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計測技術 雑誌の内容
- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月5日
- サイズ:B5判
- 参考価格:2,178円
計測技術 2022年5月号 (発売日2022年05月02日) の目次
○サーマルダイオード赤外線センサ技術/三菱電機㈱/藤澤大介
本稿では、センサ部への赤外線の入射により発生する微小な温度変化を検知する非冷却赤外線センサの中で、当社が開発を行なっているサーマルダイオード赤外線センサ技術について紹介する。
○放射温度計を用いた薄膜フィルム測定/㈱日本レーザー 一ノ瀬拓也
フルーク社製放射温度計ラインスキャナーで、特定の波長帯を選択することで薄膜フィルムの表面温度状態を測定することが可能である。軸延伸フィルム製造工程と押出工程の実例を紹介し、不織布やリチウムイオンバッテリ用セパレーターフィルムへの応用を提案する。
■特集:蒸気流量計測②
○クランプオン式超音波流量計を用いた湿り蒸気流量の計測/神戸大学/村川英樹・杉本勝美/東京電力ホールディングス㈱/井樋雅行・平 博寿・梅沢修一
筆者らは、クランプオン式超音波流量計による湿り蒸気流量の計測を目的に、信号ノイズ比の低い条件での計測を実現する標準偏差法の開発、超音波センサの最適な入射角度の検討、様々な湿り条件において蒸気流量計測に対する誤差要因の評価を実施してきた。本稿ではこれらの研究成果について紹介する。
■特集:次世代スマート計測を支える技術と製品①
○低炭素社会の実現に向けたテレメータリングシステム/(特非)テレメータリング推進協議会/畠内孝明
当協議会では、電力、ガス、水道のテレメータリングシステムの標準化と普及を推進している。当協議会の活動内容と標準化を行ったUバス、Uバスエアの技術的特徴を紹介する。合わせてテレメータリングの現状と今後の展望について述べる。
○スマートメーターと計量データの利活用/アズビル金門㈱/菊地和彦
IoT技術革新と共にユーティリティメーターのスマート化が進み、そこから得られるデータ活用への期待が高まっている。本稿では、その概要、および今後の見通し等をレイヤー毎に説明し、実際の取り組み例として、当社が取り組む統合プラットフォーム(DX-EGA)を紹介する。
○LPWAの登場~APIエコノミーの到来/愛知時計電機㈱/河上智洋
スマートメータリングは、その市場特性に合ったLPWA通信で実現する。アイチクラウドは、ガス、水の使用量が個人データとして活用される未来を見据えて、様々なクラウドとデータ連携するAPIを標準装備したデータサービスであることを紹介する。
■解説
○作業環境測定用イオン移動度分析装置の開発/(独)労働安全衛生総合研究所/高谷一成
本稿では、現在主流となっているGC/MSでは困難な作業環境中の化学物質のリアルタイムモニタリングを行うための装置を開発した。また、本装置は十分に作業環境中の化学物質モニタリングに使用することが可能であることを確認した。
○液体流量計のJCSS校正サービスと微小流量の校正/島津システムソリューションズ㈱/岩政 明
医薬品や半導体製造装置など、ごく少量の液体の流量を管理するケースで、微小用の液体流量計の必要性が増している。流量計の校正と、当社の校正設備について説明する。
■連載
○計測の小史 第1回/㈱武藤技術研究所/武藤一夫
明日のモノ造りの原点は計測工学にあるといっても、過言ではない。「ものづくりの基本は、測る技術である」ことを理解していただく。本連載では、計測工学の原点を見つめなおす。計測技術における計測の小史として、今回は第1回目であり、古代の計測について見てみる。
○マスフロー千夜一夜物語 第79回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるマスフローメーター、そして質量流量制御するマスフローコントローラー。これらの機器のダウンサイジング、軽量化に対する要求は根強い。今回は、分析装置などの一般工業向けと半導体製造装置向けにマーケットを分けて、その技術動向を解説する。
○食品のトレーサビリティ 第56回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
今、熊本県産のアサリの産地偽装が大問題となっている。すでに国会でも取り上げられ、連日のようにメディアが報道している。その中で抑止の為にトレーサビリティが必要との声が上がっている。農水省は品目毎のトレーサビリティのガイドラインを公開している。養殖の海産物も対象としている。では、法整備をしてトレーサビリティの仕組みを導入すれば産地偽装は解消するのであろうか?問題の根本原因から顕在化した食料リスクを考察する。
■コラム
○第71回 社会インフラの健全性計測/山﨑弘郎
■製品ガイド
○湿度・露点計/粘度計
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計測技術のレビュー
総合評価:
★★★★☆
4.00
全てのレビュー:4件
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計測技術はまれにピンポイントでいい記事がでます
専門的な情報が充実しており大変参考になる。
計測機器メーカーがお客様なので、どんな部品をなぜ必要としているのか、他にどんなご要望があるのかを知りたくて購読しています。おかげさまで、どんな製品をお勧めすればよいか納得することができ、お客様との打ち合わせでも話が弾むようになりました。こういう知識は一からお客様にお尋ねするのははばかられるので、お会いする前の基礎知識をつけるのに最適です。
環境問題がクローズアップされている現在、一昔前までは化学物質の分析などに数多く使用されていたし、計量法の検定対象とされていたガラス製体積計についての構造や使用上の注意点などの基礎が書かれており、原点を学ぶ大切さを教えてくれる〔解説〕で大いに参考になる記事である。
計測技術のバックナンバー
○サーマルダイオード赤外線センサ技術/三菱電機㈱/藤澤大介
本稿では、センサ部への赤外線の入射により発生する微小な温度変化を検知する非冷却赤外線センサの中で、当社が開発を行なっているサーマルダイオード赤外線センサ技術について紹介する。
○放射温度計を用いた薄膜フィルム測定/㈱日本レーザー 一ノ瀬拓也
フルーク社製放射温度計ラインスキャナーで、特定の波長帯を選択することで薄膜フィルムの表面温度状態を測定することが可能である。軸延伸フィルム製造工程と押出工程の実例を紹介し、不織布やリチウムイオンバッテリ用セパレーターフィルムへの応用を提案する。
■特集:蒸気流量計測②
