風味への学習・記憶とその脳機構(八十島安伸)
副嗅覚系を介した防御行動制御の神経機構(山中紗智子)
匂いの生得的な価値の脳内情報処理(染谷真琴・風間北斗)
学習によって獲得される匂いの価値判断の神経機構(村田航志)
ヒトの脳での匂い応答の可視化(岡本雅子・東原和成)
大脳皮質による呼吸サイクルごとの飲食物の認知学習と情動・行動の出力判断(森 憲作)
□III.末梢臓器における化学受容と脳機能の調節
迷走神経による食情報のセンシングと脳機能調節(岩﨑有作・射場拳虎)
ストレスが味覚に及ぼす影響とその脳内メカニズム(中島健一朗)
消化管におけるセンシング機構(市木貴子)
体内環境による嗅覚調節(堀尾奈央)


●解説 <第6回生体の科学賞 受賞記念論文>
嗅覚研究から何がわかり何が見えてきたのか(坂野 仁)
1,870円
■特集 顔の科学■
特集 顔の科学

特集「顔の科学」によせて(栗原裕基・岡本 仁)
□I.発生と進化
顔の来た途(東山大毅)
顔面形成の分子メカニズム(栗原由紀子)
発生系譜解析から考える頭蓋底前部構造の成り立ち(和田直之)
古生物学からみた主竜類の顔面器官の進化(多田誠之郎)
日本人の顔の変遷──古代人の顔の復元から(馬場悠男)
□II.疾患
顎顔面形成不全の発症に関与するレチノイン酸シグナルの役割と分子メカニズム(黒坂 寛)
コウモリ類研究から迫るヒト先天性疾患発症メカニズムと哺乳類顔面の多様化(目黒史也)
顔面認識AIの形成外科への応用(日髙剛朗)
顎顔面の再生医療(星 和人・疋田温彦・古村 眞)
□III.心理・脳科学
顔認知の発達(山口真美)
霊長類研究から明らかになった顔認知のメカニズム(網田英敏)
顔学と顔の心理学(阿部恒之)
“おもてなし”の熟練による顔認知過程を反映する脳波成分の変化(三木研作・竹島康行・木田哲夫・柿木隆介)
“動く顔”の自己認識と運動主体感の相互作用(笠原俊一)
エモーショナルAIを用いたヒューマンエージェントインタラクション研究(寺田和憲)


●実験講座
クライオラマン散乱顕微鏡による細胞イメージング(藤田克昌)

自分でつくる広視野2光子顕微鏡──テクニカルノート(平 理一郎)
1,870円
■特集 AIにより加速する生体分子デザイン■
特集 AIにより加速する生体分子デザイン

□特集によせて
AIによる生体分子デザインの動向(坪山幸太郎)
タンパク質分子デザインの進歩を振り返る(中村春木)
□I.生体分子デザインを支える計測・機械学習技術
アミノ酸配列に着目した翻訳促進技術の開発(加藤晃代・横山源太朗・中野秀雄・本野千恵・浜田道昭)
深層学習を用いた,クライオ電子顕微鏡像に対するタンパク質構造モデル評価と構造モデリング(中村 司・木原大亮)
タンパク質のフォールディング反応過程を予測する物理学理論(大岡紘治・新井宗仁)
□II.タンパク質骨格デザイン
「ヘリックスのみから成る安定構造デザイン(仮題)」に代えて(佐久間航也)
自然界にない新規な骨格構造を持つタンパク質の設計(南 慎太朗)
□III.機能性タンパク質分子デザイン
タンパク質デザインの薬物送達システムへの応用(曽宮正晴)
タンパク質複合体の合理的改造(小杉貴洋)
コンピューターでRNAポリメラーゼをデザインできる日は来るか(本田信吾)
新奇膜輸送タンパク質のde novoデザイン(新津 藍)
深層学習ツールを用いたin silico evolutionによるタンパク質バインダーデザイン(金城智章)
タンパク質エンジニアリングで生命誕生の謎に挑む(田上俊輔)
□IV.機能核酸デザイン
機械学習によるRNAファミリー配列の設計(角 俊輔)
AIを活用したmRNA配列の最適化(佐藤健吾)
自己複製するRNA(水内 良)
生体分子の実験的進化工学(寺坂尚紘)


