目次
■解説
〔展望・解説〕
○石炭火力発電などの動向について
/LNG経済研究会 奥田誠
脱炭素化に向け最も使用を削減すべきとされる石炭に関し、トランプ大統領は、米国内の石炭産業を支援し、石炭火力発電所の維持・拡大を目指す大統領令を4月に発した。本稿は、石炭火力発電などに係る内外の状況について概説する。
〔設計〕
○バイオマスガス化発電の運用に関する研究
/足利大学 出井努
本研究では、当学開発の20k W Uフロー型バイオマスガス化装置を用い、発展途上国農村向け発電システムを検討した。タール対策にロータリーエンジンを採用し、木質バイオマス燃料で性能と入出力エネルギーを評価した。最大6時間連続発電が可能で、3,200rpm時に冷ガス効率79.8%を達成。燃料消費率は回転数に依存し、エネルギー収支は 2.72であった。熱エネルギー回収により更なる効率向上が期待される。
○高圧ガス配管のFEM解析
/㈱高田工業所 永田智徳
高圧ガス配管等の圧力設計を行う際、規格に適用がない形状で手計算では困難な場合、実験もしくは応力解析により実証しなければならない。そのため、FEM解析を実施したので、その解析手法や解析結果等について紹介する。
○ベローズ型伸縮管継手の最適選定と耐震性能
/日本ニューロン㈱ 西勇也
ベローズ型伸縮管継手の選定方法として様々な型式を紹介するとともに、既往設計法について、規格計算式の技術的根拠を解説する。また規格には明記されていないベローズの耐震性能について、最新の研究成果を紹介する。
〔運転・管理〕
○汎用目的AIのプラント制御への適用と化学プラントの省エネルギーオペレーション
/横河デジタル㈱ 小渕恵一郎
YOKOGAWAは、生産に関連する様々な製品群を提供してきた。2013年ごろからプラントに対するA I技術適用を開始、2023年にプラント運転に正式運用可能レベルまで進化させた。その詳細を事例にもとづき説明する。
○運転員の多様化に応える補助具の開発
/法政大学 山田泰之
石油精製プラントの運転員は、女性や60歳以上の割合も増加して多様化している。このような状況の中、作業の軽労化、省力化を目指して補助具を開発した。
○船上アンモニア燃料ハンドリングシステムの概要
/三菱造船㈱ 清野龍
舶用燃料としてのアンモニアの特性と、船上ハンドリングの重要課題を解説し、アンモニア燃料供給システムとアンモニアガス除害システムの機能概要、および当社の統合システムMAmmoSS®を紹介する。
〔保守・管理 〕
○デジタル画像相関法およびアコースティックエミッション法を用いた
塗膜下腐食の早期検出手法の比較
/明治大学 松尾卓摩
塗膜下腐食を早期発見する技術として、デジタル画像相関(DIC)法及びアコースティックエミッション(A E)法を用いた手法について検討した。二種類の試験片を用いて、両手法での塗膜下腐食検出可否及び検出タイミンングを比較した。
■技術トピックス
○SAF(持続可能な航空燃料)導入の動向と促進策について
/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 矢野貴久
国内外で開発と実用化が進んでいるSAF(持続可能な航空燃料)について、その導入の背景、燃料規格・認証制度の概要、製造・供給における課題と展望、導入促進策について紹介する。
○CO2を吸収・固定化した炭酸カルシウム粉末を用いた
カーボンネガティブコンクリートの取り組み
/西松建設㈱ 髙木雄介
セメントの使用量を大幅に削減し、CO2を吸収した材料をコンクリートに固定化させることで、材料由来のCO2排出量がマイナスとなる、カーボンネガティブコンクリートの基礎的な試験結果を紹介する。
○中小口径を対象としたパイプ・イン・パイプ工法
/㈱栗本鐵工所 宮里昭太朗
人が管内に入って作業することができない中小口径管を対象とした管更生工法として、FRPM管を用いたパイプ・イン・パイプ工法であるL-PIP工法を開発した。本稿では、模擬管路での施工性確認結果と配管手順の一例を紹介する。
■連載
○化学プラント材料の損傷・劣化抑制の基礎講座⑥
/中原材料技術研究所 中原正大
化学プラント材料の損傷・劣化抑制の基礎講座の第6回目として、各化学プラントで共通性の高い材料損傷についてと、化学プラントの冷却水処理の特徴について解説する。
○配管技術で用いる基礎知識③
/配管・バルブコンサルタント 小岩井隆
本稿では、配管技術で必須となる知識を解説するが、その始めとして、理解や技術計算などに必要な「物理現象と工業単位」について解説する。第3回は「物理現象と工業単位」で重さ、力、応力、トルク、及び圧力を紹介する。
■シリーズ 弾塑性サポートについて
○第1回 弾塑性サポート設計の概要
/大阪産業大学 前川晃
弾塑性サポートとは、弾性域だけでなく塑性域での使用を許容した配管支持構造物のことである。部材の塑性変形に基づくエネルギー吸収効果により地震応答を低減できる。弾塑性サポートについて、目的や特長、設計の概要について説明する。
〔展望・解説〕
○石炭火力発電などの動向について