○クランプオン式超音波流量計を用いた湿り蒸気流量の計測/神戸大学/村川英樹・杉本勝美/東京電力ホールディングス㈱/井樋雅行・平 博寿・梅沢修一
筆者らは、クランプオン式超音波流量計による湿り蒸気流量の計測を目的に、信号ノイズ比の低い条件での計測を実現する標準偏差法の開発、超音波センサの最適な入射角度の検討、様々な湿り条件において蒸気流量計測に対する誤差要因の評価を実施してきた。本稿ではこれらの研究成果について紹介する。
■特集:次世代スマート計測を支える技術と製品①
○低炭素社会の実現に向けたテレメータリングシステム/(特非)テレメータリング推進協議会/畠内孝明
当協議会では、電力、ガス、水道のテレメータリングシステムの標準化と普及を推進している。当協議会の活動内容と標準化を行ったUバス、Uバスエアの技術的特徴を紹介する。合わせてテレメータリングの現状と今後の展望について述べる。
○スマートメーターと計量データの利活用/アズビル金門㈱/菊地和彦
IoT技術革新と共にユーティリティメーターのスマート化が進み、そこから得られるデータ活用への期待が高まっている。本稿では、その概要、および今後の見通し等をレイヤー毎に説明し、実際の取り組み例として、当社が取り組む統合プラットフォーム(DX-EGA)を紹介する。
○LPWAの登場~APIエコノミーの到来/愛知時計電機㈱/河上智洋
スマートメータリングは、その市場特性に合ったLPWA通信で実現する。アイチクラウドは、ガス、水の使用量が個人データとして活用される未来を見据えて、様々なクラウドとデータ連携するAPIを標準装備したデータサービスであることを紹介する。
■解説
○作業環境測定用イオン移動度分析装置の開発/(独)労働安全衛生総合研究所/高谷一成
本稿では、現在主流となっているGC/MSでは困難な作業環境中の化学物質のリアルタイムモニタリングを行うための装置を開発した。また、本装置は十分に作業環境中の化学物質モニタリングに使用することが可能であることを確認した。
○液体流量計のJCSS校正サービスと微小流量の校正/島津システムソリューションズ㈱/岩政 明
医薬品や半導体製造装置など、ごく少量の液体の流量を管理するケースで、微小用の液体流量計の必要性が増している。流量計の校正と、当社の校正設備について説明する。
■連載
○計測の小史 第1回/㈱武藤技術研究所/武藤一夫
明日のモノ造りの原点は計測工学にあるといっても、過言ではない。「ものづくりの基本は、測る技術である」ことを理解していただく。本連載では、計測工学の原点を見つめなおす。計測技術における計測の小史として、今回は第1回目であり、古代の計測について見てみる。
○マスフロー千夜一夜物語 第79回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるマスフローメーター、そして質量流量制御するマスフローコントローラー。これらの機器のダウンサイジング、軽量化に対する要求は根強い。今回は、分析装置などの一般工業向けと半導体製造装置向けにマーケットを分けて、その技術動向を解説する。
○食品のトレーサビリティ 第56回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
今、熊本県産のアサリの産地偽装が大問題となっている。すでに国会でも取り上げられ、連日のようにメディアが報道している。その中で抑止の為にトレーサビリティが必要との声が上がっている。農水省は品目毎のトレーサビリティのガイドラインを公開している。養殖の海産物も対象としている。では、法整備をしてトレーサビリティの仕組みを導入すれば産地偽装は解消するのであろうか?問題の根本原因から顕在化した食料リスクを考察する。
■コラム
○第71回 社会インフラの健全性計測/山﨑弘郎
■製品ガイド
○湿度・露点計/粘度計
○光技術を用いたインフラ計測の研究/(国研)理化学研究所/村上武晴・斎藤徳人・小町祐一・坂下亨男・和田智之
インフラ計測ライダーへの特徴的な要求、ライダーのスペックと安全基準の深い関わりについて解説し、主な測距ライダーのタイプについて、測定レートや分解能などの特徴に注目して紹介する。
○赤外線の吸収、放射を利用した計測機器/㈱堀場製作所/西村克美
赤外線には物質を温めるという作用の他に、非接触で物質を計測できるという大きな特徴がある。赤外線を使った計測は、吸収または放射という二つの物理現象を利用している。本稿では、赤外線計測機器の特徴と当社グループの製品、およびその使用事例について紹介する。
○サーモグラフィによるプラント設備診断とスマート化について/日本アビオニクス㈱/木村彰一
近年、プラントの安全性と生産性の維持・向上に向けスマート保安が推進されサーモグラフィのスマート化が加速している。本稿では、設備点検で活躍するサーモグラフィ、ドローン、スマート保安における役割を紹介する。
○高度道路交通ソリューション/フリアーシステムズジャパン㈱/植村英幸
TeledyneFLIR社では長年赤外線センサー、サーモグラフィカメラを市場に供給している。その技術を応用し、道路交通監視用としてのカメラも提供している。それをITS(IntelligentTransportation System:高度道路交通システム)カメラと称している。本稿では、当社ITSカメラについて、その特徴および事例を紹介する。
○InfraTec社の高性能サーモグラフィーによる熱弾性応力解析/㈱アイ・アール・システム/山崎博之
本稿では、ドイツInfraTec社の高感度冷却式サーモグラフィーを使った熱弾性応力解析に関して、簡単に基礎原理と実際の測定事例を示し、新しい解析のアプローチを紹介する。
■特集:蒸気流量計測①
○蒸気流量計の課題から考えるエネルギー管理/横河ソリューションサービス㈱/宮脇瑠美佳・山田忠弘
脱炭素社会の実現に向けてCO2排出量削減の取り組みを迫られる中、具体的には何をすればよいのか。そのヒントとして、蒸気流量計をはじめとするセンサでの計測をもとに、継続的な操業改善活動の基盤を構築するFEMS(Factory EMS)を紹介する。
○蒸気管理用渦流量計/㈱オーバル/蒲谷啓行
世界中のあらゆる産業で熱源や動力源として使用されている蒸気であるが、その管理についてはあまり実施されていないのが実情である。本稿では、それら蒸気の管理用として当社の渦流量計の主力製品であるEXデルタⅡと密度補正機能を搭載したデルタフローペットDXついて計測原理を交え紹介する。
○蒸気乾き度計測機能を搭載した渦流量計/㈱テイエルブイ/髙田一平
本稿では、蒸気プラントでみられる蒸気の乾き度低下における課題、乾き度計測技術の概要について解説し、蒸気乾き度計測機能を搭載した渦流量計を紹介する。
■製品と技術