●解説
哺乳類において,エピジェネティックな情報は遺伝するか?(高橋悠太)
1,870円
■特集 関わり合う脳■
特集 関わり合う脳

特集「関わり合う脳」によせて(岡本 仁)
□I.他者と関わる脳
自己と他者の同一化と区別を可能とする感覚運動制御機構(岡 勇輝・磯田昌岐)
他者の行動戦略に対応した自己の行動戦略決定(石井宏憲・倉岡康治)
自己と他者との協同的な認知の調整を行う“社会的メタ認知”の神経基盤(宮本健太郎・田中志歩)
大脳基底核における社会情報の符号化(國松 淳)
オキシトシンが制御する,メダカの親密度依存の社会性行動(横井佐織)
自閉スペクトラム症における社会性記憶異常の神経メカニズム(Chung Myung・奥山輝大)
環境の変化に適応する脳──アロスタシスと内受容感覚を切り口として(寺澤悠理)
□II.親と子に関わる脳
母性の起源は夫性?──哺乳類の子育てと生殖行動の進化的考察(黒田公美)
ライフステージの変化に伴う養育行動の可塑的な制御(宮道和成)
仔に対する行動パターンの脳科学(天野大樹)
社会性の発達臨界期のメカニズム(九野(川竹)絢子・森下博文)
□III.争う脳
攻撃性の個体差を生み出す神経生物学的基盤(高橋阿貴)
小脳グリア細胞が攻撃行動制御に果たす役割(松井 広)
経験による攻撃性の抑止──社会経験に応じて過度な攻撃を抑えるハエ脳内の“ブレーキ”(石井健一)
□IV.社会性を進化する脳
求愛歌の好みの進化を支える神経機構(石川由希・大橋拓朗・上川内あづさ)
種内多様性から眺める集合の生態学的帰結──その理解と課題(上野尚久・高橋佑磨)

●解説 <第3回生体の科学賞 受賞記念論文>
新規がんシグナル経路の同定と社会実装のための基礎研究(菊池 章)
1,870円
■特集 新組織学シリーズV:脂肪■
特集 新組織学シリーズV:脂肪

特集「新組織学シリーズV:脂肪」によせて (小川佳宏)
□I.脂肪細胞の基礎
脂肪組織とイメージング(田所慶誠・菊田順一・石井 優)
脂肪細胞の老化(吉田陽子)
脂肪細胞機能のエピゲノム制御(松村欣宏・伊藤 亮・謝 詩雨・高橋宙大・稲垣 毅・米代武司・酒井寿郎)
熱産生脂肪細胞と酸化還元バランスの関係(池田賢司)
□II.脂肪組織の慢性炎症・線維化
脂肪組織マクロファージ(田中 都・菅波孝祥)
コラーゲン線維調節による体脂肪量の規定機構(Shin Jihoon)
□III.脂肪組織由来ホルモン
栄養状態のメッセンジャー“レプチン”──発見,生理,病態から臨床への展開へ(竹田勝志・田中智洋)
アディポネクチンによる臓器保護作用(長尾博文・西澤 均・下村伊一郎)
□IV.脂肪組織の機能変容
脂肪組織インスリン抵抗性とMASLD/MASH(細岡哲也)
脂肪組織のHealthy Expansion(長尾敏彦・宮地康高・小川佳宏)
脂肪組織とグルココルチコイド──脂肪細胞グルココルチコイド受容体とHealthy Adipose Expansion(大月道夫)
□V.肥満の病態と併発疾患
肥満のエピゲノム制御(橋本貢士)
肥満と代謝性肝臓疾患(伊藤美智子・菅波孝祥)
肥満とがん(添田光太郎・植木浩二郎)
肥満と腸内細菌(渡邊善之・藤坂志帆)