/LNG経済研究会 奥田誠
脱炭素化に向け最も使用を削減すべきとされる石炭に関し、トランプ大統領は、米国内の石炭産業を支援し、石炭火力発電所の維持・拡大を目指す大統領令を4月に発した。本稿は、石炭火力発電などに係る内外の状況について概説する。
〔設計〕
○バイオマスガス化発電の運用に関する研究
/足利大学 出井努
本研究では、当学開発の20k W Uフロー型バイオマスガス化装置を用い、発展途上国農村向け発電システムを検討した。タール対策にロータリーエンジンを採用し、木質バイオマス燃料で性能と入出力エネルギーを評価した。最大6時間連続発電が可能で、3,200rpm時に冷ガス効率79.8%を達成。燃料消費率は回転数に依存し、エネルギー収支は 2.72であった。熱エネルギー回収により更なる効率向上が期待される。
○高圧ガス配管のFEM解析
/㈱高田工業所 永田智徳
高圧ガス配管等の圧力設計を行う際、規格に適用がない形状で手計算では困難な場合、実験もしくは応力解析により実証しなければならない。そのため、FEM解析を実施したので、その解析手法や解析結果等について紹介する。
○ベローズ型伸縮管継手の最適選定と耐震性能
/日本ニューロン㈱ 西勇也
ベローズ型伸縮管継手の選定方法として様々な型式を紹介するとともに、既往設計法について、規格計算式の技術的根拠を解説する。また規格には明記されていないベローズの耐震性能について、最新の研究成果を紹介する。
〔運転・管理〕
○汎用目的AIのプラント制御への適用と化学プラントの省エネルギーオペレーション
/横河デジタル㈱ 小渕恵一郎
YOKOGAWAは、生産に関連する様々な製品群を提供してきた。2013年ごろからプラントに対するA I技術適用を開始、2023年にプラント運転に正式運用可能レベルまで進化させた。その詳細を事例にもとづき説明する。
○運転員の多様化に応える補助具の開発
/法政大学 山田泰之
石油精製プラントの運転員は、女性や60歳以上の割合も増加して多様化している。このような状況の中、作業の軽労化、省力化を目指して補助具を開発した。
○船上アンモニア燃料ハンドリングシステムの概要
/三菱造船㈱ 清野龍
舶用燃料としてのアンモニアの特性と、船上ハンドリングの重要課題を解説し、アンモニア燃料供給システムとアンモニアガス除害システムの機能概要、および当社の統合システムMAmmoSS®を紹介する。
〔保守・管理 〕
○デジタル画像相関法およびアコースティックエミッション法を用いた
塗膜下腐食の早期検出手法の比較
/明治大学 松尾卓摩
塗膜下腐食を早期発見する技術として、デジタル画像相関(DIC)法及びアコースティックエミッション(A E)法を用いた手法について検討した。二種類の試験片を用いて、両手法での塗膜下腐食検出可否及び検出タイミンングを比較した。
■技術トピックス
○SAF(持続可能な航空燃料)導入の動向と促進策について
/(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構 矢野貴久
国内外で開発と実用化が進んでいるSAF(持続可能な航空燃料)について、その導入の背景、燃料規格・認証制度の概要、製造・供給における課題と展望、導入促進策について紹介する。
○CO2を吸収・固定化した炭酸カルシウム粉末を用いた
カーボンネガティブコンクリートの取り組み
/西松建設㈱ 髙木雄介
セメントの使用量を大幅に削減し、CO2を吸収した材料をコンクリートに固定化させることで、材料由来のCO2排出量がマイナスとなる、カーボンネガティブコンクリートの基礎的な試験結果を紹介する。
○中小口径を対象としたパイプ・イン・パイプ工法
/㈱栗本鐵工所 宮里昭太朗
人が管内に入って作業することができない中小口径管を対象とした管更生工法として、FRPM管を用いたパイプ・イン・パイプ工法であるL-PIP工法を開発した。本稿では、模擬管路での施工性確認結果と配管手順の一例を紹介する。
■連載
○化学プラント材料の損傷・劣化抑制の基礎講座⑥
/中原材料技術研究所 中原正大
化学プラント材料の損傷・劣化抑制の基礎講座の第6回目として、各化学プラントで共通性の高い材料損傷についてと、化学プラントの冷却水処理の特徴について解説する。
○配管技術で用いる基礎知識③
/配管・バルブコンサルタント 小岩井隆
本稿では、配管技術で必須となる知識を解説するが、その始めとして、理解や技術計算などに必要な「物理現象と工業単位」について解説する。第3回は「物理現象と工業単位」で重さ、力、応力、トルク、及び圧力を紹介する。
■シリーズ 弾塑性サポートについて
○第1回 弾塑性サポート設計の概要
/大阪産業大学 前川晃
弾塑性サポートとは、弾性域だけでなく塑性域での使用を許容した配管支持構造物のことである。部材の塑性変形に基づくエネルギー吸収効果により地震応答を低減できる。弾塑性サポートについて、目的や特長、設計の概要について説明する。
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