○次世代型ワイヤレス超音波流量計/㈱クローネ/岡部志郎
スマートフォンでの流量表示を可能にした、「Orcas」は、現場での工数を大幅に削減することが可能になった。本稿では、SoundWater Technologies, LLC社(米国)製造の、Bluetooth無線通信を用いたポータブル超音波流量計の製品特徴の紹介と共に、実際の活用事例を抜粋したものについて紹介する。
■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第78回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計に分類されるマスフローメーター、そして質量流量制御するマスフローコントローラー。これらの機器に対して多くの初心者ユーザーから関心が深いであろうトピックスを、筆者のEZ-Japanブログ記事から四つ取り上げ、個々に解説を試みる。
○食品のトレーサビリティ 第55回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
食品トレーサビリティの定義はモノの追跡遡及ができることにあるが、経済のグローバル化と複雑化する流通経路により、原材料の情報開示要求が強まっている。いま企業も政府もSDGsというキーワードを無視できず、そこには生産者(供給者)の責任も消費者の責任も求められる。ことに昨年より中国の人権問題からくる製造品の出処に対する明確化を求められるようになった。米国や中国に翻弄される日本の姿から今後の食料におけるリスクを考察してみる。
■コラム
○第70回 ロボットが人の雇用を奪うか/山﨑弘郎
■製品ガイド
○記録計
○幅広い製品とサービスでユーザーのDXを支援するデジタルエコシステム/日本エマソン㈱/一木澄隆
ユーザーがDXソリューションを展開する際の様々な課題に対し、エマソンのDXビジネスモデルであるPlantwebデジタルエコシステムを用いて、小さく開始しながらも最終的に企業全体のデジタル基盤となり効果的にデジタルデータを使用できる手法を紹介する。
○産業用イーサネットの計装システムへの導入事例/ABB㈱/須古弘規本稿では、産業用イーサネットの特徴およびPoE技術の概要について解説し、イーサネット対応プロセス流量計のラインアップやメリット、測定結果の分析に使用可能なソフトウェアソリューションについて紹介する。
○プラント運営支援サービス/東洋エンジニアリング㈱/坂本 克
当社ではポストEPC事業として、顧客収益向上に貢献するべくDX-PLANTR開発に取り組んでいる。エンジニアリング会社である当社における取り組みの背景と経緯、ソリューション、導入事例について紹介する。
○省エネ支援システム活用によるDX化について/三菱電機㈱/坂本直聡
EcoAdviser省エネ分析・診断アプリケーションは、当社のAI技術Maisartを搭載し、エネルギーロス抽出やエネルギーロス要因診断を自動化して省エネ活動のPDCAをトータルサポートするアプリケーションであり、生産設現場での省エネ運用改善のDX化を推進する製品である。本稿では、省エネ支援アプリケーションEcoAdviserについて紹介する。
○デジタルトランスフォーメーションの推進/Keysight Technologies/Jay Alexander
新型コロナウイルスのパンデミックはテクノロジーを劇的に進化させ、企業のデジタルトランスフォーメーションへの対応も加速させている。当社では、「あらゆる人とモノがつながる世界」の実現に向けて不可欠となるデジタル化に対して、どのように対処していくべきかを、設計・計測・検証ソリューション企業の視点で紹介している。
■特集:活躍する赤外線計測①
○バイオマス発電における発熱監視/㈱チノー/小野寺雄大
脱炭素社会の中で注目されているバイオマス発電における発熱監視需要についての説明とその監視を行う熱画像計測装置の仕様とアプリケーション事例について紹介する。
○冷却型赤外線サーモグラフィによる検査事例/㈱ケン・オートメーション/矢尾板達也
赤外線サーモグラフィの市場はコロナ禍の体温簡易測定等の普及により年々拡大しており、本稿では冷却型赤外線サーモグラフィに特化した高感度・高速温度測定、非破壊検査、ガス検知の事例を紹介する。
○2色補正サーマルイメージ付2色温度計/山里産業㈱/宮田正文
製造現場や研究開発における温度計測で、放射温度計とサーマルイメージャーを併用して熱の広がりや熱集中部位の計測のニーズが増加している。本稿では、放射率補正をすることなく正確な温度測定ができる2色温度計にサーマルイメージ機能を搭載し、1台で双方の機能を有したコンパクトかつ耐環境性に優れた製品を紹介する。
■解説
○サーマルドローンによる屋根の表面温度測定/島根県産業技術センター/河村 進/三重大学/中井毅尚
温度センサとデータロガーにより建築物の温度測定を行うとき、センサの劣化やチャンネル数制限から安定的な多点測定が困難な場合がある。本稿では、汎用小型サーマルドローンを用いて行った戸建て平屋住宅の屋根温度分布の測定事例について紹介した。
■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第77回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計を搭載した流量制御器であるマスフローコントローラー。現在、MFCはその歴史において大きな運命の分かれ目に立たされると言ってよいかもしれない。自動車の自動運転に見立てて、MFCの制御のイニシアチブがどこにあるべきか?その未来像はいずれにあるのかを解説していきたい。
○食品のトレーサビリティ 第54回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
2021年11月COP26が行われた。気候変動がグローバルトレンドとして世界中を駆け巡った。国際機関はこぞって2050年までの二酸化炭素の排出量への規制が無ければ地球の温暖化により壊滅的な被害が起きると提唱する。それが事実なら異常気象により食料生産が受ける影響は最重要課題である。人間が生命活動を維持する重要なタンパク源は穀物である。しかし米国は穀物をグローバル経済を制する戦略物資として扱い、日本はその下請けと化している。
■コラム
○第69回 決断すべき時期/山﨑弘郎
■製品ガイド
○変換器
○我が国におけるDX取組の現状と今後の政策の方向性について/経済産業省
コロナ禍において、企業DXの重要性が高まっている。DXを進めるためには、古い企業文化(固定観念)から脱却し、素早く変化し続ける能力を身に付けることが必要。我が国における企業DXの取組と、それを担うデジタル人材育成・確保について、現状と今後の政策の方向性を紹介する。