●解説
細胞周期における後戻りのメカニズム(小長谷有美)

●実験講座
descSPIM──ユーザーアフォーダブルなDIY透明化組織用小型ライトシート顕微鏡(野沢裕貴・大友康平・大村鷹希・洲﨑悦生)
5,060円
■増大特集 学術研究支援の最先端■
増大特集 学術研究支援の最先端

特集「学術研究支援の最先端」によせて(武川睦寛)
□I.先端バイオイメージング支援プラットフォーム(ABiS)
i.光学顕微鏡支援
ii.電子顕微鏡支援
iii.MRI支援
iv.画像解析支援
□II.先端モデル動物支援プラットフォーム(AdAMS)
i.モデル動物作製支援
ii.病理形態解析支援
iii.生理機能解析支援
iv.分子プロファイリング支援
□III.コホート・生体試料支援プラットフォーム(CoBiA)
i.コホートによるバイオリソース支援
ii.ブレインリソースの整備と活用支援
iii.生体試料支援
iv.バイオメディカルデータ解析支援
□IV.先進ゲノム解析研究推進プラットフォーム(PAGS)
i.大規模配列解析拠点ネットワーク支援
ii.情報解析支援ネットワーク
1,870円
■特集 シングルセルオミクス■
特集 シングルセルオミクス

特集「シングルセルオミクス」によせて(渡辺 亮)
□I.シングルセルオミクスの原理
心不全の病態を理解するシングルセルオミクス解析(野村征太郎)
超微量プロテオーム解析の原理と現状(松本雅記)
イメージングを用いた組織・臓器スケールの空間シングルセル解析(来栖玲央・洲﨑悦生)
1細胞ダイナミクスの推論──計測・計算手法の進歩と応用(島村徹平)
□II.各分野におけるシングルセルオミクス解析の現状
脳の複雑性を明らかにするシングルセル解析(菊地正隆・長谷川舞衣・宮下哲典)
がん研究におけるシングルセル解析の実際と最近の動向(鈴木絢子・善光純子・鈴木 穣)
リウマチ・膠原病疾患におけるシングルセル解析(西出真之)
非モデルと言う勿れ──スーパーモデル生物はシングルセル解析をどう行うか(西辻光希)
□III.シングルセルオミクスを応用した最近の実例
マルファン症候群における大動脈瘤・解離の研究の動向──シングルセル技術の視点から(浅野恵一)
シングルセルデータを用いた遺伝子制御モデルの構築と細胞運命制御のシミュレーション解析(神元健児)
多能性幹細胞由来ヒト胚モデルを用いたヒト初期胚発生研究(大久保 巧・髙島康弘)
神経科学における分子バーコード技術を用いた神経回路研究(郷 康広)


●連載講座 生命科学を拓く新しい実験動物モデル-21
透明魚ダニオネラ──生命科学研究の新たな生体イメージングモデル動物(安藤康史・菊地 和)

●仮説と戦略
遠心偏光顕微鏡を活用して細胞内でオルガネラを移動させる力を測定する(木村 暁)
1,870円
■特集 高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ■
特集 高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ

特集「高速分子動画:動的構造からタンパク質分子制御へ」によせて(岩田 想)
□I.高速分子動画装置の開発
時分割実験のための多様な反応誘起システムの開発(南後恵理子)
固定ターゲットを軸とした生体高分子動的構造解析の新技術開拓(山本雅貴・松浦滉明・吾郷日出夫・熊坂 崇・馬場清喜・長谷川和也・鈴木明大)
□II.計算によるアプローチ
データ融合シミュレーションとXFELによるタンパク質の動的構造解析(宮下 治)
銅含有アミン酸化酵素における動的酵素反応機構(庄司光男)
ハイブリッド分子シミュレーションによるタンパク質分子機能ダイナミクスの研究(林 重彦)
□III.分光によるモニタリング
タンパク質微結晶を測定する時間分解顕微分光技術(片山哲郎・木村哲就・久保 稔)
時間分解赤外分光によるレチナールタンパク質の反応計測(古谷祐詞)
□IV.高速分子動画の実例:レチナールタンパク質
光駆動型クロライドイオンポンプロドプシンの構造変化(保坂俊彰)
水圏生態系におけるロドプシン集光アンテナの構造と機能(志甫谷 渉)
□V.高速分子動画の実例:酵素
酵素反応過程の高速分子動画の撮影の取り組み(上垣哲心・永野真吾)
銅含有アミン酸化酵素の反応過程の撮像(村川武志)
□VI.高速分子動画の実例:光作動性タンパク質
光活性化アデニル酸シクラーゼ合成酵素の活性化機構の解明(石本直偉士・朴 三用)
光合成の水分解反応機構の解明(菅 倫寛・沈 建仁)
□VII.ケミカルバイオロジー:タンパク質の分子制御へ向けて
動的構造情報に基づく受容体タンパク質活性制御法の開発(原 隆史・堂浦智裕・清中茂樹)
ケージド化合物を用いる細胞機能制御(古田寿昭)
光薬理学リガンドによる細胞機能制御(松尾和哉)
1,870円
■特集 生命現象を駆動する生体内金属動態の理解と展開■
特集 生命現象を駆動する生体内金属動態の理解と展開

特集「生命現象を駆動する生体内金属動態の理解と展開」によせて(神戸大朋・古川良明)
□I.細胞が金属種を選別して取り込むメカニズム
亜鉛トランスポーターZIPとZNTによる金属認識のメカニズム(福中彩子・藤谷与士夫)
TRPC6チャネルによる亜鉛イオン動員がもたらす心筋収縮力の増強メカニズム(古本裕香・加藤百合・西田基宏)
膜貫通型鉄還元酵素Dcytbの構造機能解析により明らかになった細胞への鉄取り込みメカニズム(澤井仁美)
SWATH-MS法を利用した金属輸送体の機能解析(赤井美月・川見昌史・内田康雄)
□II.タンパク質を機能化する生体内での金属挿入メカニズム
銅シャペロンタンパク質CCSによる細胞内銅動態の制御メカニズム(古川良明)
鉄シャペロンによる鉄結合タンパク質の細胞内活性化制御メカニズム(𥱋取いずみ・岸 文雄)
ヘム選択的プローブを利用した細胞内ヘム動態の理解(平山 祐)
亜鉛イオンが制御するタンパク質品質管理の新たなメカニズム(天貝佑太・稲葉謙次)
□III.金属種の置換によるタンパク質機能の新たな制御
分泌経路における銅酵素と亜鉛酵素の活性化機構(神戸大朋)
カルコゲン元素である硫黄,セレンおよびテルルに対する代謝機構の共有と識別(小椋康光)
モリブデン中心を代替する生命金属(藤枝伸宇)
□IV.金属を利用した新奇機能の創出と創薬への応用
バイオミネラリゼーションに学ぶ生体金属の機能と可能性(鈴木道生)
黄色ブドウ球菌の鉄取り込み機構の解明と革新的抗菌戦略の開発(中木戸 誠・津本浩平)
生物学的環境における合成金属触媒による非天然化学変換(岡本泰典)


●解説 <第2回生体の科学賞 受賞記念論文>
本態性高血圧発症の脳内機構(野田昌晴)

●実験講座
脳を標的とするAAVベクターの最新動向(平井宏和)
1,870円
■特集 脳と個性■
特集 脳と個性

特集 「脳と個性」によせて(大隅典子)
□I.“個性”を理解する企て
“個性”とは何か──その定義の試み(原  塑)
心理学からみた“個性”(若林明雄)
障害と“個性”(熊谷晋一郎)
社会性の発達と“個性”(明和政子)
脳の発達と“個性”(保前文高)
□II.“個性”の系統的理解
ゲノムからみた“個性”(郷 康広)
“個性”の進化(佐藤大気・河田雅圭)
種差と“個性”(飽田寛人・今村拓也)
動物からみた“個性”(村山美穂)
□III.“個性”の実験的理解
ニューロンの段階的発達と“個性”──AUTS2 遺伝子の研究から(星野幹雄)
エピゲノムと“個性”(渡邉紗羽・中嶋秀行・中島欽一)
脳の発生・発達と“個性”(稲田 仁・大隅典子)
動物の鳴き声の“個性”(菅野康太)
学習時の“個性”(久我奈穂子・佐々木拓哉)
“個性”の数理学的捉え方(松田孟留・駒木文保)


●実験講座
組織内の小分子を可視化するFixEL(美野丈晴・野中 洋・浜地 格)

グリオキサール固定法──免疫組織化学染色における問題解決へのアプローチ(今野幸太郎)
1,760円
■特集 新組織学シリーズIV:骨・軟骨■
特集 新組織学シリーズIV:骨・軟骨

特集「新組織学シリーズIV:骨・軟骨」によせて(高柳 広)
□I.骨・軟骨組織の構造と細胞分化・機能
骨・軟骨組織の構造(長谷川智香・本郷裕美・石  砚・網塚憲生)
軟骨細胞の分化制御機構と関節軟骨損傷の再生治療(妻木範行)
骨芽細胞・骨細胞(小守壽文)
破骨細胞の分化と機能(宇田川信之・小出雅則・中村美どり・小林泰浩)
腱・靱帯組織の発生学(松島隆英・淺原弘嗣)
骨組織の生体イメージング(鎗 伸弥・菊田順一・石井 優)
□II.骨格系と他システムとの連関
骨髄で造血幹細胞と造血を維持する微小環境(ニッチ)(長澤丘司)
骨によるミネラル代謝制御(福本誠二)
骨免疫学とオステオネットワーク(岡本一男)
□III.骨・軟骨疾患のメカニズム
骨粗鬆症の病態と治療(小俣康徳・田中 栄)
骨転移および多発性骨髄腫(寺町順平・安倍正博)
関節リウマチ・歯周病の骨破壊メカニズム(塚崎雅之)
変形性関節症と軟骨細胞(齋藤 琢)
iPS細胞を用いた骨軟骨分化研究(戸口田淳也・川井俊介・鎌倉武史・金 永輝)
軟骨無形成症のメカニズムと治療(大薗恵一)
進行性骨化性線維異形成症(片桐岳信・塚本 翔・倉谷麻衣)