○DXと制御用ネットワーク/NPO法人日本プロフィバス協会/元吉伸一
DXの時代に入り、今まで制御データの通信が主体であった工場現場ネットワークにITのアプリケーションデータを載せたいという要望が増えてきている。PROFINETはそのスタートから、DX時代に使える工場現場ネットワークを志向してきたことを説明する。
○データ活用で製造を変革するスマートファクトリー/旭化成㈱/福田 滋
当社に於けるスマートファクトリーは、工場の操業に関わる全てのデータを連携し活用することで最適化へのアクションを起こし、市場に向け新たな価値を創造するものである。本稿では、データ連携と活用に向けたものづくりデータベースの提唱とデータ活用の事例を紹介する。
○DXに向けた産業用コントローラ用開発ツールのクラウドサービス化/東芝インフラシステムズ㈱/佐藤光永・深井英五
DX化の流れの中で、計装・制御システムのエンジニアリングも、効率化が求められている。当社の新サービスであるnV-Toolsクラウドの使用により、リモートエンジニアリングが可能になり、生産性の向上や、感染症対策/ワークライフバランスの向上を実現できる。
○製造業の現場主導のDX企画と構築を支援する無線センサネットワーク/東邦電子㈱/鶴畑清臣
本稿では、製造業のDX導入の重要成功要因の一つである設備・環境データ収集基盤構築を支援する無線センサネットワークneoMOTEの構成と特長、および現場主導のDX企画推進の参考となる現場指向のDX定義、基本フレームワーク、事例を紹介する。
■解説
○乱流における流体温度変動計測の高精度化を目指して/名古屋工業大学/田川正人・保浦知也
乱流場の温度計測では、線径が 0.6 μmから5 μmという非常に細い金属線を感温部とする抵抗線がよく用いられるが、応答の遅れと空間分解能の低下が変動温度計測の精度と信頼性を左右する場合がある。本稿では、この問題に対処する方法とその有効性について検討する。
○環状流路用電磁流量計を用いた液体金属の流量測定/東芝エネルギーシステムズ㈱/浅田隆利
本稿では、高速炉で使用されるナトリウム等の液体金属の流量を環状流路で測定するための環状流路用電磁流量計について解説し、ナトリウムループを用いた試験例と、電磁流体解析の解析事例を紹介する。
■製品と技術
○ルートゥース温湿度データロガーの活用/㈱エー・アンド・デイ/石川 宇
ブルートゥース(BLE)を使用した温湿度データロガーAD5327シリーズ「さ.もろぐ」を使用するメリットと活用方法について紹介する。
○工場の稼働を守るサイバーセキュリティ/トレンドマイクロ㈱/安斎祐一
重要インフラや工場を所有する企業を標的としたサイバー攻撃が活発化しており、これらに備えることはもはや経営課題の一つである。そのなかでも今猛威を振るうランサムウェア攻撃を分析し、工場においてどのようなセキュリティ対策が有効であるか解説する。
○移動回転表面用温度センサと温度ロガー/安立計器㈱/櫻井宏充
移動表面温度測定に特化した温度センサの新製品「移動回転表面用温度センサ-接触サポートタイプ-UXシリーズ」と多チャンネルの温度測定「サーモロガーAM-9000シリーズ」の製品概要と用途例を紹介する。
■連載
○食品のトレーサビリティ 第53回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
食品サプライチェーンにおける食品の安全・安心は最優先事項として各事業者また政府機関、自治体でも取り組んできた。しかし昨今、環境は大きく変化し、安全・安心に求められる課題も多様化している。中でも人権問題は大きな事案だ。中国の新疆ウイグルの人権侵害は先進各国に反中国の動きを加速させた。トレーサビリティの定義であるモノの動きの遡及・追跡とは異なる可視化が困難な人権問題について考察する。
■コラム
○第68回 車のブレーキペダルの踏み違え事故/山﨑弘郎
○半導体材料ガス漏洩監視のソリューション/理研計器㈱/小菅 哲
当社のマルチガス検知器GD-84D型は1台で最大4種類までガス漏洩を監視することができる新しいタイプのガス検知器である。数多くのガス検知器を使用する半導体工場において大幅なコストダウンを図りつつ、安心・安全なガス漏洩監視を実現できるソリューションを紹介する。
○DX時代のエッジコントローラ&I/O/横河電機㈱/南 雅輝
製造現場におけるAIや機械学習、クラウドなどを用いたDX(デジタルトランスフォーメーション)導入に必要なエッジの役割について解説し、現場へのスムーズな導入に役立つエッジコントローラ(e-RT3 Plus)およびリモートIO(VZ20X)を活用例と併せ紹介する。
○最先端半導体デバイス製造における最新の流量制御技術/ITWジャパン㈱/荻尾卓也
最先端半導体デバイスはアーキテクチャの転換期を迎え、プロセスはますます高度化している。クリティカルな要求に応えるBrooks Instrument社の半導体向け製品をその応用例とともに紹介する。
○耐食性材料 “MATR21”適用マスフローコントローラ/日立金属ファインテック㈱/板谷真明
半導体製造技術の発展により、ガス種/流量/温度/圧力/差圧など様々な条件で使用できるマスフローコントローラ(MFC)が求められている。接ガス部分の腐食についてMFCへ与える影響と現在の腐食対策を述べるとともに、その解決策の一つとして当社開発耐食性合金の適用について紹介する。
○半導体製造施設における信頼性の高いレベル計測/日本エマソン㈱/Varshneya Sridharan
ローズマウントのレベル計が半導体ユーザーに課せられた技術的課題を解決した二つの具体的なケーススタディを紹介する。
○高速応答液体微小流量センサー/センシリオン㈱/井上敏夫
当社独自のCMOSensR技術は流路に対して非接触にもかかわらずuL/minレベルの微小流量を測定することができることから、液体の流量監視、体積量測定を重要視する半導体生産工程の分野において、精度の高い流量測定が可能である。
○半導体製造における「超音波濃度計」の活用性例/富士工業㈱/大隅清博
半導体業界において計装品に求められる内容と、超音波利用の濃度計、粘度計の現状や今後の対応を、測定原理、運用時の課題などの他、計装品メーカーとしての考えを含め紹介する。
○走査型液中ナノパーティクルカウンターによる3 nm液中計測/日本カノマックス㈱/平崎太一
走査型液中ナノパーティクルカウンター3(STPC3)は、最先端の半導体製造分野での超純水(UPW)や、UPWにより希釈した化学薬品のトータル品質モニターとして、3 nm以上の液中粒子、および粒子前駆物質の計測を可能にする。
○環境計測及び揮発性有機化合物(VOC)検知器とその応用/新コスモス電機㈱/中川博司
当社の低濃度検知に優れた熱線型半導体式ガスセンサの原理と特徴について解説し、このセンサを搭載した製品と応用事例について紹介する。
○3元形状測定と抵抗測定の測定技術/フィルメトリクス㈱/井口 恭
形状測定・粗さを含む3次元表面形状測定と抵抗測定について、半導体のプロセス管理や品質管理で利用されている測定事例を紹介する。
○現場で活躍する顧客ニーズに合ったオンラインTOC連続測定システム/㈱ティ・アンド・シー・テクニカル/矢作 昇
オンライン分析計は、水質汚濁防止の観点より用いられており、各種産業毎で、管理指標を設定した水質管理にも幅広く用いられている。本稿では、全有機炭素計(TOC)と導入事例を紹介する。
■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第76回/EZ-Japan/黒田 誠
質量流量計であるマスフローメーター、マスフローコントローラー。これらの中でも非常に特殊な存在である高温用マスフローという分野にスポットライトを当て、250 ℃という今までに存在しなかった超高温対応製品を紹介し、そのブレイクスルーとなった技術を解説する。
■コラム
○第67回 半導体工場の火災の影響/山﨑弘郎
■製品ガイド
○レベル計
◆2021年 年間総目次
○振動解析技術を用いた設備予兆監視システム/オムロン㈱/竹下勝治
近年、製造業はIoT化というキーワードとともに予兆保全の取り組みが注目されている。本稿では、予兆保全を実現する当社の振動解析技術を活用した「設備予兆監視システム」の紹介と予兆保全の実現ステップについて説明し、その導入事例を解説する。
○小型無線振動センサの搭載技術とその活用/㈱村田製作所/相坂祐子
世界シェアが高い圧電振動センサと無線通信モジュールおよび周辺部品に至るまで当社製品を応用し、ソフトウェア設計から製品評価まで当社の各種技術を用いた、IoT社会で活用できる振動センサを開発・販売している。本稿では、振動センサに搭載している主なハードウェア技術、ソフトウェア技術に関して紹介する。
○多点型レーザー振動計による設備の振動監視/沖電気工業㈱/藤井亮浩・木村広太・丹野洋祐・佐々木浩紀
光スイッチを用いて時分割的に計測対象を切り替えることで複数点での振動測定が可能となる多点型レーザー振動計の概要、及び評価結果を報告する。本装置により、100m四方に散在した大規模な製造現場やプラントの網羅的な振動測定が可能となる。
○設備監視用振動センサ/㈱イージーメジャー/濱本敏志
プラントの高経年化、設備保全ベテラン社員勇退等という環境の中、デジタルトランスメーション(DX)の一環として、AI・IoTによりプラント内各機器の振動監視ニーズが大きくなっている。本稿では、振動監視する際に重要な「振動監視用振動センサ」の専門メーカーであるCTC社製品を紹介する。
○製造DX向け音響・振動による産業機器のAI異常検知/富士通㈱/佐藤達博/㈱アニモ/大田恭士・今竹 渉
AIを使った音響・振動による異常検知により、製造の現場での生産設備の異常予兆検知、構造物点検、完成品検査などに活用が見込まれており、フリーロールの点検やカシメ機のパンチの劣化検知における導入事例で、その技術を紹介する。
■特集:活躍するマスフローコントローラ
○ひとめで制御状態を把握できる、高速応答・高精度なマスフローコントローラ/アズビル㈱/中島 陸
当社は独自のMEMS技術により、一目で制御状態を把握できる高速応答・高精度なデジタルマスフローコントローラ形F4Qを販売開始した。本稿では、様々な現場の課題に対して提供できる価値について、製品説明を通じて紹介する。
○サーマル式マスフローコントローラーの最新応用例/ITWジャパン㈱/荻尾卓也
Brooks Instrumentサーマル式マスフローSLA5800シリーズの最新情報をバイオ医薬品産業への応用例をもとに紹介する。
○石英製大流量気化器の開発/㈱リンテック/落合慧紀・林 柏亨・頼 穎賢・陳 侑群
我々が開発した石英気化器は、接液部に石英ガラスを使用し、メタルコンタミネーションフリーを実現した気化器である。本器を利用することで、金属腐食性のある薬液では困難であった、大流量且つ定濃度の気化ガスを供給することが可能となる。
○MFCの“いま”/コフロック㈱/田中雄大・岩﨑稜太
MFC本来の役割は流量制御だが、業界からのニーズに応えて様々な付加価値が生まれ多様化してきている。本稿では、PI機能付きMFCや各種通信規格に対応したデジタルマスフローなどを例に挙げ、MFCに“いま”求められている特殊な仕様や機能について紹介する。
○マスフローコントローラの現状と今後の展開/ヘンミ計算尺㈱/松永直己
当社マスフローコントローラの動作概要、特長であるセンサ・バイパス・バルブの説明と、マスフローコントローラの採用実績、今後の取り組みについて紹介をする。
○高速応答制御マスフローコントローラ/センシリオン㈱/井上敏夫
当社独自のCMOSensRテクノロジーによる高精度でワイドレンジな流量測定及び高速制御の性能は他社の追従を許さず、ガスの流量制御、あるいは体積量測定を重要視する検査機器、医療機器、半導体生産工程などの分野において、精度の高い流量制御が可能な製品である。
○マスフローコントローラ/エフコン㈱/山中邦昭
半導体製造装置に欠かせないマスフローコントローラは、高集積化や微細化が進む都と共に進化を続けている。今後さらにデジタル化が進みIoTやAIの活用は広がることが予測されており、半導体業界以外でもマスフローコントローラの将来的な有用性に期待したい。
■連載
○マスフロー千夜一夜物語 第75回/EZ-Japan/黒田 誠
「質量流量計」は熱式とコリオリ式に分類される。流体種、混合比率に支配されない“完全な質量流量計”であるコリオリ式は、製造プロセスの再現性を一気に向上させることができると高く評価されつつある。コリオリ式流量計を用いた最新の食品製造装置、半導体製造装置でのアプリケーション例を紹介する事で、その現状を解説する。
○食品のトレーサビリティ 第52回/食品トレーサビリティシステム標準化推進協議会/大野耕太郎
2020年武漢より発生した新型コロナウイルスは瞬く間に世界中を覆い尽くした。感染対策においてはPCR検査による陽性者の検出、メッセンジャーRNAワクチンという未知の取り組み。経済的には未曾有の財政出動、そしてサプライチェーンの変革と、まるで地球規模の実験場のようである。今もう一つの実験であるコロナウイルスの抑制を科学的知見で行うのかまたは国家主権の発動によるのかという実験であるについて考察したい。
■コラム
○第66回 オンライン開催されたIMEKO2021山﨑弘郎
■製品ガイド
○面積流量計
計測技術を買った人はこんな雑誌も買っています!
テクノロジー・科学 雑誌の売上ランキング
ニュートンプレス.