●実験講座
細胞内シグナル分子を特異的に活性化する新ツール“SLIPT”(築地真也)
4,950円
■増大特集 代謝■
増大特集 代謝

特集「代謝」によせて(編集委員一同)
□I.代謝と臓器・疾患
臓器間ネットワークによる代謝制御機構(高橋 圭・他)
心不全におけるケトン体を介した心保護作用(有馬勇一郎)
不全心筋の心筋エネルギー代謝と治療薬の開発(絹川真太郎)
オートファジー,マイトファジーと循環器疾患(山口 修)
疾患iPS細胞を用いたミトコンドリア病の病態・創薬研究(徳山剛士・魚崎英毅)
生後環境による代謝の変化と心筋再生(佐田 泰・木村 航)
胃から分泌されるエストロゲンによる血中脂肪調節(金井克光)
脂肪肝の新基準MAFLD(川口 巧)
NAFLDにおけるアミノ酸代謝と免疫病態(嘉数英二・考藤達哉)
核酸代謝と生活習慣病(櫛山暁史)
先天代謝異常症の病態理解の進歩と治療法の開発(中島葉子・大石公彦)
ミトコンドリア病の病態解明と治療法の開発(八塚由紀子・岡﨑康司)
ミトコンドリア心筋症を中心にした代謝と病態の関連(武田充人)
TFAMマウスからみるミトコンドリア機能維持と疾患病態(康 東天)
ミトコンドリア機能異常と老化機構(内海 健)
代謝産物センサー分子の生体での機能と医療応用可能性(関谷元博)
□II.代謝と神経
新規脳内小タンパク質による代謝調節機構(浮穴和義・他)
PI(4,5)P2代謝と神経変性の分子基盤(新田陽平・他)
運動時エネルギー代謝の中枢性調節(井上和生)
糖・エネルギー代謝を制御する脳-末梢臓器連関(井上 啓・稲葉有香)
体温と代謝の中枢調節メカニズム:肥満発症機序の理解に向けて(中村和弘)
視床下部によるエネルギー代謝・炎症制御と代謝疾患発症機構(箕越靖彦)
消化管ホルモンによる高次精神活動と代謝制御(原田一貴・坪井貴司)
運動による糖尿病予防・改善の分子機構(古市泰郎・藤井宣晴)
糖代謝と神経変性:ショウジョウバエ研究から(岡 未来子・安藤香奈絵)
統合失調症患者由来神経系細胞における脂質代謝関連遺伝子ネットワークの再構築(岡本理沙・柚木克之)
休眠状態を誘発する神経細胞種と代謝制御(小野宏晃・砂川玄志郎)
□III.代謝とがん
がん微小環境におけるニュートリオミクス(大澤 毅)
分岐鎖アミノ酸代謝を介した正常組織幹細胞とがん幹細胞維持機構(服部鮎奈・他)
アミノ酸トランスポーターとがん細胞増殖(鈴木結香子・齊藤康弘)
エピゲノム・代謝異常による白血病発症機構と治療(北林一生)
がん細胞の代謝振動と代謝共生(雨宮 隆・他)
代謝変化と細胞競合(昆 俊亮)
糖尿病とがん:そのメカニズム(植木浩二郎)
NASHおよびNASH関連肝がんにおける脂質代謝変化(中川勇人)
肥満と卵巣がん(伊吉祥平・他)
腸内細菌叢成分の肝移行による肥満関連肝がんの進展機構(山岸良多・大谷直子)
がんとNAD代謝(田沼延公)
DNA障害型抗がん剤への感受性を高めるSLFN11遺伝子(藤原昂平・村井純子)
糖鎖プロファイリング技術に基づく新規腫瘍マーカーの同定(植田幸嗣)
がんの治療標的分子探索手法としての多角的糖鎖解析(久野 敦)
□IV.代謝と免疫
腸内細菌がつくる乳酸・ピルビン酸により免疫が活性化されるしくみ(梅本英司・中西勝宏)
スペルミジンとがん免疫(茶本健司)
代謝介入による抗腫瘍免疫の変化(鵜殿平一郎・他)
新規代謝制御分子によるがん免疫制御(早川芳弘)
□V.代謝と老化
NAD+代謝による老化制御機構(内田仁司・中川 崇)
代謝とエピゲノムによる細胞老化の制御機構(中尾光善)
α-Klothoとカルシウム代謝(鍋島陽一)
□VI.代謝とオミクス解析
尿酸代謝・痛風のゲノム解析(豊田 優・他)
脂質代謝・脳卒中のゲノム解析(鎌谷洋一郎)
腎臓機能のゲノム解析(菅原有佳)
薬剤性肝障害の遺伝要因のメカニズム解明:ポリジェニックリスクスコアの実験的活用(小井土 大)
アルコール代謝とゲノム疫学(小柳友理子・松尾恵太郎)
糖尿病のオミクス解析(鈴木 顕)
糖尿病合併症のゲノム解析(前田士郎)
高血圧のゲノム解析(加藤規弘)
心不全のオミクス解析(坂田泰彦)
病原体ゲノム情報を考慮した感染症のゲノム解析(大前陽輔)
がんとメンデルのランダム化解析(岩崎 基)
がん悪液質のメタボロームおよびプロテオーム(青木正博・小島 康)
NMRを活用したメタボローム解析とバイオバンク(森崎隆幸)
1,760円
■特集 がん遺伝子の発見は現代医療を進歩させたか■
特集 がん遺伝子の発見は現代医療を進歩させたか