Newton(ニュートン)
2022年04月26日発売
目次:
Newton Special
ゼロからよくわかる
数学教養教室 指数・対数編
監修 小山信也
執筆 山田久美
スマホの「ギガ」,地震の規模をあらわす「マグニチュード」,ウイルスの感染者数の増加曲線など,指数・対数は身近にひそんでいる。指数・対数の基本をゼロからやさしく解説しよう。
Newton Special(2)
防災・減災のための第一歩
天気と気象の科学知識
異常気象や気象災害にそなえるためには,天気や気象のしくみを正しく知ることが重要だ。実際におきた気象現象や災害を通じて,天気と気象のメカニズムをやさしく解説する。
監修 筆保弘徳
執筆 今井明子
FOCUS Plus
工学
「第6の指」がひらく身体拡張の未来
協力 宮脇陽一/ゴウリシャンカー・ガネッシュ
執筆 山本尚恵
Super Vision
世界で最も完全なトリケラトプス
監修 林 昭次
執筆 中作明彦
Topic
灼熱の物理学
300℃から5兆℃まで,私たちを取り巻く高温の世界
監修 鎌田 裕/川岸京子
執筆 中野太郎
Topic
世界の最新ロケット
超大型から小型まで。官民がしのぎをけずる開発競争
監修 森田泰弘
執筆 加藤まどみ
Topic
嫌悪の心理学
私たちの心に消しがたく存在するネガティブな感情の正体とは
監修 岩壁 茂
執筆 前田 武
Topic
最期の閃光─超新星爆発
宇宙の大爆発がもたらす,星々の輪廻転生
監修 戸谷友則
執筆 小熊みどり
Topic
進化をつづける「地図」の科学
人工衛星やデジタル化,地理情報システムによって,地図はここまで進化した
監修 若林芳樹
執筆 北原逸美
Nature View
南アメリカ─動物の楽園
多様性に富んだ生物たちが暮らす大陸
監修 幸島司郎
執筆 薬袋摩耶
驚きと興奮のサイエンスマガジン 『ニュートン』
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2022/03/26
発売号 -
2022/02/26
発売号 -
2022/01/26
発売号 -
2021/12/25
発売号 -
2021/11/26
発売号 -
2021/10/26
発売号
日経サイエンス
日経サイエンス
2022年04月25日発売
目次:
【特集:時空の起源】
創発する時空 量子情報がもたらしたパラダイム
「時空の創発」ってどういうこと? 細谷曉夫氏に聞く
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【特集:コロナで世界はどう変わったか】
データ解説 コロナ禍の社会変化?
ついに始まったmRNA 医薬の時代
変異株を追跡 暴かれたオミクロン株の正体
コロナ後遺症が変えた慢性病のとらえ方
実験室から現場へ 検査を革新したPCR技術
なおも消えないウイルス起源の陰謀論
遠のく脱格差社会
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アンドロメダとの衝突 天の川銀河の最後の姿
トランスジェンダーの人々を守った最初の医師
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★このほかにも魅力的な記事がいっぱいあります。
◇フロントランナー挑む
人間はなぜ攻撃的なのか 愛憎の根源に迫る:黒田公美(理化学研究所)
◇SCOPE:AIフェイクの攻防/木質バイオマス発電への疑問/鉄剣,隕石から低温鍛造
カーボンナノチューブで“ 脱炭素”/スプレーで植物を一時的に改変
◇ADVANCES:極小の虫の飛翔法/過密で加速/温暖化でアホウドリが離婚/
期待高まる超低磁場MRI/圧力かけても流れない/満腹を感じる脳/海洋生物の重さ/
社会性昆虫の社会的距離/ニュース・クリップ/視野の外を見る
◇From Natureダイジェスト
核融合のエネルギー発生量で新記録/CAR-T細胞療法実施から10年
◇グラフィック・サイエンス:ダイナモ機構を探る
◇パズルの国のアリス:拠点巡り
◇BOOK REVIEW
『情報発信者の武器』 鈴木光太郎,
『がんは裏切る細胞である』 丸山 敬,
<連載>森山和道の読書日記 ほか
◇サイエンス考古学
◇今月の科学英語
科学の「先端」「発見の快感」を伝える一般向けの総合科学誌
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2022/03/25
発売号 -
2022/02/25
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2022/01/25
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2021/12/25
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2021/11/25
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2021/10/25
発売号
誠文堂新光社
天文ガイド
2022年05月02日発売
目次:
【特集】
〇手軽なシステムで迫力の天体像を観る
自宅ではじめる電視観望/Sam
特集は「自宅で始める電視観望」。最近注目されている新たな観望スタイルが「電視観望」です。市街地の空からでも星雲などの天体を色味のある姿で観察することができ、かつ手軽な機材で始められるため、人気が高まっています。電視観望とはどのようなものかを紹介しながら、まずは自宅で楽しむための具体的な方法をじっくりと紹介します。
〇天体観望が変わる!?
デジタル望遠鏡 eVscope 2/沼澤茂美
ニコンとユニステラ社のコラボレーションによる新時代の望遠鏡「eVscope 2」。ワンタッチで見たい天体を視界に入れることができ、眼視で見にくい天体も明瞭な姿として観望することができる、新時代の望遠鏡です。フィールドでの試用インプレッッションを紹介します。
〇5月27日 昼間の金星食/早水 勉
5月27日の昼間に金星食が起こります。食が見られるのは九州南部~南西諸島で、九州南部の限界線の近くでは金星の一部がかくされます。そのほかの地域でも27日と28日の明け方に月と金星の接近を楽しむことができます。注目の現象を詳しく紹介します。
〇コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMAオープン/塚田 健
3月24日に横浜のみなとみらいエリアにオープンした「コニカミノルタ プラネタリアYOKOHAMA」。昨秋オープンの「コニカミノルタ プラネタリウム満天NAGOYA」と同じく自発光するドームシステムを採用した同社直営の最新型プラネタリウムです。プラタリアYOKOHAMAの目玉は番組投影中にプラネタリウムの空を視聴者がスマホで撮影できること。オープン初日に取材、注目のプラネタリウム館を紹介します。
毎月の天文現象と、新製品のニュースをお伝えします。
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2022/04/05
発売号 -
2022/03/03
発売号 -
2022/02/04
発売号 -
2022/01/05
発売号 -
2021/12/03
発売号 -
2021/11/05
発売号
日経ナショナル ジオグラフィック社
ナショナル ジオグラフィック日本版
2022年04月30日発売
目次:
【特集】
○まるごと一冊 未来に残す 世界の森林
●森林の未来
世界各地で、猛暑と干ばつによって森林の木が次々に枯れている。しかし、世界の国々が力を合わせれば、被害を最小限に抑えることができる。
●火をもって火を制す
オーストラリア先住民の人々が伝統的な火入れを復活させて、増加傾向にある大規模な森林火災を抑えようとしている。
●マルミミゾウの森
ガボンの森林では、夜の気温上昇や降雨量の減少によって果実の量が減り、マルミミゾウが脅かされている可能性がある。
●森林を救う四つの方法
別の土地へ移植するか、植林を進めるか、DNAを改変するか、それとも、何もせずに自然に任せるか?炭素を吸収してくれる森林を助けるには、どの方法がベストだろう?
○特製付録:消える世界の森林/熱帯雨林のバランス
数十年の間に世界の森林がどのように変化してきたかを、詳細なグラフィックと地図で見てみよう。
【コラム】
●PROOF 世界を見る「春を告げる霧幻の森」
山形県の白川ダム湖では、雪解け水が流れ込み、1か月だけ、水の中から木々が生えているかのような幻想的な光景が現れる。写真家の小関一成が記録した。
●EXPLORE 探求するココロ
「伐採されなかった森」「3.6億年前の森は?」「森づくりで豊かな漁場を」「白いセコイアの木」
●読者の声
●テレビでナショジオ
●次号予告
●日本の百年「干潟に立つ大鳥居」
●今月の表紙:デンマークの首都コペンハーゲンの郊外にある森につくられた高さ45メートルのらせん形の通路。新しい視点で森を眺めて、楽しむことができる。
テレビや新聞では報道されない、世界の“いま”を知ることができます。
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2022/03/30
発売号 -
2022/02/28
発売号 -
2022/01/28
発売号 -
2021/12/28
発売号 -
2021/11/30
発売号 -
2021/10/29
発売号
ネイチャー・ジャパン株式会社
世界No.1総合科学ジャーナル 『Natureで、最先端の科学に出会う!』
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2022/05/05
発売号 -
2022/04/28
発売号 -
2022/04/21
発売号 -
2022/04/14
発売号 -
2022/04/07
発売号 -
2018/04/05
発売号
日本ビジネス出版
環境ビジネス
2022年03月15日発売
目次:
トップリーダーに訊く「環境配慮型経営」
第9回
経済合理性と環境が正しく循環する社会を目指して
カルビー株式会社代表取締役社長兼CEO伊藤秀二 氏
特集1
株式市場再編で加速するカーボンニュートラル
2022年4月より、東京証券取引所は「プライム」「スタンダード」「グロース」体制へ
東京証券取引所
TCFD賛同企業No1の日本 環境立国として、世界をリードできるか
一橋大学CFO教育研究センター長 TCFDコンソーシアム会長 伊藤邦雄氏
CO2排出量算定・削減クラウドサービス+ SXコンサル支援の両方を提供
アスエネ
サステナビリティ戦略の強化が企業成長のカギ
みずほリサーチ&テクノロジーズ
積極的な情報開示で脱炭素系技術を投資家にアピール
経済産業省
第24回環境ビジネスフォーラムレポート
脱炭素経営の実践へ
CO2削減とエネルギーの効率化
CO2削減と事業の進化・創出を
ボストンコンサルティンググループ
緩和と適応で多角的な対策を推進
カルビー
カギは手法・削減量・費用の明確化
ソコティック・サーティフィケーション・ジャパン
特集2
環境先進企業が取り組むCO2排出削減量の可視化
カーボンニュートラル社会に向けた企業の長期戦略の重要性
三菱総合研究所
国内外サプライヤーの排出削減意識と調達側企業の意識との間に温度差
ジェトロ
カゴメはサプライヤーの削減努力をスコープ3に反映する算定方法を探る
カゴメ
配合飼料トップメーカーが業界を牽引し、 ESG/SDGsに取り組む
フィード・ワン
温室効果ガス排出量削減につながる可視化から実行まで伴走で支援
NTTデータ
特集3
COP26で注目が集まる市場メカニズムとビジネスチャンス
パリ協定6条運用ルールが合意 世界共通の巨大な COクレジット市場が誕生
環境省
クレジットの質が問われる時代 国内外の状況を見極めた戦略が重要
伊藤忠総研
拡大するカーボン・クレジット市場
需要と供給、守りと攻めのバランスがビジネスのポイント
ボストンコンサルティンググループ
クレジットの本質を見極め正しい価値観でビジネスを行うことが重要
みずほリサーチ&テクノロジーズ
特別企画
洋上風力に課せられる地域固有の産業支援・創生
三菱商事FIT上限の 1/2価格で総落札 洋上風力発電事業の根底を覆す
環境ビジネス編集部
洋上風力発電の入札上限額 29円の不具合 2040年30~45GW達成に早くも赤信号
環境ビジネス編集部
三菱商事は洋上風力の再エネ電力を産業界全体でフル活用する
環境ビジネス編集部
水揚げ日本一銚子漁港の 30年後を見据え 漁業との共生と新産業の創出を探る
銚子市
特別企画
太陽光発電の現状と
2030年稼働目標達成へ“課題と重点施策”
公共建物50%に太陽光発電を導入し公共部門全体で 60GW導入を見込む
環境省
市場が急縮小の中、野心的な目標を掲げる JPEA
太陽光発電協会
2030年に7円/kWhを達成し太陽光発電の自立化を実現するには、
事業者の開発意欲と市場規模の維持が必要
環境ビジネス編集部
巻頭グラビア
未来環境都市 Smart DOTS and Soft MOBS
オーガニック花火 SPARK
水上移動式住居 Floating Habitat
気候原理主義?欧州社会にしっかり根をおろすグレタ世代
スペシャル対談
企業の脱炭素経営と働き方改革をオフィス面からサポート
EPSON×オウルズコンサルティンググループ 羽生田慶介氏
TOPICS
洋上風力発電で「国内・地域サプライチェーン」
環境キャリア
デジタルとグリーンの融合で、新領域を開拓していくコンサル部隊
NTTデータ経営研究所
FOCUS
企業の脱炭素に、“オンリーワン”のソリューション提供
関西電力
自己治癒コンクリートで脱炭素化モデル構築へ
會澤高圧コンクリート
絶縁型双方向DC -DCコンバータ『 EZAシリーズ』
TDKラムダ
高度な制御技術で充放電容量 15%向上、コストも 20%削減
ファーウェイ・ジャパン
独自技術を社会実装し、脱炭素・循環型社会の構築に貢献
放電精密加工研究所
データ入力作業なしで、 CO2排出量を自動算出
e-dash
BUSINESS CASE
百貨店が挑戦する環境配慮型の売り場づくり
COLUMN
日本文明を環境から解き明かす 第19回
「初めての都市のダム」
元国土交通省河川局長竹村公太郎氏
日本文明を環境から解き明かす 第20回
「平和から生まれた国土と共同体-260年間の江戸時代-」
元国土交通省河川局長竹村公太郎氏
Circular Economy リーディングカンパニーの挑戦
SDI
ハダニの薬剤抵抗性が教えてくれた多様性の意義
国立環境研究所五箇公一氏
GREEN ECONOMY
国際協力銀行佐藤勉氏
リーガルチェック!