特集「がん遺伝子の発見は現代医療を進歩させたか」によせて(丸 義朗)
□I.がん遺伝子研究の新しい展開
RAS遺伝子を中心としたがん治療戦略の確立(田中伯享・坂本毅治)
Raf遺伝子異常を標的とした治療(衣斐寛倫)
FMSの発見とがん治療への応用(近藤彩奈・藤原智洋)
肺がんの新規ドライバー遺伝子“CLIP1-LTK”(泉 大樹・松本慎吾・葉 清隆・小林 進・後藤功一)
がん遺伝子ErbBとEGFRの発見は,がん治療に革命をもたらした(後藤典子)
がん悪性形質をつかさどるMYCの新機能と制御(杉原英志・佐谷秀行)
BCR-ABLキメラ遺伝子の発見から慢性骨髄性白血病治療薬の開発・薬剤耐性の克服(塚原富士子)
EPH遺伝子の発見とがん領域における臨床応用の現状(家口勝昭)
阻害薬による標的キナーゼの構造的活性化とがん増殖シグナルの誘発(渡邊直樹)
KIT遺伝子異常の発見はGIST診療を変えた(西田俊朗)
CrkとCasにより媒介される腫瘍悪性化シグナル(堺 隆一)
□II.遺伝子技術
融合遺伝子と移植モデル(中村卓郎)
□III.先駆者による温故知新
rasがん遺伝子研究概史(服部成介)
fos遺伝子に導かれて(伊庭英夫)
v-relがん遺伝子からNF-κB転写因子への研究展開(徳永文稔)
VEGF受容体ファミリーの血管・リンパ管新生と疾患への関与(澁谷正史)


●解説 <第1回生体の科学賞 受賞記念論文>
充填知覚の神経機構の理解の現状(小松英彦・齊藤治美)

●解説
多指症を防ぐモルフォゲン濃度勾配の新しい形成機構(田中庸介)
1,760円
■特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線■
特集 クロマチンによる転写制御機構の最前線

特集「クロマチンによる転写制御機構の最前線」によせて(木村 宏)
□I.分子レベル
転写伸長因子およびヒストンシャペロンFACTによるヌクレオソーム転写制御機構 (畠澤 卓・鯨井智也・胡桃坂仁志)
メディエーター複合体による転写の新たな統合的制御(高橋秀尚)
ヒストン翻訳後修飾と転写活性化(佐藤優子)
クロマチン基本構造体,ヌクレオソームのダイナミクスと安定性(河野秀俊)
□II.転写抑制のメカニズム
ヘテロクロマチン構造形成と転写抑制の分子機構(中山潤一)
ヘテロクロマチン形成におけるヒストン修飾の意義(福田 渓・眞貝洋一)
□III.核内ドメインと転写
ノンコーディングRNAと転写制御(Maierdan Palihati・斉藤典子)
相分離モデルで理解する転写制御――核小体と転写コンデンセート(井手 聖・前島一博)
染色体上のRNAを介した液-液相分離が相同染色体の対合を促進する(平岡 泰)
□IV.転写制御と生命現象
ダイレクトリプログラミングと転写制御(堀澤健一・鈴木淳史)
初期胚における遺伝子発現・転写制御(阪野亜美・伊藤 蒼・石内崇士)
□V.クロマチンと転写制御に関する新技術
クロマチン構造における転写制御の理解に向けた技術開発(原田哲仁・富松航佑・武 千湄・大川恭行)
特定RNA分子/DNA領域のライブイメージング技術(大石裕晃・落合 博)
転写制御を可能にする人工細胞核の構築(原口徳子・山縣一夫)
□VI.転写の理解を目指した計算機・数理モデリング
初期胚におけるクロマチン運動を制御する物理的要因(木村 暁・市原沙也・坂上貴洋)


●解説
マクロファージに発現する嗅覚受容体と動脈硬化症(小檜山康司)
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  • 出版社:医学書院
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:不定期
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生命科学・生物科学領域における最先端の研究を、毎号特集形式により紹介。神経科学はもとより分子生物学・酵素科学・栄養科学にいたる領域も含め、注目されるトピックテーマの最新情報を提供する。

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