株式会社タイムマシーンアンダーライターズ稲田行祐氏/シティユーワ法律事務所齋藤崇氏
森田正光の一体何が問題なの!?
気象予報士森田正光氏
洋上風力発電と漁場
農林水産政策研究所上席主任研究官梶脇利彦氏
Offshore Wind
日本気象高祖研一氏
洋上風力発電を成功に導くために
渋谷潜水工業渋谷正信氏
漁業と洋上風力との共存の道を探る
一般社団法人海洋産業研究・振興協会塩原泰氏
再エネ海域利用法と漁業との関係
前水産庁計画課計画官(現加工流通課課長補佐)冨樫真志氏
新刊案内
GREEN CREATIVE TRANSFORMATION
一般社団法人炭素回収技術研究機構( CRRA)代表理事・機構長村木風海氏
2050年脱炭素社会の現場
ジャーナリスト桃田健史氏
GREEN ESSAY
在独ジャーナリスト田口理穂氏
環境推進のための実務誌
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2021/12/15
発売号 -
2021/09/15
発売号 -
2021/06/15
発売号 -
2021/03/15
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2020/12/15
発売号 -
2020/09/15
発売号
リフォーム産業新聞社
リサイクル通信
2022年05月10日発売
目次:
2022年5月10日号の主な内容
■ニュース
・物価高&円安、漂う期待と不安 リユース業界への影響
・雑貨・食品が半額、全国120店 東亜産業
・パソコン修理「スマホドック24」 PC買取に参入
・個人向けにリユース開業支援 プレジャーリンク
・大須にブランド時計の新店 「ブランドシップ」
・板蔵ファクトリー 一枚板製品のサブスク
・就労移行支援、修了者を雇用 ブックオフFCのメディアパワー
・古着卸、5年で年商8億 山久商会
・スポーツバイク、24H貸出し ZuttoRide Sharing
・大黒屋HD がJTBと提携 査定額110%をトラベルポイントに
・学生服とスケートの中古レンタル リユース業のぎゃくし
・店の混雑状況を見える化 電材買取センター
・関西に初出店、駅ビルで古着 デザートスノー
・企業の余剰在庫、フリマ出品代行 モノテクノロジーズ
・メンズ古着卸を強化 プロジェクトカラーズ
・商業施設で古着回収 ウィファブリック
・真贋・ささげを代行 ルクレール
・ジュエリー時計の一括査定サイト ジュエルネット
・海外バイクの中古品・サブスク チャンピオン76
・体験型ストアで調理家電お試し レンティオ
■トップインタビュー
REGATE 十河 良寿社長
「出張買取、年商70億。古美術取扱いで成長」
俳優・中尾彬さんがTVCMで、「福ちゃんだね」と宣伝する出張買取サービス。これを運営するREGATEが成長している。前期年商は前年から20億円増の70億円。新卒採用も100人規模と組織を拡大中だ。十河良寿社長に戦略を聞いた。
■トピック
「小中高生、PCが身近に“学び舎”でリユース品活躍」
プログラミング教育の必修化や、大学入学共通テストに「情報」が追加されるなど、教育の中身がひと昔前と比べ様変わりしてきている。オンライン授業も浸透し小中高生にとってパソコンが身近なものになる中、「学び舎」でリユースPCが活躍する事例も生まれている。若年層への中古品循環が上手くハマれば、新たなマーケットを作り出せそうだ。
■コーナー
◎市場考察
トレジャー・ファクトリー 野坂 英吾 社長
「物価高でもリユースは強く」
◎STUDYレポ
ATC JAPAN AUCTION
「比向けコンテナ輸出解説」
◎小トピック1
ジャニヤードに聞く
新旧ジャニーズアイドルグッズの価格事情
◎小トピック2
中古ぬいぐるみ事情
「かさばる割に低単価 それでも扱う理由は?」
◎小トピック3
アパレルメーカーのリユース事業参入が増加
リユース事業の考えや取組みを紹介
◎リユース初心者の部屋
査定初心者が使いやすい相場検索ツール
「相場観、鑑定眼を養うには」
◎Z世代
古着屋「リリー・オブ・ザ・バレイ」(茨城県)
現役筑波大生が運営
◎リペア通信
リサルト(サルト・愛知県)
「洋服リフォーム専門店」
◎リユース×テクノロジー
「出品ロボ」 (プライスバンク・東京都)
アパレル製品の出品作業を支援するアプリ
◎注目の取り組み
ぼくの書店(福岡県)
「Z世代によるシェア本棚」
◎VOICE
テーマ「今関心のあること、知りたいこと2」
1.中古の宝石価格や市場全体がどうなっていくのか知りたい/某買取店
2.ヨーロッパでどんな中古品の需要があるのかを知りたい/KRC
■連載
◎古着店が同業者に知られたくない 古着卸店
「テンストライク(埼玉県川口市)編」
ミニマム以上購入で20%オフ、一般購入も可
◎古物商のためのトレカ入門
「トレカ査定時のポイント、見分け方とは?」
ポケカ、「プロモ」マークは高額チャンス
◎繁盛店の店づくり
RIENINAL(リィエニナル、東京)
「サステナブルがテーマWEGOの新レーベル」
◎WEB集客カイゼン講座
「Web集客方法のまとめ回」
潜在層にアプローチできている企業に優位性
◎交友録
色川商事(神奈川県)色川大亮氏→
地新(神奈川県)稲垣良介氏
「20代半ばで店と市場を立ち上げた凄い人」
◎この店で一番高いモノはこれだ!
オールワン(大分県)
「アンティークのキャンドルスタンド 30万円」
中古マーケットに深く切り込み、リサイクルビジネスの世界へ読者をナビゲート。
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2022/04/25
発売号 -
2022/04/10
発売号 -
2022/03/25
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2022/03/10
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2022/02/25
発売号 -
2022/02/10
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電気書院
電気設備の保守管理。電験・管理士受験指導
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2022/04/12
発売号 -
2022/03/11
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2022/02/12
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2022/01/12
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2021/12/10
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2021/11/12
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